今すぐお金を借りたい場合、審査なしで10万円を融資してもらえる金融機関はあるのでしょうか。
一般的に借り入れ申し込みの際には審査が必要です。他社ですでに借り入れがあると、審査がある金融機関では新たな借り入れが難しいのかもしれません。
しかし10万円のような少額貸付であれば、融資方法によっては審査なしで借り入れ可能です。
今回は比較的審査がゆるい傾向にある消費者金融の紹介をはじめ、審査なしで10万円が借りられる方法や注意点をまとめました。
冠婚葬祭や想定外の事故のような急な出費が必要な方はぜひ参考にしてみてください。
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審査なしで今すぐ10万円を借りる方法はある?

審査なしで今すぐ10万円を借りる方法はいくつかあります。
しかし最短即日で借入可能な消費者金融は、貸金業法に基づき新規契約の際に信用情報機関の照会が義務付けられています。
信用情報機関とは銀行、信販会社、消費者金融における借入状況や事故情報を登録、管理する機関です。
信用情報機関を照会すると契約数や借入金額、延滞日数のほか事故情報も一目でわかるため、多重債務や借入額が多い方の契約は難しいでしょう。
手軽に借入可能な消費者金融とはいえ、たとえ10万円のような少額でも審査なしでは契約できません。
なお審査なしと謳う金融会社は一般的に闇金とよばれるものが多く、法外な利息を請求されるケースが散見します。
借入後に返済できずトラブルに発展するケースが多々あるため、闇金には手を出さないようにしましょう。
なお闇金に手を出さなくても、消費者金融以外であれば審査なしで10万円の融資は可能です。
【消費者金融以外】10万円を借りる方法6選

消費者金融以外に審査なしで10万円を借りる方法は次のとおりです。
- クレジットカードのキャッシング枠を利用する
- 質屋に担保を預ける
- 生命保険の契約者貸付を利用する
- 配偶者貸付を利用する
- カードローンを利用する
- 国の公的制度を利用する
さまざまな方法が考えられますが、貸付には一定の条件が必要な制度もあります。
具体的な借入方法や内容は融資方法によって異なるため、詳細を確認しましょう。
クレジットカードのキャッシング枠を利用する
手軽に10万円を借入する方法の一つとして、クレジットカードのキャッシング枠を利用する方法があります。
保有するクレジットカードに付帯するキャッシング枠を利用する方法であるため、お金を引き出す際に追加の審査は必要ありません。
またクレジットカード機能付帯の銀行キャッシュカードにもキャッシング枠がついているものがあります。
ただしキャッシング枠はすべてのクレジットカードまたは銀行キャッシュカードに付帯しているわけではないため、契約内容をよく確認しましょう。
なおクレジットカードのキャッシング枠は全国の銀行ATMもしくはコンビニエンスストア備え付けのATMで引き出せます。
また銀行口座を登録しているのであれば、登録口座への振込融資も可能です。
質屋に担保を預ける
担保になる品物がある方は、質屋を利用して10万円を工面する方法があります。
質屋は担保となる品物を預けて、品物の評価額に相当する金額を借りるシステムです。
質屋であれば品物の鑑定のみでお金を借りられますが、返済が滞ると品物の権利は質屋に移行します。
大切な品物や思い出の品物を預ける場合は、戻ってこないリスクも考えて質屋を利用しましょう。
なお担保としてではなく処分したい場合は、ネットオークションやフリーマーケットアプリ、買取店を利用すると一定のお金を工面できます。
生命保険の契約者貸付を利用
積立型の生命保険に加入している方は、生命保険の契約者貸付を利用すると審査なしで借入が可能です。
契約者貸付は生命保険の保険返戻金を担保にして返戻金の70%~90%を融資する制度で、2~6%の低金利で借入できます。
生命保険の契約内容によって借入限度額は異なるため、契約内容はしっかり確認しておきましょう。
借入は担当者やコールセンターへの電話もしくはオンラインで申し込めます。
また保険カードを保有する方は、直接ATMからの引き出しも可能です。なお契約者貸付を利用するにあたって生命保険を解約する必要はありません。
配偶者貸付を利用
配偶者貸付を利用すると、収入がなく審査が心配な専業主婦(主夫)の方でも借入可能です。
配偶者貸付では夫婦の年収を合計した金額の1/3までが借入限度額で、一方が無職で収入がなくても配偶者に年収があれば問題ありません。
なお借入限度額は貸付業法の総量規制により年収の1/3と定められており、すべての借金を合計した金額が対象です。
そのため自身に借入がなくても配偶者に借入がある場合は、借入できない恐れがあります。
カードローンを利用
消費者金融以外に、銀行や信販会社のカードローンを利用する方法があります。
銀行カードローンは消費者金融よりも審査が厳しいのですが、金利が低く設定されています。
また銀行カードローンは総量規制に関係なく、年収1/3までという規制に縛られないため契約者の状況によって多額の融資が可能です。
なお銀行に定期預金がある方は定期預金を担保に借入ができる、定期預金担保貸付も利用できます。
定期預金を解約せずに低金利で定期預金額の9割前後の借入が可能なため、定期預金がある方は定期預金担保貸付がおすすめです。
国の公的制度を利用
国や自治体の公的制度を利用して、10万円を工面する方法もあります。国や各自治体では生活支援の一環として無利息または低金利で融資をおこないます。
審査期間が長く即日融資ではありませんが、条件によっては無利息で借入が可能なためおすすめの融資方法の一つです。
国や自治体の公的制度には次のようなものがあります。
- 生活福祉資金貸付制度:低所得世帯、高齢者世帯、障がい者世帯が対象
- 求職者支援資金融資制度:失業者や求職中の方が対象
- 母子父子寡婦福祉資金貸付:扶養する未成年の子どもがいる一人親世帯が対象
- 年金担保貸付:年金生活者が対象、年金を担保として貸し付けをおこなう
- 緊急小口資金貸付:急に生活費工面が困難になった方が対象
- 教育一般貸付:子どもの教育資金を必要とする保護者が対象
- 看護師等修学資金:看護師を目指す方が対象
それぞれ必要書類や融資を受ける条件が異なるため、詳細は各自治体の社会福祉協議会へ相談しましょう。
【審査甘め】即日融資が可能な消費者金融5選
大手消費者金融で融資を断られた方でも、借入可能な消費者金融を紹介します。
- フタバ
- いつも
- セントラル
- アロー
- フクホー
中小規模の消費者金融は大手消費者金融の審査を落ちた顧客を狙うため、比較的審査が甘いことで知られています。
それぞれの特徴や金利、限度額について詳細を確認しましょう。
フタバ
フタバは比較的借入をしやすい消費者金融として知られています。
借入をしやすい理由の一つはフタバが機械審査に頼らず、独自の審査方法を取り入れているためです。
またフタバでは初回の借入から30日間は利息がかかりません。
女性を応援するためのレディースローンも取り扱っており、収入の少ないパートやアルバイトの方でも融資が可能です。
借入限度額:1万~50万円
金利:14.959%~19.945%
無利息期間:30日
即日融資の可否:可
土日対応の有無:有
いつも
いつもは柔軟な対応で、大手消費者金融よりも借りやすい審査が特徴です。
総量規制により年収の1/3以上は借入ができませんが、過去に債務整理をおこなった方でもいつもなら借りられる可能性があります。
また初回は60日間無利息で借入ができるため、すぐに返済できる方はいつもの利用がおすすめです。
なお2023年6月30日までPayPayとのタイアップキャンペーンをおこなっており、PayPay銀行口座の登録で1,000円がキャッシュバックで戻ってきます。
借入限度額:1万~500万円
金利:4.8%~20.0%
無利息期間:60日間
即日融資の可否:可
土日対応の有無:有
セントラル
セントラルは愛媛県を本社に構える消費者金融です。セントラルでも無利息期間を設けており、初回から30日間は利息無料で借りられます。
返済はセントラルのATMを利用すると手数料がかかりません。
しかしATMが東京、神奈川、埼玉、岡山、愛媛、香川、高知にしかないため、その他地域の方はセブン銀行ATMを利用するか、振込返済を利用します。ただし、その場合手数料が発生します。
借入限度額:1万~300万円
金利:4.8%~18.0%
無利息期間:有
即日融資の可否:可
土日対応の有無:有
アロー
アローは独自の審査基準を設けているため、比較的審査に融通がきく消費者金融です。
他社で断られてアローに契約に来る方が多いため比較的借りやすいのですが、その分他社にはない貸し付け条件もあります。
アローで融資できないのは次のような方です。
- 24歳以下および66歳以上の方
- すでに借入が年収の3分の1を超えている方
- 健康保険未加入の方
- 勤続年数1年未満の方
なお、アローでは借入に収入証明の提出が必要です。
借入限度額:1万~200万円
金利:15.0%~19.94%
無利息期間:無
即日融資の可否:可
土日対応の有無:可
フクホー
フクホーでは最速3秒で借入限度額がわかるオンライン簡単診断をおこなっています。
公式ページには、過去に債務整理の経験があっても現在の状況を考慮して審査する、と明記されているため、他社で断られた方も試してみる価値はあります。
またフクホーの特徴は毎月の借入返済額を自身で決められることです。利息以上であればいくらでもよいため、10万円なら1か月最低1,643円で返済できます。
借入限度額:1万~200万円
金利:7.30%~20.0%
無利息期間:無
即日融資の可否:可
土日対応の有無:有
消費者金融で10万円を借りる際の注意点

消費者金融で10万円を借りる際の注意点は次のとおりです。
- 最低でも30万円以上年収が必要
- 低金利の消費者金融、カードローンから借りる
- 金融ブラックの場合は10万円を借りることは難しい
- 返済計画をたててから借りる
消費者金融は比較的簡単に借入が可能ですが、注意点を踏まえて慎重に借入を検討しましょう。
最低でも30万円以上年収が必要
10万円を借り入れるには最低でも30万円以上の年収が必要です。
消費者金融では貸金業法の総量規制により、契約者の年収1/3までしか融資できない決まりがあります。
たとえば年収300万円の方であれば、借入限度額は100万円です。
すでに借入が100万円ある方は、他社の消費者金融に申し込んでもさらに融資してもらうことはできません。
また借入審査では年収に加えて他社借入の返済状況を含め総合的に判断するため、十分な年収がある方でも10万円の融資を断られるケースがあります。
低金利の消費者金融・カードローンから借りる
消費者金融では利息制限法により、金利の上限を20%までと定めています。一般的な消費者金融では上限を超えた金利を請求しません。
しかし闇金と呼ばれる金融会社では、上限を超える違法な金利を請求します。
闇金は通常の審査がなく簡単にお金を借りられるため、借入先がない方の窓口になりやすいのですが、法外な金利により返済が非常に困難です。
闇金による返済トラブルがあとを絶たないため、利息制限法を無視した金融会社での借入はやめましょう。
金融ブラックの場合は10万円を借りることは難しい
金融ブラックの方は10万円のような少額でも借入は難しいでしょう。
金融ブラックは、延滞や債務整理を起こした方を指す言葉で、金融事故情報は信用情報機関に一定期間登録されます。
消費者金融では新規契約の際に必ず信用情報機関を照会するため、事故情報のある方の新規借り入れはできません。
なお、信用情報機関のブラック情報が消えるまでに5年~10年かかります。
情報登録が消えるまでは、住宅ローンやマイカーローンのようなローン契約やクレジットカード作成もできないため、計画的な返済を心がけましょう。
返済計画をたててから借りる
消費者金融で借入する際は、滞りなく完済するためにも返済計画をたててから申し込みましょう。
10万円を借り入れる場合の返済金額は、1か月3,000~5,000円が一般的です。
1か月に多く返済すれば早く完済できて払う利息も少なく済みますが、生活の負担が大きくなるのもよくありません。
また、必要以上に借入れすると返済が困難になります。借入の際は余裕のある返済計画をたて、着実に完済を目指しましょう。
10万円を借りる際によくある質問
10万円を借りる際に寄せられる、よくある質問には次のようなものがあります。
- 消費者金融でお金を借りると周りに知られる?
- すでに他社で借りていても10万円借りられる?
- 年収が30万円以上ない場合は?
- 消費者金融以外に即日でお金を借りられるのは?
借入前に不安なことは解消し、契約トラブルをおこさないよう心がけましょう。
消費者金融でお金を借りると周りに知られる?
消費者金融でお金を借りても周りに知られることはありません。審査のうえで実際に個人名による電話で在籍確認をおこないます。
オンラインで契約する場合は契約書やキャッシングのカードを郵送されるケースがありますが、カード発行を希望しなければ郵送される心配もありません。
キャッシングのカードがなくても、スマートフォンアプリを利用するとコンビニエンスストアのATMで引き出しが可能です。
すでに他社で借りていても10万円借りられる?
すでに他社で借りていても債務状況によっては新たに10万円の借り入れが可能です。
借入上限は総量規制により年収の1/3と定められているため、借入額の合計が年収の1/3におさまるようであれば10万円を融資してもらえます。
ただし他社の借入に延滞があると融資審査で落ちる可能性があります。
年収が30万円以上ない場合は?
年収が30万円以上ない場合は、総量規制により10万円の借入はできません。
ただし配偶者が働いている方であれば、自身が無職でも配偶者貸付を利用すると10万円を融資してもらえます。
消費者金融以外に即日でお金を借りられるのは?
消費者金融以外にも一部信販会社および銀行カードローンでも即日お金を借りられるところがあります。
ただし融資までのスピード感で消費者金融に勝る金融機関はありません。
まとめ

審査なしで10万円を借りる方法について解説しました。
消費者金融では必ず審査が必要ですが、契約者貸付やクレジットカード付帯のキャッシング枠を利用すると審査なしでも融資を受けられます。
他社で断られた方でも中小消費者金融なら審査が甘く借りられるケースもあるため、急に入用ができたときでも安心です。
※本記事の情報は2022年5月時点のものです。
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