楽天証券のはじめ方とは?口座開設・取引開始・つみたてNISAのはじめ方を徹底解説

  • 2022年12月28日
  • 証券
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楽天証券とは、はじめてでも低コストでお得に投資活動や資産形成ができることで知名度が高いことで有名です。実際に新規口座開設数4年連続No.1 、NISA口座開設数3年連続No.1、iDeCo新規加入者数3年連続No.1(2022年3月30日時点)など多くの方々に選ばれ続けています。

取扱商品が多いことやポイント投資が出来ることでも定評がある楽天証券ですが、口座開設や取引開始などのはじめ方について分からない方も多いのではないでしょうか。

また、「初めて投資や資産運用にトライしてみたいけど、本当に楽天証券ではじめて大丈夫かな。」と不安に思われている方も少なくありません。今回の記事では、楽天証券のはじめ方や口座開設・取引開始・つみたてNISAのはじめ方について徹底解説しています。

楽天証券をはじめてみようか迷われている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

目次

楽天証券で投資をはじめる魅力・メリット

まず、楽天証券で投資をはじめる魅力とメリットについて解説します。メリットを知っておくことでより安心して投資を始められるため、ぜひチェックしてみてください。

取扱商品が豊富

1つ目のメリットは、取扱商品が豊富な点です。2,656本とネット証券屈指の取扱い本数があるため、あらゆる選択肢が用意されていることで最適な投資活動が行いやすくなります。取扱商品が多いと何を選べばわからないのでは?と疑問に感じている方でも心配はありません。

楽天証券では、条件を指定してファンド検索ができる「投信スーパーサーチ」というサービスが用意されています。

取引種別やポイント還元率、資産タイプ、投資対象知識、リターンなど様々な条件を細かく設定した上であなたに最適な商品が表示されるシステムのため、迷わずにベストな商品で運用することが可能です。

ファンドスコアや買付ランキングも表示されるため、客観的な数値を見ながら選択できます。お気に入り登録もあるため、気になる商品が見つかった場合はお気に入り追加しておけば見逃すことがないため安心です。

投信スーパーサーチ

口座開設キャンペーンで特典が受けられる

2つ目のメリットは、楽天証券で口座開設することでキャンペーン特典を受けられる点です。口座開設キャンペーン特典に関して5点あるため、1つずつ詳細を紹介します。基本的に要エントリーとなるため、口座開設する際は必ずエントリーも合わせて行うようにしましょう。

iDeCo口座開設すると抽選でポイントプレゼントキャンペーン!

1つ目に紹介する口座開設キャンペーンは「iDeCo口座開設すると抽選でポイントプレゼントキャンペーン!」です。期間内にエントリーをした上で申込書類返送もしくはウェブ申し込み&開設完了を済ませると、もれなくギフト券200円分がプレゼントされます。

さらに抽選で3名に30,000円相当、10名に10,000円相当、100名に3,500円相当のカタログギフトがプレゼントとなります。尚、企業型DCと併用の方、もしくは積立NISAを2023年1月1日~2月28日内に約定している方は当選確率が2倍です。

【キャンペーン期間】2022年9月30日(金)~2022年12月29日(木)要エントリー

純金・プラチナ積立デビューキャンペーン

2つ目に紹介する口座開設キャンペーンは「純金・プラチナ積立デビューキャンペーン」です。キャンペーン対象期間中にはじめて純金・プラチナ・銀の積立を開始し、積立を3か月継続した方に期間内の積み立て合計金額1,000円ごとに10ポイントをもれなくプレゼントされます。

金・プラチナ・銀の値動きは株式や債券との相関性が低いため、所持している株式や債券のリスクを軽減するメリットが期待できると言われている点もポイントです。守りの資産運用をされたい方には特におすすめの積立キャンペーンとなります。

【エントリー期間】2022年9月26日(月)~2022年10月24日(月)23:59、要エントリー
【積立設定期間】2022年9月26日(月)~2022年10月25日(火)7:00

CFD入金+取引デビューキャンペーン

3つ目に紹介する口座開設キャンペーンは「CFD入金+取引デビューキャンペーン」です。キャンペーン期間中にエントリーした上で、初めてCFD口座に入金をすると100ポイントプレゼントされます。さらに、初めてCFD口座取引をするとさらに100ポイントがプレゼントされるキャンペーンです。

CFD取引は、FXと同様にレバレッジをきかせて少ない金額で大きな金額の取引が出来る魅力的な取引の1つです。

【エントリー期間】2022年9月1日(木)~2022年11月30日(水)23:59、要エントリー
【取引期間】2022年9月1日(木)7:00~2022年12月1日(木)6:55

米国株価指数CFDキャッシュバックキャンペーン

4つ目に紹介する口座開設キャンペーンは「米国株価指数CFDキャッシュバックキャンペーン」です。キャンペーン期間中にエントリーした上で期間中に米国株価指数CFDのUS30、US500、NAS100の新規取引を行うことで、新規取引1Lotにつき8円を上限なしでキャッシュバックされます。

取引手数料が無料な点や、幅広い資産に投資することが出来る点から人気のある取引の1つです。

【エントリー期間】2022年9月1日(木)0:00~2022年11月30日(水)23:59、要エントリー
【取引期間】2022年9月1日(木)7:00~2022年12月1日(木)6:55

FX口座開設プログラム

5つ目に紹介する口座開設キャンペーンは「FX口座開設プログラム」です。プログラムにエントリーしたうえで、楽天FX口座開設&対象期間中に楽天FXにて新規取引50万通貨以上を行うことで最大50万円キャッシュバックを受け取ることができます。

新規取引通貨額に応じてキャッシュバック額は大きく変わるため、プログラム概要を参照して取引金額を決めましょう。総合取引口座をすでにお持ちの方でも、楽天FXを口座未開設の個人の方、法人であれば申し込みは可能です。

【エントリー期間】口座開設月の翌々月末の最終営業日の取引終了時間(ニューヨーククローズ)まで、要エントリー
【取引期間】口座開設月の翌々月末の最終営業日の取引終了時間(ニューヨーククローズ)まで 

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楽天証券で投資をはじめる際の口座開設方法・流れ

楽天証券で投資を始めるメリットが一通り分かったものの、はじめ方が分からず困っている方も多いのではないでしょうか。次に、楽天証券で投資をはじめる際の口座開設方法や流れについて紹介します。手順に沿って行えば簡単に口座開設が行えるため、ぜひ記事を参考にしてみてください。

1:楽天証券公式サイト内の「口座開設」よりお申込

初めに、楽天証券公式サイト内の「口座開設」より申し込み手続きを開始します。楽天会員か楽天会員ではないかについて聞かれるため、該当の項目をタップしましょう。

2:メールアドレス登録・メールに届いたURLをクリック

次に、メールアドレスを入力する画面になるため、あなたのメールアドレスを入力して送信ボタンを押しましょう。すると登録したメールアドレス宛に楽天証券からメールが届くため、メールに記載されているURLをタップして正式にメールアドレスの登録が完了します。

3:本人確認書類の提出

メールアドレスの登録が完了したら、本人確認書類の提出を行いましょう。スマートフォンもしくはパソコンから本人確認書類の画像をアップすることで楽天証券での本人確認が可能です。

スマートフォンを使用して画像アップロードする際は、運転免許証またはマイナンバーカードの提出が必須となります。万が一運転免許証とマイナンバーカード両方ともお持ちでない方やパソコンから本人確認書類を提出したい方は、次に記載の本人確認書類を提出すれば問題ありません。

【本人確認書類】

  • 健康保険証
  • パスポート
  • 住民票の写し・印鑑登録証明書
  • 住民基本台帳カード
  • 在留カード・特別永住者証明書

いずれも、有効期限が切れていないかを確認した上で本人確認提出を行いましょう。

4:基本情報を入力

本人確認書類のアップロードが完了したら、基本情報を入力します。記載内容は次のとおりです。

【基本情報入力項目】

  • 個人情報(氏名、住所、生年月日、性別、電話番号)
  • 口座種別の選択(つみたてNISA、NISAなど)
  • 追加サービスの選択(FX、iDeCo、信用取引口座)
  • 重要書類への同意

入力内容は特別多くないため、約5分程度で入力完了できます。「スマホで本人確認」を選択した場合は、ログインパスワードの登録を行うことになります。

パスワードを忘れてしまうと、ログインや取引が一切出来なくなってしまうため、登録したパスワードは絶対に忘れないよう保管しておきましょう。(「書類アップロードで本人確認」を選択した場合は、パスワードの登録はありません。)

5:ログインIDが届く

基本情報を入力し終えて楽天証券側の確認が終わると、ログインIDがメールにて送られてきます。入力後すぐにメールが来るわけではなく約5営業日かかるため、メールを見逃さないよう気にかけておきましょう。

「郵送で本人確認」をされた方は、ログインIDと初期パスワードが転送不要の書類書留郵便で送付されるため、表記にしたがってログイン操作を行いましょう。

6:マイページにログインし設定

5で送られてきたログインIDを使用して、マイページにログインしましょう。ログイン後はご自身が覚えやすいIDに変更可能なため、忘れない内に設定を済ませておくことをおすすめします。

また、取引を始める際に必要な暗証番号、勤務先情報、国籍などの初期設定を行います。特に取引を始める際に必要な暗証番号は重要な項目のため、忘れないように管理しておきましょう。

7:マイナンバーを登録

取引に必要な情報を入力して初期設定が終わると、マイナンバー登録画面に遷移します。マイナンバー入力が完了すると無事取引が可能となります。口座開設時に個人番号カードをスマートフォンで提出した方は再度登録する必要はないため、初期設定が終わり次第取引を開始することができます。

楽天証券で口座開設後の取引の開始方法・流れ

楽天証券での口座開設が完了すると、いよいよ取引が可能になります。では次に、楽天証券での取引開始方法と流れについて紹介します。取引方法は、シンプルかつスピーディーに行うことができるシステムです。

1:専用口座が必要な場合は開設する

専用口座が必要な場合は、口座開設をしましょう。楽天証券ホームページ内の「口座開設」をタップして申し込み手続きを開始します。

メールアドレス登録後に本人確認書類の選択と提出を行い、送付されてきたログインIDにてログインを行うと本人情報の入力を要求されるため、案内に従って入力をします。最後に初期設定とマイナンバーの提出を行うと無事に口座開設完了となります。

なるべく急いで口座開設されたい方は、本人確認方法で「スマホで本人確認」を選択すると最短で翌営業日以降に審査完了メールが届くためおすすめです。(スマートフォン・運転免許証または個人番号カードをお持ちの方のみ)

2:投資資金を入金する方法は3つ

専用口座を開設したら入金を行います。楽天証券での取引を行う際は、事前に投資資金の振り込みが必須となるためです。口座に振り込む際は、普段利用されている銀行などの金融機関から可能となります。投資資金の入金方法は3つあるため、ご自身に合った方法で資金入金を行ってください。

マネーブリッジらくらく入金

1つ目の入金方法は、マネーブリッジらくらく入金です。ワンクリックで入金完了できる便利な入金方法となります。楽天銀行を利用中の方であれば、楽天銀行ウェブサイトにアクセスする必要がないためシンプルな振り込みが可能です。

リアルタイム入金サービスよりも簡単かつ、スピーディーな資金移動を行うことが可能な点がポイントです。

インターネットバンキング

2つ目の入金方法は、インターネットバンキングです。楽天銀行提携先(11行)のインターネットバンキングに口座を持っている方であれば、パソコンやスマートフォンから振り込みが可能となります。

また、入金処理が即時にされる点が最大のポイントです。振り込み手数料が無料なため、余計なお金がかからず経済的です。

コンビニやATMから振込入金

3つ目の入金方法は、コンビニエンスストアやATMから振り込み入金する方法です。自宅や勤務先などの近くにあるコンビニエンスストアATMや銀行窓口から振り込みが出来るため、利便性があります。外出先からも預け入れが出来る点がポイントです。

入金完了したら取引開始しよう!

入金が完了したら、いよいよ取引開始となります。取引操作に関して不明点が生じた際は、ぜひ楽天証券のお取引操作ガイドを参照することをおすすめします。取引画面へのログインから入出金まで丁寧に説明されているため、手引書として活用しましょう。

楽天証券でつみたてNISAをはじめる魅力・メリット

次に、楽天証券でつみたてNISAをはじめる魅力やメリットについて紹介します。メリットについて紹介する前に、楽天証券つみたてNISAの基本情報を表にまとめたため参考にしてみてください。

対象者 日本在住で口座開設する年の1月1日現在で満20歳以上の個人
取扱銘柄数 投資信託 182本(2022年4月5日時点)
つみたてNISAの対象商品は国が定めた基準を満たした投資信託のみ
最低購入金額 100円~
購入手数料 国内株式:売買手数料0円
投資信託:買付手数料0円
年間投資上限額 400,000円
非課税となる期間 20年
積立のタイミング 月1回、毎月1日~28日の中から希望の日を「積立指定日」に設定
※料金は全て税込表示です。

楽天キャッシュが利用でき楽天カード払いでポイントが貯まる

1つ目のメリットは、楽天キャッシュが利用できる上に楽天カード払いでポイントが貯まる点です。楽天証券の投資信託の場合、積立の引き落とし時に楽天カードのクレジットカード払いを予め設定することで、決済額100円(税込)につき1ポイントが貯まるシステムとなっています。

引き落とし金額は毎月5万円(税込)まで設定可能です。例えば、楽天クレジットカード払いで毎月の積立金額が10,000円(税込)の場合は、楽天ポイントは月100ポイント、年間1,200ポイント貯めることが出来ます。

つまり、投資信託を購入するだけで1%分のポイントを獲得可能なため、お得に利用出来る点がメリットです。

楽天ポイントで投資ができる

2つ目のメリットは、楽天ポイントで投資が出来る点です。投資信託の購入で利用できるポイントのサービス概要について表にまとめたため、ぜひ参考にしてみてください。

サービス概要 米国株式取引の円貨決済での米国株購入額、手数料の一部または、全額に楽天ポイントを利用することが可能。
(ポイント残高が不足している場合は、利用可能ポイント数を利用した上で残りは現金で投資可能)
対象ポイント 楽天ポイント(通常ポイント)
ポイント利用上限 ダイヤモンド会員:500,000ポイント/1日 500,000ポイント/月間
ダイヤモンド会員以外:30,000ポイント/1日 100,000ポイント/月間
(1か月の利用上限は、ポイント投資や他の楽天グループでの利用を含む)
ポイント利用単位 1ポイント1円
対象銘柄 国内株式、投資信託、米国株式、バイナリーオプション

普段のお買い物や旅行などで貯まった楽天ポイントを利用して、投資活動が行える点は嬉しいポイントです。利用できるポイントは通常ポイントのみですが、1ポイント1円から利用可能なため少額からの手軽にチャレンジ出来るため、比較的安心して投資活動を行うことができます。

ポイント利用上限は、ダイヤモンド会員かダイヤモンド会員以外かで異なりますが、ダイヤモンド非会員でも1日30,000ポイント、月間100,000ポイント利用できるため、十分なポイント投資が出来るといえます。

ポイント利用方法の設定は毎日、毎月のどちらでも可能で、途中で変更することもできます。(ポイント利用変更手続きは15:30まで)上限数ポイントの変更も出来るため、状況に応じて変更して無理なく運用出来る点がポイントです。

他社と比較しても取扱銘柄数は豊富

3つ目のメリットは、楽天証券は他社と比較しても取扱銘柄数が豊富な点です。参考までに楽天証券と他社の取扱銘柄数を表にまとめたため次の表をご覧ください。

証券社名 取扱銘柄数
楽天証券 182本
SBI証券 184本
松井証券 177本
SMBC証券 158本

楽天証券は、SBI証券とほぼ同じ取扱銘柄数です。182本という銘柄数は業界トップレベルの充実度となります。他社と比較しても取扱銘柄数が豊富なため、幅広い取引が行える点がおすすめポイントとなります。

取扱銘柄数が多い取引所を持っておくと、注目銘柄が登場した際に流れにいち早く乗ることが可能です。さらに、取扱銘柄数が多い取引所の場合は新規銘柄の取り扱いも多い傾向にあります。

そのため、国内初の銘柄が登場した際も先陣を切って投資が出来るため、大きなリターンを得るチャンスが生まれる点がメリットとなります。

最低投資金額は100円から始められる

4つ目のメリットは、最低投資金額が100円(税込)から始められる点です。投資と聞くとためらってしまう方の中には、初期投資金額が大きいのが不安に感じている方もいます。

しかし、楽天証券のポイント投資で投資信託を購入する場合は100円(税込)から始められるため、ほぼローリスクで安心して投資をはじめることができます。

楽天証券でつみたてNISAをはじめる方法・流れ

楽天証券でつみたてNISAを始めるメリットについて分かったところで、はじめる方法や流れについて紹介します。手順はシンプルなため、記事を参考にして楽天証券のつみたてNISAをはじめてみてください。

※総合口座も楽天会員でもない場合として手順の説明をしています。

1:公式サイトの「一般NISA・つみたてNISA口座開設/変更のお手続き」から申し込む

まず、楽天証券つみたてNISA公式サイトにある「一般NISA・つみたてNISA口座開設/変更のお手続き」をタップして申し込み手続きを開始します。

2:楽天会員か会員ではないかを選択

次に、楽天会員か楽天会員ではないかについて問われるため、該当する選択肢をタップしましょう。

3:メールアドレスの登録

次に、メールアドレスの登録をします。メールアドレス登録後に送信される確認メールに記載されているURLをタップして申し込みを続けましょう。

4:本人確認書類の提出

スマートフォンと運転免許証もしくは個人番号カードを持っている方は「スマホで本人確認」を行いましょう。お持ちでない方は「郵送で本人確認」を選択してください。

「郵送で本人確認」を選択した方は申込書が手元に郵送されるまでの間に、次の本人確認書類のいずれかのコピーを取っておく必要があります。

【本人確認書類】

  • 健康保険証
  • パスポート
  • 住民票の写し・印鑑登録証明書
  • 住民基本台帳カード
  • 在留カード・特別永住者証明書

本人確認書類コピーを返送する際は、必ず有効期限が切れていないかチェックしましょう。

5:基本情報の入力(つみたてNISA開設の選択)

本人確認書類の提出が完了したら、氏名・住所などの本人情報を入力してNISA口座の申し込みに進みます。登録したログインパスワードは忘れないように保管しておくことをおすすめします。

6:審査完了後、ログインIDが届く

楽天証券での審査完了後は、ログイン用のIDが送付されます。「スマホで本人確認」をされた方は、ログインIDがメールで送付されます。「郵送で本人確認」をされた方は、ログインIDと初期パスワードが転送不要の書類書留郵便で送付されるため、表記にしたがってログイン操作を行いましょう。

審査には通常1~3日営業日ほどかかるため、「スマホで本人確認」をされた方も数日待つことになります。(審査常用によっては開設完了までに通常より日数がかかる場合があります)また、ログインIDは変更が出来ないため大切に保管しておきましょう。

7:マイページにログインし初期設定を行う

マイページにログイン出来たら、初期設定とマイナンバー登録をしましょう。どちらも登録が完了したら取引可能となります。口座開設時に個人番号カードを既にスマートフォンで提出されている方の場合、マイナンバー登録は不要です。

まず初期設定では、ログインIDとパスワードが必要になるため手元に用意します。ログインをしたらご自身のお好きなパスワードに変更をして、取引暗証番号の登録を行いましょう。

次に、アンケート回答画面が表示されるため回答を行い、勤務先登録(インサイダー登録)と国籍登録をすれば初期設定完了となります。特に暗証番号は取引する際に必ず必要な番号になるため、忘れないよう大切に保管しておきましょう。

分からないことが発生した際は、NISA・マイナンバー専用ダイヤルが用意されているため活用しましょう。

固定電話の場合 0120-106-298(通話料無料)
携帯・PHS・050で始まるIPO電話の場合 03-6739-3400(通話料無料)
受付時間 平日8:30~17:00(土日祝・年末年始を除く)

楽天証券をはじめる前にデメリットも知っておこう

楽天証券のメリットと始め方について紹介しましたが、もちろんデメリットもいくつかあるため紹介します。メリットだけ聞いて投資や運用を始めてしまうと後々トラブルが発生する可能性もあるため、デメリットも知った上で利用するか決定されることをおすすめします。

IPO投資をするなら他社の方が実績は多い

IPO投資とは、新しく公開された株に対して投資をすることを指します。IPO投資は、公開価格(上場する前に投資家達へ販売される価格)で購入した株式を、初値(上場直後の株価)で販売することで差額の利益を得るというシステムで運用されています。

そのため、比較的ローリスク・ハイリターンで利益を得やすく人気がある投資方法の1つです。投資未経験者の方でも参入しやすいのがメリットな投資方法ですが、IPO投資に関しては楽天証券より他社の方が実績は多い点がデメリットです。

証券会社によってIPOの取扱銘柄数は大きく異なる上、IPOの取扱銘柄数が多い証券会社のほうが抽選に申し込みが出来る回数が多くなる点も見逃せません。つまり、楽天証券はIPOの取扱銘柄数が比較的少ないため、他社を利用している方より運用が不利になる可能性が高いです。

そのためIPO投資をメインに運用したいと考えている方にとっては、楽天証券は最適な選択ではない場合が考えられます。

単元未満株(ミニ株)の取り扱いはない

2つ目のデメリットは、単元未満株(ミニ株)のミニ投資が出来ない点です。単元未満株(ミニ株)とは、本来100株単位で取引可能となるところを、1株から株式を購入できる制度のことです。

小さい金額から投資にチャレンジ出来るため人気ではありますが、楽天証券では残念ながら単位未満株(ミニ株)は扱っておりません。しかし、楽天証券で少額投資が出来ないかと言うと異なります。

例えば楽天証券では、楽天ポイントを使用した少額投資が可能です。そのため、単位未満株(ミニ株)を使用した投資は出来ないものの、楽天ポイントを使って投資信託を毎月積み立てするといった活動が可能です。

楽天ポイントの期間限定ポイントは利用できない

楽天ポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントの2種類ありますが、期間限定ポイントを投資に利用することは出来ません。そのため、期間限定ポイントは楽天ポイント投資以外で消費するようにしてください。

期間限定ポイントは獲得してから失効するまでの期間が非常に短いため、すぐに利用されることをおすすめします。また、他ポイントから楽天ポイントへ交換しているポイントに関しても投資の資金として利用することは出来ません。

純粋に楽天クレジットカード払いなどで貯まった通常ポイントのみ投資に利用できるポイントとなるため、注意が必要です。

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楽天証券の口座開設・つみたてNISAに関するよくある質問

最後に、楽天証券の口座開設とつみたてNISAに関するよくある質問についてお答えします。

口座開設方法を電話で質問できますか?

楽天証券では、口座開設方法を電話で質問することも可能です。

固定電話の場合 0120-41-1004(通話料無料)
音声ガイダンスに従って2⃣を押して3⃣を押す
携帯電話の場合 03-6739-3333(通話料無料)
音声ガイダンスに従って3⃣を押す
受付時間 平日8:30~17:00(土日祝・年末年始を除く)

上記の電話番号では、口座開設手続きについての問い合わせのほかに、住所などの変更手続きや入出金についての問い合わせにも利用することができます。楽天証券の口座開設方法で分からない点が発生した際は電話で気軽に質問してみましょう。

また、電話以外にチャットでも聞くことが出来るため、お好きな方を利用してみてください。他にも楽天証券に口座をお持ちで無い方専用のダイヤルや取引ルール・取引内容専用のダイヤルなど様々な問い合わせ先が用意されています。

電話での問い合わせを考えている方は、次のカスタマーサービスセンターURLを参考にしてみてください。

投資枠を使いきらなかった場合は翌年以降に繰り越しできますか?

残念ながら、使い切らなかった投資枠は翌年以降に繰り越しすることは出来ません。適切な投資枠を設定しておきましょう。

NISA口座の取引は確定申告の必要はありますか?

投資で得られた利益には税金(所得税・住民税)がかかるため、基本的に確定申告を行う必要があります。ただし、利益の種類や取引口座の種類によって一定の範囲内で利益が非課税になる場合があるため、確定申告が不要な場合と必要な場合に分けられます。

NISAの場合は投資額上限が年間120万円、つみたてNISAの場合は年間40万円と定められており、その場合確定申告や発行書類は不要となります。しかし、証券会社では利用者の個別の取引や税務相談などに回答することは出来ません。

税制や確定申告について不明点がある際や相談したい際は、近くの税務署や税理事務所へ問い合わせして確認することをおすすめします。

まとめ

今回は、楽天証券のはじめ方と口座開設・取引開始・つみたてNISAのはじめ方について徹底解説しました。楽天証券のつみたてNISAは取扱銘柄数が全国トップクラスであり、気軽にチャレンジできるポイント投資も活用することが出来るため初心者の方でも安心して利用できるシステムです。

100円から投資出来るため、リスクが怖くて投資や運用をためらっている方も、楽天証券で一度試されてみることをおすすめします。また、新規の方向けのお得なキャンペーンが豊富に用意されているため、より一層お得に積立や取引を始めることが可能です。

口座開設方法や入金方法もシンプルでわかりやすく、カスタマーサービスセンターも充実しているため、ぜひ本記事を参考にして楽天証券を利用した資産運用を始めてみてください。

※本記事の情報は2022年10月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
※本記事で紹介しているサービス・商品に関するお問い合わせは、サービス・商品元に直接お問い合わせください。

<参考>
楽天証券