コインチェック(Coincheck)の出金方法や手順を徹底解説!手数料や所要時間も解説!

コインチェックは、大手の仮想通貨取引所です。他の取引所と同様に、暗号資産の取引で得た利益を自身の銀行口座に日本円で出金することができます。

シンプルな操作で簡単に出金ができますが、手数料をはじめ注意点もあるため紹介します。

今回は、コインチェックの出金方法と手順を詳しく解説します。手数料や所要時間などもあわせて説明するため、コインチェックで出金をしたい方はぜひ参考にしてください。

コインチェックとは

運営会社 コインチェック株式会社
取引手数料 無料(ETCを除く)
出金手数料 407円
取扱通貨 BTC(ビットコイン)
ETH(イーサリアム)
ETC(イーサリアムクラシック)
LSK(リスク)
XRP(リップル)
XEM(ネム)
LTC(ライトコイン)
BCH(ビットコインキャッシュ)
MONA(モナコイン)
XLM(ステラルーメン)
QTUM(クアンタム)
BAT(ベーシックアテンショントークン)
IOST(アイオーエスティー)
ENJ(エンジンコイン)
OMG(オーエムジー)
PLT(パレットトークン)
SAND(サンド)
XYM(シンボル)
DOT(ポルカドット)
最低購入金額 日本円:500円
ビットコイン:0.001BTC
※料金はすべて税込表示です。

コインチェックは、国内最大手の仮想通貨取引所です。2014年からサービスを提供しており、現在はコインチェック株式会社が運営しています。

ここでは、コインチェックの特徴を3つ紹介します。

暗号資産取引アプリが使いやすい

コインチェックはパソコンのブラウザで利用できますが、スマートフォン用のアプリもあります。iPhoneとAndroidの両方にアプリが用意されており、非常に便利です。ダウンロード数は440万を突破しており、国内トップとなっています。

アプリが人気の理由はコインチェック自体の魅力にもありますが、使いやすさが評価されています。

チャートの確認から仮想通貨の購入・売却、さらに入出金まで可能なため、暗号資産の取引がすべてアプリ内で完結します

スマートフォン1台で投資を始めることができ、外出先や旅行先でも簡単にチャートの確認ができます。ただし、取引所での売買はブラウザのみです。

また、画面がシンプルで手順も少なく、初心者でも迷わず操作できる点も魅力です。投資や仮想通貨に馴染みがない方でも扱いやすく、最低購入金額も500円(税込)と安いため、はじめての暗号資産取引におすすめできます。

取引通貨の種類が多い

仮想通貨の取り扱い種類は、取引所によって違いがあります。コインチェックの取扱通貨は現時点で19銘柄となっており、国内トップクラスの多さです。

このように取扱通貨が他社と比べて豊富である点も、コインチェックのメリットのひとつでしょう。知名度のあるBTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)はもちろん、MONA(モナコイン)やQTUM(クアンタム)などのマイナーな銘柄もそろいます。

また、IOST(アイオーエスティー)やSAND(サンド)といった日本での取り扱いが少ない銘柄も豊富です。多様な銘柄から選ぶことができるため、メジャーな銘柄で安定した投資をしたい方にも、マイナーな銘柄を狙って投資したい方にもおすすめできます。

すでに投資をしている方も投資の幅を広げることができ、どの銘柄が良いがわからない場合でも利用しやすい取引所です。

販売所・取引所ともにに取引手数料は無料

仮想通貨の売買ができる場には販売所と取引所の2種類がありますが、コインチェックは両方のサービスを提供しています。販売所はコインチェックとユーザーの間での売買、取引所はユーザー間での売買ができます

そして、コインチェックは販売所・取引所のどちらも手数料がかかりません。仮想通貨の取引は手数料がネックになる場合も多いため、無料で売買ができるのは大きなメリットです。

ただし、注意するポイントもいくつかあります。まず、取引所ではETC(イーサリアムクラシック)の取引のみ、Makerで0.050%、Takerで0.100%の手数料がかかります。その他の銘柄は無料ですが、ETCの取引を考えている方は注意しましょう。

また、販売所は手数料が無料ですが、スプレッドが存在します。スプレッドとは購入価格と売却価格の差のことで、差額は取引所に入るため実質的な手数料であるとも言えます。

販売所のほうが初心者にもわかりやすいですが、取引に慣れたらコストカットのために取引所を利用するのがおすすめです。

コインチェックで出金する方法・手順

コインチェックの暗号資産取引で利益が出た場合、利益を日本円にして自身の口座に出金できます。ここでは、コインチェックで出金する方法と手順を解説します。

1:コインチェックで購入した暗号資産の売却

コインチェックに口座を開設すると、暗号資産の取引ができるようになります。出金をするには利益を得る必要があるため、まずは暗号資産の売買を行います。

暗号資産は、安いときに買って高いときに売ることで、差額が利益になります。そのため、タイミングを見極めて売却してください。

暗号資産の購入・売却は、販売所と取引所のどちらかで可能です。販売所ではコインチェック側から提示された価格での売却しかできず自由度は低いです。しかし、シンプルで初心者でもわかりやすく、即時売却ができます。

一方、取引所では自身で取引価格を設定できますが、即時に取引ができるとは限りません。また、成行注文や指値注文ができるのも取引所のメリットです。

販売所で売却する場合、まずはメニューから「販売所」に入り、売却したい銘柄を選択して「売却」をタップします。

続いて、売却先の通貨をJPY(日本円)またはBTC(ビットコイン)の2つから選び、売却したい数量を入力します。最後に「日本円/ビットコインで売却」をタップすれば、完了です。

取引所での売却はアプリではできず、ブラウザから行わなければならないため注意が必要です。まず、「現物取引」の項目から売却したい銘柄を選択し、「レート」と「注文量」を入力します。

「レート」は「買い板/売り板」の数値を選択して自動反映させることもできます。続いて「売り」を選択し、「注文する」をクリックします。これで売りに出された状態になるため、取引が成立するまで待ちましょう。

2:コインチェックの口座から日本円を出金する

暗号資産を売却して日本円を得れば、これを自身の銀行口座などに出金できるようになります。出金する際には、事前に本人確認と銀行口座の登録が必要です。口座情報の誤りや名義の不一致などがあると出金が拒否される可能性もあるため、気をつけてください。

出金申請は、アプリとブラウザの両方から可能です。アプリの場合は、まずメニューの「ウォレット」から「日本円」を選択し、「出金」をタップします。

出金申請の画面に移行するため、続いて銀行口座を選び、出金したい額を入力します。手数料の確認をして、「出金申請」をタップすれば完了です。ブラウザから申請する場合は、まずメニューバーの「ウォレット」から「日本円の出金」を選択します。

アプリと同様に出金したい額を入力し、口座情報や手数料を確認します。最後に「出金を申請する」をクリックして手続は完了です。

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コインチェックをチェック

コインチェックで出金時の注意点

出金の手順がシンプルで簡単なコインチェックですが、いくつか注意すべきポイントもあります。ここでは、コインチェックで出金する際の注意点を3つ紹介します。

金額に関わらず1回に付き407円(税込)の出金手数料が必要

コインチェックは取引手数料が無料ですが、出金の際には出金手数料がかかります。コインチェックの出金手数料は、407円(税込)です。

また、出金の上限額は1回につき5,000万円ですが、出金手数料は出金額にかかわらず一律で決められています。1回につき必ず407円(税込)がかかるため、出金はできるだけまとめて行うなどの工夫が必要です。

出金申請から口座振込まで時間を要する

出金申請した内容は、すぐに銀行口座に反映されるわけではありません。手続に時間を要するため、実際に振り込まれるまでには1~2営業日ほどの時間がかかります

また、場合によってはさらに時間を要する可能性もあります。そのため、出金の申請はできるだけ余裕を持って行いましょう。

通常であれば、振込のタイミングは午前9時が基準です。午前9時までに出金の申請をすれば、基本的に申請の当日中に振り込まれます。

午前9時以降の申請であれば、申請日の翌日までに振込が行われます。ただし、登録している銀行の営業日にも左右される点には注意が必要です。

海外銀行口座への送金が現在禁止中

コインチェックでは2022年10月現在、海外の金融機関への日本円の送金が停止されています。以前は海外の金融機関へ送金可能でしたが、2018年6月からこちらの機能を停止しており、現在もこの状況が続いています。また、日本円と同時にアメリカドルの送金も現在停止中です。

送金の停止は、2018年6月から財務省が適用している、国際送金に関する新たなルールの影響であるとされています。

近年ではこのような仮想通貨・暗号資産に関するルールが新しく作られており、環境が変わりやすい状況です。これから新たな変更がなされる可能性もあるため、注意しておきましょう。

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コインチェックの出金に関するよくある質問

最後に、コインチェックの出金に関するよくある質問に答えていきます。

コインチェック出金申請後、キャンセルはできますか?

日本円の出金であれば、銀行口座への振込が行われる前であれば申請後のキャンセルが可能です。一方、口座への振込が完了してしまうと、それ以降のキャンセルはできません。

出金のキャンセルは、アプリとブラウザの両方から可能です。手順としては、まずメニューバーから「ウォレット」を選択し、「入出金」または「日本円の出金」の項目に進みます。

出金履歴から申請中の出金を確認でき、ステータスが「手続き中」となっていれば出金のキャンセルができます。詳細画面を開いて、「キャンセル」をタップまたはクリックすれば完了です。

暗号資産の売買は、個人間で行うことはできますか?

コインチェックでは、販売所と取引所の2つで暗号資産の売買ができます。販売所はコインチェックとユーザーの間での売買、取引所ではユーザー間での売買ができるため、取引所を利用すれば個人間で暗号資産の売買が可能です

販売所は決められた価格で売買を行いますが、取引所であればユーザーの需要と供給のバランスで価格が決まります。

また、成行注文や指値注文も可能であり、自由度が高く利益を得やすいです。ただし、取引がすぐには成立しないことや取扱通貨が販売所よりも少ないことはデメリットと言えるでしょう。

コインチェックでビットコイン(BTC)はいくらから購入することができますか?

コインチェックの最低購入金額は、BTC(ビットコイン)を含むすべての銘柄で500円(税込)です。ワンコインで暗号資産の取引を始めることができるため、気軽に利用できるでしょう。また、売却するときも500円(税込)が最低売却金額となります。

一方、コインチェックでは日本円のみでなく、BTCで暗号資産を購入することができます。こちらは、最低購入金額が0.001BTCです。

まとめ

今回は、コインチェックの出金方法と手順をくわしく解説しました。

コインチェックの出金申請は、アプリとブラウザの両方で可能です。どちらで申請する場合も、出金額を入力し、口座情報や手数料を確認するだけのシンプルな操作で完了します。

一方、407円(税込)の手数料や所要時間、キャンセルのタイミングなどは注意が必要なポイントです。その他の取引に関してもコインチェックは利用方法が簡単であるため、初心者の方にもおすすめできます。

暗号資産への投資に興味がある方は、コインチェックの利用を検討してみると良いでしょう。

※本記事の情報は2022年9月時点のものです。
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<参考>
コインチェック