審査なしでもETCカードが持てる!?最短で年会費無料のカードを手に入れる方法を紹介!

ETCカードは、高速道路で利用するとお得に移動できるため非常に人気です。しかし、所有していない方の中には「審査なしで発行できるETCカードはあるの」「おすすめのETCカードはなに」このような疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、ETCパーソナルカードや発行済みクレジットカードの家族カードは、審査なしで発行できます。しかし、コストパフォーマンスを考えるのであれば、クレジットカード付帯のETCカードがおすすめです。

本記事では、ETCパーソナルカードや発行済みクレジットカードの家族カードのメリット、デメリット、おすすめのクレジットカード付帯のETCカードなどを解説します。ETCカードの発行を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

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目次

ETCカードは審査が必要ない?

結論からお伝えすると、ETCパーソナルカードは審査なしで発行可能です。理由を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

審査なしでもETCカードは発行できる

ETCパーソナルカードは、審査なしでも発行できます。個人向けのETCカードには、クレジットカード付帯のETCカードとETCパーソナルカードの2種類があり、クレジットカード付帯のETCカードはクレジットカードを発行する際に、審査が必要です。

ETCパーソナルカードは、次の高速道路を提供する会社が共同で発行しています。

  • 東、中、西日本高速道路株式会社
  • 首都高速道路株式会社
  • 阪神高速道路株式会社
  • 本州四国連絡高速道路株式会社

ETCパーソナルカードを利用する際は、事前にデポジットとして2万円以上を預ける必要があります

デポジットが補償金代わりになり、未払いや長期滞納を防げるため、審査なしで利用可能です。クレジットカードの機能を持たないため、普段の買い物や通販などの支払いの際に利用できませんが、審査不要で発行できる点は大きなメリットといえます。

審査が必要なのはクレジットカード

ETCカードには、クレジットカード付帯のETCカードとETCパーソナルカードの2種類があります。クレジットカード付帯のETCカードはクレジットカードの発行が必要なため、審査必須です。

そのため、金融ブラックの状態の方は、発行できない可能性が高いと理解しておきましょう。

審査の際は、申込者の年齢や職業、過去のクレジットカードやローンの履歴などを総合的に確認して判断します

カード会社目線になるとわかりますが、過去に支払いを長期にわたって延滞した履歴がある方に、クレジットカードを発行しようとは思いません。

クレジットカードのETC専用カードを発行する際は、審査に通過する必要があると理解しておきましょう。

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審査を避けるならETCパーソナルカード

クレジットカードのETC専用カードを利用する場合は、クレジットカードの審査を通過する必要があります。

なにか原因があり審査を避けたい方は、ETCパーソナルカードを発行しましょう。

ETCパーソナルカードのメリット

ETCパーソナルカードのメリットは、次の3つです。

  • 審査がない
  • 法人や個人事業主も簡単に作成できる
  • 被害額が限定されていて悪用リスクが低い

1つずつ解説します。

審査の必要がない

ETCパーソナルカードは、審査不要で発行できます。

審査不要で誰にでもETCカードを発行すると、返済能力のない方は支払いが滞る可能性があると考える方も多いでしょう。

しかし、ETCパーソナルカードは、事前にデポジットとしてお金を預けてもらうため、支払いが滞ったり未払いになったりする心配がありません。

デポジットを日本語に直すと、補償金です。デポジットの金額は、毎月の平均利用額によって決まり、平均利用金額が高額になればなるほどデポジットの金額も高くなります。

利用する前に補償金として2万円以上を預ける仕組みのため、ETCパーソナルカードは審査なしで発行できると理解しておきましょう。

たとえば、過去にカードローンの返済を長期間延滞し、金融ブラックの状態になっている方も発行可能です。

なにかの原因で、ETCカードの審査に通るのか不安な方は、ETCパーソナルカードを選んでみてください。

法人・個人事業主も簡単に作れる

ETCパーソナルカードは、法人や個人事業主も簡単に発行可能です。

法人や個人事業主の中には、通常のクレジットカードではなく、利用限度額が高かったり法人口座を支払い口座にできたりする法人カードを検討する方もいます。

中には、法人や個人事業主はETCパーソナルカードを発行できないと考える方も多くいるでしょう。しかし、ETCパーソナルカードは、法人や個人にかかわらず発行可能です。

法人として発行する場合は、申し込む際に、発行から6か月以内の法人登記簿謄本または抄本の写しを同封する必要がありますが、他の申し込み手順は個人の場合と変わりません。

法人や個人事業主の場合も手軽に発行できるため、ETCカードを利用したい方は、ETCパーソナルカードを申し込んでみてください。

被害額が限定されていて悪用リスクが低い

ETCパーソナルカードは、被害額が限定されているため、悪用リスクが低いカードといえます。

ETCパーソナルカードを利用する際は、事前にデポジットとして2万円以上を預けますが、未決済残高が80%に達すると利用停止になるため、デポジットの80%以上の被害額は受けません。

たとえば、デポジットとして8万円預けている場合、未決済残高が6万4,000円に到達した時点で、利用停止になります。しかし、クレジットカード付帯のETCカードの場合は、デポジットの仕組みがありません。

普段の買い物時の支払いと合計して月に一回引き落とされる仕組みのため、被害額が限定されず数十万円以上になる場合もあります。

そのため、悪用リスクを比較すると、クレジットカードのETC専用カードの方が高いです。

過去にクレジットカードを悪用された経験がある方や不安な方などは、被害額が限定されているETCパーソナルカードを申し込みましょう。

ETCパーソナルカードのデメリット

ETCパーソナルカードには、メリットのみでなく次のようなデメリットもあります。

  • 年会費がかかる
  • 事前に2万円以上のデポジットの支払いが必要
  • 発行までに時間がかかる
  • ETCパーソナルカードは利用年数に応じて使用料が高くなる

1つずつ解説するので、自身にとってメリットとデメリットのどちらが大きいのかを確認してみましょう。

年会費がかかる

ETCパーソナルカードは、1,257円(税込)の年会費がかかります。無料で利用したい方にとっては大きなデメリットです。

しかし、クレジットカード付帯のETCカードであれば、無料で発行できるカードが多くあります。

一例として、年会費無料で発行できるクレジットカード付帯のETCカードを紹介すると、次のとおりです。

  • 三井住友カード(NL)
  • ライフカード
  • セゾンカードインターナショナル
  • エポスカード
  • dカード

上記のクレジットカード付帯のETCカードであれば、年会費無料で発行可能です。

審査がないため、誰でも発行できる点はメリットですが、年会費がかかると理解しておきましょう。

事前に2万円以上のデポジットの支払いが必要

ETCパーソナルカードは、事前に2万円以上のデポジットを支払う必要があります。ETCパーソナルカードを利用する際は、銀行口座を登録して月に一回引き落としで月額費用を支払います。

しかし、中には未払いや残高不足で支払いを延滞する方も多いです。

そのため、補償金として利用前に数万円のデポジットを支払ってもらい、支払いが滞った場合に補填する仕組みです。

デポジットの金額は、平均利用月額から計算するため、人によって大きく異なります

平均利用月額デポジット額
5,000円2万円
1万円4万円
1万5,000円6万円
2万円8万円

上記のとおり、平均利用月額の4倍をデポジットとして支払う必要があります。

クレジットカード付帯のETCの場合は、事前にお金を支払う必要がないため、デポジットの仕組みをデメリットに感じる方も多いでしょう。

しかし、デポジットの仕組みがなくなると、支払いの延滞や未払いが起こるため、ETCパーソナルカードは審査なしで発行できなくなります。

審査なしで発行するには必要な仕組みだと理解しておきましょう。

また、デポジットは補償金のため、解約時に返金されます。デポジットに対して預けるイメージを持つと、そこまでデメリットに感じない方も多いのではないでしょうか。

発行までに時間がかかる

ETCパーソナルカードは、発行までに時間がかかります。

ETCパーソナルカードを申し込み、デポジットを振り込んでから手元に届くまでの期間は、約2週間です。

すぐに利用したい方にとっては、大きなデメリットでしょう。

反対に、クレジットカード付帯のETCカードの発行までの期間は、最短即日〜2週間程度です。

専用のカウンターまで足を運ぶ必要はありますが、最短即日発行できるクレジットカード付帯のETCカードもあります。

一例として、クレジットカード付帯のETCカード別に、発行までの期間を紹介すると次のとおりです。

セゾンカードインターナショナル最短即日
イオンカード最短翌日にカード発送
三菱UFJカード約1〜2週間

上記のとおり、セゾンカードインターナショナルのように最短即日発行できたり、イオンカードのように最短で翌日に発送したりするカードがあります。

急な予定ですぐにETCカードを発行する必要がある方は、最短即日発行できるクレジットカード付帯のETCカードを申し込みましょう。

ETCパーソナルカードは利用年数に応じて使用料が高くなる

ETCパーソナルカードは、利用年数に応じて使用料が高くなります。

一例として、ETCパーソナルカードとクレジットカード付帯のETCカードを数年間利用した場合の、料金を比較してみましょう。

項目ETCパーソナルカードクレジットカード付帯のETCカード
3年利用した場合1,275円×3年=3,771円550円×3年=1,650円
5年利用した場合1,257円×5年=6,285円550円×5年=2,750円
※料金はすべて税込表示です。

クレジットカード付帯のETCカードの年会費を550円(税込)と想定し、計算しています。

表のとおり、利用年数が経過するほど差額が大きくなるため、長期間利用する方にとってはデメリットです。

中には無料で利用できるクレジットカード付帯のETCカードもあるため、できるだけお得に利用したい方は、無料のクレジットカード付帯のETCカードを発行しましょう。

【審査なし!】ETCパーソナルカードの申し込み・作成方法

ETCパーソナルカードのメリット・デメリットをご紹介し、実際に作成してみようと考えている方もいるでしょう。

ここでは、ETCパーソナルカードの申し込み・作成方法を解説します。

  1. ETCパーソナルカードの申込書を作成する
  2. 印刷して郵送する
  3. デポジットを振り込む
  4. カードが郵送で届く

順番に見ていきましょう。

1:ETCパーソナルカードの申込書を作成する

まずは、ETCパーソナルカードWebサービスやサービスエリアなどのコンシェルジュカウンターで用意している「ETCパーソナルカード利用申込書」に必要事項を記入しましょう。

なお、Webサービスから申し込みをする場合、プリンターとA4用紙が必要です。

プリンターを持っていない人は、紙の申込書を入手するか、コンビニにあるネットプリントサービスを利用しましょう。

2:印刷して郵送する

必要事項を記入したら、印刷します。

プリントに用いる用紙は以下の通りにしてください。

  • 大きさ:日本工業規格A4(拡大・縮小印刷をしていないこと。)
  • 紙色:表裏とも白色(印字が黒色であること。)
  • 紙質:一般的なコピー用紙と同等のもの(感熱紙およびロール紙は不可。)

印刷が完了し、自署欄を漏れなく記入したら、ETCパーソナルカード事務局あてに郵送してください。

送付先は以下の通りです。

〒216-8520 ETCパーソナルカード事務局 宛

3:デポジットを振込む

ETCパーソナルカード事務局にて申込書の内容を確認してもらい、不備がなければ、デポジット振込依頼書が郵送されます。

同封の払込取扱票により、近くにある郵便局取扱窓口かコンビニエンスストアにてデポジットの振り込みを行いましょう。

4:カードが郵送で届く

デポジットの入金が確認できたら、ETCパーソナルカードが郵送されます。

手元に届いたその日から利用できます。

デポジットを振り込んでから、カードが届くまでに2週間程度かかるため、使用する予定がある人は早めに申し込みを行いましょう。

審査を避けるなら家族カードも可能

ETCパーソナルカードは、高速道路を提供している6社が共同で発行しているETCカードで、デポジットの仕組みがあるおかげで審査がないとお伝えしました。

審査を避けたいのであれば、クレジットカードの家族カードの利用もおすすめです。

クレジットカードの家族カードのメリット

クレジットカードの家族カードを利用したことがない方は、次のメリットを確認しておきましょう。

  • 自身名義のETCカードを発行可能
  • 本会員と同等の付帯保険や付帯サービスを受けられる

1つずつ解説します。

自身名義のETCカードが発行できる

家族カードは、自身の名義でETCカードを発行できます。

家族カードは、安定した収入のある本会員向けのサービスのため、本会員の名義で発行するものと考えている方も多くいるでしょう。

しかし、本会員の名義ではなく、自身の名義で発行できます

たとえば、夫が本会員の場合でも、家族カードを発行する際は、妻の名義で発行可能です。

基本的に、クレジットカード利用時のトラブルは、利用者本人が対応しなければならないため、利用する方の名義で発行できると理解しておきましょう。

また、クレジットカードの保険が利用者の名義でのみ適用できる点も、別名義で発行できる理由の一つです。

自身の名義でETCカードを発行したい方は、家族カードも検討してみてください。

本会員と同等の付帯保険や付帯サービスを受けられる

本会員のクレジットカードに付帯保険や付帯サービスがある場合は、家族カードを利用する方も同等のサービスが受けられます

本会員のみ付帯保険や付帯サービスが利用できると考えている方も多いのではないでしょうか。

クレジットカードによって内容は異なりますが、海外、国内旅行の保険やショッピング保険、空港ラウンジの無料利用などが適用されます。

本会員の付帯保険や付帯サービスが魅力的な場合は、ETCパーソナルカードではなく家族カードを発行するとお得になる可能性があるため、検討してみてください。

家族カードのデメリット

家族カードには、次のようなデメリットもあります。

  • 家族カードは制限が多い
  • 利用明細が本会員と一元化
  • ポイントの権限が本会員にある

順番に解説します。

家族カードは制限が多い

家族カードは、制限が多いカードです。

たとえば、次のような制限があります。

  • 利用限度額は本会員と共有
  • ポイントが本会員と一本化
  • 利用明細が本会員と一本化
  • クレジットヒストリーが育たない
  • 本会員の影響で利用停止になる可能性

家族カードの利用限度額は、本会員と共有する必要があります

家族カードを所有している方が、本会員の利用金額とは別に利用限度額まで利用できるわけではありません。

たとえば、本会員が発行しているクレジットカードの利用限度額が800万円の場合は、本会員と家族カードの所有者の金額を800万円以下におさめる必要があります。

そのため、家族カードの利用者は、本会員と相談しながら買い物する必要があると理解しておきましょう。

また、本会員は所有しているクレジットカードでクレジットヒストリーが育ちますが、家族カードはクレジットヒストリーの実績にならない点も制限の一つです。

クレジットヒストリーとは、クレジットカードの利用履歴を指しており、よい内容の実績が貯まると、住宅ローンや自動車ローンを組む際に有利になります。

家族カードでクレジットカードヒストリーが育つと思っている方は、注意しておきましょう。

本会員が支払いを長期的に滞納したり、複数社に同時に申し込んだりすると、家族カードの利用が停止されます。

本会員の影響で突然クレジットカードが利用できなくなる可能性がある点は、大きな制限といえるでしょう

利用明細が本会員と一元化

家族カードは、利用明細が本会員と一本化されます。

家族カードで支払った明細と本会員がクレジットカードで支払った明細が、一つの明細にまとめられてしまうため、どちらの利用履歴なのか一目では判断できません。

家族カードの利用額と本会員の利用額を別々に把握したい方にとっては、大きなデメリットです。

しかし、クレジットカードによっては、明細上に家族や本人とわかりやすく表示される場合もあるため、人によってはデメリットに感じない場合もあります。

ポイントの権限が本会員にある

家族カードは、ポイントの権限が本会員にあります。

家族カードで支払って付与されたポイントを、家族カード利用者が使用したい場合は大きなデメリットです。

本会員のクレジットカードと家族カードで獲得したポイントは、合算して本会員に付与されるため、知らない間にポイントを使用されてしまう可能性があります。

クレジットカードの仕様上、ポイントを別々に付与できないため、事前にポイントの使用方法を本会員と話し合いましょう。

家族カードに申し込む条件

便利な家族カードですが、申し込む際は次の条件を満たす必要があります。

  • 18歳以上
  • 連絡が取れる
  • 提携の金融機関の決済口座を所有

自身が家族カードを申し込めるのか不安に思っている方は、事前に確認しておきましょう。

18歳以上

家族カードは、18歳以上のみ申し込めます。中学生や高校生は申し込めません

また、本会員の配偶者や両親、子どもに限定している場合も多いため、発行できる範囲に注意しておきましょう。

連絡が取れる

連絡が取れる点を家族カードの発行条件にしているクレジットカードもあります。

申し込む際は、連絡が取りやすい電話番号を申請しましょう。

提携の金融機関に決済口座を持っている

家族カードの中には、提携の金融機関に決済口座を持っていることを条件にしている場合もあります。

たとえば、楽天カードの家族カードを発行する際は、楽天銀行口座を所有していないと、発行できません

口座を新しく開設したくない方や面倒に感じる方も多いですが、家族カードを発行できない場合がある点に注意しておきましょう。

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コスパがよいのはクレジットカード付帯のETCカード

審査が不安な方に向けて、審査不要のETCパーソナルカードやクレジットカードの家族カードを紹介してきましたが、コストパフォーマンスに優れているのは、クレジットカード付帯のETCカードです。

クレジットカードのメリット

クレジットカードのメリットは、次のとおりです。

  • ETCカードの発行手数料が無料
  • 年会費が無料
  • カード会社の特典も多い

1つずつ解説します。

ETCカードの発行手数料が無料な場合が多い

クレジットカード付帯のETCカードは、発行手数料無料の場合が多いです。

ETCパーソナルカードを発行する際は、発行費用として年会費1,257円(税込)支払う必要があります

手数料はできるだけ支払いたくない方が多いでしょう。

少しでも出費を抑えたい方は、クレジットカード付帯のETCカードを申し込んでみてください。

年会費が無料な場合が多い

クレジットカード付帯のETCカードは、年会費無料で発行できる場合が多いです。

たとえば、次のクレジットカード付帯のETCカードは、すべて無料で発行できます。

  • dカード
  • エポスカード
  • 楽天カード
  • イオンカード
  • セゾンカードインターナショナル

審査なしで発行できるETCパーソナルカードの場合は、年会費として1,257円(税込)支払う必要があります

長期間利用する場合は、クレジットカード付帯のETCカードの方が圧倒的にコストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。

できるだけお得に利用したい方は、クレジットカード付帯のETCカードを発行しましょう。

カード会社の特典も多い

クレジットカード付帯のETCカードは、カード会社独自の特典が多いです。

審査なしで発行できるETCパーソナルカードは、カード会社ではなく高速道路を提供している6社が共同で発行しているETCカードのため、クレジットカードのような独自の特典はありません。

カード会社の特典の一例を紹介すると、次のとおりです。

  • 通行料にポイントがつく
  • ガソリンの給油でポイントがつく
  • ガソリン代金の割引
  • 独自の通行料金の割引制度

中でも、ガソリンの給油時にポイントがついたり、ガソリン代金の割引が受けられたりする特典は、人気があります。

カード会社のお得な特典を受けたい方は、クレジットカード付帯のETCカードを申し込みましょう。

クレジットカードのデメリット

クレジットカードには、メリットのみでなく次のようなデメリットもあります。

  • 利用年数に応じて使用料が高くなる
  • ブラックだとクレジットカードの審査が通らない

自身にとってどれほどのデメリットになるのか確認してみましょう。

利用年数に応じて使用料が高くなる

クレジットカード付帯のETCカードは、利用年数に応じて利用料が高くなります。

クレジットカード自体の年会費が無料でも、ETCカードには年会費が必要な場合があったり、2年目以降に年会費が発生したりするため、長期間利用すると利用料が高くなると理解しておきましょう。

しかし、クレジットカード付帯のETCカードは、ETCパーソナルカードと比較して年会費が安いです。

そのため、ETCパーソナルカードを利用するよりもコストパフォーマンスに優れているといえます。

クレジットカード付帯のETCカードの中には、無料で利用できるものもあるため、長期間お得に利用したい方は、無料で利用できるクレジットカード付帯のETCカードを申し込みましょう。

ブラックだとクレジットカードの審査が通らない

信用情報がブラックの方は、クレジットカードの審査に通りません。

クレジットカードの審査に通らないと、クレジットカード付帯のETCカードも発行できないため、年会費のかかるETCパーソナルカードを発行する必要があります。

また、現在所有しているクレジットカードの家族カードの審査にも落ちると理解しておきましょう。

金融ブラックになると、一定期間はクレジットカードの審査に通過できません

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ブラックになる原因

ETCカードを発行する際の審査が不安な方の中には、金融ブラックの可能性がある方も多いでしょう。

ブラックの状態になる主な原因は、次のとおりです。

  • カードローン返済の延滞
  • クレジットカードの申し込み
  • スマートフォンの支払いについて
  • 身近なローンの支払いについて

自身にあてはまる原因があるのか確認してみてください。

カードローン返済の延滞

カードローンの返済を延滞すると、金融ブラックの状態になります。

返済を延滞すると、返済能力がないと判断されるため、審査に落ちてしまいます

また、カードローンが返済できない方の中には、債務整理をおこなう方も多いでしょう。

債務整理の中でも、任意整理、個人再生、自己破産をおこなうと、年単位で信用情報に傷がつくため、実行する前に十分検討する必要があります。

一例として、債務整理ごとにブラックの状態が続く期間を紹介すると、次のとおりです。

  • 任意整理:約5年
  • 個人再生:約5〜10年
  • 自己破産:約5〜10年

上記のとおり、あくまで目安ですが、債務整理を実行すると約5〜10年はブラックの状態が続き、クレジットカードを発行できません。

カードローンの返済を延滞し、最終的に債務整理した方は、上記の年数はクレジットカードを発行できないと理解しておきましょう。

クレジットカードの申し込み

クレジットカードを複数社同時に申し込んだり、短期間に入退会を繰り返したりすると、金融ブラックの状態になります。

クレジットカードを複数社同時に申し込むと、お金に困っていると判断されるため、審査に通りにくくなると認識しておきましょう。

クレジットカード会社の立場になるとわかりますが、お金に困っている方にクレジットカードを発行すると、返済を延滞されたり債務整理されたりするリスクがあるため、発行したいと思えません。

お金に困っている場合でも、複数社への同時や短期間の入退会は避けましょう

もうすでに、複数社へ同時に申し込んだり短期間に入退会したりしてしまった方は、時間を空けてから申し込んでください。

申し込み情報は6か月〜1年ほど信用情報に記録されるため、まずは6か月経過した時点で信用情報の開示請求を実行してみてください。

スマートフォンの支払いについて

カードローンの返済の延滞や、複数社への申し込みのみが金融ブラックにつながると考えている方も多いですが、スマートフォンの本体分割代金の滞納や月額費用の未払いも対象です

カードローンやクレジットカードの支払いと同じく、スマートフォンの本体分割代金の滞納や月額費用が未払いの方は、返済能力がないと判断されるため審査に落ちます。

しかし、スマートフォンの本体分割代金の滞納や月額費用の未払いが、ブラックになることを知らない方も多いため、気づかないうちに自身がブラックになっている方も多くいるでしょう。

心当たりがないものの、クレジットカードの審査に落ちる方は、スマートフォンの支払い関連の原因がないのかを考えてみてください。

身近なローンの支払いについて

自動車ローンや家電ローン、医療ローンなどの身近なローンの未納や未払いでも、金融ブラックになります。

支払っているつもりでも、実際は未納や未払いになっている場合もあるため、ローンを組んでいてクレジットカードの審査に通過しない方は、確認してみてください。

短期間の延滞ならブラックにはならない

カードローンやクレジットカードの返済が延滞すると、金融ブラックの状態になるとお伝えしましたが、短期間の延滞ならブラックになりません。

短期間の延滞とは、あくまで目安ではありますが2か月以下です

2か月以上延滞すると、信用情報に記録されて金融ブラックの状態になる可能性が高いと理解しておきましょう。

反対に、2週間や1か月などの短期間の延滞は、金融ブラックにならないため、安心してクレジットカードを申し込んでください。

審査が通りやすいクレジットカード

クレジットカー付帯のETCカードには審査がありますが、通過しやすいカードも多くあります。

そのため、審査が不安な方はここで紹介する審査が通りやすいクレジットカードから選んでみてください。

セゾンカードインターナショナル

セゾンカードインターナショナルは、永年無料で発行できるETCカードです。

年会費がかからないため、余計な出費を抑えたい方も安心できます。

セゾンカードインターナショナルのクレジットカードには、高級なホテルや旅館に優待料金で宿泊できる付帯サービスがあります。

旅行が好みの方にとっては、大きなメリットではないでしょうか。18歳以上の方であれば申し込み可能です。

最大の特徴は、セゾンカウンターで発行すれば最短即日発行できる点です

セゾンカウンターは、全国に60か所以上あるため、自宅から近いカウンターへ足を運びましょう。

事前にWebから申し込みをしないと、カウンターで発行できない点に注意しておきましょう。

セゾンカードdigitalをチェック

イオンカードセレクト

イオンカードセレクトは、年会費無料で発行できるETC専用カードです。

クレジットカード付帯のETCカードの中には、2年目から年会費がかかるカードも多いですが、イオンカードセレクトは永年無料で利用できるため、年会費を支払いたくない方におすすめはできます。

独自の付帯サービスとして、車両損害お見舞い金制度を提供しています。

ETCゲートに追突し車両に傷がついた場合は、年に1回を上限に一律5万円のお見舞い金がもらえるため、万が一の際も安心です。

イオンカードセレクトは、18歳以上の方であれば申し込めます。

土日、祝日を除く平日の14:00までに申し込むと、翌日にカードを発送する点も特徴です。

ETCカードの中には、手元に届くまで1〜2週間ほどかかる場合も多いため、すぐに利用したい方にとっては大きなメリットといえます。

イオンカードをチェック

リクルートカード

リクルートカードは、年会費永年無料で発行できるETCカードです。

MastercardとVisaは新規発行手数料として1,100円(税込)かかりますが、JCBであれば完全無料で発行できます。

ポイントの還元率は1.2%となり、他社のクレジットカードは1%の場合が多いため、高還元率といえるでしょう。

リクルートカードのETCカード自体に付帯サービスはありませんが、クレジットカードには旅行損害保険やショッピング保険があります。

リクルートカードは、18歳以上で安定した収入がある方であれば申し込み可能です

貯まったリクルートポイントは、旅行予約サイトのじゃらんやホットペッパーなどのサイトで利用できます。

リクルートカードをチェック

dカード

dカードは、初年度の年会費は無料、2年目以降は550円(税込)で発行できるETCカードです。

前年度に一度でも利用すれば、年会費無料で利用できるため、年に一回利用する方は無料で所有できます。ポイント還元率は1%です。

万が一、盗難や紛失などによって不正利用された場合、最大90日前まで遡って補償する付帯サービスがあります。

また、ETCの利用でも100円(税込)で1ポイント分貯まるため、頻繁に高速道路を利用する方は、ポイントが貯まりやすいです。

dカードは、18歳以上で本人名義の口座を支払い口座に設定できる方であれば、発行できます。クレジットカードの年会費は、永年無料です。

ENEOSやJALなどの対象の店で支払い時に利用すると、ポイントが2倍になるため、dカードの特約店の中に頻繁に利用する店があるのか確認してみましょう。

アメックスブランドを希望する方にはこのカード

アメックスブランドを希望する方には、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードがおすすめです。年会費無料で発行できます。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードのETCカードは、次のような優待サービスを提供しています。

  • Super Value Plus
  • ハーツレンタカー優待

Super Value Plusは、自身に必要な補償を300円(税込)から選べます。

自身で保険をカスタマイズしたい方には最適の付帯サービスです。

ハーツレンタカー優待は、世界145か国の1万200以上のハーツレンタカーが5〜20%の割引料金で利用できる優待サービスのため、海外旅行好きの方におすすめできます。

申し込み条件は、18歳以上の連絡可能な方です。

アメックスブランドの充実した付帯サービスを受けたい方は、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードを申し込みましょう。

狙い目は流通系や信販系のクレジットカード

狙い目は、流通系や信販系のクレジットカードです。

流通系や信販系のクレジットカードは、18歳以上であれば申し込める場合が多く、ターゲットが幅広いため、比較的審査に通りやすいクレジットカードといえるでしょう。

今回紹介したdカードやイオンカードセレクト、セゾンカードインターナショナルなども流通系や信販系のクレジットカードです。

審査が不安な方は、ぜひ参考にしてみてください。

審査なしのETCカードに関するよくある質問

審査なしのETCカードに関して、よくある質問をまとめました。

困った際の参考にしてください。

  • 即日発行できるETCカードはありますか?
  • デポジットを増額することはできますか?
  • デポジットは解約後いつ頃返金されますか?
  • ブラックリストに載っていますがETCパーソナルカードは発行してもらえますか?

以下で詳しく解説します。

即日発行できるETCカードはありますか?

今回ご紹介した「セゾンカード インターナショナル」は、クレジットカードだけでなくETCカードも即日発行できます。

まずネットからセゾンカードの発行申込を行います。申し込みの際はETCカードは「申し込まない」、カード受取方法は「セゾンカウンターで受け取る」を選択します。

審査が完了したら、クレジットカードとETCカードをセゾンカウンターで直接受け取りましょう。

セゾンカウンターでクレジットカードとETCカードを受け取るためには、以下の4点が必要です。

  • 受付番号(「受付完了メール」にて記載)
  • 本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
  • キャッシュカードや通帳など、引き落とし口座番号がわかるもの
  • 引き落とし口座のお届け印

ネットから19時30分までに申込内容を送信できれば、最短即日でカードを受け取れます。19時30分以降になると、翌日の取り扱いとなるため、時間に余裕を持って手続きを行いましょう。

デポジットを増額することはできますか?

ETCパーソナルカードのデポジットの増額は可能です。

デポジットの増額を希望する場合は、ETCパーソナルカード事務局まで問い合わせを行いましょう。

問い合わせからデポジットの増額まで、しばらく時間がかかるため、早めに問い合わせることをおすすめします。

デポジット額を20,000円(税込)で設定している人の未決済残高が14,000円(税込)に達すると、登録口座から口座振替により増額デポジット20,000円(税込)を自動で積増することになります。

デポジットは解約後いつ頃返金されますか?

ETCパーソナルカードのデポジットは、カードの解約をすると、返金されます。

カードのご利用料金の確定には時間がかかり、解約届の書面のやりとりや、未払い料金の精算や振込処理等も含めて1か月半から2か月程度かかるでしょう。

また、返金は登録口座への振込にて行われ、現金等での返金はされないため、注意してください。

ブラックリストに載っていますがETCパーソナルカードは発行してもらえますか?

ブラックリストとは、クレジットカードの返済が滞った場合や破産が生じた場合などに、事故情報や延滞情報として金融機関の個人信用情報に登録されることです。

ブラックリストに載ると、審査の際に返済能力がないとみなされて、新たにクレジットカードを発行することが非常に難しくなります。

一方で、ETCパーソナルカードはクレジット機能がないため、カード発行の手続きをしてもクレジットカードのような審査はされません

そのため、ブラックリストに登録されていてもカードの発行はできます。

申し込みの際に年会費やデポジットが必要となるため、初期費用が必要になりますが、ブラックリストの方もETCカードを作れます。

まとめ

今回は、審査なしでETCカードを発行する方法や、ETCパーソナルカード、クレジットカードの家族カード、クレジットカードのメリットやデメリットなどについて解説してきました。

審査なしでETCカードを発行したい方には、次のカードがおすすめです。

  • ETCパーソナルカード
  • 家族カード

ETCパーソナルカードは、デポジットとして数万円預ける必要があったり年会費がかかったりしますが、審査なしで発行できます

家族カードも審査なしで家族名義のETCカードを発行できるため、審査が不安な方は上記の2つから選んでみてください。

しかし、基本的にはコストパフォーマンスに優れているクレジットカード付帯のETCカードがおすすめです。

審査はありますが、通りやすいクレジットカードもあるため、記事内で紹介したクレジットカード付帯のETCから自身に最適なものを選んでみてください。

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※本記事の情報は2023年1月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
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<参考> dカード イオンカードセレクト セゾンカードインターナショナル

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