低金利のカードローンを利用すれば、無駄な利息を抑えつつ最終的な返済金額を少なくできます。
しかし、資金繰りに困っている方の中には「そもそも金利とは何か」「カードローンのメリットが分からない」など悩んでいる方も多いでしょう。
本記事では金利に関する基礎知識をはじめ、カードローンのメリットとデメリット、銀行系カードローンの選び方を解説します。
さらに記事後半では、お金を借りるときにおすすめの銀行系カードローンを10社厳選し、それぞれの特徴を詳しく紹介します。
お金に悩んでいる方やローンを検討している方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。
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大手会社 | 融資時間 | 審査時間 | 審査基準 | 公式サイト |
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そもそも金利とは?

お金に困っている方の中には「金利の仕組みは聞いたことがあるものの、目安が分からない」と悩む方が少なくありません。
金利の基本的な仕組みについて、次の3つの項目を通して解説します。
- 金利が安いといえる利率の目安
- 消費者金融より銀行の金利が安い理由
- 利息の計算方法
金利について知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
金利が安いといえる利率の目安
金利が安いといえる利率の目安は、国内の一般的な銀行が提供している普通預金の金利と比較すると分かりやすくなります。
日本の場合、普通預金の金利はほぼ0%に近く、個人向けの定期預金でも年間0.1〜0.3%です。
普通預金の金利よりも低い水準の金利を提供しているローンやクレジットカードなどは、金利が安いといえます。
ただし、金利が低いからといって必ずしもよい会社とは限らないため、返済期間や返済方法などもあわせて検討する必要があります。
また、金利は融資額や借入期間によって変動するため、具体的な借り入れ条件にあわせて比較しましょう。
消費者金融より銀行の金利が安い理由
銀行の金利が消費者金融よりも低い理由は、銀行の収益源が安定しているためです。
銀行は預金を集めて、低利で貸し出すことによって収益を得ています。
一方、消費者金融は貸し出したお金の返済利息が主要な収益源であるため、高い金利設定が必要です。
また、国内銀行の金利設定に関しては金融庁の監督が厳しく、法令に基づいた貸し出しを実施しています。
消費者金融は貸金業法で定められた自主規制に基づいており、比較的自由に金利を設定できるため、高金利での融資が可能です。
利息の計算方法
利息は元本に対して発生する、貸し手から借り手への報酬です。
利息の計算方法は、単利と複利の2種類に分けられます。
単利は元本に対して一定の利率が掛けられ、期間分のみ加算される計算方法です。
一方、複利では元本と利息が加算された金額に対して、再び利率が掛けられ、さらに次の期間で加算されます。
単利に比べて複利の方が、利息が高くなるケースが一般的です。
利率は年利率で表され、年利率を月割りした月利率や、日割りした日利率などがあります。
また、利息の計算には締め日や支払日、借入金額なども影響するため、契約書に記載された計算方法に従って計算する必要があります。
金利が安い銀行系カードローンでお金を借りるメリット

金利が安い銀行系カードローンでお金を借りると、次のようなメリットがあります。
- 消費者金融系より安心感がある
- 提携ATMの手数料が無料の場合が多い
- 総量規制の制約を受けない
銀行系カードローンを利用するメリットを詳しく紹介します。
消費者金融系より安心感がある
銀行系カードローンの大きな魅力は、消費者金融系と比較した際の安心感です。
消費者金融は金利が高く取り立てが強引なイメージがあるため、敬遠する方が少なくありません。
一方で、銀行系カードローンは金利が低く、信頼性が高いと評価されています。
また、銀行は厳格な審査基準を設けているため、借り手の信用力が高い場合にのみ融資がおこなわれます。
銀行系カードローンで借り入れることは、自身の返済能力を認識したうえでの安心した借り入れです。
金利が低く、信頼性が高い銀行系カードローンは、お金を借りる際の心強い選択肢です。
提携ATMの手数料が無料の場合が多い
銀行系カードローンは提携ATMを利用するため、手数料がかからないケースが一般的です。
銀行は自行ATMを保有しており、自行ATMの場合を利用する際は手数料が免除されるためです。
また、多くの銀行系カードローンは、全国の提携ATMで手数料が無料になるような契約を結んでいるケースもあります。
提携ATMが多ければ全国的に手数料無料で現金を引き出せるため、消費者からの信頼度が高まります。
手数料が無料であれば無駄な出費を抑えられ、負担感も少なくなるでしょう。
消費者金融は提携ATMが少なく手数料が高いため、銀行系カードローンの方がおすすめです。
総量規制の制約を受けない
総量規制は、年収の1/3を超える借り入れを禁止する法律です。
総量規制により、多重債務者や返済能力が不十分な債務者の増加を防止しています。
銀行系カードローンは総量規制の対象外であるため、年収に応じた制限を受けず、消費者金融では借りられない高額な融資も受けられます。
ただし、銀行系カードローンは審査が厳しく、返済能力がないと判断されると融資を受けられない可能性もあります。
借り過ぎや返済計画の見直しを怠ると、多重債務者に陥るリスクもあります。
銀行系カードローンを利用する際は、十分な返済計画を立て、返済能力を持って借りましょう。
金利が安い銀行系カードローンでお金を借りるデメリット

銀行系カードローンにはさまざまなメリットがある一方で、次のようなデメリットも存在します。
- 審査や申し込み条件が厳しい
- 即日融資に対応していない場合が多い
- 返済方法の自由度が低い
それぞれのデメリットについて詳しく紹介します。
審査や申込条件が厳しい
銀行系カードローンは消費者金融よりも低い金利で借りられる一方で、審査や申し込み条件が厳しい点がデメリットです。
銀行系カードローンは信用力の高い顧客を対象としているため、安定した収入や高い返済能力が求められます。
申し込み時には収入証明書の提出が必要で、審査に時間がかかるケースが少なくありません。
また、クレジットカードの利用実績や信用情報に問題がある場合、審査に落ちるリスクもあるため注意が必要です。
借入限度額が少ない場合もあるため、高額の融資を希望する方は消費者金融のような他の借入先を検討する必要があります。
即日融資に対応していない場合が多い
銀行系カードローンは即日融資に対応していないケースが多く、急な出費には不向きです。
一般的に、申し込みから融資までに1週間程度の時間がかかるため、急いでお金を借りる必要がある場合におすすめはできません。
急いでお金が必要な場合には、消費者金融のような即日融資に対応している金融機関を利用する方が望ましい場合もあります。
ただし、消費者金融は銀行系カードローンよりも金利が高いケースが多いため、借り過ぎには注意が必要です。
返済方法の自由度が低い
消費者金融に比べて返済期間が長く、返済金額が安く抑えられる銀行系カードローンですが、返済方法の自由度が低い点はデメリットです。
申し込み時には銀行の口座が必要で、返済方法は口座振替が基本です。
振替日も指定できず、金融機関のシステムによって自動的に振替されるため、収支の管理が困難になる可能性があります。
自身で収入のある日に返済できる消費者金融に比べると、銀行系カードローンは返済が厳しくなる場合があります。
期間ごとに返済日を変更できる場合もあるため、返済方法については事前に確認し、計画的な返済を心がけましょう。
お金を借りるときの銀行系カードローンの選び方

お金を借りるとき、自身に合った銀行系カードローンを見極める主なポイントは次のとおりです。
- 上限金利で選ぶ
- 借入できるまでの期間で選ぶ
- 借入や返済のしやすさで選ぶ
- 無利息期間で選ぶ
- 借入用途の制限で選ぶ
銀行系カードローン選びに失敗しないためのコツを紹介します。
上限金利で選ぶ
銀行系カードローンを選ぶ際は、上限金利に注目しましょう。
上限金利は金融庁によって定められた最高金利で、それ以上高い金利は設定できません。
銀行系カードローンの上限金利は、基本的に消費者金融と比べて低い傾向にあります。
上限金利が低いカードローンは金利が安定しており、長期的な返済負担が軽くなります。
ただし、上限金利が低いカードローンは審査基準が厳しく、収入や信用情報などの事前確認が必要です。
また、上限金利には例外的な場合もあるため、実際に適用される金利についても確認しておきましょう。
借入できるまでの期間で選ぶ
急いでお金が必要な方は、申し込みから借入までの期間が短い銀行系カードローンを選びましょう。
ただし、短期間でローンを返済する場合は金利が高くなる可能性があるため、あらかじめ入念に借入金額や返済期間を把握しておく必要があります。
また、短期間でローンを完済するためにも、過剰な借入は避けましょう。
お金を借りすぎると返済期間が長引き、返済期間に応じてさらに利息がかかるため、無理のない範囲で借り入れる必要があります。
短期で借りたい場合には、銀行系カードローンの特徴や借り入れ条件を比較し、自身に合った商品を選びましょう。
借入や返済のしやすさで選ぶ
銀行系カードローンを選ぶ際には、借入や返済のしやすさも重要なポイントです。
審査の厳しさや必要書類の多さ、手続きの煩雑さなどが借入のしやすさに影響します。
返済のしやすさについては、銀行口座を持っているか、返済日や返済額が変更できるか、オンラインで利用明細書や返済状況を確認できるかなどが大きなポイントです。
返済方法は口座振替が基本ですが、一部の銀行系カードローンでは一括返済やリボ払い、ボーナス返済などの選択肢もあります。
借入や返済のしやすさを比較する際には、自身のライフスタイルにあわせた返済方法が選べるのか確認しましょう。
無利息期間で選ぶ
無利息期間とは、一定期間内であれば借入金額に対して利息がかからない制度です。
銀行系カードローンでは新規申し込み時に、限定的な期間で無利息サービスを提供するケースが少なくありません。
無利息期間中は借入金額に利息が発生せず、返済額が借入金額のみになるため返済負担が軽減されます。
無利息期間があるカードローンの方が、遅延せずに計画的な返済が可能です。
ただし、無利息期間中でも返済期限に遅延した場合は、例外的に利息が発生するケースがあります。
加えて、無利息期間があるからといって必要以上に借入して、返済期間を延ばすと最終的には利息が発生します。
無利息期間がある場合でも、計画的な借入と返済を心がけましょう。
借入用途の制限で選ぶ
銀行系カードローンを選ぶ際には、借入用途の制限にも注目しましょう。
多くの銀行系カードローンは自由な用途での借入が可能ですが、一部の銀行では借入用途が制限されているケースがあります。
たとえば、住宅購入や車購入など特定の目的に限定されたカードローンがあります。
借入用途が限定されているカードローンは自由に利用できない一方で、通常のカードローンよりも金利が低い点がメリットです。
また、カードローンは消費者金融よりも金利が低いケースが一般的ですが、借入用途によっては消費者金融の方が低い金利設定で借りられる場合もあります。
カードローンを申し込む際は、借入用途を明確にしたうえでカード会社を比較検討しましょう。
お金を借りるときにおすすめの金利が安い銀行系カードローン10選
お金を借りたい方に向けて、金利が安い銀行系カードローン10社を厳選しました。
- 三井住友銀行 カードローン
- 楽天銀行 スーパーローン
- みずほ銀行 カードローン
- 三菱UFJ銀行 バンクイック
- りそな銀行 カードローン
- ソニー銀行 カードローン
- イオン銀行 カードローン
- 住信SBIネット銀行 カードローン
- オリックス銀行 カードローン
- スルガ銀行 カードローン
おすすめの銀行系カードローン10選について、カード各社の特徴をそれぞれ詳しく解説します。
三井住友銀行 カードローン
三井住友銀行カードローンは年利1.5%〜14.5%と、銀行ならではの低金利で融資を受けられます。
さらに、三井住友銀行ATMや提携コンビニATMでは手数料が無料となり、利息以外の余計な費用を節約できます。
また、三井住友銀行の普通預金口座を持っていない方でも申し込みが可能で、Web上で書類提出や本人確認ができるため、手軽に利用可能です。
金利 | 1.5%〜14.5% |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10〜800万円 |
審査時間 | 最短5分 |
融資時間 | 最短5分 |
申し込み条件 | 満20歳以上満69歳以下原則安定した収入がある方三井住友銀行が指定する保証会社の保証を受けられる方 |
公式サイト | https://www7.smbc.co.jp/indexC.html |
楽天銀行 スーパーローン
楽天銀行スーパーローンは、楽天グループ特有のサービスが魅力的なカードローンです。
最高金利が14.5%に抑えられているほか、新規入会すると楽天ポイント1,000ポイント分が付与されます。
また、楽天会員ランクに応じて審査が優遇される特典があり、日頃から楽天グループのサービスを利用している方にとって最適なカードローンです。
ネット銀行ならではの強みを生かして最短翌日融資が可能なため、急いでお金を借りたい方にも最適です。
金利 | 1.9〜14.5% |
無利息期間 | 最大30日間 |
借入限度額 | 最短即日 |
審査時間 | 最短即日 |
融資時間 | 最短翌日 |
申し込み条件 | 満20歳〜62歳※パート、アルバイト、専業主婦は60歳以下日本国内に居住している方毎月安定した定期収入のある方楽天銀行が指定する保証会社の保証を受けられる方 |
公式サイト | https://www.rakuten-bank.co.jp/loan/cardloan/ |
みずほ銀行 カードローン
みずほ銀行カードローンは年利2.0%〜14.0%と低金利に設定されており、住宅ローン契約中の方はさらに年利0.5%の引き下げが可能です。
金利が引き下げられれば、10万円の借り入れでも年13.5%になり、金利を抑えて借りられます。
また、みずほ銀行の普通預金口座を持っている方は、既存のキャッシュカードにカードローン機能を追加可能です。
金利 | 2.0〜14.0% |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10〜800万円 |
審査時間 | 数日~1週間 |
融資時間 | 1〜2週間 |
申し込み条件 | 満20歳〜66歳安定かつ継続した収入の見込める方日本国内に居住している方保証会社の保証を受けられる方 |
公式サイト | https://www.mizuhobank.co.jp/retail/products/loan/card/index.html |
三菱UFJ銀行 バンクイック
三菱UFJ銀行カードローンのバンクイックは、利用手数料や入会金などすべての手数料が無料です。
金利は1.8〜14.6%と特別に低いわけではありませんが、他社と比較して手数料が無料なため、余計なお金を支払う必要がありません。
また、セブン銀行、ローソン銀行、イーネットなど主要なコンビニATMでの引き出し手数料も無料であるため、いつでも手軽にお金を借りられます。
主要コンビニのATMを頻繁に利用する方におすすめの銀行系カードローンです。
金利 | 1.8〜14.6% |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10〜500万円 |
審査時間 | 最短翌営業日 |
融資時間 | 最短1週間前後 |
申し込み条件 | 満20歳〜65歳未満原則安定した収入がある方国内に居住する個人保証会社であるアコムの保証を受けられる方※学生、主婦(夫)は不可 |
公式サイト | https://www.bk.mufg.jp/banquic/lp10/index.html |
りそな銀行 カードローン
りそな銀行カードローンは金利13.5%で、100万円以下の少額融資を希望する方でも借り入れ可能です。
他社カードローンでは最大金利が適用されるため、少額融資でも金利が高くなってしまう場合が少なくありません。
りそな銀行カードローンは最大金利が13.5%と他社よりも低く、利息を抑えつつ少額融資が可能です。
さらに、りそな銀行カードローンを利用する場合、月中の平均残高が10万円を超えるとりそなクラブポイントが貯まります。
ポイント数が1,000以上になるとWAONポイントやdポイントなどに交換できるため、お金を借りるのみでなく生活費も賄えます。
金利 | 3.5〜13.5% |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10~800万円 |
審査時間 | 最短1週間 |
融資時間 | 最短1週間 |
申し込み条件 | 満20歳以上66歳未満の方安定した収入のある方 |
公式サイト | https://www.resonabank.co.jp/kojin/cardloan/ |
ソニー銀行 カードローン
ソニー銀行カードローンは急な出費に対応しやすい銀行系カードローンです。
普通預金口座を持っていない方でも、初回振込サービスを指定すればカード受け取り前に入金可能です。
手続きはすべてWebで完結し、利用状況もWebで確認できます。
利用者のプライバシーに配慮しており、周囲に利用がばれにくいように取引履歴の郵送がありません。
加えて、自身の都合にあわせて返済日が選べるほか、全額返済や追加返済も柔軟に対応できるため、自由なペースで返済できます。
金利 | 2.5%~13.8% |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
審査時間 | 最短即日 |
融資時間 | 1週間程度 |
申し込み条件 | ソニー銀行の普通預金口座を持っている方満20歳以上65歳未満の方安定した収入がある方日本国籍、もしくは外国籍で永住権を持っている方アコムの保証を受けられる方 |
公式サイト | https://moneykit.net/visitor/loan/ |
イオン銀行 カードローン
イオン銀行カードローンは金利が3.8〜13.8%と、他社カードローンに比べて低金利に設定されている点が特徴です。
変動金利を採用しており、金融情勢に応じて金利を下げてもらえる可能性があります。
たとえば日本銀行が金融緩和政策を施行して景気後退が起きた場合に、金利が引き下げられる可能性があります。
経済が圧迫される時期に金利が下がることで、生活が厳しい状況での返済負担が軽減される点がメリットです。
仮に金利が引き下げられなくても、最低返済月額を1,000円から指定できるため、負担を抑えて返済できます。
金利 | 3.8〜13.8% |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10〜800万円 |
審査時間 | 最短翌日 |
融資時間 | 最短翌日 |
申し込み条件 | 満20歳〜65歳安定かつ継続した収入の見込める方日本国内に居住している方イオン銀行が指定する保証会社の保証を受けられる方パート、アルバイト、自営業者、専業主婦も申し込み可能(学生は除く) |
公式サイト | https://www.aeonbank.co.jp/loan/card_loan/ |
住信SBIネット銀行 カードローン
住信SBIネット銀行のカードローンは金利が低いため、高額融資を受けたい方におすすめです。
オリコン顧客満足度ランキングの銀行カードローン部門では4年連続で総合評価1位を獲得しており、利用者からの高い支持を得ています。
申し込み後は審査結果に応じて、最大限度額が1,200万円のプレミアムコースと700万円のスタンダードコースに分けられます。
ローン専用カードがなく、キャッシュカードにローン機能が付いているため、周囲に発覚せずに利用しやすい点もメリットです。
金利 | 1.59%~14.79% |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~1,200万円 |
審査時間 | 最短即日 |
融資時間 | 約1週間 |
申し込み条件 | 要問い合わせ |
公式サイト | https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/card-loan/ |
オリックス銀行 カードローン
オリックス銀行カードローンは低金利のほかに、充実したサポートが受けられるカードローンです。
とくにがん保障特約付きプラン「Bright」は保険料無料で加入できるため、融資を受けながら万が一の事態に備えられます。
Brightを活用すれば高額な保険料を節約できるため、最終的に通常の低金利カードローンよりも大きな経済的恩恵が期待できます。
金利 | 1.7%〜14.8% |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 最大800万円 |
審査時間 | 最短翌日 |
融資時間 | 最短翌日 |
申し込み条件 | 満20歳〜69歳未満毎月安定した収入のある方日本国内に在住の方オリックス銀行が指定する保証会社の保証を受けられる方 |
公式サイト | https://www.orixbank.co.jp/pr/card/001/ |
スルガ銀行 カードローン
静岡県を本拠地とする地方銀行のスルガ銀行は、全国からカードローンの申し込みが可能です。
同行の口座を所有していない方でも申し込み可能で、提携ATMがあれば全国から利用可能です。
スルガ銀行カードローンの大きな特徴として、がん保障付きプランが挙げられます。
がん保障特約付きの消費者信用団体生命保険に加入すると、本人が死亡もしくはがんと診断された場合に借入残高が0円になります。
金利 | 4.9〜18.0% |
無利息期間 | 最大55日間 |
借入限度額 | 1~300万円 |
審査時間 | 最短即日 |
融資時間 | 最短即日 |
申し込み条件 | 満20歳以上70歳以下の方安定した収入があり継続した取引が見込まれる方※50万円以上の申し込みには、収入確認資料の提出が必要 |
公式サイト | https://www.surugabank.co.jp/reserved/landing/list/speed/ |
銀行でお金を借りるときの金利をさらに下げる方法

銀行からお金を借りる場合、金利を下げるためのコツがいくつか存在します。
初心者でも実践できる主な方法は次のとおりです。
- 無利息期間を活用する
- 繰り上げ返済する
- 優遇金利を適用してもらう
- 利用限度額を増額する
銀行からお金を借りたい方に向けて、金利をさらに下げる方法を紹介します。
無利息期間を活用する
銀行系カードローンを利用する際は、無利息期間を活用すると金利を下げられます。
無利息期間とは新規契約者に対して設定される期間で、借り入れた金利が一定期間無利息になる制度です。
無利息期間は30日〜90日の期間が設定されるケースが一般的です。
無利息期間中に借り入れた金額を期限内に完済できれば、利息を支払わずに済みます。
しかし、期限内に完済しない場合は、期限後から通常の金利が発生するため注意が必要です。
無利息期間を活用するためには、複数の銀行系カードローンを比較し、無利息期間の期間や対象となる金額、返済方法などをチェックする必要があります。
また、無利息期間中に利用しなければならないカードの利用限度額を考慮して、必要な金額を借り入れましょう。
繰り上げ返済する
繰り上げ返済を利用すると、より金利を下げられます。
繰り上げ返済とは、返済期間内に予定より多く返済する返済方法です。
年収が増加した場合や予定よりも収入が多かった場合など、返済期間中に収入が増えた際に繰上げ返済を利用するケースが一般的です。
繰上げ返済をすれば元本が早く減るため、利息も下がります。
一部の銀行では繰り上げ返済に手数料がかかる場合もあるため、事前に確認が必要です。
ただし、繰り上げ返済にはいくつかの注意点があります。
返済期間内に繰り上げ返済をおこなう場合、事前に返済額の相談や手続きが必要になる場合があるため、銀行の窓口やコールセンターで確認が必要です。
あらかじめ入念に返済計画を立てたうえで、返済額や繰り上げ返済のタイミングを考えましょう。
優遇金利を適用してもらう
銀行系カードローンを利用する際、すでに同じ銀行口座を持っている場合には優遇金利が適用されるケースがあります。
優遇金利を適用するためには、銀行が設定する条件を満たす必要があります。主な条件は年齢、収入、雇用形態、職業など、銀行ごとにさまざまです。
優遇金利が適用されれば通常よりも低い金利で融資を受けられるため、返済負担を軽減できます。
銀行系カードローンを利用する際には、自身が所属する銀行が優遇金利を適用しているかどうか、また優遇金利の適用条件を満たしているのか確認しましょう。
利用限度額を増額する
銀行でお金を借りるとき、借り入れ限度額が低いと追加で融資を受けるために、新たに審査を申し込めます。
利用限度額を増額すると、追加融資に必要な手続きを省略できるため、よりスムーズな融資が可能です。
利用限度額が増えることで追加融資の利用金額が大きくなり、金利が下がる可能性があります。
収入が増えたときや勤続年数が長くなったときなど、返済能力が向上したタイミングで利用限度額を増額するケースが一般的です。
ただし、利用限度額の増額には審査が必要であり、必ずしも増額が認められるとは限りません。
無理のない返済計画を立て、計画に沿って融資を利用しましょう。
借り換えローンを利用する
借り換えローンを利用すれば、銀行でお金を借りる際の金利を下げられます。
借り換えローンとは、すでに他の金融機関から借り入れている借金を低金利のローンに借り換える方法です。
借り換えローンを活用すれば、今よりも低い金利で借り入れられるため、返済負担を軽減できます。
また、返済期間を長く設定すると、月々の返済金額を下げられます。
ただし、借り換えローンは手数料や保証料などの費用がかかる場合があるため注意が必要です。
事前に計画的な見積もりをおこない、費用対効果を考慮したうえで借り入れローンの利用を検討しましょう。
銀行系カードローンの審査に落ちたときの対処法

銀行系カードローンは申し込んだ後、審査に落ちてしまうケースもあります。
カードローンの審査は一度落ちたら終わりではなく、次のような対処法によって再申請が可能です。
- 借入希望額を低くする
- 信用情報を見直す
- クレジットカードでキャッシングする
カードローン審査に落ちてしまった方に向けて、審査をパスするための対処法を紹介します。
借入希望額を低くする
銀行系カードローンの審査に落ちた場合も、借入希望額を低く設定すれば再申請が可能です。
借入希望額が高額の場合、返済能力が不十分だと判断される可能性が高まります。
審査にクリアする可能性を上げるためには、自己申告で借入希望額を下げる、保証人を用意するなどの方法が効果的です。
保証人とは借り手が返済できなかった場合、代わりに返済責任を負う存在です。
返済能力が不十分だと判断された場合でも、保証人がいれば審査に通過する可能性があります。
ただし、保証人には高い信頼性や返済能力が求められるため、用意は簡単ではありません。
審査に落ちた場合、まずは借入希望額の見直しから取り組みましょう。
信用情報を見直す
銀行系カードローンの審査は、信用情報が原因で落ちる可能性があります。
信用情報とはクレジットカードやローンなど、借り入れ履歴や返済状況が記録された情報です。
自身の信用情報に滞納や遅延がある場合、審査に落ちる可能性が高まるため、信用情報の見直しが必要です。
具体的には、信用情報機関に問い合わせて自身の信用情報を確認し、誤りがあれば修正を依頼します。
過去に滞納や遅延がある場合は、情報が記録から消えるまでに時間がかかるため、定期的に返済を続けて信用情報を改善する必要があります。
さらに、信用情報を改善するためには、今後の借り入れや返済についても注意が必要です。
過剰な借り入れを避け、計画的な返済に努めましょう。
クレジットカードでキャッシングする
銀行系カードローンの審査に落ちた場合、クレジットカードでキャッシングする方法もあります。
クレジットカードのキャッシングはカード会社が審査を実施するため、銀行系カードローンよりも審査が通りやすい傾向にあります。
ただし、クレジットカードのキャッシング利息は高めに設定されている場合が多いため、利用する際には注意が必要です。
また、キャッシング枠には限度額があるため、借入額が大きい場合は複数のクレジットカードを利用する必要があります。
返済についても繰り上げ返済が制限されている場合があるため、キャッシングを利用する場合には入念に返済計画を立て、適切な利用を心がけましょう。
銀行系カードローンに関するよくある質問
銀行系カードローンに関するよくある質問について一問一答形式でまとめました。
- カードローンは銀行と消費者金融のどっちがよい?
- 在籍確認はある?
- 申し込みする際に必要な書類は?
カードローンは銀行と消費者金融のどっちがよい?
銀行系カードローンは消費者金融に比べて金利が低く、返済方法の自由度も高いため、総返済額を抑えられます。
ただし、審査や申し込み条件が厳しい、即日融資に対応していない場合が多い、借入用途が制限されるケースがあるなどのデメリットもあります。
一方、消費者金融は審査が比較的緩く、即日融資に対応しているため、急な出費には便利です。
消費者金利のデメリットは、金利が高いために総返済額が増える可能性が挙げられます。
自身の借入状況や用途に応じて、どちらが適しているのか慎重に選びましょう。
在籍確認はある?
一般的に、銀行系カードローンの申し込みには在籍確認が必要です。
在籍確認の主な方法は、申し込み者が現在勤務している会社や職場への電話確認が挙げられます。
在籍確認は収入の安定性や返済能力をチェックし、貸付側のリスクを軽減するために必要な手続きです。
ただし、銀行によっては電話のみでなく、書類の提出や勤務先へのFAX、Webサイトなど在籍確認の方法はさまざまです。
また、借り入れ金額によっては、例外的に在籍確認が免除されるケースもあります。
必要に応じて正確な情報を提供し、審査を円滑に進めましょう。
申し込みする際に必要な書類は?
銀行系カードローンの申し込みに必要な基本書類には、身分証明書と収入証明書が挙げられます。
身分証明書は運転免許証やパスポートなどが一般的です。
収入証明書は給与明細書や源泉徴収票、確定申告書などが該当します。
なお、勤務先への在籍確認が必要なケースや、書類の種類や必要な枚数などが異なる場合があるため、あらかじめ公式サイトで確認しておきましょう。
まとめ

本記事では金利に関する基礎知識をはじめ、カードローンのメリットとデメリット、銀行系カードローンの選び方を解説しました。
また記事後半では、お金を借りるときにおすすめの銀行系カードローンを10選、金利をさらに下げるコツ、カード審査に落ちた場合の対処法などもあわせて紹介しました。
銀行系カードローンを利用すれば、消費者金融よりも低金利で借り入れができます。
金利の安い銀行でお金を借り入れたい方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。
※本記事の情報は2023年4月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
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