2017年に世間を賑わせたビットコインバブルは記憶に新しく、仮想通貨は少ない投資額から大きな利益を生む可能性があると注目され始めました。
ビットコインのほかにも、イーサリアムやリップル、ソラナといった有名な仮想通貨が今でも資産価値の変動を続け、新しい仮想通貨も次々と生まれ続けています。
2020年にも、新たにXDCと呼ばれる仮想通貨が生まれ、投資家の間ではこれから価値が上がるのではないかと期待されています。
仮想通貨・XDCとは
通貨名 | XDC Network |
通貨単価 | XDC |
時価総額 | 47,211,267,431円 |
現在の価格 | 4.52円 |
国内の取引所には上場していない
XDCは、国内の取引所には上場していません。世界的に大きな取引所でも取り扱っていないこともあり、国内での知名度はまだ低い仮想通貨と言えます。
XDCは国間での貿易や金融での決済を円滑にするためにブロックチェーン上で作られた仮想通貨であり、安定性が重視された運営が行われています。
金融機関というお金に直結した業界に対してアプローチをするため、独自のシステムを利用することによって早い決済速度と低価格の手数料での取引を実現しました。
それに加え、国際的な貿易や金融による経済効果は伸び続けているといわれており、今後は大手取引所で取り扱いが始まる可能性が非常に高いといえます。
大手取引所での取り扱いが始まることによって、価格が大きく上昇する可能性があり、今から海外の取引所を利用してXDCを保有することによって資産価値を上げることもできます。
現状ではまだ世界からそこまで注目されていませんが、これからの価値の変動に目を離せない仮想通貨となるでしょう。
貿易金融に特化したブロックチェーン
XDCは、ルールの厳しい金融の世界において、円滑に決済が行えるように開発されたブロックチェーンです。
ブロックチェーンとは、ネットワークにおける取引情報同士を接続し、処理・記録するシステムです。
誰でも参加することができるオープンチェーン「XinFin Network」と、利用するために承認が必要になるプライベートチェーン「Corda」を繋ぐための役割を持っています。
「Corda」は世界で1番利用されているプラットフォームであり「XinFin」は有名なブロックチェーンであるイーサリアムとクォーラムから多くの機能を引き継いでおり、高い機能性と「Corda」との相性の良さから決済通貨に採用されました。
透明性・安全性・利便性が確立された画期的なブロックチェーンであり、とても安定しているブロックチェーンといえます。
独自のXDPoSを採用
XDCの特徴に、独自のXDPoSを採用していることが挙げられます。「XDPoS」とは、従来の承認システムであった「PoS」を「XinFin」が改良したものであり、本人確認が終了した選ばれたノードのみが取引できるというシステムです。
このシステムによって、誰がネットワークに接続しているかがわからない環境を無くし、高い匿名性の確保に成功しました。
「PoS」のシステム自体も安全性の高さ・電力消費の低さを売りにしており「XDPoS」では処理速度やセキュリティの向上も行われ、貿易・金融に求められる課題をクリアした決済システムとして、世界中から注目され始めています。
仮想通貨・XDCの現在の価格動向

XDCの価格は、2021年をピークに1度下落しています。その後、2022年6月下旬から10月前半にかけて4円前後を推移しているようです。
着目すべきは、2021年8月18日にブロックチェーン間の企業として初めて、金融関連企業が加入するGlobal Trade Finance Distribution(TFD) Initiativeに加入した際、27.93円まで上昇した点です。
今後、XDCに新たな資産価値が生まれるようなアクションが起これば、再度の価格上昇も期待できます。
XDCの購入方法
日本国内では取り扱っていないXDCではありますが、日本からでも購入する手段はあります。
国内で仮想通貨を購入し、海外で取引をするという手間はありますが、これからの価格上昇を期待できる方であれば、所持しておいてもよいのではないでしょうか。
ここでは、日本国内からXDCを購入する方法を紹介していきたいと思います。
1:国内の仮想通貨取引所で仮想通貨(暗号資産)を購入
XDCを購入するためには、まず初めに国内で購入できる仮想通貨を入手する必要があります。
コインチェックやビットフライヤ―など、自分が口座を持っている仮想通貨取引所をそのまま利用し、まだ口座を持っていない方は新たに取引所での口座を開設しましょう。
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コインチェックをチェック
2:海外の仮想通貨取引所に送金
ビットコインやイーサリアムなど、国内で購入した仮想通貨を海外の仮想通貨取引所に送金する必要があります。
仮想通貨というお金は国内外問わず利用することができますが、海外で利用するために実際にお金を持っていく必要があります。
海外の仮想通貨取引所では、日本語に対応していない場合があります。ほとんどの取引所が英語での対応となります。英語が苦手な方は日本語に対応している取引所を選ぶようにしましょう。
3:海外の仮想通貨取引所でXDCを購入
送金した海外の仮想通貨取引所で、XDCを購入します。購入というと、金銭でものを買うイメージを持たれるかもしれませんが、ここでの購入は仮想通貨同士のトレードとなります。
そのため、トレード画面から購入する形となります。
仮想通貨同士のトレードには手数料を支払わなければならない場合が多いため、手数料がどれだけ必要なのか確認したうえで取引を実行しましょう。
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仮想通貨・XDCが購入できる海外の仮想通貨取引所

XDCを購入できる海外の仮想通貨取引所は、まだまだ少ないのが現状です。これから取り扱う取引所が増えれば取引所の選択肢も広がりますし、国内で取り扱いが始まればさらに利用はしやすくなると考えられます。
しかしながら、国内で取り扱いが始まるころには、価格も上昇していると考えられます。興味のある方は、低価格で推移しているうちに購入し、所持しておくことをおすすめします。
現状でも、XDCを取り扱う、日本語に対応した海外の仮想通貨取引所も存在します。
日本語で表記されることによって、英語を読む手間が省け、誤訳による間違いも減らすことができるため、英語が苦手な方は是非利用しましょう。
Gate.io
Gate.ioは中国に本社を持ち、日本やアメリカ、韓国にも支社を持つ仮想通貨取引所です。日本語の公式サイトも用意されており、日本人でも利用しやすいのが特徴です。
ニュースやライブストリーム、ヘルプなど日本語に対応していないページもありますが、ブラウザからアクセスし翻訳サイトや機能を利用すれば問題なく利用できます。
ユーザー登録ページやチャート、購入画面内は日本語で表示されているため、購入に関しては日本語で安心して利用することができるのも強みです。
ブラウザで利用する以外にも、AndroidとiOSに対応したアプリが開発されており、仮想通貨初心者にもわかりやすい仕様です。
トップ画面では主要な仮想通貨の価格が随時更新されているため、一目でチャートの確認ができるのもGate.ioの特徴です。
国内外共に、取引所を利用するうえで妨げになる出金額の制限も、本人確認を行うことによって外すことができます。
Gate.ioの最大のメリットは、700種類以上の仮想通貨を取り扱っていて、XDCのような将来性がありながらまだ他の取引所では扱われていない仮想通貨を購入できる点です。
XDC以外にも将来性のある仮想通貨を購入したい方におすすめできる国外の仮想通貨取引所です。
Bybit
Bybit(バイビット)はシンガポールに本社を置く仮想通貨取引所です。2017年設立と比較的新しい会社ではありますが、規模を広げ続けており、その取引高は世界トップクラスといわれています。
Bybitの大きな強みの1つは、日本語に完全対応している点です。XDCを取り扱っている国外の仮想通貨取引所として珍しく、日本語カスタマーが対応してくれる企業であり、圧倒的な使いやすさを誇っています。
カスタマーにはメールでの連絡のほか、ライブチャットでの質問も受け付けています。
1円から利用できるため初心者から人気を集めている一方、少ない投資金額で大きな取引を行うレバレッジにも対応しているため、上級者からの支持もされています。
国内の仮想通貨取引所のレバレッジは2倍に設定されている場合が多いのですが、100倍まで使用することができます。
もちろん、その分リスクが上がるためこれから利用したいと考えている方は損失を出さないように気を付ける必要がありますが、大きな取引を進めたい方には心強い味方となってくれるでしょう。
Bybitはブラウザからの利用はもちろん、アプリからの利用も可能です。直感的にわかりやすいUIとなっており、チャートに慣れていない初心者でも利用することができる点も国内外から人気がある理由の1つです。
海外に拠点を置く仮想通貨取引所ではありますが、日本ユーザーへの対応も手厚いため安心して利用することができます。
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仮想通貨・XDCの注意点

今後の価格上昇が期待できるXDCではありますが、購入する際には注意しなければならない点もあります。ここでは、XDCを購入・所持する際に注意しなければいけないポイントを紹介していきます。
日本語に対応していない取引所もある
Gate.ioやBybitなど、日本語に対応している取引所は存在しますが、日本語に対応していない取引所もあります。
海外の取引所は国内と比べて膨大な数があり、日本語に対応していなくてもXDCを購入する際にかかる送金やトレードの手数料が安い取引所は存在します。
コストを極力抑えたい気持ちがあって当然ですが、日本語に対応していない取引所を利用する場合は、得意な言語を取り扱っている取引所を選ぶようにしましょう。
規約や購入の際に誤訳してしまったり、そもそもの意味がわからないと大きな損を生んでしまう原因となってしまいます。
現状、国内から海外へ送金しなければならないため、送金や出金が正常に行われない可能性もあります。
そのような場合、カスタマーに問い合わせる必要がありますが、カスタマーへの問い合わせは翻訳機能のみではどうしても齟齬が生じてしまい、取引にも時間がかかってしまうでしょう。
手数料が他の取引所と比べて、とても安い場合であったり、得意な言語に対応している取引所であれば利用してもよいかもしれませんが、言語の問題で円滑に取引が行えない不安がある場合は、日本語に対応している取引所を利用しましょう。
投資判断できるデータが少ない
XDCはまだ国内で取り扱われておらず、投資しているユーザーも少ないため判断材料が少ないという問題も抱えています。
貿易・金融業界に大きな影響力を持った仮想通貨ではありますが、国内にはまだ進出していないため、日本で情報を目にすることも少ないのが現状です。
もちろん、海外のメディアサイトで動向をチェックすることはできますが、海外のメディアを読むことのできる語学力や、チェック力を持ち合わせている必要があります。
そのため、「今は安いから多めに買っておこう」といった場合や「これから下落する可能性があるから早めに売っておこう」といった判断材料が少なくなってしまいがちです。
XDCがこれから資産価値を上げるかどうかは、企業がXinFinのブロックチェーンを導入していくかどうか、扱う取引所が多くなるかどうか、といった点に大きく左右されると考えられます。
海外の仮想通貨投資家や企業の多くは、今後数年のうちにXDCの価格が大きく上昇すると期待しています。
予想家や企業の予想が確実に当たるわけではありませんが、資産の余剰金などで保有する程度であれば、判断材料の少なさから購入を不安に思う方でも手が出しやすいのではないでしょうか。
仮想通貨・XDCに関するよくある質問
これからの価格上昇が期待できるXDCですが、国内で取り扱っていないことや、そもそもXDCと他の仮想通貨の違いがわからないなど、さまざまな質問が生まれてくると思います。
国内の取引所では扱われておらず、メディアでもまだ多くは取り上げれていないといった理由がそういった疑問を生む原因であるでしょう。
ここでは、XDCに関するよくある質問に対する答えを紹介していきます。
XDCの国内の取引所への上場予定はありますか?
XDCは、国内の仮想通貨取引所での取り扱いがありません。また、XDCが国内の取引所に上場するという情報もありません。
しかしながら、日本の企業がXDCに全く関わっていないわけではなく、XDCに大きく関わっている「Corda」に対しては大手企業SBIが援助を行っており、国内の金融業界からも注目されています。
今後、国内から注目を集めるきっかけがあれば、XDCが国内の取引所へ上場する可能性はあるといえるでしょう。
国内で取り扱いが開始されれば、大きな価格上昇が見込まれる仮想通貨です。
XDCとイーサリアムとの違いは何ですか?
XDCとイーサリアムは、ブロックチェーンが異なる点は当然ですが、大きな違いとして挙げられるのは圧倒的な手数料の安さです。
イーサリアムの平均10USDと比べて0.00001USDと10万分の1の価格であり、有名なビットコインと比べても圧倒的な手数料の安さを誇っています。
まとめ
XDCを購入するための手段と、XDCに関する今後の動向、購入する際に注意しなければならないポイントをまとめました。
XDCを購入するまでに懸念してしまうのは、国内の取引所での取り扱いが無い点と、国外の金融・貿易業界のメディアから価格の上昇を判断しにくいといった点でしょう。
しかし、国内での取り扱いがないことは、今後国内に上場した際には大きな価格の上昇が見込め、これからの上昇を見込んで仕込んでおく大きなチャンスと言い換えることもできます。
大きな取引所での扱いが始まることによって価格の上昇が始まった例は他の仮想通貨でも見られれてきたことであり、金融・貿易業界に詳しくない方でも余剰金による投資で大きな利益を生むことができるかもしれません。
仮想通貨は日々新たな技術が開発されており、XDCの上位互換と呼べる仮想通貨が世間を賑わせる可能性もありますが、XDCも進化を続けており、最初に新たなシステムを確立し安定性・透明性を持ったこの仮想通貨の価格が1番に上昇する可能性は大いにあります。
現状では日本語が使用できる取引所が少ないため、外国語を理解できることに越したことはありませんが、Bybitをはじめとする日本語でサポートを受けられる取引所もあるため、興味がある方はこの機会に購入してみてはいかがでしょうか。
※本記事の情報は2022年10月時点のものです。
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