仮想通貨取引所おすすめランキング10選!注意点もまとめて解説

当初は怪しいと思われていた仮想通貨ですが、近年では取引に参入するする人も増えており、将来の資産として注目を集めています。仮想通貨の取引を始めるには、取引所での口座開設が必要です。しかし、どの取引所を選べばよいかわからず、なかなか始められない方も多いのでしょう。

今回は、おすすめの仮想通貨取引所を10箇所を紹介します。選び方や注意点なども解説するので、自身に合った取引所を見つけたい方はぜひ参考にしてください。

国内でおすすめの仮想通貨取引所ランキング10選

国内でおすすめできる仮想通貨取引所を10箇所紹介します。それぞれの取引所の特徴やおすすめポイントも紹介するので、どのような取引所があるか確認しましょう。

1位:Coincheck(コインチェック)

Coincheck(コインチェック)は、仮想通貨取引の初心者におすすめな取引所です。スマートフォンアプリの使いやすさやわかりやすさに定評があり、国内の暗号資産取引アプリではダウンロード数が1位です。取引に慣れていなくてもスムーズに取引できるでしょう。最低購入金額が500円と安いのも魅力であり、はじめての取引に適しています。

取引所の取引手数料が無料に設定されている点もメリットで、できるだけコストを抑えたい方にもおすすめです。その他、低額から積み立てができる「Coincheckつみたて」やNFTアートの売買ができる「Coincheck NFT(β版)」など独自のサービスがあります。取り扱い銘柄数も多くアルトコインの種類も多いため投資家にも人気です。

2位:GMOコイン

GMOコインは、GMOインターネットグループが運営している取引所です。ネット銀行やネット証券などの金融サービス提供のノウハウがあり、確かなセキュリティに定評があります。資産は分散管理やコールドウォレット管理で守られており、2016年のサービス開始から一度もハッキングされていない実績もあるため安心です。

その他、入出金手数料が無料でコストを抑えられる点や、取り扱い銘柄数が23種類で国内最大級である点も魅力です。また、使いやすいスマートフォンアプリや利益を出しやすい自動売買ツールがあり、初心者にもおすすめできます。一方、玄人向けのパソコン専用ツールやレバレッジ取引もあるため、中・上級者からも幅広く支持されている取引所です。2022年には、オリコン顧客満足度で2年連続第1位となります。

3位:DMM Bitcoin(DMMビットコイン)

DMM Bitcoinは、レバレッジ取引に対応した通貨数が国内第1位となっており、将来的にレバレッジ取引に挑戦したい方におすすめです。現在、レバレッジ取引ができる仮想通貨は、ビットコインを含めて24種類です。

また、口座維持手数料や出金手数料などが無料で、コストを抑えて取引ができます。DMMグループで培われたノウハウがあるため、堅牢なセキュリティも魅力です。資産はコールドウォレットで管理され、さらに生体認証や2人体制の承認で厳重に守られています。

販売所形式のみのサービスであり、取引所形式の売買ができない点には注意が必要です。ただし、業界初で国内唯一のBitMatchという新機能があり、これによりスプレッドを気にせず利益を出せます。

4位:FTX Japan

FTXは台湾発の仮想通貨取引所で、日本国内ではFTX Japanがあります。海外からの取引所ですが、FTX Japanは国内の規制にも準拠しており、金融庁の認可も受けているため安心です。

サービスの特徴は、入出金の早さです。日本円の入出金に時間がかかる取引所も多いですが、FTX Japanは原則として即時的に反映されます。また、紹介プログラムやVIPプログラムなども用意されており、うまく利用すれば手数料の優遇を受けることが可能です。お得に運用できるため、コストを抑えて投資したい方におすすめです。

5位:bitFlyer(ビットフライヤー)

bitFlyerは、取引高が国内最大級の取引所で、ビットコインの取引量は6年連続で第1位です。取引高が高いほどスムーズで安定した取引ができるため、売買のシビアなタイミングを逃したくない方に適しています

また、取引高の高さは信用が高い証拠です。実際にbitFlyerはセキュリティ対策にも定評があり、7年以上一度もハッキングされていないという業界最長記録があります。次世代セキュリティによって守られているため、安全な取引が可能です。

また、販売所では1円からビットコインの購入ができます。小額から投資を始められるため初心者の方にも人気で、アプリも使いやすいです。手数料も安く、独自の取引ツールも豊富であるため、バランスに優れた取引所であると言えます。

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6位:マネックスビットコイン

マネックスビットコインは、CFD取引に特化したユニークな取引所です。CFDはContract for Difference(差金決済)の略で、現物仮想通貨の受け渡しがなくても、値動きを踏まえた売買価格差が損益となる仕組みです。レバレッジの取引もできるため、少額の投資で大きなリターンを狙えます。反対に、現物の仮想通貨の取引はできない点に注意が必要です。

「買い」と「売り」のどちらからでも取引可能で、「売り」から入れば価格が下がる局面でも利益を出せます。そのため利益を出すチャンスが多く、本格的な投資を始めたい方におすすめです。また、24時間365日いつでも取引ができる特徴もあります。

運営しているのは、マネックス証券をはじめとした金融サービスを展開しているマネックスグループです。他サービスで培ったノウハウがあるため、セキュリティ面にも安心感があります。

7位:Zaif(ザイフ)

Zaifは、トークンの取り扱いが豊富な取引所です。ビットコインのようなメジャーな仮想通貨はもちろん、国内ではZaifでしか取引できない珍しいトークンもいくつかあるため、幅広いチャンスがあります。そのため、他の取引所で口座を開設している方でも、2つ目以降の選択肢として有力です。

その他にも、自動売買やコイン積立、ソーシャルチップなどの便利なサービスをいくつも展開しています。自動売買は手軽に始められるため、仮想通貨取引が初めてで不安を感じている方にも最適です。

比較的新しい取引所であり、知名度や取引高などの面は弱いです。しかし、独自のツールやサポートが魅力的であるため、今後成長する可能性が十分にあります。

8位:LINE BITMAX(ライン ビットマックス)

LINE BITMAXは、気軽に仮想通貨取引を始められる取引所です。メッセンジャーアプリLINEの関連企業であるLINE Xenesis株式会社が運営しており、LINE Payからの入金ができます。アプリもシンプルで使いやすいため、普段からLINEやLINE Payを利用している方であれば簡単に始められます。

売買手数料と入金手数料が無料に設定されている点も魅力です。コストを抑えて投資できるため、短いスパンで売買したい方であればお得に利用できます。また、レバレッジ取引にも対応しているため、将来的に大きな利益を狙いたい方にもおすすめです。

最高水準のコールドウォレットで資産が管理されており、セキュリティ面も信頼できます。知名度もあるため、総じて安心感のある取引所です。

9位:BITPOINT(ビットポイント)

BITPOINTは、現物取引に関わる各種手数料が無料です。取引手数料のみでなく、即時入金手数料や入出金手数料、口座管理手数料まで無料です。仮想通貨取引のコストを低く抑えられるため、コストが気になる方にはおすすめできます。

また、充実したツールも高く評価されています。専用のスマートフォンアプリは非常にシンプルでわかりやすく、分析の経験がなくても安心して取引できます。一方、中・上級者向けにはBITPoint Proというツールが用意されており、細かく条件を指定することが可能です。

また、仮想通貨のレンディングサービスも提供しています。自身で仮想通貨を貸し出して利益を得られるため、売買ではない仮想通貨取引に興味がある方にもおすすめです。

10位:SBI VCトレード

SBI VCトレードは、金融サービス大手のSBIグループが運営する取引所です。ネット銀行やネット証券などの各種サービスも展開しているため、取引所のセキュリティ対策も信頼できます。資産の分別管理やコールドウォレットの利用もおこなっており、安心して資産を預けられます。

自社のネット銀行であるかにかかわらず、入出金手数料が無料である点も嬉しいポイントです。また、住信SBIネット銀行であれば即時決済ができるため、ユーザーの方であれば便利に利用できます。

ただし、取り扱い銘柄数が少ない点には注意が必要です。

仮想通貨取引所選びで重要な5つのポイント

仮想通貨の取引所にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があるため、自身に合ったところを選ぶことが大切です。ここでは、仮想通貨の取引所を選ぶ際に重要なポイントを5つ紹介します。

取扱仮想通貨の数

現在、非常に多くの種類の仮想通貨が発行されています。取引所によって取り扱っている仮想通貨の種類が異なるため、まずは仮想通貨の取り扱いの有無を確認してください。

ビットコインのようなメジャーなコインのみ、取引する予定であれば問題ありませんが、マイナーなコインの取引が目的であれば注意しましょう。また、取引していくうちに他のコインに興味が湧くこともあるため、できるだけ取り扱い銘柄数の多い取引所を選ぶのがおすすめです。

取り扱い銘柄数が多ければ、マイナーなコインを取り扱っている可能性が高く、今後の新しいコインの上場にも期待できます。将来的にどのコインが高騰するかわからないため、チャンスを逃さないためにも選択肢を増やすことは重要です。複数の銘柄に投資することはリスクの分散にもなり、安心して仮想通貨の取引ができます。

手数料の安さやスプレッドの狭さ

仮想通貨の取引には基本的に手数料がかかりますが、料金設定は取引所によって異なります。取引による利益に対して手数料は単純なコストになるため、なるべく安い取引所がおすすめです。

取引所でかかる手数料にはさまざまな種類があります。主な手数料は次のとおりです。

  • 入金手数料
  • 出金手数料
  • 送金手数料
  • 取引手数料
  • スプレッド

手数料は取引所によって異なるため、それぞれ比較して検討しましょう。こまめに入出金をしたい方は入出金手数料が安い取引所、短期で売買を繰り返したい方は取引手数料が安い取引所が最適です。いくつかの手数料が無料に設定されている取引所もあります。

スプレッドは、販売所で取引する際に発生する買値と売値の差です。実質的には取引手数料と変わりません。スプレッドは相場によっても変動しますが、取引所によっても異なります。販売所形式の取引をする際には、スプレッドの狭さの確認も必要です。

運営会社のセキュリティ

仮想通貨は電子データです。取引所では、オンラインで仮想通貨の管理と取引をおこないます。そのため、常にサイバー攻撃のリスクにさらされていると言えます。

過去には実際に、ハッキングによって仮想通貨が流出する事件も起こりました。ただし、仮想通貨の仕組みそのものが危険であるわけでなく、いずれの事件も管理体制の甘さが原因だとされています。安全に取引をするためには、運営会社のセキュリティが信頼できる取引所を選んでください。

セキュリティの指標には、まず金融庁の認可が重要です。金融庁の認可は厳しい審査を通過しなければ取得できないため、安全性が期待できます。一方、認可を受けていない取引所、や海外の取引所は安全性に不安があります。海外の取引所には銘柄数や手数料などのメリットもありますが、安全性のリスクも考慮して選びましょう。

続いて、独自のセキュリティソフトの導入やコールドウォレットなども重要な指標になります。コールドウォレットは、顧客の資産をインターネットから完全に切り離して管理する方法です。この方法であればハッキングされても仮想通貨が流出しません。

また、仮想通貨が流出した場合の保障も取引所によって異なります。100%安全な取引所はないため、万が一流出した場合に備えて確認することも大切です。

仮想通貨の取引高の高さ

取引所で一定期間内に成立した売買の総量を取引高と言います。取引高は取引所によって大きく異なり、取引高が高いほど多くの投資家が実際に利用していると考えられます。

また、取引がスムーズにおこなえるメリットもあります。マイナーなコインの場合、売り手または買い手が見つからず、取引に時間がかかる場合があります。また、メジャーなコインでも大口の取引であれば成立しにくいです。このような取引を希望する方は、取引高の高さを重視して取引所を選びましょう。

取引ツールやアプリの使いやすさ

取引に使うツールやアプリの使いやすさも重要なポイントです。ツールやアプリが使いにくければストレスになりますし、操作性の問題で売買のタイミングを逃す可能性もあります。

現在は、スマートフォンで確認や取引ができる専用アプリをリリースする取引所も多く、出先でも手軽に利用できるため便利です。しかし、スマートフォンアプリは会社による操作性の違いが大きくなります。

そのため、アプリが自身に合っている取引所を選びましょう。どのようなアプリが使いやすいかは個人によるため、実際にダウンロードして使ってみることをおすすめします。操作画面の写真や口コミを調べる方法もあります。

仮想通貨取引所に関する注意点

仮想通貨の取引はリスクのある投資です。リスクを可能な限り少なくして取引をするためには、注意するべきポイントがいくつかあります。

ここでは、仮想通貨の取引所に関する注意点を4つ紹介します。

余裕資金で取引をする

仮想通貨の取引ではマイナスになる可能性もあります。そのため、仮想通貨の取引は余裕資金の範囲内でおこなうことを第一に心がけてください。余裕資金とは、急になくなっても困らない資金のことです。投資のために生活が困難になっては元も子もないため、生活費まで使うことはやめましょう。

また、仮想通貨の取引は長期的な視点でおこなう必要があります。個々の仮想通貨の価格は短期的に見れば乱高下を繰り返していますが、長期的に見ると全体として成長しているケースも多いです。余裕資金で運用すれば、短期的なマイナスに惑わされず、冷静に判断できるようになります。

余裕資金の具体的な割合は、個人の収入や家族構成、将来設計などによって異なります。当面の生活資金や貯金額のみでなく、仮想通貨取引をする目的や目標額なども考慮して、適切な投資額を見極めましょう。

よくわからない仮想通貨に投資をしない

ビットコインの登場以降、仮想通貨の種類は増え続けています。現在も新たな仮想通貨が次々に発行されており、その数は数万種類です。しかし、その多くは成長する可能性が低い仮想通貨です。そのため、実態がよくわからない仮想通貨への投資は避けた方がよいでしょう。

仮想通貨の安全性を確かめるには、まず時価総額や取引高が指標になります。これらの情報はランキング形式で見ることもできるため、比較がしやすいです。ランキング下位の仮想通貨より、上位の仮想通貨の方が無難に投資できます。過去の価格の推移も詳しく分析するとさらに確実です。

また、その仮想通貨が開発された理由や目的、そして実行するプロジェクトなども重要な情報になります。仮想通貨の展望に将来性があるのか、プロジェクトの進行が順調かどうかまで確認すると安心です。過去に価格が暴落した仮想通貨には、プロジェクトの進行の遅れが原因と考えられるものもあります。

国内の取引所であれば、そもそもマイナーなコインの上場が少ないです。これは選択肢が少ないデメリットではありますが、よくわからない仮想通貨に投資するリスクが減るメリットもあります。仮想通貨の見極めに不安がある方は、国内の取引所がおすすめです。

レバレッジ取引に安易に手を出さない

取引所によっては、レバレッジ取引に対応しているところもあります。レバレッジ取引とは、元手以上の金額で取引ができる仕組みです。

たとえば10万円分のビットコインを購入し、それが11万円に値上がりした場合、通常は1万円の利益です。一方、レバレッジ2倍で購入していれば、同じ状況でも2万円の利益となります。反対に値下がりした場合も、同様に額が2倍になります。

このように、レバレッジ取引は大きく得をする可能性もあれば、大損をする可能性もある方法です。場合によっては借金を抱えることにもなるため、初心者は安易に手を出さないようにしましょう。レバレッジ取引をおこなう際も、損切りを徹底するといったルールを明確にすることが大切です。

ハッキングリスクに注意をする

オンラインでおこなう仮想通貨の取引では、ハッキングのリスクが否めません。上述のように、取引所選びではセキュリティや管理体制をしっかり確認しましょう。ただし、100%安全だと言える取引所はないため、自身でセキュリティ対策をおこなうことも大切です。

個人でできる対策には、2段階認証があります。2段階認証を設定すれば、ログイン時にパスワードのみならず認証コードの入力が必要になります。これにより、不正なログインの防止が可能です。

2段階認証は多くの取引所で推奨されており、中には2段階認証をしていなければ保障の対象にならない取引所もあります。

また、同じパスワードを使い続けると不正ログインのリスクが高まります。そのため、パスワードを定期的に変えることもセキュリティ対策としておすすめです。その際、パスワードは安易なものではなく、できるだけ意味がないようなものが安全です。

仮想通貨の取引の始め方

自身に合う取引所を見つけたら、実際に仮想通貨の取引を開始しましょう。ここでは、仮想通貨取引の始め方を3つのステップに分けて解説します。大まかな流れはどの取引所でも共通ですが、細かい手順はそれぞれ異なることもあるため注意してください。

1:取引所で口座を開設する

まず、パソコンまたはスマートフォンアプリで利用したい取引所にアクセスし、口座開設の申し込みをします。

申し込みの際は、最初にメールアドレスとパスワードを設定し、個人情報を入力します。審査に必要になるため必ず正確に入力してください。

次に、本人確認書類を提出します。本人確認は、マネーロンダリングのような不正利用を防止するために必要な手続きです。海外の取引所では本人確認が必要ない場合もありますが、国内では多くの取引所で本人確認が必須です。そのため、運転免許証やマイナンバーカードなどを用意してください。

ここまでで申し込みの手続は完了です。審査の結果が出るまで通知を待ちます。審査には時間がかかることもあるため、余裕をもって申し込み手続きをしましょう。

2:口座にお金を入金する

審査に通過すると個人の口座が開設され、仮想通貨の取引が可能になります。ただし、仮想通貨を購入するには元手となる日本円が必要です。そのため、開設した口座に日本円を振り込みます。

入金方法は取引所によって、コンビニ入金や銀行振り込み、インターネットバンキングなどが用意されています。それぞれ入金が反映されるタイミングや手数料が異なるため、確認してください。インターネットバンキングを利用した入金であれば、手間がかからず手数料も安いためおすすめです。

3:仮想通貨を購入する

ここまで進めれば、実際に仮想通貨の購入ができます。

仮想通貨の購入は、取引所と販売所のいずれかで可能です。最後に取引所と販売所の違いを説明しているため、そちらも参考にしてください。

また、取引所によっては現物取引とレバレッジ取引を選べますが、上述のような理由で初心者には現物取引がおすすめです。

購入する際には、まず購入したい仮想通貨の銘柄を選んでください。取引所のみならず、仮想通貨選びも慎重におこないましょう。続いて購入したい数量を入力し、確定すれば完了です。取引所や仮想通貨によって最低購入金額が異なる点にも注意が必要です。

購入した仮想通貨は、適切なタイミングで売却することで利益になります。売却して日本円に替えた利益は、銀行口座への出金が可能です。以上が、仮想通貨取引の大まかな流れになります。

仮想通貨の取引所と販売所の違いとは?

仮想通貨の売買ができる場には、取引所と販売所の2種類があります。それぞれメリットとデメリットがあるため、違いを押さえておくことは重要です。ここでは、仮想通貨の取引所と販売所の違いを解説します。

ユーザー同士で取引する取引所

ユーザー同士で仮想通貨の取引するのは取引所です。取引所は売買にはかかわらず、購入したいユーザーと売却したいユーザーをつないで、取引手数料を得ています。

取引所のメリットは、手数料の安さと取引の自由さです。取引所の手数料は販売所のスプレッドに比べると安いため、よりお得に取引できます。また、成行注文や指値注文も可能です。自身の希望に合わせて柔軟に取引ができるため、取引に慣れて自由な取引に挑戦したい方におすすめできます。

一方、取引が成立しない場合もあります。ユーザー同士で取引するため、自身が提示した条件に合うユーザーとマッチングできなければ、取引ができません。取引のタイミングを逃す可能性もあるため、注意が必要です。

また、取引できる銘柄数は、販売所よりも取引所のが少ないことが多いです。メジャーなコインの取引であれば問題ありませんが、マイナーな銘柄の取引を希望する方は事前に確認しましょう。

直接ユーザーに販売をする販売所

ユーザー同士で取引をする取引所に対し、販売所は直接ユーザーと取引をします。販売所を相手として取引するため、一般的なのネットショッピングのような感覚で仮想通貨の取引が可能です。

販売所のメリットは、何よりわかりやすい点です。取引所のように複雑な操作は必要なく、簡単なボタン操作で取引できます。直感的にわかりやすい仕組みであるため、初心者で取引に慣れていない方におすすめです。

また、取引がすぐに成立する点もメリットです。取引が成立しないこともある取引所に対して、販売所では自由なタイミングで取引ができ、待ち時間もありません。

さらに、取り扱い銘柄数も多いため、マイナーな仮想通貨の取引がしたい方にもおすすめできます。

一方、販売所のデメリットは手数料の高さです。販売所では上述のスプレッドが実質的な手数料となっており、基本的に取引所よりも高いです。スプレッドは高く売って安く買うことで、販売所側が利益を出すためには当然のことともいえます。価格を柔軟に調整して取引ができないため、できるだけコストを下げて利益を出したい方は取引所が適しています。

まとめ

今回は、おすすめの仮想通貨取引所を10箇所紹介し、選び方や注意点を解説してきました。

仮想通貨取引は、取引所によって銘柄数や手数料が大きく異なります。銘柄数が多ければチャンスが広がり、手数料はコストを抑えられるため重要です。また、各種アプリやツールの使い勝手も取引所によってさまざまです。初心者の方は、アプリで簡単に取引できるサービスがおすすめです。

一方、国内の大手取引所であれば、セキュリティ面は強いところが多いです。ただし、国内で起きたハッキング事件もあるため、信頼できるかどうか慎重に選びましょう。

国内のみでも多様な取引所があるため、それぞれ特徴を吟味して選ぶことが重要です。仮想通貨の取引に興味がある方は、ぜひ自身に合う取引所を探してみてください。

※本記事の情報は2022年1月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
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<参考>
Coincheck(コインチェック)
GMOコイン
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)