コインチェック（Coincheck）の本人確認方法をわかりやすく解説！失敗しないポイントも紹介

コインチェックを利用する際には本人確認が必要になるため、確認の方法や流れなどは前もって調べておきたいところです。

コインチェックの魅力といえば、スムーズに新規登録がおこなえて初心者にも人気が高い点が挙げられます。そのため本人確認も難しくなく、あらかじめ手順を把握していれば、失敗なく手続きを済ませられます。

そこで今回は、コインチェックの本人確認方法についてわかりやすく解説していきます。本人確認が必要な理由や失敗しないためのポイントもあわせて理解したうえで、スムーズにコインチェックの利用を始めていきましょう。

コインチェック（Coincheck）の特徴

コインチェック（Coincheck）は、人気の高い暗号資産取引所です。はじめて暗号資産の取引をはじめる方には特におすすめの取引所で、特徴や重要な点をまとめると次のとおりです。

上記のようにコインチェックには利用しやすさを感じられるところが豊富にあります。それぞれの特徴について、具体的な点を解説していきます。

初心者でも簡単に暗号資産取引が可能

コインチェックは、コインチェック株式会社が運営する人気の暗号資産取引所です。

操作性がわかりやすくシンプルな設計のため、特に初心者を中心に多くの支持を集めています。

初めて暗号資産取引をおこなうときには、初心者でも利用しやすい大手取引所を選ぶことが一番です。利用しやすさやわかりやすさ重視で取引所を選ぶなら、コインチェックは非常におすすめといえるでしょう。

仮想通貨の種類が豊富

コインチェックは、暗号資産取引として、非常に多くの種類の仮想通貨を取り扱っています。取り扱いの種類は国内最大級と呼ばれるほどの規模で、主に種類をピックアップすると次のようになります。

上記の通貨以外も、コインチェックは多くの通貨に対応しています。そのため仮想通貨取引所として選びやすい点が魅力です。

取引所の手数料が無料

コインチェックは、手数料の面でお得に利用できます。取引所のBTC手数料は無料で、販売所の取引手数料も無料となります。

その他入出金手数料についても、銀行振込であれば手数料はかかりません（振込手数料は別途自己負担）。そのためコインチェックは、手数料を気にせずに利用できる暗号資産取引所といえるでしょう。

コインチェック（Coincheck）の「かんたん本人確認」について

コインチェック（Coincheck）の利用をはじめるときは、本人確認が必須です。ここからは、なぜコインチェックで本人確認を済ませる必要があるのか解説しつつ、「かんたん本人確認」に必要なもの、有効となる本人確認書類の種類を紹介していきます。

本人確認が必要な理由

コインチェックの新規登録に本人確認の行程が必要になる理由は、犯罪やトラブルにつながる不正利用を防ぐためです。

暗号資産取引所では、それぞれが持つ大事な資産のやり取りがあります。そのためときにはマネーロンダリングなどの不正利用につながるケースがあり、暗号資産交換事業者は万が一に備えて利用者の身元はしっかりと確認しなければなりません。

マネーロンダリングとは、資金洗浄を意味します。たとえば違法薬物の売買や脱税などの犯罪で獲得した資金を、犯罪者は摘発を逃れるために資金の獲得ルートを隠蔽する必要があります。

そこで利用されることが多いものが株や暗号資産です。さまざまな資産取引をおこなうことで犯罪によって得た資金をわからなくすることが目的となります。

もちろんマネーロンダリングのみでなく、暗号資産取引を利用した投資詐欺などは現在少なくありません。上記のような犯罪利用を防ぐ目的で、コインチェックを含む暗号資産取引所では本人確認が必要になります。

かんたん本人確認に必要なもの

コインチェックでは、「かんたん本人確認」の工程で本人確認を済ませます。その名のとおり、かんたん本人確認では非常にシンプルな方法で、スムーズに本人確認を完了できます。

コインチェックのかんたん本人確認に必要なものは、次のとおりです。

かんたん本人確認では、コインチェックのスマートフォンアプリで、本人確認書類と自身の顔写真を撮影しておこないます。

本人確認書類の種類

コインチェックの本人確認で有効となる本人確認書類は、次のとおりです。

マイナンバーカード以外は、表面と裏面の両方を撮影して提出します。

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コインチェックのかんたん本人確認・口座開設までの手順

ここからは、コインチェックアプリのかんたん本人確認・口座開設までの手順を紹介していきます。次の流れ・手順をあらかじめ把握したうえで、スムーズに口座開設を済ませましょう。

1. アプリ起動
2. アカウント作成
3. 本人確認
4. 二段階承認設定
5. 審査完了のメールを受信して口座開設完了

では、それぞれの行程の詳細を解説していきます。

1：アプリを起動

まずは、コインチェックのスマートフォンアプリを起動しましょう。登録する際には、アプリのダウンロード・インストールをあらかじめ済ませておきます。

コインチェックのスマートフォンアプリは、iOS（iPhone）・Androidの両方に対応しています。アプリのダウンロードは、iPhoneであればApp Store、AndroidであればPlayストアから可能です。

2：アカウント作成

アプリをダウンロード・インストールし、起動したら、まずアカウント登録をおこないます。

会員登録と書かれた画面が開くため、メールアドレスを入力してアカウントを作成しましょう。

3：本人確認

アカウント登録が完了したあとは、本人確認の行程に移ります。本人確認の流れは、次のようになります。

1. 電話番号認証でSMSを受け取る
2. 基本情報・勤務情報を入力
3. 本人確認書類を選択
4. 本人認証サービス（LIQUID eKYC）を利用
5. 本人確認書類を撮影
6. 撮影した本人確認を提出

上記の流れをまず把握したうえで、それぞれの行程における重要なポイントや注意点を見ていきましょう。

電話番号認証でSMSを受け取る

はじめに、電話番号認証をおこないます。電話番号認証では、携帯電話の番号を入力したうえでコインチェックからのSMSを受け取ります。

SMSには認証をおこなうための6桁の認証コードが記載されているため、確認したら、アプリに戻って認証コードを間違いなく入力します。

SMSを誤って削除したり電話番号入力を間違ったりしたときは、アプリ側から認証コード再送を選択して再送をおこないましょう。

基本情報・勤務情報を入力

SMS認証が終わったあとは、氏名・生年月日・住所などの基本情報を入力しましょう。ほかには利用目的や取引経験を入力する項目もあります。

そして最後には海外PEPs（＝海外の要人や過去にそういった経歴がある方、またはその家族）に該当しないことにチェックを入れ、確認ボタンをタップしましょう。

本人確認書類を選択

入力した基本情報に問題がない場合は同じく確認ボタンを押し、次は本人確認の行程に移ります。「本人確認書類」の項目をタップし、提出を希望する本人確認書類を選びましょう。

たとえば運転免許証の場合は、運転免許証の項目をタップして、撮影とアップロードのステップに移ります。

本人認証サービス（LIQUID eKYC）を利用

コインチェックでの本人確認には、本人認証サービスである「LIQUID eKYC」を利用します。LIQUID eKYCは本人確認を手軽かつ安全におこなえるサービスで、コインチェックのみならずさまざまなサービスに取り入れられています。

提出する本人確認書類を選んだあとは、登録したメール宛てに登録用のURLが届くため、URLからLIQUID eKYCの手続き画面へ移動しましょう。

本人確認書類を撮影

本人確認書類はスマートフォンのカメラで撮影し、撮影した写真をアップロードすることで提出を済ませます。

書類は、表面・斜め上・裏面で撮影します。撮影の際にはガイドが表示されるため、ガイドにあわせて撮影を済ませましょう。

また、書類を撮影したあとは顔写真の撮影も必要になります。マスクやサングラスなどは外したうえで、画面の指示に従いながら順に自身の顔を撮影していきましょう。

撮影した本人確認を提出

その後は撮影した本人確認書類と顔写真を、LIQUID eKYCのシステムを通じてアップロードします。

写真がうまく撮れていないと本人確認の審査には落ちる可能性があるため、提出前にはよく確認をするようにしましょう。

4：二段階承認の設定

本人確認書類提出を済ませたあとは、二段階認証の設定をしましょう。二段階認証は、セキュリティ水準を高めるための重要な工程です。二段階認証があれば、第三者からの不正アクセスなどのリスク軽減につながります。

設定は、アプリのアカウントメニューからおこなえます。「二段階認証が未設定です」の項目があるため、その下部の「設定」をタップして設定をはじめましょう。

まずはセットアップキーの横をタップし、キーをコピーします。次に認証アプリにキーを貼り付けし、認証アプリとの連携を済ませてください。そして最後に6桁の認証コードを入力すれば、設定は完了です。

5：審査完了のメールを受信することで、口座開設完了

本人確認には、審査があります。提出のみでは本人確認は完了しないため注意しましょう。

審査が終了し、問題がなければ、本人確認完了のメールが届きます。完了のメールが届いたら、口座開設は完了です。

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コインチェックのかんたん本人確認で失敗しないポイント

コインチェックでかんたん本人確認をするときには、次の点で失敗しないように注意しましょう。

本人確認に手間取ると、口座開設ができないため、なかなか取引がおこなえません。スムーズにコインチェックの利用をはじめるためにも、失敗しないためのポイントはしっかりと押さえるようにしましょう。

では、それぞれの注意点を詳しく解説していきます。

郵送ハガキで本人確認を選択していないか確認する

コインチェックでの本人確認の方法は、アプリで手続きができるかんたん本人確認と、郵送による本人確認があります。

郵送による本人確認は、ハガキのやり取りが必要になるため、口座開設までに時間がかかります。スムーズに本人確認を済ませたいときは、郵送ハガキで本人確認を選択していないかよく確かめるようにしましょう。

本人確認書類がぶれていないか確認する

書類に不備があると、コインチェックの審査には通らないため注意が必要です。

本人確認書類は自身のカメラで撮影して提出するため、撮影した写真にはブレやぼやけがないかよく確認しましょう。

見切れていないか確認する

コインチェックの本人確認に失敗しないためには、撮影した本人確認書類の写真や顔写真が見切れていないか、しっかりと確認しましょう。書類が見切れていると名前などの大事な部分が確認できない可能性があります。

写真を撮影するときは、カメラにガイドや案内が表示されます。ガイドに従って撮影すればきれいに撮影ができるため、見切れないためには、ガイドをしっかりと活用して撮影しましょう。

暗くないか確認する

見切れずに撮影できていたとしても、暗いところで撮影した写真は無効になる可能性があります。全体的に暗いと、重要な部分や本人の顔がよく確認できないからです。

コインチェックで本人確認に失敗しないためには、暗いところで撮影していないかよく確認するようにしましょう。部屋を明るくした状態で撮影してください。

また、明るいところで撮影した状態でも、部屋の照明などが書類に反射して写り込むことがあります。反射のせいで書類が不鮮明な状態になることもあるため、きれいに写っているかどうかは最後までしっかりチェックしましょう。

補正されていないか確認する

本人確認書類の写真や自身の顔写真を送るときは、カメラによる補正が入っていないかどうかも確認しましょう。

補正が入ると、書類や顔写真はわかりにくくなる可能性があります。通常のカメラで撮影し、補正や加工などは入れないようにしてください。

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コインチェックの本人確認に関するよくある質問

コインチェックで本人確認を済ませるときには、自身の重要な証明書や顔写真を撮影してアップロードするため、うまくできているか不安に感じることも多いでしょう。アプリをとおして本人確認をおこなうことには、抵抗感を覚える方も少なくないはずです。

そのためコインチェックで本人確認をおこなうときは、よくある質問をあらかじめチェックしたうえで、疑問や不安を解消するようにしましょう。

ここからは、前もって見ておきたいよくある質問と回答を紹介していきます。

上記の点について、疑問や不安を感じている方は多いのではないでしょうか。安全にコインチェックの本人確認を完了させるためにも、各回答はよく確かめるようにしましょう。

コインチェックの本人確認は危険ですか？

コインチェックでは、個人情報保護を徹底しているため、本人確認＝危険ということはありません。サービスとしても、徹底されたセキュリティ対策を講じています。

また、コインチェックの本人確認で活用するLIQUID eKYCは、Webで気軽かつ安全に本人確認を済ませられる人気のシステムです。LIQUID eKYCを導入している企業は非常に多く、コインチェックのほかにはドコモ、セゾンカード、セブン銀行、LINE証券など大手企業ばかりです。

LIQUID eKYCは高いセキュリティ水準で管理・運用されているため、情報漏洩や不正アクセスなどの心配はありません。安全に本人確認を済ませられます。

本人確認書類に住所の記載がない場合どうすれば良いですか？

コインチェックで本人確認をするにあたって、提出する本人確認書類に住所の記載がないときは、住所の記載がある本人確認書類を選ぶ必要があります。コインチェックで有効な本人確認書類をおさらいしてみましょう。

上記の書類には、一般的には住所の記載があるはずです。原則としてほかの書類は無効となるため、上記の書類がない方は残念ながら口座開設ができません。

また、現住所と異なる住所が記載されている書類しか所有していない場合は、次の補完書類をあわせて提出する必要があります。

アプリが利用できない場合どうすれば良いですか？

アプリが利用できないときは、Webサイト（ブラウザ）から新規登録をおこないましょう。Webサイトからの登録手順を簡単に整理すると、次のとおりになります。

1. コインチェックの公式サイトへアクセス
2. メールアドレスを入力して会員登録
3. 電話番号認証（SMS認証）
4. 氏名・住所などの基本情報を入力
5. 本人確認書類提出（LIQUIDへ移動）

登録情報の審査に通過したあとには、コインチェックから登録住所宛てに本人確認完了のハガキが郵送で到着します。ハガキが到着したら、コインチェックのすべてのシステムが利用可能になる流れです。

IDセルフィーとは何ですか？

IDセルフィーは、本人確認書類と自身の顔の両方を収めた状態で撮影した写真を指しています。本人確認を手に持った状態で、顔の横あたりに掲げ、顔と一緒に写る状態で撮影します。

IDセルフィー撮影のポイントは、次のとおりです。

IDセルフィーは特に、顔の一部が隠れるなどの失敗が起こりやすいため気をつけてください。また、無意識のうちに指で本人確認書類を覆ってしまっているケースも多いです。

撮影する際には、本人確認書類は顔付近に近づけたほうがピントが合いやすい傾向にあります。何枚か撮ると慣れてきてきれいに写りやすくなるため、失敗なく撮影するためには、何度か撮影すると良いでしょう。

本人確認にかかる時間はどのくらいですか？

コインチェックでは、本人確認完了までには1～2営業日かかります。確認作業はすぐに完了するわけではないため、しばらく待つ必要があります。

ただし場合によっては、2営業日以上時間を要するときもあります。申し込みが混雑しているタイミングでは審査に遅延が起こる場合もあるため、状況によっては数日時間がかかることもあるでしょう。

したがってスムーズに取引を開始したいのであれば、できる限り早めに口座開設手続きをおこなうことが望ましいでしょう。

未成年でもアカウントを登録できますか？

コインチェックの利用可能年齢は18歳～74歳のため、18歳未満の未成年の方はアカウント登録は不可となります。

年齢を偽って個人情報を入力しても、本人確認書類提出の段階で虚偽申告とわかるため、審査には通りません。暗号資産取引所で本人確認書類提出が必要になる理由には、未成年の取引を防止する目的もあります。

また以前は、コインチェックの利用可能年齢は20歳～74歳でした。しかし2022年からの成人年齢引き下げに伴い、コインチェックの利用可能年齢も引き下げられました。したがってコインチェックでも18歳・19歳は成人と認められるため、口座開設は可能です。18歳未満は引き続き未成年の扱いになるため、口座開設・取引は不可となります。

コインチェック本人確認後、登録情報は変更できますか？

コインチェックの本人確認後でも、登録情報の変更は可能です。

たとえば転居や結婚、電話番号変更などで登録情報が変更になったときは、Webブラウザから登録情報変更の手続きをおこないます。また、変更の際には、変更後の書類提出も必要になります。

住所または氏名変更の場合は、次のいずれかの書類提出が必要です。

また、書類の住所・氏名更新が済んでいない場合は、特別永住者証明書・在留カードを除いて、補完書類を一緒に提出すれば住所変更が可能になります。

電話番号を変更したいときは、生年月日の入力、新しい電話番号、二段階認証アプリが必要です。また、電話番号変更後は暗号資産の送金が24時間不可となるため、あらかじめ注意が必要になります。

まとめ

暗号資産取引所として高い人気を誇るコインチェックは、本人確認の方法も簡単なため、利用しやすいと評判です。スマートフォンアプリのかんたん本人確認なら、少ない手間ですぐに本人確認手続きを終えられるため、初めて暗号資産取引所で口座開設をする方にもおすすめです。

しかしコインチェックで本人確認をする際には、失敗しやすい行程がいくつかあるのも事実です。本人確認の流れや方法、注意点などはあらかじめ理解したうえで、安全かつスムーズにコインチェックの口座開設を完了させましょう。

※本記事の情報は2022年10月時点のものです。
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