IOSTはビットコイン・イーサリアムに次ぐ第3世代のパブリックブロックチェーンと言われる仮想通貨です。IOSTの名前はInternet of service tokenの頭文字からつけられたもので、シンガポールの非営利団体「IOST財団」がスタートしました。
コインチェックに次いでBitPointでも取引が開始され、今後の見通しに注目が集まっています。
今回はさまざまな仮想通貨の中で、このIOSTをピックアップし、概要から投資に関する注意点などをまとめました。今回の記事でわかることは次のとおりです。
- IOSTの概要
- IOSTに投資する際の注意点
- 販売所・取引所について
- IOSTの購入方法
現在IOSTへの投資を考えている方、興味はあるけれど不安がある方など、ぜひ参考にしてください。
仮想通貨(暗号資産)・IOSTとは?
IOSTは2018年にスタートしたばかりの比較的新しい仮想通貨です。
通貨名 | IOST(アイオーエスティー) |
通貨単位 | IOST |
時価総額 | 32,001,349,997円 |
現在の価格 | 1.72円 |
現在、仮想通貨は10,000種類以上あります。仮想通貨の運用を考えていても、仮想通貨の種類が多すぎてどれを選べばよいのか迷う方もいるでしょう。IOSTは2020年にコインチェックに上場されたことで、注目を集めた仮想通貨です。
ここではIOSTの特徴や、他の仮想通貨との違いについて解説します。
ブロックチェーン技術が採用
ブロックチェーン技術を採用する仮想通貨の中で、IOSTは第3世代のパブリックブロックチェーンと呼ばれています。第1世代はBitcoin(ビットコイン)、第2世代はEthereum(イーサリアム)です。
IOSTとBitcoin、Ethereumの大きな違いは、コンセンサスアルゴリズムにあります。たとえばBitcoinやEthereumで採用されているコンセンサスアルゴリズムはPoW(Proof of Work)です。
一方IOSTで採用されているものはPoB (Proof of Believability)で、これにより決済や送金などの処理スピードの高速化に成功しています。
ただし、仮想通貨の中にはブロックチェーン技術を採用していないものもあります。
JavaScriptが使用で多くのプロジェクトへの活用が容易
IOSTはプログラミング言語にJavaScriptを採用しています。JavaScriptはWebサイトやシステム開発に用いられており、比較的メジャーなプログラミング言語です。多くの方はJavaScriptという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
IOSTはメジャーなプログラミング言語「JavaScript」を採用し、IOST開発への窓口を広げています。これにより多くのエンジニアが開発に参加でき、さまざまなプロジェクトへの活用が容易になりました。
コインチェック・BitPoint・Huobi Japan(フォビジャパン)で取引可能
IOSTを取引できる取引所はコインチェック、BitPoint、Huobi Japan(フォビジャパン)、OKCoin Japan(オーケーコイン・ジャパン)の4か所です。
いわゆる「草コイン」と呼ばれる仮想通貨は国内で取引できるところが少ないのですが、国内4か所の取引所を利用できるのはIOSTの強みと言えます。
今後他の取引所に上場する可能性もあるため、今後の広がりにも注目したいところです。
仮想通貨・IOSTに投資する際の注意点

仮想通貨・IOSTの取引には、主に2つの点について注意が必要です。仮想通貨は大きな利益を生むこともありますが、ハイリスクな面も否めません。投資の際はよく考えて自己責任で行いましょう。
時価総額が低く価格変動が激しい
IOSTは時価総額が低く、価格変動が激しい通貨です。投資時期によっては大きく利益を生む可能性はありますが、高騰・暴落の繰り返しが多いため時期を間違えると大きな損失を出すことになります。
またここ1年ほどは下落傾向が続いており、1.72円付近で推移しています。ただ下落傾向については他の仮想通貨も同様な動きであるため、IOSTだけ下落しているわけではありません。
今後高騰する可能性もありますが、IOSTは動きが激しい通貨です。理想としては下落傾向が反発するタイミングでの投資ですが、このまま下落を続ける可能性もあるため、十分な判断材料がない状態で安易に投資するのは危険です。
投資する際は世界全体の経済動向や他の仮想通貨の動きに注意して、慎重に行いましょう。
投資判断できるデータが少ない
IOSTは2018年に運用を開始したばかりの比較的新しい仮想通貨です。メジャーなBitcoin(ビットコイン)が運用を開始したのは2009年であるため、IOSTの取引におけるデータが少ないことは否めません。
そもそも仮想通貨は乱高下の激しい金融商品です。ハイリスク・ハイリターンが魅力ともいえますが、運用開始4年未満のIOSTでは投資時期や反発の強さなどを見極める材料がなく、ハイリスクに傾きがちです。
だからこそうまく行けば大きな利益を生みますが、初心者では売買時期の材料となる情報の収集が難しいでしょう。
仮想通貨・IOSTに投資が可能な仮想通貨販売・取引所

仮想通貨・IOSTを売買できる販売所・取引所はコインチェックをはじめ4か所です。ここではそれぞれの特徴や取引手数料、最低購入金額などを紹介します。どこの販売所・取引所を利用すべきか迷ってる方はぜひ参考にしてください。
コインチェック
コインチェックは国内最大級の暗号資産取引所です。
取引銘柄数(暗号資産) | 17銘柄 |
取引手数料 | 無料 |
入金方法 | 銀行振込 コンビニ入金 クイック入金 ※2022年7月13日11:00よりコンビニ入金・クイック入金」は一時停止中 |
最低購入金額 | 0.005通貨単位以上 (500円相当額以上) |
コインチェックが取り扱う暗号資産(仮想通貨)はBitcoinやイーサリアムをはじめとする17種類です。コインチェックの画面はシンプルで操作性が良く、使いやすさが特徴です。
コインチェックでの口座開設は、スマートフォンで簡単に行えます。本人確認が終了すれば最短1日で取引を開始できる手軽さもあり、アプリのダウンロード数No.1(コインチェック調べ)を獲得し、多くの方に支持されています。
コインチェックで取り扱いのある暗号資産一覧
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- ETC(イーサリアムクラシック)
- LSK(リスク)
- XRP(リップル)
- XEM(ネム)
- LTC(ライトコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- MONA(モナコイン)
- XLM(ステラルーメン)
- QTUM(クアンタム)
- BAT(ベーシックアテンショントークン)
- IOST(アイオーエスティー)
- ENJ(エンジンコイン)
- OMG(オーエムジー)
- PLT(パレットトークン)
- SAND(サンド)
- DOT(ポルカドット)
\アプリDL数No.1/
コインチェックをチェック
BITPoint(ビットポイント)
BITPoint(ビットポイント)は500円から暗号資産取引を始められる、初心者におすすめの販売所・取引所です。
取引銘柄数 | 14銘柄 |
取引手数料 | 無料 |
入金方法 | 銀行振込 クイック入金 |
最低購入金額 | 買注文:500円以上 売注文:最低取引単位以上 |
BITPoint(ビットポイント)では取引手数料だけでなく、入出金手数料や口座管理料もすべて無料で利用できます。
高い操作性・デザインで暗号資産投資の上級者はもちろん、初心者の方でも簡単に始められます。口座開設から取引開始まではスマートフォンで即日可能なところも、BITPoint(ビットポイント)の特徴です。
現在BITPoint(ビットポイント)ではIOST取引の「IOST貸して増やす」キャンペーンを行っています。10/6から10/20までの申し込みで、保有するIOSTをBITPointに貸出することで7日後に年率100%を受け取れます。
申し込みは10/6から10/20のため、IOSTに興味のある方はチェックしてはいかがでしょうか。そのほか口座開設でDEP(ディープコイン)がもらえるキャンペーンなど、BITPointではさまざまなキャンペーンを随時行っています。
お得に始められるチャンスもあるため、キャンペーン情報は随時確認しておきましょう。
BITPoint(ビットポイント)で取り扱いのある暗号資産一覧
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- XRP(リップル)
- LTC(ライトコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- BAT(ベーシックアテンショントークン)
- IOST(アイオーエスティー)
- DOT(ポルカドット)
- TRX(トロン)
- ADA(エイダ)
- JMY(ジャスミー)
- LNK(チェーンリンク)
- DEP(ディープコイン)
- KLAY(クレイ)
Huobi Japan(フォビジャパン)
Huobi Japan(フォビジャパン)は世界最大級の暗号資産取引所です。
取引銘柄数 | 25銘柄 |
取引手数料 | 無料 |
入金方法 | 銀行振込 コンビニ入金 クイック入金 ペイジー入金 |
最低購入金額 | 2円 |
Huobi Japan(フォビジャパン)が取り扱う暗号資産(仮想通貨)は25種類で、IOSTの取り扱いがある中では暗号資産の取り扱い数がNo.1です。仮想通貨の売買にあたって最重要であるセキュリティは、世界最高水準を誇るため安心して取引を始められます。
また高いAPIの提供によってミリ秒単位での自動売買に対応しているところもHuobi Japanの魅力の一つです。
現在Huobi Japan(フォビジャパン)ではお得なキャンペーンを行っています。口座開設や初入金、初取引でそれぞれ暗号資産がもらえるキャンペーンで、最大40,000円相当の暗号資産が抽選で手に入ります。
期間は2023年1月5日までのため、気になる方はぜひチェックしてみましょう。
Huobi Japan(フォビジャパン)で取り扱いのある暗号資産一覧
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- ETC(イーサリアムクラシック)
- LSK(リスク)
- XRP(リップル)
- XEM(ネム)
- LTC(ライトコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- MONA(モナコイン)
- XLM(ステラルーメン)
- QTUM(クアンタム)
- IOST(アイオーエスティー)
- ENJ(エンジンコイン)
- OMG(オーエムジー)
- DOT(ポルカドット)
- HT(フォビトークン)
- ADA(エイダコイン)
- COT(コスプレトークン)
- XYM(シンボル)
- BSV(ビットコインSV)
- TRX(トロン)
- XTZ(テゾス)
- JASMY(ジャスミーコイン)
- ONT(オントロジー)
OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)
OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)は2020年に日本に進出したばかりの中国系仮想通貨取引所です。
取引銘柄数 | 18銘柄 |
取引手数料 | 無料 |
入金方法 | 銀行振込 |
最低購入金額 | 0.001通貨単位以上 |
日本でサービスを開始してからまだ日が浅いため知名度が低いですが、世界トップレベルのセキュリティを備えています。
取引銘柄数は18銘柄で比較的多く、中でも注目はOKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)でしか取り扱いのないOKB(オーケービー)の取引ができることです。
IOSTと合わせてOKBへの投資にも興味があるのであれば、OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)をおすすめします。
現在OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)では、お友だち紹介キャンペーンを実施中です。知り合いを紹介すると、1,500円分のBitcoin(ビットコイン)をもらえます。
抽選ではないため、お得にBitcoin(ビットコイン)を手に入れるチャンスです。気になる方はチェックしてみましょう。
OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)で取り扱いのある暗号資産一覧
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- ETC(イーサリアムクラシック)
- LSK(リスク)
- XRP(リップル)
- LTC(ライトコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- XLM(ステラルーメン)
- QTUM(クアンタム)
- IOST(アイオーエスティー)
- ENJ(エンジンコイン)
- ADA(エイダコイン)
- TRX(トロン)
- AVAX(アバランチ)
- PLT(パレットトークン)
- DEP(ディープコイン)
- BAT(ベーシックアテンショントークン)
仮想通貨・IOSTの購入方法(コインチェックの場合)

仮想通貨のIOSTを購入する方法を、コインチェックを例にとって紹介します。
1:アカウント登録
アカウントはスマートフォンから簡単に登録できます。まずコインチェックアプリをダウンロードしてください。メールアドレスを入力すると、SMS認証に移ります。電話番号を入力して、SMSに届いた6つの数字を入力しましょう。
2:本人確認
SMS認証が完了すると、次に本人確認書類の提出が必要です。会員情報を入力したあと、免許証などの身分証明書と自身の顔を指示どおりスマートフォンのカメラで撮影します。
3:二段階認証の設定
アプリの本人確認の画面から二段階認証を設定します。二段階認証の設定が終わり、本人確認作業が終了していれば取引を開始できます。
4:IOSTを購入
実際にアプリからIOSTを購入してみましょう。まずはウォレット画面から銀行振込で口座に入金してください。入金完了後、販売所の画面からIOSTを選び購入すれば取引開始となります。
\アプリDL数No.1/
コインチェックをチェック
近年、仮想通貨を投資目的で取引する方が増えています。価格の上昇を見込んで、仮想通貨投資を始めてみたいと思う方も多いでしょう。 しかし、多くの仮想通貨取引所があり、取引所ごとの特徴も異なるため、どこがいいのか迷ってしまうもの[…]
仮想通貨・IOSTに関するよくある質問

最後に仮想通貨「IOST」についての「よくある質問」をまとめました。自身の財産運用に関することのため、始める前に疑問点はしっかりと解消しておきましょう。
IOSTは、ビットコインよりも処理速度が速いですか?
IOSTはPoBの採用により、Bitcoin(ビットコイン)の処理速度の問題を解決しました。これにより入出金や決済スピードが従来のPoW方式よりも向上しています。
IOSTの総発行枚数は、どれくらいですか?
IOSTの総発行枚数は900億枚で、一般的な仮想通貨よりも多い発行枚数です。
まとめ
今回は仮想通貨の中でも比較的新しいIOSTについて解説しました。現在は下落トレンドが続いている状況ですが、今後の状況次第で反発するタイミングをつかめると大きな利益を生む可能性があります。
今後のチャートの動きに注視し、よいタイミングでIOSTの取引を開始してみてはいかがでしょうか。
※本記事の情報は2022年10月時点のものです。
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