「コインチェックの積立サービスって何?」
「コインチェック積立のメリットやデメリットを知りたい」
上記の疑問がある方も多いでしょう。
仮想通貨は値動きが激しいため、最初の一歩が踏み出しにくい投資対象です。仮想通貨を買ってみても大きく下落して損失を出してしまったらどうしようと考えている方もいるでしょう。
仮想通貨は少額から投資できる積立投資が可能です。積立投資であれば、値動きの激しい仮想通貨であっても、気軽に購入できるでしょう。
本記事では、コインチェックで積立投資をするために知っておきたいサービスの内容や、メリット・デメリットを詳しくお伝えします。
コインチェックの積立サービス(Coincheckつみたて)とは
コインチェックの積立サービスは、Coincheckつみたてと呼ばれます。毎日、または毎月指定した金額の仮想通貨(暗号資産)を自動で積立できるサービスです。
Coincheckつみたてを利用すれば、1日あたり約300円と、少ない金額から積立投資がはじめられます。
ここでは、Coincheckつみたての特徴を5つ紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
仮想通貨を毎月一定の金額で自動積立投資
Coincheckつみたてでは、仮想通貨を毎月または毎日、一定の金額で積立投資できます。自身の銀行口座から引き落とし設定をしておくと、買付けのタイミングを見計らったり、毎月銀行に振り込みに行ったりする余計な手間がかかりません。
積立は仮想通貨の価格が高いときは少なく、価格が安い時は多く買うため、リスクを分散しながら投資ができます。
投資信託や貴金属の積立のように、決まったときに一定金額の定期購入をするイメージです。
月1万円から1,000円単位で積立
Coincheckつみたては、月1万円から1,000円単位で積立が可能です。
月1万円が最低積立金額となり、毎日つみたてプランでは1日あたり約300円から積立ができます。上限は100万円です。
投資信託の積立投資とは異なり、Coincheckつみたては1,000円単位であるため、12,000円で購入はできますが、12,500円で購入できない点は注意しておきましょう。
入金時の口座振替手数料は無料
Coincheckつみたては、口座振替手数料が無料です。
入金方法は、指定の銀行口座からの口座振替となります。
また、積立をおこなう際の購入手数料もかからないため、低コストで投資が可能です。
2種類の積立サービスプラン
Coincheckつみたてには、2種類の積立サービスプランがあります。
・毎日つみたてプラン
投資信託では月ごとの積立が一般的ですが、仮想通貨では少し異なります。
仮想通貨は、急激な価格変動が日々起こりやすいことが特徴です。そのため、毎日投資をしてリスクを分散させたいなどのニーズにこたえるため、2つのプランが提供されています。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
月イチつみたてプラン
プラン名の通り、自身で選択した金額を月に一度自動で積立するプランです。
毎月1万~100万円の範囲で金額を設定できます。
積立できる通貨は、15種類以上あります。
「BTC」「ETH」「ETC」「LSK」「XRP」「LTC」「BCH」「XLM」「XEM」「QTUM」「BAT」「IOST」「ENJ」「OMG」「MONA」「SAND」など。
毎日つみたてプラン
毎日つみたてプランは2020年3月より追加されたプランです。
前もってひと月分の金額を指定すると、該当月の日割りで求めた金額を自動で毎日積み立てていきます。祝祭日も含まれます。
たとえば、11月に1万2千円の毎日つみたて設定をした場合、400円(12,000÷30)が毎日引き落とされる仕組みです。
月に1回積み立てるよりも投資回数が増えるため、相場の変動を受けにくく、リスクを減らせるメリットがあります。
法人向けのサービス
Coincheckつみたてでは、2022年1月より法人向けのサービスを開始しました。
法人取引では、個人では得られないメリットを受けられるため、法人で取引をおこないたい方は、検討してみてください。
ここでは、法人向けサービスのメリットとデメリットを簡単にまとめておきます。ぜひ参考にしてください。
法人向けサービスのメリット
法人向けのサービスには、次の2つのメリットがあります。
・損益通算ができる
個人取引の場合、雑所得扱いになり、所得税に対して超過累進税率が適用され、所得金額が増える税金がかかります。
一方、法人取引の場合は、法人税や法人住民税が高くなります。そのため、所得が数千万など多額になる場合は法人取引の方が有利になる確率が高くなります。
また、仮想通貨取引で生じた損失を翌年以降に繰り越してその年に生じた所得と相殺できます。
法人向けサービスのデメリット
法人向けのサービスのデメリットは、次の2つです。
・法人設立後の継続コストがかかる
どちらも直接仮想通貨の取引に影響しません。
目安は法人設立に約20万円、維持に毎年約7万円かかります。仮想通貨取引の利益で十分相殺できるため、試してみる価値はあるでしょう。
コインチェックで積立投資をするメリット
コインチェックで積立投資をするメリットは次の3つです。
・取引の手間がかからない
・少額からはじめられる
それぞれ見ていきましょう。
価格変動時のリスクを減らせる
積立投資をすると、仮想通貨が暴落した時のリスクヘッジができます。
仮想通貨は、株式などと比較して価格の変動が大きい投資商品です。そのため、ある瞬間に仮想通貨を買う(スポット買い)よりも、長期にわたって分散投資をおこなうことにより、価格変動のリスクを受けにくくできます。
そもそも仮想通貨に限らず、積立投資の考え方の基本は、ドル・コスト平均法です。長期的な視点をもって積立てを実行すると、堅実に資産を形成しやすくなります。
リスクを減らして投資をおこないたい方は積立を選択しましょう。毎日つみたてプランを利用すれば、よりリスクを抑制して安定した収益を狙えます。
取引の手間がかからない
Coincheckつみたてであれば、取引の際の手間がかからないのも大きなメリットです。
一度積立の設定をしてしまえば、一定のタイミングと金額で「自動買付」ができます。都度入金する必要もなく、自動で引き落としされるため忘れる心配もありません。
とくに投資初心者の場合は、仮想通貨の購入タイミングに迷ったり、買付を忘れたりする方もいるでしょう。
しかし、自動積立を設定していれば、購入のタイミングがわからなくても入金から購入まで手を加える必要はありません。
少額から始められる
少額から始められるのも、積立ならではのメリットです。
不動産投資などは多額の資金を必要としますが、仮想通貨の積立投資であればまとまった資金は必要ありません。
先ほども紹介したように、月1万円~と比較的少額から投資できるため、初心者の方でも気軽に始められます。
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コインチェックで積立投資をするデメリット
コインチェックで積立投資をするデメリットもいくつかあるため、紹介します。
・価格変動時の恩恵は少ない
・元本割れの可能性もある
詳しく解説します。
取引手数料がかかる
Coincheckつみたては、「入金時の口座振替手数料」「積立をおこなう際の購入手数料」は無料とお伝えしました。
しかし、実際の取引に関する手数料はかかってしまうため、注意が必要です。
取引する際の市場の状況や銘柄により、手数料は変化しますが、購入価格の0.1%~4.0%相当です。
手数料がかかる原因は、Coincheckつみたてが取引所ではなく販売所で購入されているためです。販売所で取引をするため、手数料(スプレッド)が発生する仕組みとなります。
また、Coincheckはほかの取引所に比べてスプレッドが少し広いため、手数料負担も少し大きくなる点も注意してください。
価格変動時の恩恵は少ない
Coincheckつみたてをおこなう場合、大きな利益を狙うのは難しくなります。
仮想通貨は変動が大きいため、価格が大きく上昇したときに利益が得られます。「価格暴騰で一攫千金」のようなニュース報道もありましたが、積立投資では期待できません。
大きなリターンを得たい方は大きなリスクを得る必要があります。自身のリスク許容度を知ってから仮想通貨投資をおこないましょう。
元本割れの可能性もある
Coincheckつみたてに限らず、仮想通貨の積立投資でも元本割れする可能性もあります。
「元本割れ」とは、相場の下落によって投資した元の金額を下回ってしまうことです。
積立投資はリスクが低いとはいえ、元本保証のない投資である以上は元本割れの危険は十分にあります。
仮想通貨の価格が大きく下がった時は、元本割れの可能性があることをしっかりと頭に入れておきましょう。価格変動の大きい仮想通貨はとくに注意が必要です。
コインチェックでの積立投資をおすすめする方
コインチェックでの積立投資がおすすめなのは、次のような方です。
・長期的に投資をしたい方
・価格変動を気にしたくない方
それぞれ見ていきましょう。
仮想通貨初心者
Coincheckつみたては比較的安定したリスクの少ない投資法のため、仮想通貨初心者の方におすすめできます。まとまった資金が無くても、1万円から投資が始められる点も魅力です。
もちろん、仮想通貨のみでなく「投資」がはじめての方にもおすすめできます。
長期的に投資をしたい方
仮想通貨に将来性を感じ、長い目で投資を続けていきたい方にCoincheckつみたては向いています。
今のうちからコツコツと買い増しをしておくと高い投資効果を期待できるでしょう。
仮に2017年の11月からイーサリアム(ETH)を2020年10月まで保有していた場合、3年で約1.6倍になりました。
今後も長期的に見れば仮想通貨の価格が上がりそうだと考える方は、コインチェックでの積立投資がおすすめです。
価格変動を気にしたくない方
価格の変動を気にしたくない方にもCoincheckつみたてはおすすめです。
投資をしていると価格の変動に一喜一憂してしまいます。とくに仮想通貨は価格の変動が大きく、投資資金を一回で購入している方は、価格変動が気になるでしょう。
Coincheckつみたてであれば、一度設定すれば自動で買付けできます。長期的に投資するため、価格が下落しても安く購入できると考えられるため、価格変動に一喜一憂しなくなります。
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コインチェックの積立投資をする方法
コインチェックの積立投資、Coincheckつみたての設定方法を紹介します。積立投資の設定は次の3ステップです。
・口座振替の申し込みをする
・積立プラン・積立通貨を設定
今回はアプリインストール済みで、すでにコインチェックのアカウントを持っている場合の設定方法を解説します。まだアカウントを作っていない方は、先に作っておきましょう。
1:引き落とし口座を設定
「アカウント」から「Coincheckつみたて」と進みます。
次に引き落としをする金融機関の種類を次の中から選びましょう。
・地方銀行
・信用金庫
・労働金庫
・ゆうちょ銀行
・そのほか
2:口座振替の申し込みをする
必要項目の入力を終えたら各種金融機関サイトへ移動し、口座振替の申し込みをします。
個人情報利用や規約について確認をし、本人確認をおこないます。その後、キャッシュカードの番号や暗証番号などの確認が一般的です。
各種銀行により、細かな点が異なる可能性があるため、詳しくは公式サイトで確認してみてください。
また、積立口座は1名義1口座しか開設できないため、注意が必要です。
3:積立プラン・積立通貨を設定
コインチェックの画面に戻り、積立プランや積立をする通貨を設定します。「積立金額の変更」から設定をおこないましょう。
最初はプランの選択です。2つのプランから、好みのプランを選択します。
・毎日つみたてプラン
プラン選択後は、投資をおこなう仮想通貨銘柄を選びます。
最後に、毎月の積立額を設定して登録完了です。
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コインチェックの積立サービスに関するよくある質問
コインチェックの積立サービスに関して、よくある質問をまとめました。積立設定のときにわからないところがあれば、参考にしてください。
・積立サービスに最大投資金額はありますか?
・積立サービスで取り扱っている通貨はビットコインのみですか?
・積立サービスのプラン・金額・通貨は途中変更できますか?
・積立スケジュールの確認方法を教えてもらえないですか?
・積立サービスのメリットはなんですか?
詳しく解説します。
積立サービスは初心者でも簡単に利用できますか?
積立サービスは初心者でも利用可能です。
設定方法は3ステップで簡単に投資を開始できます。
積立サービスに最大投資金額はありますか?
最大投資金額は10万円です。
Coincheckつみたての投資額は1万円~10万円と定められています。
もっと大きな金額で投資をしたい方は、自身で取引をおこないましょう。
積立サービスで取り扱っている通貨はビットコインのみですか?
ビットコイン以外にも取引可能です。
Coincheckつみたてで取扱っている通貨は、2022年10月時点で次の17種類あります。
・リップル(XRP)
・イーサリアム(ETH)
・イーサリアムクラシック(ETC)
・リスク(LSK)
・ネム(XEM)
・ライトコイン(LTC)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・モナコイン(MONA)
・ステラルーメン(XLM)
・クアンタム(QTUM)
・ベーシックアテンショントークン(BAT)
・アイオーエスティー(IOST)
・エンジンコイン(ENJ)
・オーエムジー(OMG)
・サンド(SAND)
・ポルカドット(DOT)
最新の情報は公式サイトを参考にしてください。
積立サービスのプラン、金額、通貨は途中変更できますか?
積立サービスのプランや金額は途中変更可能です。
毎月の支払いが困難だと感じたら金額を減らしてみるなど、家計の状況を見て判断しましょう。
積立プランの変更は「積立金額申請」ページから申請ができます。
積立スケジュールの確認を教えてもらえないですか?
月ごとに申し込み締切日、引落日、買付日が決められています。
詳しい日付は公式サイトを確認しましょう。
積立サービスのメリットはなんですか?
Coincheckつみたてで仮想通貨の投資をおこなうメリットは次の4つです。
・買うタイミングを悩まなくてよい(自動積立)
・17種類のコインから選べる(2022年10月現在)
・貸暗号資産
貸暗号資産とは、コインチェックの提供するサービスのことです。自身が保有している暗号資産(仮想通貨)を一定期間コインチェックに貸し出すことで、最大年利5.0%を受け取ることができる仕組みです。
貸暗号資産サービスと積立を併用すると、効率よく資産を増やしていけます。
まとめ
コインチェックの積立サービスは、毎日または毎月指定した金額の仮想通貨(暗号資産)を自動で積立できるサービスで、Coincheckつみたてと呼ばれています。
次のような理由から、仮想通貨初心者の方におすすめの投資方法です。
・価格変動時のリスクが軽減される
・月1万円からの少額からはじめることができる
本記事で紹介したメリットやデメリットをしっかり頭に入れておくことで、資産形成を順調に進めていくことができます。
また、コインチェックには、積立投資以外にもさまざまなサービスが揃っています。
慣れてきたらそのほかのサービスも活用し、仮想通貨の投資をぜひ楽しんでください。
\アプリDL数No.1/
コインチェックをチェック
※本記事の情報は2022年10月時点のものです。
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