SMBCモビットとプロミスは、知名度の高い大手消費者金融系カードローンです。
利用を検討している方の中には「SMBCモビットとプロミスどちらがおすすめなの」「それぞれのメリットやデメリットはどこ」などの疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。
結論、商品内容は大きく異なるため、自身に最適な商品を選ぶ必要があります。
SMBCモビットがおすすめな方 | プロミスがおすすめな方 |
---|---|
電話連絡なしで契約したい方 即日融資を受けたい方 金利を安く抑えたい方 | 急いでお金を準備したい方 利息を払いたくない方 女性スタッフに対応してほしい方 |
急ぎでお金が必要な方やバレずに借入したい方など、自身の目的によって利用する消費者金融系カードローンを選びましょう。
本記事では、SMBCモビットとプロミスの関係や商品の異なる点、メリットやデメリットなどを解説するので、どちらを申し込もうか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
【目的別】大手カードローン会社比較表
SMBCモビットとプロミスの異なる点

SMBCモビットとプロミスの違いを次の5つです。
- 借入限度額
- 借入利率
- 審査時間
- 資金の使用使途
- 保証人
1つずつ解説します。
借入限度額
プロミスの借入限度額は500万円で、SMBCモビットは800万円です。
プロミスよりもSMBCモビットの方が、多くの現金を借りられるといえます。
しかし、借入額は審査によって決まるため、多くの金額を借りられるという理由でSMBCモビットを選ぶのは避けましょう。
借入利率
プロミスの借入利率は4.5〜17.8%で、SMBCモビットは3.0〜18.0%です。
最低金利はSMBCモビットの方が低く、最高金利はプロミスの方が低いといえます。
借入額が低いと金利が高く、借入額が高いと金利は低くなるため、借入希望金額が低い方はプロミス、高い場合はSMBCモビットがおすすめです。
また、無利息期間も異なります。プロミスは最大30日間の無利息期間が設けられていますが、SMBCモビットには設けられていません。
そのため、30日以内に返済できる可能性が高い方は、プロミスを検討してみてください。
審査時間
プロミスの審査時間は最短20分で、SMBCモビットは最短30分です。
どちらも最短即日の融資に対応しています。
できるだけ早く融資を受けたい方は、審査時間最短20分のプロミスを選びましょう。
しかし、審査時間に大きな差はないため、SMBCモビットの借入限度額や金利などに大きなメリットを感じている方は、無理にプロミスを選ぶ必要はありません。
資金の使用使途
プロミスは、資金の使用用途を生計費に限定しています。
個人事業主の場合は、生計費に加えて事業費としても借りられますが、SMBCモビットは事業性のある用途として借りられません。
そのため、事業性のある用途で借入を希望する方は、プロミスの利用がおすすめです。
保証人
プロミスとSMBCモビットは、保証人不要で借りられます。
有担保のローンを契約する際は、返済不能になった際に、保証人へ請求されたり担保にしている不動産が処分されたりしますが、無担保ローンの場合は心配無用です。
プロミスとSMBCモビットは、保証人を設定するのではなく、審査によって返済能力があるのかを判断し、個人の信用で融資をします。
保証人不要で借りたい方は、プロミスかSMBCモビットの好みの方を選んでみてください。
プロミスの特徴

プロミスの主な特徴は、次の3つです。
- 最短20分で即日融資が可能
- 瞬フリで最短10分で振り込み
- 無利息期間がある
1つずつ解説します。
最短20分で即日融資が可能
他の消費者金融系カードローンを見ると、最短25〜30分で融資可能な会社が多いため、プロミスは融資までの時間は最速級と言えます。
銀行系カードローンの融資までの時間は、最短でも申し込みの翌日以降です。
銀行系カードローンは、審査の際に警視庁のデータベースと情報を紹介する必要があるからです。
また、銀行系カードローンの中には、消費者金融系カードローンとは異なる独自の審査基準を設けている場合があるため、審査に時間がかかります。
即日融資を重視している方は、消費者金融系カードローンの中でも最速の最短20分で融資が受けられる、プロミスを検討してみてください。
瞬フリで最短10秒で振り込み
瞬フリとは、24時間365日申し込み可能で、振込手数料無料で借りられる機能のため、好みのタイミングですぐに借りたい方におすすめはできます。
しかし、瞬フリを利用するためには、対象金融機関の口座を所有している必要がある点に注意しておきましょう。
瞬フリ対応の金融機関の一例です。
銀行 | ・三井住友銀行 ・三菱UFJ銀行 ・みずほ銀行 ・横浜銀行 ・千葉銀行 |
ネットバンク | ・PayPay銀行 ・楽天銀行 ・ソニー銀行 |
瞬フリの対象なのか確認したい方は、プロミスの金融機関別振込実施時間検索のページから自身の金融機関を入力すると調べられます。
受付時間が0:00〜24:00、振込実施時間が10秒になっている場合は、瞬フリに対応している金融機関です。
無利息期間がある
プロミスの無利息期間は30日です。
無利息期間とは、カードローン会社が定めている一定の期間内であれば、無利息で借入ができる期間です。
無利息期間は、契約するカードローン会社によって異なり、そもそも設定されていない場合もあります。
一例として、いくつかのカードローン会社の無利息期間を紹介すると、次のとおりです。
レイク | 最大180日間 |
アイフル | 最大30日間※1 |
アコム | 最大30日間 |
PayPay銀行カードローン | 最大30日間 |
レイクだけが最大180日間も設けているため、無利息期間を重視している方は、最も期間の長いカードローン会社を選ぶべきです。
30日間で返済できる可能性が高い方は、プロミスの無利息期間を活用してみてください。
プロミスがおすすめな方
特徴を踏まえたうえで、プロミスをおすすめできる方は次のとおりです。
- 急いでお金を準備したい方
- 女性スタッフの対応を希望の方
- レディースキャッシングの利用を希望の方
- 無利息サービスを希望の方
1つずつ解説します。
急いでお金が必要な方
プロミスの融資までの時間は、最短20分のため、すぐに借り入れしたい方におすすめのカードローンです。
銀行系カードローンは、最短でも翌日以降の融資になるため、今すぐに現金が必要な方にとっては大きなデメリットです。
金利や借入限度額の高さから、銀行系カードローンの利用を検討している方も多いでしょう。
しかし、今すぐに現金が必要な方は、最短20分で融資可能なプロミスを検討してみてください。
女性スタッフの対応を希望の方
プロミスは、通常のフリーキャッシング以外に、レディースキャッシングも提供しています。
レディースキャッシングとは、女性専用のキャッシングサービスです。
すべて女性スタッフが対応するため、カードローンの申し込みが不安な女性の方も安心して利用できます。
金利や借入限度額は、通常のフリーキャッシングと変わりません。
男性スタッフばかりで怖い印象のある女性の方は、女性スタッフが対応するプロミスのレディースキャッシングを利用しましょう。
レディースキャッシングの利用を希望の方
プロミスのレディースキャッシングとは、女性スタッフが対応するため、通常のフリーキャッシングの申し込みが不安な方も安心して利用できます。
また、他の消費者金融系カードローン会社と比較して金利が低いことが特徴です。
一例として、プロミスのレディースキャッシングと他社の金利を比較してみましょう。
プロミスレディースキャッシング | 4.5~17.8% |
アイフルSuLaLi | 18.0% |
アコム働く女性のカードローン | 3.0~18.0% |
フタバレディースキャッシング | 14.959~17.950% |
最大金利を比較すると、他社よりも金利が低いとわかります。
できるだけ金利の低いレディースキャッシングを探している方は、プロミスを検討してみてください。
無利息サービスを希望の方
プロミスには、最大30日間の無利息期間があります。
最大30日間利息がかからないため、30日以内に返済できる方やできるだけ利息を支払いたくない方などにとっては、大きなメリットです。
消費者金融系カードローンの中には、そもそも無利息期間を設けていない会社も多くあります。
他の消費者金融系カードローンの利用を検討している方は、無利息期間の有無や期間を比較し、プロミスの方がお得に借りられる場合は申し込みを検討してみてください。
SMBCモビットの特徴

SMBCモビットには、次のとおりプロミスにはない特徴があります。
- 10秒簡易審査がある
- 800万円までの高額融資が可能
- 全国の提携ATMが約12万台(2022年4月現在)
どちらを利用しようか迷っている方は、SMBCモビットの特徴も確認してみてください。
10秒簡易審査がある
10秒簡易審査とは、名前や借入希望金額、年収などの簡単な内容を入力すると、借入可能なのかを簡易的に審査する機能です。
10秒で審査結果が表示されるため、審査が不安な方は事前に利用してみてください。
しかし、10秒簡易審査を利用する前に、最低限の申し込み条件を満たしているのかを確認しましょう。
SMBCモビットの申し込み条件は、満20〜74歳の安定した定期収入のある方です。
上記の申し込み条件をクリアしているものの、収入や信用情報面などで審査が不安な方は、Webで10秒簡易審査を活用してみてください。
800万円までの高額融資が可能
プロミスの場合は500万円までの借入になるため、500万円以上借りたい方は、SMBCモビットに向いています。
ただし、借入限度額が800万円ではあるものの、必ず満額借りられるわけではありません。
審査したうえで借入金額が決まるため、年収や返済能力によっては、800万円以下になる場合もあると理解しておきましょう。
たとえば、年収が900万円の方の場合は、総量規制によって300万円以下の借入になります。
年収が1,500万円以上あり、500万円以上の借入を希望する方は、SMBCモビットを検討してみてください。
全国の提携ATMが約12万台(2022年4月現在)
全国に約12万代の提携ATMがあるため、手軽に借入や返済が可能です。
一例として、提携ATMの種類を紹介します。
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- セブン銀行
- イオン銀行
- ローソン銀行
- Enet
- 福岡銀行
- 熊本銀行
また、三井住友銀行のATMを利用する際は、手数料がかかりません。
提携ATMがないカードローン会社や、振込で返済する必要があるカードローン会社と契約すると、利用するたびに手数料を支払う必要があります。
なるべく手数料を支払いたくない方は、SMBCモビットを契約してみてください。
SMBCモビットをおすすめできる方
SMBCモビットをおすすめできる方は、次のとおりです。
- 金利を安く抑えたい方
- Tポイントを貯めたい方
- 電話連絡なしで契約したい方
1つずつ解説します。
金利を安く抑えたい方
SMBCモビットの金利は、他の消費者金融系カードローンと比較すると、低めに設定されています。
SMBCモビット | 3〜18% |
フタバ | 14.959~19.945% |
レイク | 4.5〜18% |
三菱UFJニコスローンカード | 6.0~17.6% |
上記のとおり、中小消費者金融系カードローンや大手消費者金融系カードローン、クレジットカードのローンなどと比較しても、SMBCモビットの金利は低いとわかります。
カードローンの中でも最も金利が低いわけではありませんが、低金利で借入できるため、できるだけ利息を抑えたい方はSMBCモビットを検討してみてください。
Tポイントを貯めたい方
SMBCモビットで融資を受けて返済すると、200円ごとにTポイントが1ポイント貯まります。
普段から、コンビニエンスストアやレストランなどの提携先でTポイントを貯めている方にとっては、大きなメリットではないでしょうか。
また、貯まったTポイントは、会員専用サービスのMyモビ経由で返済に利用できる点も特徴です。
Tポイントを貯めたり返済に充てたりしたい方は、SMBCモビットを選んでみてください。
電話連絡なしで契約したい方
SMBCモビットをWebから申し込むと、電話連絡なしで在籍確認をおこなえます。
電話連絡がないため、家族にカードローンの利用が発覚したくない方にとっては、大きなメリットです。
また、Webから申し込むと郵便物も届かないため、より家族に発覚する可能性が低くなります。
しかし、SMBCモビットをWebから申し込む場合は、次の書類を準備する必要がある点に注意しておきましょう。
- 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
- 収入証明書(源泉徴収票、税額通知書、所得証明書)
- 勤め先の証明書(健康保険証、給与明細書)
提出する書類は多いですが、電話連絡や郵送物なしで契約したい方は、SMBCモビットをWebから申し込んでみてください。
SMBCモビットとプロミスの申し込み時の注意点

SMBCモビットやプロミスを申し込む際は、次の注意点に気をつけてください。
- 個人情報を共有している
- 虚偽申告や規約違反トラブルも共有される
- プロミスにしかない商品がある
個人情報や商品に関する注意点が多いため、契約前に必ず確認しましょう。
個人情報を共有している
個人情報の共有は他の銀行系列のグループ銀行でもおこなわれており、めずらしいものではありません。
共有される個人情報は、次のような情報を指しています。
- 住所
- 生年月日
- 氏名
- 勤務先
- 電話番号
- 収入
- 負債の状況
上記のとおり、個人を特定できる情報から取引に必要な情報まで共有するため、信用情報が悪い場合は、影響を受ける場合があります。
虚偽申告や規約違反トラブルも共有される
個人情報のみでなく、虚偽申告や規約違反トラブルなどの情報も共有します。
そのため、過去にSMBCモビットの審査を受けた際に虚偽の申告をしていた場合は、プロミスの審査を断られる可能性が高いです。
企業は情報を共有しているため、虚偽申告をすると他のサービスも利用できなくなる可能性があると理解したうえで、正しい情報を申告しましょう。
また、規約違反トラブルも共有しており、1社でトラブルを起こすと他のサービスも利用できなくなる可能性があります。
プロミスにしかない商品がある
プロミス | ・フリーキャッシング ・おまとめローン ・自営者カードローン ・目的ローン ・レディースキャッシング |
SMBCモビット | フリーキャッシング |
上記のとおり、プロミスには、フリーキャッシング以外に4つの商品を提供しています。
たとえばおまとめローンは、プロミス以外の消費者金融から借入してもプロミスでまとめて、金利を抑えたり返済先をまとめたりできるローンです。
フリーキャッシングは、比較的大きい金額を低金利で借り入れることができ、使い道に制限がないのが特徴です。ただ、追加の借り入れができないので注意しておきましょう。
フリーキャッシング以外の商品が魅力的に感じた方は、プロミスを検討してみてください。
SMBCモビットとプロミスに関するよくある質問

ここでは、SMBCモビットとプロミスに関するよくある質問に回答します。
審査や使用用途、総量規制などについて解説しているため、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
SMBCモビットの審査に落ちたらプロミスの審査にも落ちる?
個人情報や虚偽申告、トラブル情報を共有しているため、返済能力が認められず審査に落ちる可能性は高いと理解しておきましょう。
家族や勤務先に発覚せずに利用できますか?
SMBCモビットの場合は、Webから申し込むと電話連絡や郵便物なしで契約できるため、家族や勤務先に発覚せずに契約できます。
プロミスの場合も、在籍確認を書類に変更できるため、電話で発覚する心配はありません。
SMBCモビットと同様に、Webから申し込む場合は郵送物なしで契約できます。
家族や勤務先に発覚せずに契約したい方は、Webから申し込んだり書類での在籍確認に変更したりしましょう。
資金使途に制限はありますか?
資金使途に制限はあります。
プロミスやSMBCモビットは、生計費として利用する場合のみ借入可能です。
プロミスに限り、個人事業主の場合は事業性資金としても利用できます。
パチンコや競馬などのギャンブルの資金として利用する場合は、借入できないと理解しておきましょう。
収入の3分の1までしか借り入れできませんか?
プロミスとSMBCモビットは、収入の3分の1までしか借りられません。
プロミスやSMBCモビットは、貸金業者です。
貸金業者は、貸金業法内の総量規制によって、借主の年収の3分の1以上を貸し付けられないと定められています。
他社からの借入がある場合は、合計した金額が年収の3分の1以上になってはいけません。
審査の際に、年収の3分の1以上の借入希望金額を申請すると落ちる可能性が高いため、注意しておきましょう。
まとめ

今回は、SMBCモビットとプロミスの関係性や、メリット、デメリット、申し込む際の注意点などについて解説してきました。
プロミスとSMBCモビットのメリットやデメリットを考慮すると、それぞれ次のような方におすすめはできます。
プロミス | ・急いでお金を準備したい方 ・女性スタッフの対応を希望の方 ・レディースキャッシングの利用を希望の方 ・無利息サービスを希望の方 |
SMBCモビット | ・金利を安く抑えたい方 ・Tポイントを貯めたい方 ・電話連絡なしで契約したい方 |
プロミスは、即日融資に対応しているため、急いでお金を準備したい方に向いています。
また、30日間の無利息期間も設定されているため、30日以内に返済できる方や無利息期間でお得に借りたい方などにもおすすめです。
SMBCモビットは、他社と比較すると比較的低金利で借入できるため、できるだけ利息を抑えたい方に最適なカードローンといえます。
どちらのカードローンも、Webから申し込んだり書類に変更すれば、原則電話連絡なしで在籍確認をおこなえるため、家族や同僚に発覚したくない方も安心して申し込んでみてください。
※本記事の情報は2023年1月時点のものです。
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