仮想通貨XDCE(XinFin Network)の特徴とは?XDCとの違い・購入方法を紹介!

人気のある暗号資産といえばビットコインがありますが、時代の変化や技術の発達とともにさまざまな問題点も指摘されるようになりました。そのため、最近ではビットコインに代わる新たな暗号資産が次々と登場しています。そのなかでも、急成長している暗号資産のひとつがXDCEです。知名度はまだ低い暗号資産ですが、可能性のある投資先として注目されています。

今回は、仮想通貨XDCE(XinFin Network)について詳しく解説します。購入方法も紹介するので、XDCEの利用を検討している方はぜひ参考にしてください。

目次

仮想通貨XDCE(XinFin Network)とは


最近の急成長により注目度が上がっているXDCEですが、日本での認知度はまだ高くありません。そのため、どのような暗号資産なのかわからない方も多いでしょう。ここでは、仮想通貨XDCE(XinFin Network)の概要を紹介します。

XinFinが発行する仮想通貨

XDCEは暗号資産(仮想通貨)のひとつで、XinFinが発行しています。XinFinはシンガポールを本拠地とし、ハイブリッド・ブロックチェーンを開発しているテクノロジー企業です。XinFinが開発したハイブリッド・ブロックチェーンをXinFin Networkといいます。

XinFin Networkはビジネスのために作成されたブロックチェーンです。パブリック・ブロックチェーンとプライベート・ブロックチェーンのそれぞれの長所を兼ね備えており、商用での利用に適しています。日本での一般的な知名度はまだ低いですが、2021年に大きく成長したプロジェクトの一つとして注目を集めています。

XinFin Networkのトークンとして機能しているのが、暗号資産のXDCEです。イーサリアムと同様に、取引手数料の支払いやスマートコントラクトの運用に利用することができます。また、本人確認ができることにより、安全性が高く評価されている点も特徴です。

国際的な貿易金融を焦点にしたプラットフォーム

XinFin Networkは、金融や貿易に特化したブロックチェーンです。多国籍間の貿易や金融スペースの障害に対応するという目的で開発されました。バイヤーやサプライヤーはもちろん、金融機関や労働組合、銀行などの政府機関をピアツーピア方式でまとめており、中央集権的な管理を介さない金融や貿易の分散型プラットフォームを目指しています。

そして、XinFin NetworkのトークンであるXDCEも、国際的な金融・貿易のために利用されている暗号資産です。ブロックチェーンに対して数字だけでなく文字情報を入力する機能が備わっており、発生した売掛金や企業間の取引を確実に記録することができます。また、本人確認ができるため安全性が高く、マネーロンダリングや不正な取引への対策がされている点もメリットです。

さらに、XinFin Networkは先行する暗号資産であるイーサリアムをベースとした、スマートコントラクトの機能を備えている点も特徴です。これにより国境を越える取引の効率化が可能となり、企業や公的機関にスケーラブルな基盤を提供しています。コストを抑えられるため、国際的な金融や貿易市場へ参入するハードルも下がります。

ビットコインとの違い

日本で認知度が高い暗号資産のひとつに、ビットコインがあります。ビットコインとXDCEとではリリース時期や用途が異なります。ビットコインは高い人気と知名度で安定していますが、XDCEはビットコインなどの先行する暗号資産の問題を解決できるように開発されており、急成長していることもあって魅力的な暗号資産です。

最も大きな違いは、スペックの高さです。XinFin Networkは、ハイブリット・ブロックチェーンやXDPoSプロトコルで各種の操作を大きく効率化しています。これにより、XDCEの送金処理速度は桁違いに速くなっており、さらに1秒あたりの送金処理件数も多いです。
多量の送金を即時的に処理できるスペックを備えているため、送金が混雑することがありません。そのため手数料が高騰することもなくなり、平均的な送金手数料が安い点も魅力でしょう。

エネルギーの消費量についても、ビットコインよりもXDCEのほうが圧倒的に少ないです。電力消費を抑えられるため、環境に優しい暗号資産としても注目されています。加えて、上述のスマートコントラクト機能や本人確認の機能はビットコインにはありません。効率的で安全な取引ができるため、国際的なピアツーピア取引にはXDCEが向いています。

XDCEとXDCの違いとは?スワップ可能な2つの独自トークン


XinFin Networkのトークンとしては、XDCEとXDCの2種類が発売されています。名前も似通っているため混同しやすいですが、それぞれ異なる特徴を持った暗号資産です。ここでは、XDCEとXDCの違いを解説します。

XDC

XDCは、XinFin Networkのネイティブトークンです。2017年初頭にプロトコルを作成したXinFinは、ユーティリティトークンのプライベートセールを通じて、2017年7月から8月にかけて150万ドルを調達しました。この資金を元にXinFin Network上で機能するトークンとして発行された暗号資産が、XDCトークンです。

XDCトークンは、XinFinのハイブリッド・ブロックチェーンをサポートするためのトークンとして開発されています。XinFin Networkの主要な決済方法として機能しており、ハイブリッド・ブロックチェーン内に構築されたDAppsなどの分散型アプリケーションの支払いにも利用可能です。総供給量は約1,000億(参照元:steemit)となっています。

XDCE

一方、XDCEはネイティブトークンではなく、イーサリアムのブロックチェーンを利用しているERC-20トークンです。XinFin NetworkやXDCトークンの流動性を高めるという目的のために2018年に立ち上げられ、これにより利用者はイーサリアムネットワーク上にあるさまざまなDAppsからも柔軟に利益を得られるようになりました。

XDCEトークンは、XDCトークンと1:1の割合でスワップすることができます。スワップは、XinFin Network上の分散型取引所であるAlphaExにて可能です。また、ERC-20に準拠した他のトークンとまとめてひとつのウォレットで扱うことができるため、管理が容易になります。さらに、多くの取引所で購入できる点もメリットです。

ただし、XinFinはXDCEトークンの供給を段階的に減らすことを発表しています。XDCEトークンの所有者にはXDCトークンとのスワップが求められているため、注意が必要です。

仮想通貨XDCE(XinFin Network)の特徴

XDCEを発行しているXinFin Networkには、他のブロックチェーンや暗号資産にはない魅力的なポイントがあります。ここでは、仮想通貨XDCE(XinFin Network)の特徴を3つ紹介します。

世界初の分散型Eメールサービスとの連携

1つ目の特徴は、分散型Eメールサービスと提携していることです。ブロックチェーンに対応したEメールシステムは世界初であり、注目されています。

提携しているサービスは、LedgerFi IT SolutionsのLedgerMailです。LedgerFi IT Solutionsはアラブ首長国連邦のドバイに本拠地を置くIT企業で、ブロックチェーンを活用した分散型アプリケーションのエコシステムを開発しています。そしてその一環として、2021年8月にXinFin Networkを利用したEメールサービスを開始しました。

LedgerMailでは、暗号資産の移動と同じく「公開鍵暗号」方式を用いています。受信者と送信者がそれぞれ暗号化と複合のための秘密鍵を持つため、メールの内容を第三者に知られる心配がありません。従来のEメールサービスは、集権的な管理会社による閲覧の可能性や、ハッキングによる記録流出のリスクなどがありました。一方、LedgerEmailはXinFin Networkを活用することで、高度なセキュリティとプライバシーの保護を可能にしています。

グローバル貿易企業協会に参加

グローバル貿易企業協会(TFD Initiative)に参加している点も、XinFin Networkの強みです。2021年8月にXinFinのTFD Initiativeへの参加が発表されましたが、これはブロックチェーン企業としては初めてであり、注目度を高める要因となりました。

TFD Initiativeは貿易金融資産の流通を効率化することで貿易と資本をつなぎ、機関投資家の貿易金融への投資を拡大することを目的とした組織です。世界各地の主要な金融機関や大手のプロバイダーが参加しており、貿易金融の分野で重要な役割を果たしています。

XinFin Networkは、上述のように圧倒的に効率の良いブロックチェーン技術を特徴としています。そのため、貿易取引のデジタル化や決済の迅速化、手数料やエネルギー消費の低減、そしてセキュリティの強化などが可能です。このような技術を用いて貿易金融の複雑で非効率的な外国為替の取引を減らし、市場の流動性を高めることが期待されています。

プロジェクトには日本人も加わっている

日本発ではない海外の暗号資産となると、セキュリティや言語の問題で取引を躊躇する方も多いのではないでしょうか。しかし、XDCEのプロジェクトには日本人も参加しており、公式サイトには日本語版も用意されています。そのため、日本からもわかりやすい情報を得ることができ、他の暗号資産と比べても利用しやすい点もメリットです。

XinFinの公式サイトでは開発チームのメンバーが公開されており、3人のアドバイザーの中に日本の吉田匡氏の名前を確認することができます。吉田氏はスタートアップ支援プログラムの開発や運営を専門としており、日本で最初の政府系アクセラレーターである中小機構の立ち上げにも従事している方です。XinFinのアドバイザーとしては、エコシステムの開発を担当しています。

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仮想通貨XDCE(XinFin Network)のこれまでの動き

現在は安定した推移を見せているXDCEですが、これまでに大きな価格の変化を経験しています。ここでは、仮想通貨XDC(XinFin Network)のこれまでの動きを解説します。

XDCのこれまでの日本円(JPY)に対する価格推移チャートは、次のとおりです。

XDCeチャート

(引用: coinmarketcap

ローンチ直後に高騰したがすぐに下落

XDCは、ローンチされた当初は約0.33円で推移していました。価格が大きく上昇するのは2018年4月後半で、1.24円まで高騰しています。一般ユーザーから資金を集めるICOではハードキャップ(トークン発行の上限額)に達しており、期待の高さがうかがえます。

しかし、このような流れも長続きはせず、約半年後の2018年12月には0.0811円にまで下落しました。低迷の傾向は、コロナ禍の発生も挟んで2021年頃まで続きます。

低迷の原因は、しっかりと規制に準拠しながらプロジェクトを進めるというXinFin Networkの方針にあるようです。新規の取引所への上場も慎重に行われているため、インパクトが少なく認知度の上昇もゆるやかでした。

現在は約5円前後を推移

しかし、2020年後半にはローンチ当初の約0.33円以上に回復し、2021年に入ってからは再び大きく高騰しました。2021年8月24日には、最高値である19.34円を記録しています。XDCは2021年に最も成長した暗号資産のひとつとされ、日本での知名度も高まりました。

2021年に急成長した理由としては、それまでの着実なプロジェクトの進行が評価されたことに加え、上述のLedgerMailとの提携やTFD Initiativeへの加入などの大きなニュースが続いたことが挙げられます。また、業界最大手のブロックチェーン用プラットフォームであるCordaがXDCの決済通貨としての利用を決定したことも、大きなインパクトとなりました。さらに、コロナ禍が落ち着いて市場動向が回復したことも、価格の高騰を後押ししています。

XDCの高騰の傾向は2022年に入ってからも続きますが、2022年後半からは少し落ち着きを見せており、現在の価格は約5円前後で推移しています。

仮想通貨XDCE(XinFin Network)の今後の見通しのポイント

XDCEの将来性については、楽観的な見通しを持つ方が多いです。断言はできないものの、今後も長期的な投資先として安定した成長が期待できます。ここでは、仮想通貨XDCE(XinFin Network)の今後の見通しについて、ポイントを4つ紹介します。

ユーザー・取引量の増加

1つ目のポイントは、新しいユーザーや取引量の増加です。暗号資産はユーザーや取引量が多いほど価値を認められていると考えられるため、将来性の重要な判断材料になります。

XDCは、ユーザー数・取引量においても着実に成長してきました。現在は落ち着いていますが、さまざまなプロジェクトが続いていることからも、今後さらにユーザーや取引量が増えると考えられます。現在はまだ他の主要な暗号資産ほどの知名度はないものの、グローバルな貿易や金融の市場は非常に大きいため、潜在的なユーザーも多いです。

また、XinFin Networkはスケーラビリティの機能が注目されています。上述のようにビットコインやイーサリアムなどと比べてもスペックが高く、ユーザーや取引量の増加に伴う処理速度の低下や手数料の高騰の心配がいりません。ユーザーや取引量のさらなる増加に対応できる点も、メリットのひとつです。

顧客ベースの拡大

ユーザー・取引量の増加とともに、顧客ベースが拡大しているかどうかも重要なポイントです。長期的に安定した成長を続けるためには、ユーザーや取引量の短期的な増加を達成しつつも、利益をもたらして顧客ベースを拡大しなければなりません。

ここでも、規制に準拠しながらしっかり成長してきたXinFin Networkの強みが活きています。段階的で着実な推移が多くの投資家に評価されており、長期的な投資先として魅力的です。そのため、今後もネガティブなニュースがなければ、投資家のコミュニティにおける主要な投資先の候補としての地位を確立すると予測されています。

取り組むプロジェクトの増加

続いて、取り組むプロジェクトも将来性を判断するポイントになります。多様な種類がある暗号資産ですが、それぞれに目的があり発行されています。そのため、明確なプロジェクトに取り組んでいるか、プロジェクトがしっかり進行しているか、そしてプロジェクトの数が増えているかもポイントです。プロジェクトが増加していれば、将来性のある暗号資産だと判断できます。

XinFin Networkは2019年から順調にプロジェクトの数が増えており、さらに2021年からは増加のペースも加速しています。決済DAppsや分散型Eメールサービスをはじめとして、NFTやメタバースなど多数のプロジェクトを発表しており進行も堅実です。それぞれのプロジェクトも話題性のあるものが多く、ネットワークに根付いています。このことからも、XinFin Networkは今後も成長が期待できるとされています。ただし、プロジェクトの詳しい動向はこれからも注視するほうが無難でしょう。

ブロックチェーン業界の注目度

ブロックチェーン業界自体に対する注目度の上昇も、今後を見通す際のポイントです。XinFin Networkが展開しているプロジェクトの幅広さからもわかるとおり、ブロックチェーン技術への期待は高まっているため、今後のさらに広い分野で実用化されていくと考えられます。インターネットを介した取引が主流となる中で、ブロックチェーン技術のセキュリティの高さは重要です。

XDCは比較的新しい暗号資産であるものの、高いスペックを誇るXinFinのブロックチェーンで利用できるネイティブトークンとして存在感を高めています。特にセキュリティとスケーラビリティの機能に関する需要と期待は大きく、ブロックチェーンとともに暗号資産としての注目度も高いです。

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仮想通貨おすすめランキング取引所と購入方法

仮想通貨XDCE(XinFin Network)の取引をするには海外の取引所が必要


日本での知名度が低いXDCEですが、その理由としては日本の暗号資産取引所に上場していないことが挙げられます。上述のようにXinFinは新しい取引所への上場に慎重なところがあり、取り扱っている取引所は着実に増えているものの、他の暗号資産に比べると少ないです。そのため、XDCEの取引には海外の取引所を利用する必要があります。

大手である海外の取引所は、日本の取引所と比べると取扱銘柄数が圧倒的に多いですXDCEのようなマイナーな暗号資産も取り扱っていることがあるため、自身の投資したい銘柄を見つけやすいでしょう。ただし、海外の取引所でもXDCEの取り扱いがないところは多いため、必ず事前に確認が必要です。

また、言語や安全性などの点でのデメリットもあります。日本語での情報提供をしている取引所でなければ、情報へのアクセスも難しいです。海外の取引所は日本でのサービス提供の許可が下りていないことが大半です。日本から利用してもまったく問題はありませんが、法制の違いなどによる安全性の問題はつきものです。メリットは多いですがリスクもあるため、利用する際は慎重に判断してください。

仮想通貨XDCE(XinFin Network)の取引におすすめの海外取引所ランキング3選


海外の取引所に関しては日本語の情報が少ないこともあり、取引所選びに迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。ここでは、仮想通貨XDCE(XinFin Network)の取引ができるおすすめの海外取引所を、ランキング形式で3つ紹介します。特徴やおすすめポイントも解説するため、ぜひ参考にしてください。

1位:HOTBIT

HOTBIT
公式サイト HOTBIT
会社名 不明
設立 2018
取引方法 取引所
日本語対応 あり

※料金は全て税込表示です。

HOTBITは、イギリスに拠点を置く暗号資産取引所です。開設は2018年と比較的新しく、チャンスが多い取引所として注目され急成長しました。日本での知名度は低いですが、XDCの取り扱いがある取引所として貴重な選択肢の一つとなります。

最大のメリットは、日本語に対応していることです。海外の取引所を利用する際には言語が大きな壁となりますが、HOTBITであれば英語に不慣れな方や初心者でも簡単に取引ができます。プラットフォームもシンプルな作りで使いやすく、便利なスマートフォン用アプリもあるため外出先でも確認しやすいです。

取扱銘柄数は430種類以上と豊富です。XDCを含め世界中の多様な暗号資産が揃えられており、大手の取引所にはないユニークな銘柄がある点も魅力です。また、イベントが多い点も評価されています。Airdrop(暗号資産の無料配布)をはじめ、取引や共有で報酬が出るイベントなどもあり、お得に利用したい方におすすめです。

2位:P2PB2B

P2PB2B
公式サイト P2PB2B
会社名 P2B
設立 2014
取引方法 取引所
日本語対応 なし

※料金は全て税込表示です。

P2PB2Bは、スイスに本社を置き2014年から運営されている歴史のある取引所です。2018年からは、IT先進国であるエストニアを拠点としています。韓国語や中国語などいくつかの言語には対応していますが、日本語への対応はないため利用する際には注意が必要です。

特徴としては、セキュリティや安全性が高く評価されている点が挙げられます。P2PB2Bは顧客の暗号資産の95%をコールドウォレットで管理しています。コールドウォレットとは、インターネットと完全に切り離されたウォレットのことです。完全なオフラインであるためハッキングの心配がいりません。これまでにハッキングの噂もないため、ハッキングへの対策が高く評価できます。

また、高スペックのサーバーを置いている点も魅力です。1秒間の処理件数が多く、高速トレードができます。ただし、セキュリティやスケーラビリティが高いだけに取引手数料も高くなっている点はデメリットです。取扱銘柄数は340種類以上と豊富に取り揃っています。

3位:Mercatox

Mercatox
公式サイト Mercatox
会社名 Mercatox
設立 2015
取引方法 取引所
日本語対応 なし

※料金は全て税込表示です。

Mercatoxは、2016年に設立されたイギリスの暗号資産取引所です。特徴はラインナップの豊富さで、取扱銘柄数が400種類以上と多く、マイナーな暗号資産の取引にも利用できます。XDCの取り扱いもある他、アルトコインの取り扱いも多いです。新しい暗号資産が上場するペースも早く、選択肢の多さを重視したい方におすすめできます。

注意点としては、日本語に対応していないことが挙げられます。また、スマートフォン用のアプリなどもありません。ただし、操作は非常に簡単で画面も見やすいため、ブラウザでも便利に利用できます。サポートの早さやセキュリティ面も高く評価されています。手数料は、国内の取引所に比べると高いものの、海外の取引所としては平均的です。

さらに、機能が充実している点もメリットと言えます。電子マネーの取引にも対応していたり、暗号資産を取引所に預けるレンディングが利用できたりと、さまざまな用途での利用が可能です。

仮想通貨XDCE(XinFin Network)の取引におすすめの国内取引所ランキング3選


XDCEは海外の取引所で購入しなければなりませんが、海外の取引所では基本的に日本円は利用できません。そのため、事前に国内の取引所で口座を開設し、日本円と他の暗号資産を交換する必要があります。

ここでは、仮想通貨XDCE(XinFin Network)の取引ができるおすすめの国内取引所を、ランキング形式で3つ紹介します。

1位:Coincheck(コインチェック)

Coincheck(コインチェック)
公式サイト Coincheck
会社名 コインチェック株式会社
設立 2012
取引方法 販売所

取引所

取扱銘柄数 19種類
入金手数料 銀行振込 無料
コンビニ入金 3万円未満 770
3万円以上

30万円以下

1,018
クイック入金 3万円未満 770
3万円以上

50万円未満

1,018
50万円以上 入金金額×0.11%+495
送金手数料 ビットコイン:0.0005 BTC

その他、暗号資産によって異なる

(ユーザー間の送金は無料)

取引手数料 無料

※料金は全て税込表示です。

Coincheckは、国内トップクラスの人気を誇る暗号資産の取引所です。2012年に設立されてから、実績の豊富な老舗の取引所として評価されておりユーザー数も増えています。取扱銘柄数は19種類程度で、海外の取引所と比べると少ないですが、国内ではトップクラスの多さです。

購入方法は取引所と販売所の2つが用意されており、初心者の方にもおすすめできます。ダウンロード数No.1のスマートフォン用アプリも非常にシンプルで使いやすく、チャートの確認や取引が簡単です。また、取引手数料が無料という点もメリットで、コストを抑えて暗号資産の取引ができます。最低購入金額は500円(税込)と安く、ワンコインから取引が可能です。

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2位:GMOコイン

GMOコイン
公式サイト GMOコイン
会社名 GMOコイン株式会社
設立 2016
取引方法 販売所

取引所

レバレッジ取引

取扱銘柄数 22種類
入金手数料 無料
送金手数料 無料
取引手数料 取引所 Maker-0.01%

Taker0.05%

販売所・レバレッジ取引 無料

※料金は全て税込表示です。

GMOコインは、GMOインターネットのグループ会社が運営する暗号資産取引所です。設立は2016年で比較的新しいものの、国内で安定した人気を得ています。

最大の特徴は取扱銘柄数で、22種類程度と国内最多です。分散投資などのために選択肢の多い取引所を探している方には最適な取引所といえます。また、取引所と販売所での売買だけでなく、レバレッジ取引が可能である点もメリットです。最大2倍のレバレッジ取引ができるため、大きな利益を狙いたい方にもおすすめできます。

さらに、セキュリティの固さも信頼されています。GMOコインはユーザーの暗号資産をコールドウォレットで管理しており、ハッキングによって資産が流出する心配がいりません。送金時にはマルチシグに対応し安心・安全な取引ができます。

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3位:bitbank

bitbank
公式サイト bitbank
会社名 ビットバンク株式会社
設立 2014
取引方法 販売所

取引所

取扱銘柄数 20種類
入金手数料 無料
送金手数料 ビットコイン:0.0006BTC

その他、暗号資産によって異なる

取引手数料 Maker-0.02

Taker0.12

※料金は全て税込表示です。

bitbankは、2014年から運営されている実績のある暗号資産取引所です。取扱銘柄数は20種類程度と国内トップクラスなため、豊富なラインナップから投資先を選べます。アルトコインの取り扱いもあり幅広いです。

bitbankの特徴は国内最多の取引量です。活発に売買が行われているため、取引所でも取引が成立しやすいでしょう。また、暗号資産取引所では取引量が多いほど価格が安定する傾向があります。そのため、急激な価格の変化によるリスクをできるだけ抑えたいという方にもおすすめです。

公式サイトやスマートフォン用アプリの使いやすさにも定評があります。シンプルな作りになっており、初めての方でも迷わずに取引を進めることができます。

仮想通貨XDCE(XinFin Network)の購入方法


XDCEは日本の取引所に上場していないため、海外の取引所を利用して購入しなければなりません。ここでは、仮想通貨XDCE(XinFin Network)の購入方法を詳しく解説します。

1:国内の取引所で口座開設

XDCEは海外の取引所でしか購入できませんが、海外の取引所の大半は日本円に対応していません。そのため、まずは国内の取引所を利用して日本円を他の暗号資産に交換する必要があります。

国内の取引所に口座を持っていない方は、口座を開設することからはじめましょう。上述のおすすめランキングにある取引所が便利ですが、日本円に対応していれば基本的にどの取引所でもかまいません。自身が使いやすいと感じるところを選ぶと良いでしょう。

国内の取引所で口座開設をする際には、本人確認が必要になるケースが多いです。身分証や顔写真をアップロードする必要があります。

2:国内の取引所でビットコイン(BTC)を購入

次に、XDCEを購入するための暗号資産を購入します。国内の取引所で口座を開設すると、暗号資産の取引が可能になります。利用したい海外の取引所で対応している暗号資産であれば良いですが、ビットコイン(BTC)は取り扱いが多く安定しているためおすすめです。

ここでの暗号資産の購入は、販売所でも取引所でも構いません。まずは日本円を取引所に送金し、購入したい量を入力して取引をします。取引所によっては、送金の反映に時間がかかる場合もあるため注意が必要です。

3:海外の取引所で口座開設

続いて、海外の取引所で口座を開設します。XDCEの取り扱いは海外の取引所でも多くはないため、必ずXDCEの取り扱いがあるのか、確かめてから口座を開設しましょう。上述のランキングの取引所がおすすめですが、こちらもXDCEの取引ができればどこでも問題ありません。

海外の取引所では、少額の取引であれば口座開設の際に身分証などが不要であることも多いです。日本語に対応していれば便利ですが、そうでない場合も指示通りに進めれば簡単に開設できます。

4:海外の取引所にビットコイン(BTC)を送金

海外の取引所に口座を開設した後は、再び国内の取引所に戻って送金の手続をします。新たに開設した海外の取引所を宛先とし、購入した暗号資産を送金してください。

取引や入金と違い、送金には手数料がかかるという取引所が多いです。送金する際には、手数料もチェックしておきましょう。無事に送金ができれば、国内の取引所での操作は完了です。

5:ビットコイン(BTC)を仮想通貨XDCEに交換

もう一度海外の取引所へ移り、送金した暗号資産が着金していることを確認します。反映されるのに数分のタイムラグがあるため、注意してください。

着金が確認できれば、あとは取引画面を開き、移した暗号資産を利用しXDCEを購入するのみです。購入の際も基本的な操作は変わらないため、簡単に購入できます。

仮想通貨XDCE(XinFin Network)に関するよくある質問

最後に、仮想通貨XDCE(XinFin Network)に関するよくある質問に答えていきます。

運営元はどんな企業?

XDCE(XinFin Network)を運営している企業は、XinFinです。シンガポールを拠点とする非営利団体で、国際的なインフラの格差の是正を目的としています。そのために独自のブロックチェーン技術を開発しており、特に貿易金融の分野で活用されています。

顧客としては多国籍企業や金融機関が多いですが、最近では政府などの公的機関も増えている状況です。XinFinは公的機関で利用するグローバルスタンダードとなることを見据えており、今後も需要が高まると考えられています。

大手の取引所で上場する可能性はある?

XDCEは新規の取引所に次々と上場するようなタイプではなく、段階的に成長している暗号資産です。そして、現時点で日本の取引所には上場していません。さらに、海外の取引所でも大手にはまだ上場していないです。

しかし、XDCEは将来性が期待されていることもあり、今後大手の取引所に上場する可能性は十分にあります。大手への上場が実現すれば取引も簡単になり、加えて価格がさらに高騰する可能性もあります。そのため、XDCEのニュースには注目して見ていきましょう。

仮想通貨(暗号資産)投資は大きくマイナスになるリスクはある?

暗号資産は通貨ではあるものの、現在は投資としての側面が大きいです。そして、あくまでも投資として利用するのであればリスクはつきものです。大きな利益を得られる可能性もありますが、リスクも考慮して投資を検討しましょう。

暗号資産投資で大きく損をするリスクとしては、まずは価格の変動が挙げられます。暗号資産は価格の変動幅が大きく、変化のペースも非常に速いです。新しい技術ということもあり、絶対に安全だという銘柄もありません。

また、詐欺やハッキングなどによる被害が起きる可能性もあります。ブロックチェーン技術は非常に強固なセキュリティ機能が特徴ですが、秘密鍵を知られてしまうと不正は防げません。詐欺やハッキングによって秘密鍵が流出する可能性は否定できないため、この点でも絶対に安全とは言い切れません。

まとめ

今回は、仮想通貨XDCE(XinFin Network)について解説しました。

XDCEは貿易・金融に特化した暗号資産であり、セキュリティとスペックの高さが注目されています。2021年以降は話題性のあるプロジェクトを次々と成功させており、価格が大きく高騰しました。現在もさまざまなプロジェクトが進行中であり、今後も成長するだろうと予測されています。

日本の取引所には未上場であるため、海外の取引所で購入する必要がある点はデメリットといえます。ただし、これから大手の取引所に上場することがあれば、価格もさらに高騰するかもしれません。XDCEに興味がある方は、早めの購入を検討してみてはいかがでしょうか。

※本記事の情報は2022年10月時点のものです。
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