複数の借入をまとめて金利を下げたり、返済期間を伸ばしたりできる「おまとめローン」は、初めて利用する際にどの会社を利用しようか迷います。
おまとめローンの利用を検討している方の中には「おまとめローンの選び方は?」「おすすめの会社は?」このような疑問がある方も多いです。
おまとめローンには3つの種類があり、金利や借入の対象などが異なるため、最適な会社を利用する必要があります。
本記事では、選び方やおすすめのおまとめローン、メリット・デメリットなどを紹介するため、おまとめローンの利用を検討している方は参考にしてください。
おまとめローンの選び方のポイント

複数のカードローン会社からの借入を1つにまとめられる制度がおまとめローンです。しかし、便利な制度ではあるものの、どの金融機関にまとめるか迷ってしまう方が多くいます。
そのような方は、次の選び方のポイントに沿って選んでみてください。
- 借金を1社にまとめることで3%以上金利が下がるか
- 返済期間や返済金額
- 追加で融資・増額できるか
- まとめたい借入が対象になるか
1つずつ解説します。
借金を1社にまとめることで3%以上金利が下がるか
おまとめローンを利用すると多くの場合で金利が下がります。
しかし、どの会社のおまとめローンを利用するかによってどれほど金利が下がるのかは大きく異なるため、3%以上金利が下がる会社を基準におまとめローンを利用する会社を選びましょう。
おまとめローンの目的は、返済元を1つにまとめるのみでなく、返済元を1つにまとめて金利の影響を最小限に抑える目的もあります。
金利が下がれば総返済額も下がるため、現在利用しているカードローンの金利よりもできるだけ金利は下げるべきです。
おまとめローンを利用したのにもかかわらず、金利が下がらず支払い総額が減らない場合は、返済状況を改善できないため、おまとめローンを利用する意味がありません。
また、金利が下がる場合は返済期間を伸ばして返済できます。
もちろん短期間に返済するよりも金利の影響で支払額は増えますが、おまとめローンを利用する前よりも少ない利息で返済期間を延長可能です。少ない負担で返済期間を伸ばしたい方もおまとめローンに向いています。
おまとめローンが利用できるカードローン会社と現在借入している複数のカードローン会社の金利を比較し、どれほど金利を下げられるか比較しましょう。
返済期間・返済金額はどのくらいか
おまとめローンを利用し、どれほど返済期間や返済金額が変化するのかも確認するべきです。
現在借入しているカードローンの返済期間が短く、支払いが遅延しそうな場合におまとめローンで返済期間を延ばすと、毎月の返済金額や遅延損害金の負担を軽減できます。
現在の借入の返済期間が厳しいと感じている方は、現在の返済期間とおまとめローン適用後の返済期間を比較して選びましょう。
また、おまとめローンを利用する際は、現在と比較してどれほど毎月の返済金額が減るのか、どれほどの総支払額になるのかも確認するべきです。
カードローン会社によっては、公式サイトでシミュレーション機能が利用できる場合も多いため、金利や借入額を入力し、毎月どれほどの支払額になるかシミュレーションしましょう。
カードローン会社の金利を参考にする際は、上限金利でシミュレーションしてください。たとえば、3〜15%が金利のカードローンのおまとめローンを利用する場合は、15%の金利が発生すると想定してシミュレーションするイメージです。
初めておまとめローンを利用する場合に、上限金利以下の金利が設定されるケースは少ないため、上限金利でシミュレーションする必要があります。
現在借入しているカードローン会社とおまとめローン適用後の返済期間と返済金額を比較し、どれほど返済しやすくなるのか確認しましょう。
追加で融資・増額はできるか
おまとめローンを選ぶ際は、追加で融資や増額できるかも確認するべきです。
とくに、おまとめローン適用後に追加で資金が必要になる可能性が高い方は、追加で融資や増額できるおまとめローンを選びましょう。
おまとめローンの中には、返済専用のサービスのため、追加で融資や増額できない場合も多いため、利用する前に確認する必要があります。
カードローンのおまとめローンであれば、おまとめローンの総額以内で追加の借入が可能です。
たとえば、おまとめローンでの借入額が200万円で、返済によって残高が200万円以下になった場合に残高と200万円の差額を上限として借入できます。
返済専用のおまとめローンは上記の仕組みを採用していないため、借入不可能です。
カードローンで借入する際は、総量規制を機にする必要があるものの、おまとめローンは総量規制の対象外のため、安心してください。
総量規制とは、貸金業法で定められているルールです。貸金業者は借主の年収の3分の1の金額までしか貸し付けてはいけないと定めています。
たとえば、年収600万円の方は200万円までであれば借入可能です。
本人の返済能力を総合的に審査したうえで借入できるか決まるため、年収の3分の1以内であれば確実に借入できるわけではありません。
おまとめローンを利用する際に追加で融資や増額をしたい方は、返済専用のおまとめローンではなくカードローンのおまとめローンを利用しましょう。
まとめたい借入が対象になるか
おまとめローンを利用する際は、まとめたい借入が対象なのかも重要です。
おまとめローンは、すべての借入が対象ではありません。中にはまとめられないローンもあるため、利用する前にまとめたいローンが対象かどうか確認するべきです。
一例として、一部カードローンのおまとめローンの対象を紹介すると、次のとおりです。
アイフル | ・貸金業者からの借入 ・銀行のローン ・クレジットカードのリボ払い |
SMBCモビット | ・消費者金融からの借入 ・クレジットカードのキャッシング |
アコム | ・消費者金融からの借入 ・クレジットカードのキャッシング |
上記のとおり、利用する会社によっては対象外の借入もあります。アイフルは銀行のローンが対象ですが、アコムとSMBCモビットは対象外です。
おまとめローンを利用する前に、自身がまとめたい借入を確認し、まとめたい借入が対象のおまとめローンを選ぶようにしてください。
【徹底比較】おすすめのおまとめローン15選

ここでは、おすすめのおまとめローンを紹介します。次の3つのカードローンに分けて紹介するため、おまとめローンを利用する会社に迷っている方は確認してみてください。
- 消費者金融系カードローン
- 銀行系カードローン
- 信販系カードローン
それぞれのカードローンの種類の中で、おすすめのおまとめローンを紹介します。
消費者金融系カードローン
消費者金融系カードローンの中でおすすめのおまとめローンは、次の5社です。
- プロミスおまとめローン
- アイフル おまとめMAX
- SMBCモビットおまとめローン
- アコムの借り換え専用ローン
- 中央リテール
消費者金融系カードローンは、銀行系カードローンよりも審査に通りやすいため、審査が不安な方は上記のおまとめローンを検討しましょう。
プロミスおまとめローン
プロミスおまとめローンがおすすめの理由や特徴は、次のとおりです。
- 返済方法が選べる
- 保証人なしで利用可能
- 審査が早い
プロミスおまとめローンは、ATMからの入金や自動引き落としで返済できます。自身に最適な返済方法で返済できるため、借入を効率的に返済可能です。
また、プロミスのおまとめローンを利用する際は、保証人や担保なしで利用できます。
保証人が必要な場合は、親や友達などにおまとめローンを利用しているとバレてしまうため、他の人にバレたくない方は利用しづらいでしょう。プロミスおまとめローンなら安心です。
審査が速い点も特徴と言えます。銀行系カードローンのおまとめローンは、審査完了まで1週間程度かかりますが、プロミスおまとめローンは即日利用可能です。
自身にとってメリットが大きいと感じた方は、利用しましょう。
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アイフル おまとめMAX
アイフル おまとめMAXがおすすめの理由や特徴は、次のとおりです。
- 新規の借入不可
- 800万円まで借入可能
- 即日融資可能
アイフル おまとめMAXは、新規の借入ができません。おまとめローンを利用した後に、新規で借入を予定している方は、アイフル おまとめMAX以外のおまとめローンを利用しましょう。
アイフル おまとめMAXの上限は800万円です。消費者金融系カードローンの上限は300〜500万円の場合が多いため、現在の借入をまとめると高額になる方におすすめできます。
また、即日融資可能な点もメリットです。現在複数社から借入している方の中で、すぐに金利を下げたり返済期間を伸ばしたりしたい方は、アイフル おまとめMAXで即日おまとめローンを利用しましょう。
SMBCモビットおまとめローン
SMBCモビットおまとめローンがおすすめの理由や特徴は、次のとおりです。
- 入会している方のみ対象
- 最長13年4か月の返済期間を設定可能
SMBCモビットおまとめローンは、SMBCモビットへ入会している方のみ利用できるおまとめローンです。入会していない方が新規で入会し申し込むこともできますが、時間がかかるためおすすめできません。
現在SMBCモビットに入会していない方は、他のおまとめローンを利用しましょう。
SMBCモビットおまとめローンは、他のおまとめローンよりも設定できる返済期間が長いです。他社の場合は、最長でも10年の場合が多い中、SMBCモビットおまとめローンは最長13年4か月に設定できます。
返済期間をできるだけ伸ばしたい方は、SMBCモビットおまとめローンを利用しましょう。
おまとめローンご希望の方は申し込み後、オペレーターさんにご相談ください。
アコムの借り換え専用ローン
アコムの借り換え専用ローンがおすすめの理由や特徴は、次のとおりです。
- 元利均等返済方式を採用
- 審査結果をメールで通知
- ショッピングリボ枠の借入は対象外
アコムの借り換え専用ローンは、元利均等返済方式を採用しています。元利均等返済方式とは、毎月の返済額が一定の返済方法です。毎月支払う額を把握できるため、返済計画を立てやすいメリットがあります。
また、アコムの借り換え専用ローンは、審査結果をメールで通知してくれるため、家族や会社の方にバレる心配がありません。誰にもバレずにおまとめローンを利用したい方は、アコムの借り換え専用ローンを利用しましょう。
アコムの借り換え専用ローンは、ショッピングリボ枠の借入が対象外です。すべての借入が対象と考えている方も多いですが、対象外の借入もあると認識しておきましょう。
中央リテール
中央リテールがおすすめの理由や特徴は、次のとおりです。
- おまとめローン専用の消費者金融
- 最短2時間で審査完了
- 最低金利が高い
中央リテールは、おまとめローン専用の消費者金融です。アコムやアイフルなどのように、カードローンサービスを提供せずに、おまとめローンのみを提供しています。
おまとめローン専門の会社のため、他社よりも専門性が高くスタッフの知識も豊富です。何かわからない点がある場合は、なんでも質問してみましょう。
おまとめローン専門の会社のため、審査の時間が他社よりも短いです。最短2時間で審査結果が通知されます。
最低金利が他社よりも高い点はデメリットです。最低でも10.95%の金利が発生するため、できるだけ低金利のおまとめローンを利用したい方は、大手消費者金融のおまとめローンを利用しましょう。
銀行系カードローン
銀行系カードローンの中でおすすめのおまとめローンは、次のとおりです。
- 楽天銀行スーパーローン
- 東京スター銀行 スターワン乗り換えローン
- 横浜銀行カードローン
- みずほ銀行カードローン
- auじぶん銀行カードローン じぶんローン
- 千葉銀行 ちばぎんフリーローン
銀行系カードローンは、借入の上限額が高額です。1,000万円を上限にしているおまとめローンもあるため、借入総額が高額な方は上記のおまとめローンを検討しましょう。
楽天銀行スーパーローン
楽天銀行スーパーローンがおすすめの理由や特徴は、次のとおりです。
- キャンペーンがお得
- 楽天ポイントが貯まる
- 提携ATMの手数料が無料
楽天銀行スーパーローンは、キャンペーンがお得なおまとめローンです。時期によっては、低金利で借入できる場合もあるため、お得なキャンペーンが利用できる時期に申し込むようにしましょう。
また、楽天銀行スーパーローンを楽天銀行口座で利用すると、楽天ポイントをためられる点もメリットです。楽天ポイントは、楽天市場の決済時に利用したりマイルに変えたりできるため、利用用途に困る心配がありません。
楽天銀行スーパーローンを利用して返済する際は、提携ATMから返済できます。他のおまとめローンの場合は、手数料が発生する場合も多いですが、楽天銀行スーパーローンは手数料無料です。
手数料は数百円と低額ですが、何度も利用していると大きな出費になるため、メリットに感じる方も多いはずです。
東京スター銀行 スターワン乗り換えローン
東京スター銀行 スターワン乗り換えローンがおすすめの理由や特徴は、次のとおりです。
- 他社よりも審査が緩い
- 最大1,000万円まで借入可能
おまとめローンの審査では、返済能力を審査するために勤続年数を重視する場合があります。しかし、東京スター銀行のスターワン乗り換えローンは、勤続年数1年未満でも利用可能です。
また、正社員のみでなく契約社員や派遣社員の方も利用できるため、審査が不安な方も申し込んでみましょう。
東京スター銀行のスターワン乗り換えローンの借入上限額は1,000万円です。消費者金融系カードローンの場合は、最大でも800万円の場合が多いため、銀行系カードローンのおまとめローンのメリットと言えます。
現在の借入額をまとめると、消費者金融系カードローンの上限額内に収まらない方は、東京スター銀行のスターワン乗り換えローンを利用してください。
横浜銀行カードローン
横浜銀行カードローンがおすすめの理由や特徴は、次のとおりです。
- 最短翌日借入可能
- 最低金利が1.5%と低金利
- 対象地域が限定的
横浜銀行カードローンのおまとめローンは、最短翌日に借入可能です。銀行系カードローンの審査には数日かかる場合が多いため、銀行系カードローンを翌月に利用できるのは大きなメリットと言えます。
最低金利は1.5%に設定されています。消費者金融系カードローンを見ると、低くても3〜5%の場合が多いため、1.5%は非常に低い金利です。
消費者金融系カードローンの金利が不安な方は、横浜銀行カードローンを利用しましょう。メリットが多い横浜銀行カードローンですが、利用できる地域が次の地域に限定されている点に注意してください。
- 神奈川県
- 東京都
- 群馬県の一部地域
上記以外に住んでいる方は、他のおまとめローンを利用するしかありません。
みずほ銀行カードローン
みずほ銀行カードローンがおすすめの理由や特徴は、次のとおりです。
- 住宅ローン契約者は金利が下がる
- メガバンクの中では上限金利が最も低い
- 24時間申し込み可能
みずほ銀行カードローンのおまとめローンは、みずほ銀行の住宅ローンを利用している方であれば、通常よりも低金利で借入できます。
通常であれば2〜14%の金利がかかるものの、住宅ローンを利用している場合は1.5〜13.5%で借入可能です。みずほ銀行の住宅ローンを利用している方は、みずほ銀行のおまとめローンを検討してください。
メガバンクはそれぞれカードローンを提供しています。みずほ銀行カードローンは、メガバンクの中でも上限金利が低いです。
安心できるメガバンクのカードローンを利用する予定の方は、みずほ銀行のカードローンでお得におまとめローンを利用してください。
インターネット上であれば24時間申し込み可能なため、好みのタイミングで申し込みましょう。
auじぶん銀行カードローン じぶんローン
auじぶん銀行カードローンのじぶんローンがおすすめの理由や特徴は、次のとおりです。
- auユーザーは金利を優遇される
- Web上で契約が完結
auじぶん銀行カードローンのじぶんローンは、auユーザーにおすすめのおまとめローンです。通常は1.48%〜17.5%の金利が発生しますが、auユーザーの場合は「カードローンau割」で最大0.5%の金利優遇を受けられます。
通常の金利でも他の銀行系カードローンより低金利で利用できるうえに、auユーザーはさらにお得な金利で利用できるため、auスマートフォンを利用している方は利用を検討してください。
契約は、Web上で完結します。店舗に足を運ぶ時間がない方や家族に利用をバレたくない方も安心して利用しましょう。
千葉銀行 ちばぎんフリーローン
千葉銀行のちばぎんフリーローンがおすすめの理由や特徴は、次のとおりです。
- 返済期間が最長15年
- 正社員以外も利用可能
- 利用地域が限定的
千葉銀行のちばぎんフリーローンは、他社よりも長い返済期間を設定できます。最長15年まで設定できるため、できるだけ返済期間を伸ばしたい方は千葉銀行のちばぎんフリーローンを利用しましょう。
また、利用できる方も幅広く、正社員以外にパートやアルバイトの方も利用できます。勤務形態に不安がある方でも審査に通る可能性が高いため、一度申し込みましょう。
しかし、千葉銀行は地方銀行のため、利用できる地域が次の地域に限定されています。
- 東京都
- 千葉県
- 神奈川県
- 茨城県
- 埼玉県
上記以外の地域に住んでいる方は、他のおまとめローンを利用しましょう。
信販系カードローン
信販系カードローンの中でおすすめのおまとめローンは、次のとおりです。
- 三井住友カード カードローン
- JCB CARD LOAN FAITH
- クレディセゾン メンバーズローン
- ライフカード サポートローン
信販系カードローンとは、信販会社が提供しているカードローンです。消費者金融や銀行が提供するカードローンと比較して、サービス内容に大きな違いはありません。
三井住友カード カードローン
三井住友カードのカードローンがおすすめの理由や特徴は、次のとおりです。
- 最短5分で審査完了
- 900万円まで借入可能
- 適用利率引き上げサービスがお得
三井住友カードのカードローンは、最短5分で審査が完了しカードが発行されるため、すぐにおまとめローンを利用したい方も満足できます。
審査は最短5分で完了し、900万円まで借入できるため、借入上限の高い銀行系カードローンよりも使い勝手のいいおまとめローンです。
借入先が複数あると、まとめた際に高額になる可能性が高いため、多くの会社から借入している場合は、上限額が高く設定されている会社のおまとめローンを利用しましょう。
三井住友カードのカードローンには、適用利率引き下げサービスがあります。返済に遅れがない場合は、翌年から適用利率を0.3%ずつ引き下げるサービスです。
返済が滞納しない自信のある方は利率を下げられるお得なサービスのため、積極的に利用しましょう。
JCB CARD LOAN FAITH
JCB CARD LOAN FAITHがおすすめの理由や特徴は、次のとおりです。
- 上限金利が低い
- 返済方法は2種類
- 返済時のATM手数料が無料
JCB CARD LOAN FAITHは、上限金利が12.5%に設定されています。先ほど紹介した銀行系カードローンを確認しても分かるとおり、12.5%は非常に低い金利です。
長期的な返済計画を考えている方は、JCB CARD LOAN FAITHを利用して金利の影響を最小限に抑えましょう。
返済方法は「毎月元金定額払い」か「残高スライド元金定額払い」から自身の好みの方法を選択できます。
返済はATMから可能です。借入時は3回までしか無料で利用できませんが、返済時は何度でも無料でATMを利用できるため、手数料で損しません。
銀行系カードローンよりも低い金利で利用したい方は、JCB CARD LOAN FAITHを検討しましょう。
クレディセゾン メンバーズローン
クレディセゾン メンバーズローンがおすすめの理由や特徴は、次のとおりです。
- 追加の融資が可能
- コースが2つある
クレディセゾンのメンバーズローンは、メンバーズローン利用時でも追加で融資を受けられます。しかし、すべての方が利用できるわけではなく、6回以上返済しており残債額が150万円未満の場合に限るため注意してください。
クレディセゾンのメンバーズローンには「フリーコース」と「総合目的コース」の2つのコースが設定されています。
何かの目的を持って借入する場合は総合目的コースで、自由に利用したい場合はフリーコースを利用します。総合目的コースの方が金利の優遇を受けられるためお得です。
借入する目的が明確な方は、総合目的コースを利用して通常よりも低金利で借入しましょう。
ライフカード サポートローン
ライフカード サポートローンがおすすめの理由や特徴は、次のとおりです。
- ショッピング枠も対象
- 最短でも融資まで7日かかる
ライフカードのサポートローンは、ショッピング枠もおまとめローンの対象です。おまとめローンの中にはキャッシングのみ対象の会社も多いため、ショッピング枠をまとめたい方におすすめできます。
しかし、ライフカードのサポートローンを利用するには、最短でも7日待つ必要がある点に注意してください。
消費者金融系カードローンの場合は、最短即日の融資に対応しているため、すぐに利用したい方は、ライフカード以外の会社を利用しましょう。
おまとめローンのメリット

おまとめローンを利用すると、次のようなメリットがあります。
- まとめることで金利が安くなる
- 返済が月1回になる
返済元が1つにまとまる以外にも大きなメリットがいくつかあるため、おまとめローンを利用しようか迷っている方は確認してみてください。
まとめることで金利が安くなる
現在複数社からそれぞれ高い金利で借入している方は、おまとめローンで1社への返済に絞ると、金利を安くできます。
金利が安くなれば金利によって発生する利息の金額が少なくて済み、総支払額も少なくて済むため大きなメリットです。
金利が安くなる理由は、借入額が多くなればなるほど元金にかかる金利は低くなるため、複数社に借入していたお金を1社にまとめるのみで金利は下がります。
利息制限法では、上限金利が次のように設定されているため、条件を満たせば確実に金利は下がると覚えておきましょう。
元本 | 上限金利 |
---|---|
10万円未満 | 年20% |
10〜100万円未満 | 年18% |
100万円以上 | 年15% |
上記のとおり、元本の金額によって上限金利は変動します。
たとえば、3社のカードローン会社に40万円ずつ借入している場合を想定してください。おまとめローンで120万円にまとめると、18%だった金利が15%に下がるとわかります。
おまとめローンを利用すると、金利が安くなると理解しておきましょう。
返済が月1回になる
おまとめローンを利用すると、返済が月に1回になります。
複数の会社から借入している場合、それぞれの会社へ返済する必要があるため、月に数回返済する必要があるため、返済のスケジュールを把握しづらいです。
しかし、おまとめローンを利用すると、1社に借入を絞れるため、返済先も1つになります。
これまで複数の会社へ返済する中で、返済日が複数ありスケジュールを立てづらいと感じた方は、おまとめローンで返済のスケジュール管理を簡単にしましょう。
おまとめローンのデメリット

おまとめローンを利用するメリットをお伝えしてきましたが、次のようなデメリットもあります。
- 追加で融資を受けられない可能性
- 利息が増える可能性
- 審査が通りにくい
メリットとデメリットの両方を把握したうえで、利用するか考えてみてください。
追加で融資を受けることはできない場合がある
おまとめローンを利用すると、追加で融資を受けられない場合があります。おまとめローン適用後も資金が必要になる可能性が高い方にとっては、大きなデメリットです。
おまとめローンを提供している会社によっては、おまとめローンを返済専用として提供しており、借入できない場合があります。追加で融資したい方は、おまとめローンを利用する会社を選ぶ際に注意してください。
返済専用のおまとめローンではない場合は、おまとめローンとして借入しているお金を返済すれば、上限との差額を借入できます。
たとえば、おまとめローンで200万円を借入しており30万円返済した場合は、30万円追加で融資してもらえる仕組みです。
追加で融資を受けたい方は、返済専用のおまとめローンは避けてください。
利息が増える場合がある
おまとめローンを利用しても、利息が増える可能性があります。
一般的には、おまとめローンを利用すれば金利が下がり、支払う利息も少なくて済む点がおまとめローンのメリットです。しかし、返済期間が長期化すると、支払う利息が増える場合もあります。
利息は金利によって決まると考えている方も多いです。しかし、金利のみでなく返済期間によっても大きく変動し、長期化するほど支払う利息は高まると覚えておきましょう。
おまとめローンで返済元を1つに絞ると、返済期間を伸ばして毎月の返済の負担を軽減できます。
しかし、利息は返済期間が伸びるほど高額になるため、全体で見ると最終的に支払う金額がおまとめローン適用前の返済金額よりも高額になる可能性が高いです。
おまとめローン適用後に、適用前よりも支払い期間を延ばす際は、どれほどの利息が発生するのか確認しましょう。
審査が通りにくい
おまとめローンは、場合にもよりますが審査が通りにくいです。おまとめローンで1社に借入をまとめると、借入額が高額になるケースが多いため、借主の返済能力では借入できない場合もあります。
そもそも少額の借入であれば、おまとめローンでまとめても金利の恩恵を受けづらいため、利用するメリットが少ないです。
おまとめローンでは、次のような項目が審査されます。
- 安定した収入
- 信用情報
上記のとおり、借主に安定した収入がない場合は、審査に通りません。また、高額な借入を希望する場合は、安定した収入のみでなくどれほどの収入があるのかも確認されます。
安定した収入がある場合でも、信用情報に傷がある場合は審査に通りません。
たとえば、これまで何度も返済を滞納している場合は、貸し付けても滞納される可能性が高いと判断され、借入できない可能性が高いです。
上記の審査基準はカードローンの審査基準と似ていますが、通常の貸付の審査よりもさらに厳しくみられる可能性が高いと理解したうえで申し込みましょう。
おまとめローンの審査に通るための5つの注意点

おまとめローンの審査を受ける際は、次の5つの注意点に気をつけてください。
- 虚偽の申告はしない
- 複数社に申し込まない
- 信用情報に傷がないか確認
- できる限り借金を返済
- キャッシング枠を解約
注意点を理解せずに審査を申し込んでしまうと、審査に通らない可能性が高いです。1回の申し込みで審査に合格したい方は参考にしましょう。
虚偽の申告はしない
おまとめローンで虚偽の申告をして申し込むのは避けてください。本人確認書類を提出し、会社が審査する際に虚偽の申告はバレるため、意味がありません。
それだけでなく、虚偽の申告をした場合は審査に落ちます。虚偽の申告をした時点で会社からの信用はなくなるため、審査に通りたい方は真実のみを申告してください。
複数社に申し込まない
おまとめローンを利用する際は、複数社へ申し込まないようにしましょう。
複数社へおまとめローンの審査を申し込むと、信用情報に傷がつき審査に通りにくくなる場合があります。複数社へ申し込む方の特徴として「お金に困っている方」と推測されるでしょう。
お金に困っている方へ貸し付けてしまうと、返済を滞納されたり最悪の場合返済されずに終わってしまったりする可能性もあるため、貸し付ける会社の損につながります。
そのため、複数社へ申し込みをしている方には返済能力がないと判断し、審査に通さない会社が多いです。借りる側の方は、複数社へ申し込みをおこなうと信用情報に記録されるため、自身にとってメリットがないと理解してください。
おまとめローンを利用する際は、複数社へ申し込むのではなく、1つの会社に絞って申し込みましょう。
信用情報に傷がないか確認しておく
おまとめローンを利用する前に、信用情報に傷がないか確認しましょう。信用情報に傷がある状態で審査を申し込んでも、高確率で審査に落ちます。
信用情報に傷のある方を審査に通してしまうと、貸し付ける会社の損につながる可能性が高いため、審査に通りません。
信用情報は、次の方法で確認できます。
- インターネット上での開示
- 郵送での開示
- 窓口での開示
最も手軽な方法はインターネット上での開示のため、すぐに確認したい方はインターネット上から信用情報を確認しましょう。
たとえば、JICCの場合は次の手順で信用情報を確認できます。
- 専用アプリをダウンロード
- パスワードを入力
- 申し込み内容を確認
- 必要書類と顔写真を送信
- 手数料の支払い
- 開示結果の郵送
上記のとおり、JICCの場合はインターネット上で信用情報の開示を請求し、郵送で結果が知らされます。
CICの場合もJICCと同様に3つの方法で開示できるため、公式サイトを参考に信用情報を確認しましょう。
できる限り借金を返済しておく
おまとめローンを利用する際は、事前にできるだけ借金を返済しておきましょう。おまとめローンを利用する際は、複数の借入を1つの会社にまとめるため、借入額が高額になる可能性が高いです。
借入額の金額によっては、本人の返済能力ではおまとめローンを利用できない場合があります。
そのため、事前にできるだけ返済し、おまとめローンで借入する金額を低くして審査に通りやすくしましょう。
キャッシング枠を解約する
おまとめローンを利用する際は、所有しているクレジットカードのキャッシング枠を解約しましょう。キャッシング枠を解約しなくても審査に通る可能性はあります。
しかし、キャッシング枠が利用できる状態のままおまとめローンの審査を申し込むと、さらに融資をする可能性があると判断され、審査に通りにくいです。
融資を望んでいる方は、お金に困っており返済能力がないと判断されてもおかしくありません。
また、新たな融資によって返済できなくなる可能性まで推測される可能性があるため、おまとめローンの審査に通りやすい状態で申し込みたい方は、キャッシング枠を解約しましょう。
おまとめローンの審査に通らない場合の原因
先ほど紹介した審査を受ける際の注意点を参考に申し込んだとしても、審査に落ちる場合があります。審査に落ちる主な原因は、次のとおりです。
- 収入が低い
- 借入件数が多すぎる
- 審査の厳しい銀行
原因を理解し、改善したうえで審査に申し込んでください。
収入が低い
収入が低い場合は、おまとめローンの審査に通りません。おまとめローンの審査では、本人の返済能力や信用情報などが審査されます。
返済能力は、本人に継続した収入があることだけではなく、どれほどの収入があるのかも確認され、借入希望金額に対して収入が少なすぎると審査に通りません。
おまとめローンに総量規制は適用されないため、年収の3分の1以上の借入も可能です。しかし、おまとめローンの上限を設定している会社が多いため、いくらでも借入できるわけではありません。
また、おまとめローンで借入を1つにまとめるため、借入額が高額になる可能性が高いです。そのため、多くの審査の場合で高い収入が求められるでしょう。
現在の収入があまりにも低い方は、収入を上げてから申し込んでください。
借入件数が多すぎる
現在借入している件数が多い場合は、おまとめローンの審査に通りません。
明確に「借入件数がこれ以上多い場合は審査に通らない」と定められているわけではありませんが、借入件数が多いほど、お金に困っていると判断されやすいです。
返済能力の審査に影響が出るため、現状借入件数が多い場合は、借入件数を減らしてから審査を申し込みましょう。
審査の厳しい銀行
おまとめローンを申し込む際に、審査の厳しい銀行系カードローンへ申し込む場合は、審査に落ちやすいです。一方、消費者金融系カードローンのおまとめローンは、銀行系カードローンよりも審査に通りやすいと言えます。
銀行系カードローンは、消費者金融系カードローンと比較して、おまとめローンの上限が高いです。そのため、審査が慎重におこなわれると推測できます。
一部の銀行系カードローンの上限額を紹介すると、次のとおりです。
会社名 | 限度額 | |
---|---|---|
銀行系カードローン | 横浜銀行カードローン 千葉銀行カードローン | 1,000万円 800万円 |
消費者金融系カードローン | アコム プロミス | 300万円 |
表のとおり、銀行系カードローンの限度額は800万円が平均ですが、消費者金融系カードローンは300〜500万円が平均です。
審査に自信がない方は、銀行系カードローンよりも審査の緩い消費者金融系カードローンを申し込みましょう。
おまとめローンの審査に通った後の注意すべきポイント

おまとめローンは、審査を受ける際だけでなく審査に通った後にも注意するべきポイントがあります。
- 繰り上げ返済で返済期間を短くする
- 他社から借入しない
とくに、上記2点は注意が必要です。金銭面で後悔する可能性が高いため、注意点を理解したうえでおまとめローンを利用しましょう。
繰り上げ返済で返済期間を短くする
おまとめローンを利用する際は、繰り上げ返済を利用して返済期間を短くしましょう。繰上げ返済とは、通常の返済日とは別に臨時的に返済する方法です。
繰り上げ返済をおこなうと、返済期間が短くなるため利息を最小限に抑えられます。
たとえば、200万円のおまとめローンを2年かけて返済するよりも、繰り上げ返済を利用して1年半で返済すれば、支払い総額は1年半で返済した方が安いです。
おまとめローンで支払う金額をできるだけ安くしたい方や、利息で損したくない方は、繰り上げ返済で効率的に返済しましょう。
他社から借入しない
おまとめローンを利用する際は、他社から新たな借入をしないようにしてください。
おまとめローンで借入を1つにまとめ、金利や返済日などの優遇を受けたのにもかかわらず、新たに借入をしてしまうと、おまとめローンをおこなう意味がありません。
当然新たな借入に対する利息は発生しますし、返済先が2つになるため、おまとめローンを利用するメリットがなくなります。
どうしても新たに借入がしたい場合は、おまとめローンを返済して借入可能になった範囲での借入を検討してください。
おまとめローンの中には、返済専用の場合も多いため、新たな借入を検討している方は追加の融資が可能なおまとめローンを利用しましょう。
まとめ
今回は、おまとめローンの選び方やメリット・デメリット、おすすめのおまとめローンなどについて解説してきました。
おまとめローンは多くの会社が提供しているサービスのため、迷ってしまいます。どの会社のおまとめローンを利用するか悩む方は、次の選び方に沿って選びましょう。
- 借金を1社にまとめることで3%以上金利が下がるか
- 返済期間や返済金額
- 追加で融資・増額できるか
- まとめたい借入が対象になるか
おまとめローンは返済期間を伸ばせたり返済金額を減額できたりする目的があるため、おまとめローンを利用した場合の返済期間や返済金額を確認したうえで利用してください。
また、自身がまとめたい借入が対象なのかも重要なポイントです。おまとめローンの中には、対象外の借入を設定している場合もあるため、事前に確認しましょう。
記事内で紹介した15社のおまとめローンはどれもおすすめです。3つの種類のおまとめローンを紹介しているため、特徴を確認し最適なサービスを利用してください。
※本記事の情報は2022年11月時点のものです。 ※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。 ※本記事で紹介しているサービス・商品に関するお問い合わせは、サービス・商品元に直接お問い合わせください。