SBI証券のクレカ積立は三井住友カード経由がおすすめ!気になるメリット・デメリットを解説

SBI証券のクレカ積立は三井住友カード経由がおすすめ!気になるメリット・デメリットを解説
記事のまとめ

SBI証券×三井住友カードのメリット

  • 最大5%のポイント還元
  • 100円から投資が可能
  • NISAにも対応

ただし、積立投資には5万円の上限あり

少額から投資をはじめたい方におすすめ!

手軽に始められる投資として注目されている積立投資は、クレジットカードを使うとより簡単に資産運用できます。

とくにSBI証券のクレカ積立は、三井住友カードの利用で最大5%のポイント還元が受けられて非常にお得です。

ただし、カードによっては還元率が低かったり、買付のタイミングが選択できなかったりするなどのデメリットもあるため、利用する際は気を付ける必要があります。

今回は、三井住友カードを使ったSBI証券のクレカ積立について詳しく紹介します。

クレカ積立を始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

SBI証券との組み合わせで最大5.0%還元!

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無料

無料 ※1

24時間無料 ※2
おすすめポイント
  • 支払いモードの切り換えはアプリ1本
  • 他行口座宛振込も手数料が無料!
  • 給与受取で毎月200ポイントなど、選べる特典がお得!
  • 付帯の「フレキシブルペイ」での決済でポイント還元が最大20%! ※3
三井住友銀行「Olive」
年会費一般:永年無料 
ゴールド:5,500円(初年度無料)
プラチナプリファード:33,000円(初年度無料)
金利0.001%(普通預金) ※4
1日あたりの利用限度額引き出し:50万円
振込・振替:合計100万円
申し込み対象一般:なし
ゴールド/プラチナプリファード:満18歳以上 ※5
※1 SMBCダイレクトの他行あて振込手数料が月3回まで無料です。
※2 Oliveアカウントご契約口座での、三井住友銀行本支店ATM、三菱UFJ銀行の店舗外ATMでの時間外手数料が無料です。
※3 対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます。商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※4 普通預金を決済用普通預金として取り扱う場合は当行所定の手続き完了後は無利息となります。
※5 クレジットカードは満20歳以上が対象です。
目次

SBI証券のクレカ積立とは

SBI証券では2021年6月30日からクレジットカードを使用した積立投資サービスの提供が始まり、手軽に投資信託ができるサービスとして注目されています。

  • 簡単に投資ができる
  • 1円単位で積立が可能
  • NISA口座でも使える

ここでは、SBI証券のクレカ積立の3つのポイントについて紹介します。

簡単に投資ができる

SBI証券のクレカ積立はSBI証券とクレジットカード大手の三井住友カードが、業務提携してスタートしたサービスです。

若年層や投資初心者へ顧客基盤を広げることが提携目的のひとつとされており、両社の強みを活かした手軽で簡単な投資が可能です。

基本的な内容は通常の投資信託と変わりませんが、買付をクレジットカードで決済できる点が異なります

そのため、買付のたびに入金する必要がなく、手軽に積立投資が可能です。

100円~5万円まで1円単位で積立が可能

SBI証券のクレカ積立は100円から始められるため、手軽な投資が可能です。

少額であればリスクも少ないため、安心して投資できるでしょう。

そのため、投資初心者の方やリスクを避けたい方にもおすすめす。

一方、上限額は50,000円です。少額の投資をメインとした制度であるため、上限額が設定されています。

100円から50,000円の範囲内であれば1円単位での設定が可能です。

自身の予算や目標にあわせて、自由度の高い投資信託ができます。

NISA口座でも使える

クレカ積立は、NISA口座でも利用できます。

NISAは、少額の投資で得た利益が非課税となる制度です。

若い方や初めての方でも投資を始めやすく、利用者も増えています。

NISAをクレジットカード決済にすると、より簡単に投資を始められます

ただし、免税対象には上限があるため気をつけましょう。

SBI証券について詳しく知りたい方は、次の記事をチェックしてみてください。

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SBI証券は三井住友カードでの投資がおすすめ

SBI証券にはさまざまな投資方法が用意されていますが、なかでも三井住友カード経由での積立投資には6つのおすすめポイントがあります。

ただし、対象となる範囲には注意が必要です。

ここでは、SBI証券のクレカ積立の概要を紹介します。

最短5分で手続きが完了する

クレカ積立の対象者は「SBI証券の総合口座を保有している方」のため、口座を持っていればすぐに始められます。

口座を持っていない方も口座開設は無料であり、本人確認書類をアップロードすれば最短5分で完了します。

口座開設の手続きはスマートフォンで手軽にできるため、だれでも始めやすい点は大きなポイントです。

ただし、本人確認書類を郵送する場合は手続きに1週間ほどかかる点に気を付けましょう。

SBI証券で積立買付ができる投資信託が対象

クレカ積立の対象商品は「SBI証券で積立買付ができる投資信託」です。

投信積立ができる銘柄であれば、すべてが対象になります。また、限度額の範囲内なら複数銘柄の取引も可能です。

投資信託以外の商品は、クレカ積立の対象になりません。

個別株式やETFへの投資をしたい場合は、他の買付サービスを利用しましょう。

三井住友カードが発行するクレジットカードが対象

SBI証券でのクレカ積立対象カードは三井住友カードが提供するクレジットカード」です。

具体的には三井住友カード、またはOliveフレキシブルペイが対象となります。

他のカードは使用できないため、SBI証券のクレカ積立を利用したい方は三井住友関連のカードの発行が必須です。

三井住友カードは多様なクレジットカードがあり、それぞれ年会費や還元率が異なるため、自身の予算や使い方にあわせて選びましょう。

三井住友カードについて詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてみてください。

買付タイミング

クレカ積立の買付のタイミングは原則として「毎月第1営業日」と決められています。

自身で買付日の選択や、変更はできません。

また、積立設定の締切は毎月10日です。10日までの設定で、翌月の第1営業日に買付がおこなわれます。

10日を過ぎると翌々月の買付となるため気をつけましょう。

限度額は5万円

SBI証券のクレカ積立は100円から50,000円までであり、その範囲内であれば1円単位での設定が可能です。

積立投資は一定期間に一定額の投資をするもので、コツコツと手堅い資産運用が可能です。

ポイント付与率は積立額の0.5%から5%

クレカ積立のポイント付与率は積立額の0.5%から5%です。

つみたて投資ポイントアッププランが適応され、設定するカードによって付与率が異なります。

カード名ポイント付与率
通常の三井住友カード/Oliveフレキシブルペイ0.5%
ゴールドカード1%
プラチナカード2%
プラチナプリファード5%

プラチナプリファードの5%は、他社のクレカ積立と比較しても非常に高い付与率です。

また、Oliveフレキシブルペイを利用した場合も、カードのランクに応じて最大5%分のVポイントをもらいながら投資ができます。

それぞれ年会費にも違いがあるため、自身に合ったものを選びましょう。

次の項目では、カードごとに年会費や特徴を詳しく紹介するため、ぜひカード選びの参考にしてください

SBI証券のクレカ積立におすすめのクレジットカード5選

SBI証券のクレカ積立におすすめのクレジットカードは、上記5つです。

それぞれのカードの特徴について解説します。

Oliveフレキシブルペイ ゴールド

Oliveフレキシブルペイ ゴールド
こんな方におすすめ!
  • 年間100万を利用する方※1
  • コンビニや飲食店をよく利用する方
  • 複数のカードを持ち歩きたくない方
年会費5,500円(税込)※2
国際ブランドVisa
ポイント還元率0.5%〜7.0%※3
申し込み対象満18歳以上※4
※1 利用条件達成でポイント還元プレゼントまたは翌年以降の年会費が永年無料になります。※2 初年度の年会費は無料です。※3 デビットモードは0.5%、ポイント払いモードは0.25%です。※4 高校生は除きます。※5 空港ラウンジは国内主要です。
メリット
年会費無料時も空港ラウンジ利用OK5
ナンバーレスカードのため安全
支払いモードの切り替えはアプリ1本
デメリット
ポイント還元率が一般カードと同じ
年会費の無料期間に限りあり
三井住友カードからの切り替え不可

Oliveフレキシブルペイ ゴールドは、年会費5,500円(税込)で発行可能なゴールドカードです。

初年度は年会費無料、年間100万円以上利用すると翌年以降の年会費が永年無料になります。

基本的なポイント還元率は最大0.5%ですが、SBI証券でクレカ積立をした場合の還元率は1.0%です。

また、対象のコンビニ、飲食店で利用した場合、対象サービスの利用状況に応じて、通常のポイント分を含んだ最大20%のポイントが還元されます。

年間300万円まで補償するショッピング保険が付帯していることも大きなメリットです。

年間100万円以上利用する方やショッピング保険を利用したい方は、Oliveフレキシブルペイ ゴールドの利用を検討してみてください

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Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード

Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード
こんな方におすすめ!
  • ポイントを効率よく貯めたい方
  • 海外・国内での出張や旅行が多い方
  • 複数のカードを持ち歩きたくない方
年会費33,000円(税込)※1
国際ブランドVisa
ポイント還元率1.0%〜10.0%※2
申し込み対象満18歳以上(高校生は除く)
※1 今なら初年度年会費は無料です。※2 デビットモードは1.0%、ポイント払いモードは0.25%です。
メリット
会員限定コンシェルジュサービス付き
最大40,000ポイントの継続特典あり
支払いの切り替えはアプリ1本で簡単
デメリット
引き落としは三井住友銀行のみ
家族カードが発行できない
Web通帳のみで紙通帳がない

Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードは、クレジットカードと三井住友銀行口座がセットになったサービスです。

キャッシュカード、クレジットカード、デビットカード、ポイント払いの4つの機能を1枚に集約して管理できます。

年会費は33,000円(税込)ですが、積立額の5.0%がポイントで貯まるため、ほかのカードと比べてよりお得な投資が可能です。

また、クレジットカードの通常の還元率は1.0%、対象のコンビニや飲食店での還元率は最大20%に設定されています。

利用額に応じて最大40,000ポイントの継続特典がもらえる点も魅力です。

付帯サービスの旅行傷害保険は、国内、海外ともに5,000万円まで補償されるため、出張や旅行が多い方にもおすすめのカードといえるでしょう。

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Oliveフレキシブルペイ

Oliveフレキシブルペイ
こんな方におすすめ!
  • コンビニや飲食店をよく利用する方
  • 安全な番号レスカードを希望する方
  • 複数カードの持ち歩きが面倒な方
年会費永年無料
国際ブランドVisa
ポイント還元率0.5%〜7.0%※1
申し込み対象満18歳以上※2
※1 デビットモードは0.5%、ポイント払いモードは0.25%です。※2 高校生は除きます。
メリット
ポイントアップ制度で最大20%還元
生活にあわせて選べる無料保険あり
支払いモードの切り替えはアプリで!
デメリット
国際ブランドはVisaのみ
家族カードは非対応
三井住友銀行の口座開設が必須

Oliveフレキシブルペイは、キャッシュカード機能、クレジットカード、デビットカード、ポイント払いの4つの機能が一体となったオールインワンカードです。

継続特典はありませんが、年会費が永年無料である点がメリットです。

また、クレジットカードの通常還元は0.5%ですが、対象のコンビニ・飲食店での利用時に通常ポイントを含んだ最大20%ポイントが還元されます。

クレジットカードの所持にお金をかけたくない方は、年会費無料で保有できるOliveフレキシブルペイに申し込みましょう。

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三井住友カード ゴールド(NL)

三井住友カード ゴールド(NL)
こんな方におすすめ!
  • 日常使いでポイント獲得したい方
  • 海外・国内出張や旅行が多い方
  • セキュリティ性を重視したい方
年会費5,500円(税込)※1
国際ブランドVisa / Mastercard
ポイント還元率0.5%〜7.0%
申し込み対象満20歳以上
※1 年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料です。
メリット
条件達成で毎年10,000ポイント獲得
スマホのタッチ決済で最大7%還元
最短10秒の即時発行・即時利用OK
デメリット
通常のポイント還元率は高くない
ID機能の利用は申し込みが必要
旅行傷害保険金額が比較的少ない

三井住友カード ゴールド(NL) は、年会費5,500円(税込)で所持できるゴールドカードです。

年間100万円以上利用すると、翌年以降の年会費が永年無料になります。

通常の三井住友カードと比較すると、旅行保険やショッピング保険が付帯している点もメリットです。

SBI証券の投資信託をクレカ積立することで、積立額の1.0%のVポイントが貯まります

また、対象の店舗を最大3つまで登録し、三井住友カード ゴールド(NL)を利用すると、通常のポイントに加えて、利用金額200円(税込)につき0.5%のポイントが還元されます。

充実した優待や付帯サービスのあるゴールドカードを無料で持ちたい方は、三井住友カード ゴールド(NL) を発行して、年間100万円以上を利用しましょう。

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三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)
こんな方におすすめ!
  • コンビニ利用・外食がメイン
  • クレカの不正利用が心配
  • 投資運用でポイントを貯めたい
年会費無料
国際ブランドMastercard
VISA
ポイント還元率0.5%〜7.0%
申し込み対象18歳〜
メリット
対象コンビニ・飲食店は最大7%還元
安心安全のナンバーレス
NISAでVポイント還元
デメリット
基本還元率は0.5%と平均的
旅行保険はカード決済後の利用付帯
スマホアプリが必須

三井住友カード(NL)は、条件なしで年会費永年無料のカードです。

還元率は0.5%ですが、対象のコンビニ、ファーストフード、ファミレスなどでスマートフォンのタッチ決済を利用すると、最大7%ポイント還元されます。

また、三井住友カード提供のポイントUPモールを経由すると、通常のポイント還元に加えて、0.5%以上も還元率がアップします。

楽天市場やAmazonなどの総合ECサイトなどをよく利用する方におすすめのサービスといえるでしょう。

三井住友カードをSBI証券で使うメリット

SBI証券のクレカ積立は、他社のクレカ積立にはない魅力的な点があるサービスです。

ここでは、三井住友カードをSBI証券で使うメリットを5つ紹介します。

クレカ積立自体のメリットもあるため、ぜひ参考にしてみてください。

クレカのランクによってポイント還元率が上がる

SBI証券のクレカ積立では三井住友カードのVポイントが貯まりますが、Vポイントは0.5%から5.0%ととくに還元率が高いです。

還元率は登録するカードによって変わります。

カード名ポイント付与率
通常の三井住友カード/Oliveフレキシブルペイ0.5%
ゴールドカード1%
プラチナカード2%
プラチナプリファード5%

ただし、通常のカードは年会費が無料であるのに対してゴールドカードは5,500円(税込)、プラチナプリファードは33,000円(税込)かかります。

利用の仕方やキャンペーンによってお得さが変わるため、慎重に選びましょう。

三井住友カードのVポイントが貯まりやすい

SBI証券のクレカ積立はポイント還元率が高く、とくにSMBCグループ共通のポイントであるVポイントが貯まりやすい特徴があります。

貯まったVポイントは次に挙げるサービスに利用可能です。

  • 三井住友銀行や関連サービスの利用
  • SMBCダイレクトの手数料
  • 景品の交換
  • Amazonや楽天市場でのショッピング利用

Vポイントは普段のショッピングでも貯まるため、非常にお得です。

積立投資は長期間にわたっておこなうことが多く、トータルで非常に大きなポイントを貯められるでしょう。

Vポイントについて詳しく知りたい方は、次の記事をチェックしてみましょう。

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100円から投資が可能でリスクが低い

SBI証券のクレカ積立であれば100円(税込)から投資を始められます。

上限の50,000円(税込)以内であれば1円単位で設定できるため、予算にあわせて柔軟な投資信託が可能です。

投資は少額でもまずは実際にやってみて、感覚をつかむことが大切だとされています。

クレカ積立でリスクが低い投資から始め、慣れたら増額する運用も可能です。

投資マイレージ制度がある

SBI証券のクレカ積立は積立投資でVポイントが貯まるのみでなく、投資信託の保有によってポイントが貯まる「投信マイレージ」制度もあります。

手間がかからない投資で二重にポイントを貯められるため非常にお得です。

投信マイレージ制度で貯まるポイントは次のとおりです。

4種類からひとつを選ぶ必要があるため、自身の生活圏で使いやすいものを選びましょう。

NISAも対応している

NISAに対応している点も、SBI証券クレカ積立のメリットです。

NISAとは、投資で利益を得た際にかかる約20%の税金が一定額まで免除される制度です。

少額の投資を奨励する目的で2018年に始まり、お得に投資できる制度として注目されています。

SBI証券でNISAを利用する場合は、40万円を月で割った33,333円が上限額となります。

なお、年間の購入金額は399,996円となり、40万円に4円のみ届かない点は注意が必要です。

SBI証券で三井住友カード経由のクレカ積立をするデメリット

SBI証券のクレカ積立には、メリットのみでなくデメリットもあります。

  • カードによっては還元率が低い
  • 三井住友カードの発行が必要
  • 買付のタイミングが選択できない
  • 積立金額に上限がある
  • ポイント投資は投信積立に使用できない

ここでは、三井住友カードをSBI証券で使用する際のデメリットを5つ紹介します。

カードによっては還元率が低い

三井住友カードを使ったクレカ積立のポイント還元率は、カードの種類によって0.5%から5%までと幅があります。

他社のクレカ積立が1%程度の還元率であるのに比べると、プラチナプリファードの還元率は5%で非常にお得です。

一方で、ゴールドカードの還元率は1%で他社と同程度、通常のカードは0.5%で他社より低くなる可能性があります。

設定するカードによっては他社の還元率の方がお得なため、サービス全体を比較して自身にあったカードを選びましょう。

基本還元率の高いクレジットカードを利用したい方には、リクルートカードがおすすめです。

三井住友カードの発行が必要

SBI証券のクレカ積立では、三井住友カードが発行するクレジットカードのみ利用可能です。

したがって、すでに他のカードを使っている方にはカードを増やす必要があります。

ただし、三井住友カードは普段の利用でもお得なサービスが多いクレジットカードです。

クレカ積立に興味がある方はこれを機に、三井住友カードを普段使いしてみるのもおすすめです。

買付のタイミングが選択できない

SBI証券の投資信託は現金での積立であれば、買付のタイミングを「毎日」「毎週」「毎月」の3つから選択可能です。

一方、クレカ積立の場合は、買付のタイミングが毎月の第1営業日に決まっています

そのため、日々の値動きにあわせて柔軟に投資をしたい方には向かない方法です。

また、投資信託の設定は毎月10日までとスケジュールが決まっています

10日までの設定で翌月の第1営業日に買付をしますが、10日を過ぎると買付が翌々月になるため注意が必要です。

買いたい投資信託がある場合は、早めに申し込みましょう。

積立金額が最大5万円と上限がある

積立金額に上限がある点も、場合によってはデメリットです。

SBI証券のクレカ積立は、積立設定の上限が50,000円と定められています

100円から1円単位で自由に積立できますが、50,000円を超える積立設定はできません。

クレカ積立は若年層や投資初心者向けに少額の投資を勧めるサービスであるため、上限額があるのは当然だといえます。

SBI証券に限らず、他社のクレカ積立も基本的に50,000円が上限に設定されています。

そのため、投資額を増やしてより大きな利益を出したい方は、クレカ積立でない投資信託を利用するとよいでしょう。

ポイント投資は投信積立に使用できない

SBI証券では貯めたポイントを投資信託の購入に充てるポイント投資が可能です。

しかし、ポイント投資の対象は金額指定買付のみであり、積立投資には利用できません

なお、三井住友カードの利用料金をVポイントで支払うことは可能です。

これを利用すれば、実質的にVポイントで積立投資をしたことになります。

ただし、Vポイント投資を始めるためにはコース変更が必要であり、コース変更をするとTポイントやPontaポイントが貯められなくなる点に注意が必要です。

SBI証券で三井住友カード積立を設定する方法

SBI証券のクレカ積立の設定は、スマートフォンからでも簡単にできます。

ここでは、SBI証券で三井住友カード積立を設定する方法を解説します。

9つのステップに分けて具体的に説明するため、利用を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

1:SBI証券にログイン

クレジットカードの登録は、SBI証券の総合口座へログインしておこないます。

公式サイトにアクセスし、ユーザーネームとパスワードを入力してログインしましょう。

クレカ積立の専用ページからも、登録画面にアクセスできます。

なお、クレカ積立の設定にはSBI証券に口座を持っている必要があります

そのため、口座開設していない方は先に公式サイトから口座を開設しましょう。

SBI証券の口座開設には本人確認書類が必要で、審査もあります。

2:画面上部の「取引」を開き「投資信託」を選択

総合口座へログインしたら、続いて画面上部のメニューバーから「取引」を選択し、開いてください。

「取引」内のより細かいメニューが開くため、さらに「投資信託」の項目を選びます。

3:「投信(積立買付)」を選択

続いて、表示されるメニューバーから「投信(積立買付)」を選択してみてください。

4:「クレジットカード」を選択

メニューバーが表示されるため、「クレジットカード」の項目を選択します。

5:SBI証券の取引パスワードを入力

次に、各種規約が表示されます。

開いて内容を確認し、同意のチェックボックスにチェックを入れましょう。

続いて、設定しているSBI証券の取引パスワードを入力してみてください。

そして、右側の「同意して本人確認へ」ボタンを押します。

6:Vpassアカウントでログイン

画面が自動的に三井住友カード(Vpass)のページに移ります。

ここでVpassIDとパスワードを入力し、ログインすると本人確認ができます。

なお、ここではVpassアカウントが必須です。

アカウントを持っていない方は、先に三井住友カードの公式サイトから登録しましょう。

7:「カード番号入力」で入力

本人確認のあと、「カード番号入力」の青いボタンを押してみてください。

続いて開いた画面に、カード番号と有効期限、セキュリティコードを入力します。

入力できたら「次へ」のボタンを押し、SBI証券のサイトへ戻ると、クレジットカードの登録は完了です。

「クレジットカードのご登録が完了しました」と表示されるのを確認しましょう。

カードや登録内容の変更がなければ、再設定の必要はありません。

8:購入画面で「積立買付」を選択

クレカ積立の設定をする際は、登録時と同じく公式サイトの総合口座にアクセスし、上部メニューバーから「取引」を選びます。

続いて「投信」に進み、「投資信託ランキング」からクレカ積立に設定したい投資信託の銘柄を探しましょう

設定したい銘柄をクリックすると、銘柄の詳細情報が表示されます。

クレカ積立をおこなう際は、メニューの「積立買付」を選択してみてください。

9:毎月自動で積立を選択

決済方法の欄は「クレジットカード」にチェックを入れ、設定したい毎月の金額を入力してみてください。

「次へ」のボタンをクリックすると確認画面へ移るため、必要事項を確認して「設定する」を押せば完了です。

登録が完了したら、初回の買付日まで待ちましょう。

10日までに設定を済ませれば、翌月の第1営業日に買付がおこなわれ、そのあとは設定どおりに毎月自動で積立されます。

SBI証券の三井住友カード積立に関するよくある質問

最後に、SBI証券の三井住友カード積立に関するよくある質問を紹介します。

SBI証券のクレカ積立の利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

SBI証券で三井住友カード以外のクレカ積立は可能?

SBI証券では、三井住友カード以外のクレカ積立は今のところできません

SBI証券と三井住友カードの業務提携で始まったサービスであるため、対象となるカードは三井住友カードが発行するクレジットカードのみです。

カードを持っていない方には手間になりますが、三井住友カードはクレカ積立の他にもお得なサービスが豊富なカードです。

クレカ積立が気になる方は、三井住友カードの発行を検討してみましょう。

SBI証券のクレカ積立におすすめの三井住友カードは?

SBI証券のクレカ積立では、コストパフォーマンスを重視する場合はOliveフレキシブペイ ゴールド、ポイント還元率を重視する場合はプラチナプリファードがおすすめです。

プラチナプリファードは積立額の5.0%がポイントで貯まり、非常にお得な投資ができます。

ただし、年会費は33,000円(税込)と他のカードと比べて高額です。

一方、Oliveフレキシブペイ ゴールドは1.0%還元、条件次第で年会費無料になります。

自身の利用状況と照らし合わせて、お得に利用できそうな方を選んでください。

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三井住友カードの積立投資の買付日は?

三井住友カードの積立投資の買付日は、原則として毎月第1営業日です。

自身で設定はできず、必ず上記の買付日になります。

なお、その月の第1営業日に買付をするためには、その前月の10日までの積立設定が必要です。

10日を過ぎると翌月は丸1か月買付ができないため、気をつけましょう。

iDeCoはクレカ積立の対象となる?

iDeCoの掛金はクレジットカードでの支払いはできません

そのため、クレカ積立の対象とはなりません。

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まとめ

今回は、三井住友カードを使ったSBI証券のクレカ積立について解説しました。

SBI証券では、クレジットカードを使った積立投資のサービスを提供しています。

対応しているカードは三井住友カードのみであるため、持っていない方は発行が必要です。

最大のメリットは高いポイント還元率で、プラチナプリファードであれば積立額の5%のポイントが付与されます

ポイント還元率が高いSBI証券は、とくに投資初心者の方におすすめです。

クレカ積立に興味がある方は、ぜひSBI証券と三井住友カードの積立投資を利用してみましょう。

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<参考>
SBI証券
三井住友カード(NL)のメリット・デメリットや評判を紹介!年会費・還元率も解説

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