トルコリラの今後の見通しは?相場変動の要因やFXで取引するメリット・デメリットを解説

トルコリラに興味を持ちつつ、一方で、リスクが気になる方は多いでしょう。

トルコリラでGoogleで検索すると「失敗だった」「紙くず」など、不穏なサジェストワードが並びます。

トルコリラ取引に慎重になるのも納得です。

しかし、トルコリラは相場の変動が大きく、短期間で利益が狙える通貨でもあります。

また、トルコリラは金利が高く、スワップポイントも効率よく獲得できます。

相場を正しく予測できれば、効率よく収益を得られるでしょう。

この記事では、トルコリラのメリット・デメリットのみならず、相場予測に役立つ情報も掲載しています

トルコリラの、今後の見通しが気になる方は、ぜひとも参考にしてみてください。

目次

トルコリラの基本情報

今後の見通しに役立てるため、トルコリラの基本情報を確認しましょう。

  • トルコリラの特徴
  • トルコリラの現在・過去の為替レート推移

トルコリラのおもな特徴は、高金利通貨である点です

高金利通貨は、相場変動の激しさが特徴で、2023年6月にも、トルコリラに大きな値動きがありました。

トルコリラの特徴

トルコで流通する通貨は、トルコリラです。

通貨記号は「₤」と表記します。

2023年6月21日現在、トルコリラ/円の価値は、6円台前半です。

トルコリラの特徴は次のとおりです。

  • 高金利
  • ボラティリティが大きい
  • 広いスプレッド

トルコリラの最大の特徴は、金利の高さです。

金利は、お金を貸し借りする際に発生する手数料です。

金利が高いと、手数料で稼げるため、トルコにお金を貸したい国が増えます。

つまり、トルコリラの需要が高まります

需要が増すと、トルコリラの価値も上がるため、トルコリラ購入で利益を得られるチャンスが生まれます。

高金利は、トルコリラ購入における、ポジティブな要素といえるでしょう。

なお、高金利通貨の代表例は、次のとおりです。

  • トルコ・リラ
  • オーストラリア・ドル
  • ニュージーランド・ドル
  • メキシコ・ペソ
  • 南アフリカ・ランド
  • ブラジル・レアル

金利の比較

(マネックス証券調べ)

スクロールできます
国名政策金利(%)
トルコ8.50
日本−0.10
アメリカ合衆国5.00~5.25
EU(中銀預金金利)3.50
EU(リファイナンス金利)4.00
EU(限界貸付金利)4.25
イギリス4.50
オーストラリア4.10
ニュージーランド5.50
カナダ4.75
スイス1.50
南アフリカ8.25
香港5.50
中国3.65
メキシコ11.25
ブラジル13.75
データは、2023年6月19日時点のものです。

しかし、高金利の通貨には、特有のリスクがあります。

高金利通貨は、高インフレをまねきがちです。

金利が上昇しても、インフレ率が金利の上昇率をうわまわれば、通貨の価値は相対的に弱くなります。

さらに、高金利通貨は、価格変動の振れ幅が大きいです。

政治や戦争、天災など、国の経済にダメージをあたえる出来事があると、通貨の価値は、急降下します。

高金利通貨のトルコリラは、安定性に欠けるともいえるでしょう

高金利通貨であるゆえ、ボラティリティ―が大きいのも、トルコリラの特徴です。

ボラティリティ―は、価格変動性です。

価格変動の幅が大きいほど、ボラティリティ―も大きくなります。

また、トルコリラは、マイナーな通貨です。

米ドルやユーロ、日本円とくらべて取引される量が少ないです。

取引量が少ないと、スプレッドが広くなります。

スプレッドは、通貨が売買される際の差額です。

売買の差額、つまりスプレッドが広いほど、FXの手数料は高くなります。

トルコリラを含む通貨ペアは、ほかの通貨ペアとくらべて、スプレッドが広いです。

トルコリラ購入を検討する場合は、スプレッドの広さに注意しましょう。

スプレッドの広い通貨で、頻繁に売買を繰り返すと、FXにかかるコストが高くなってしまいます。

<スプレッドの比較>

  • 米ドル/円:0.2銭
  • ユーロ/円:0.5銭
  • ポンド/円:0.6銭
  • 豪ドル/円:0.4銭
  • NZドル/円:1.2銭
  • ランド/円:0.4銭
  • メキシコペソ/円:0.1銭
  • トルコリラ/円:1.5銭 

トルコリラの現在・過去の為替レート推移

2023年6月21日現在、トルコリラ/円の価値は、6.0円~6.1円で推移しています。

2023年の5月は、6円台後半~7円台で推移していました。

トルコリラ/円は、1か月のあいだで、1円近く下落した結果になります

6月9日の東京市場では、5.84円と史上最安値を記録する瞬間もありました。

下落の主な要因として、5月に決まったエルドアン大統領の再選が考えられます。

トルコリラの今後の見通し

トルコリラの、今後の見通しは、次のとおりです。

  • 長期的な下落傾向は変わらない
  • コロナ収束による観光客増加に期待できる

高いインフレ率や、大統領の存在など、トルコリラが持つマイナス要素は、いまだ払拭されていないようです

ただし、観光客の増加には期待が持てます。

長期的な下落傾向は変わらない

トルコリラは、現在、下落傾向です

トルコリラ安は今後も続くと予想されています。

ここ10年(2013~2023年)、トルコリラの値動きは、右肩下がりです。

下落理由の一つとして、インフレが考えられます。

トルコリラは、高金利の通貨です。

一般的に、高金利の通貨は、高インフレを引き起こしやすいとされます。

インフレ率が高いと、その通貨で購入できる物量が少なくなり、高い確率で、通貨の下落につながります。

トルコのインフレ率は高く、2022年に80%台を記録しました。

インフレ率が上昇する一方で、トルコリラの価値は、下落続きです。

トルコリラを持っているだけで、お金の価値が減っていく状況です。

2023年に入り、インフレ率50%を切りました。

しかし、トルコリラの下落はおさまっていないようです。

インフレのほかにも、通貨下落につながる要素が、トルコにはあるからです。

たとえば、エルドアン大統領の存在があります。

エルドアン大統領の政治は、独裁的で有名です。

エルドアン大統領による予期せぬ中央銀行総裁の解任で、15円台だったトルコリラが、12円台まで下落した過去もあります。

エルドアンが大統領でいるかぎり、海外からの信用獲得は、難航するかもしれません。

エルドアンが大統領に就任して以降、トルコリラ安が続いています。

2023年5月の選挙で、エルドアンの再選が決まりましたが、再選のタイミングで、トルコリラは1円近く下落しました。

インフレや大統領の問題が解決しない以上、トルコリラの下落は続くと予想する方が多いです。

明るい材料としては、新財務相の存在が考えられます。

新任の財務相(シムシェキ)が打ちだす金融政策には、インフレ解消の期待が集まっています。

金融政策の内容次第で、トルコリラ高騰はありえるのではないでしょうか。

ただし、エルドアン大統領の統治は、今後5年にわたり続きます。

長期的視野に立つ場合、トルコリラ下落の予想が、依然として多数派でしょう。

コロナ収束による観光客増加に期待できる

観光客増加による、金利上昇には期待が持てます

コロナ収束により、各国で、外国人観光客が増えています。

コロナ収束後の、観光需要の波に乗ることができれば、トルコリラにも注目が集まり、金利が上向きになるかもしれません。

トルコ最大都市のイスタンブールは、おしゃれなカフェや雑貨屋が並び、外国人にも人気です。

観光客数の増加は、トルコリラの見通し材料になるでしょう。

トルコリラの相場変動の要因

相場の変動要因を、あらかじめ把握しておくと、通貨の見通しが立てやすくなります

トルコリラの相場変動要因は、次のとおりです。

  • エルドアン大統領の発言
  • 政策金利の動向
  • 地政学リスク

エルドアン大統領の発言

トルコリラの相場は、エルドアン大統領の発言に影響されやすいです

過去、エルドアン大統領が、通貨安や低金利容認の発言をしたことで、トルコリラは大きく下落しました。

現在のトルコは、エルドアン大統領の独裁に近い形で政治がおこなわれています。

国の経済が、エルドアン大統領一人の発言に、大きく左右される状況です。

トルコリラの値動きを探るうえで、エルドアン大統領の発言は重要な手がかりになります。

政策金利の動向

政策金利の動向も、相場変動の要因になります。

一般的に、政策金利が上がれば、通貨の価値も上がる可能性があります。

今後、政策金利の引き上げが要因で、トルコリラの価値が上がる余地はあるでしょう

しかし、政策金利だけにとらわれてもいけません。

政策金利は、インフレ率とセットで考える必要があります。

インフレ率は、物価の上昇率です。

金利が上昇したとしても、インフレ率が金利の上昇率をうわまわる場合、貨幣の価値は下がる可能性が高いです。

政策金利が、トルコリラの変動要因になる点は否定しません。

しかし、トルコリラの場合、インフレ率と照らしあわせて考える必要があります。

政策金利の引き上げのみで、トルコリラの価値も上がると判断するのは、危険かもしれません。

地政学リスク

トルコリラの相場は、周辺国に影響をうけやすいです

イラン、イラク、シリアなど、トルコ周辺には、戦争やテロの危険を抱えている国ばかりです。

トルコは、地政学リスクの高い地域に位置しています。

周辺の国で、深刻な戦争が起これば、トルコリラにも悪影響がでるでしょう。

トルコリラの相場は、自国のみならず、周辺国の治安にも左右されます。

トルコリラを取引するメリット

トルコリラを取引するメリットは、次のとおりです

  • 他の通貨と比べて安い
  • インカムゲインを狙った投資ができる
  • 変動が激しく短期で利益を狙える

他の通貨と比べて安い

ほかの通貨のくらべて安い点が、トルコリラ取引のメリットです。

通貨が安いと、そのぶんFXに参加するハードルも下がります。

とくに近年は、円安が続いているため、先進国通貨での取引は敷居が高くなりつつあります

しかし、トルコリラは、対円でも、いまだ割安な通貨です。

高倍率のレバレッジで取引すれば、1万円以下の投資で、FXに参加できます。

少額取引を希望する方にとって、トルコリラは魅力ある通貨といえるでしょう。

インカムゲインを狙った投資ができる

トルコリラは、インカムゲイン狙いの投資ができる通貨です。

インカムゲインは、スワップポイントによる収益を意味します。

高金利の通貨を購入し、低金利の通貨を売却する場合に、スワップポイントによる収益は発生します。

スワップポイントは、金利差のある通貨ペアで発生しやすいです。

現在、日本円の金利が-0.10%であるのに対して、トルコリラの金利は8.50%となっており、8.60%の差があります。

日本では超金利が続いているため、高金利の通貨購入で、スワップポイントを獲得しやすくなっています

トルコリラ/円は、インカムゲイン狙いの方にとって、好ましい組み合わせといえるでしょう。

変動が激しく短期で利益を狙える

短期間で利益を狙える点は、トルコリラの強みです

短期で稼ぐには、相場変動の激しい通貨を選ぶほうがよく、その意味で、トルコリラを選ぶ価値はあります。

トルコリラは、値動きの大きい通貨だからです。

一般的に、トルコリラのような、取引量の少ない通貨は、相場変動が激しい傾向にあります。

トルコリラの場合、大統領の発言や地政学の要素が加わるため、相場の変動はさらに大きくなるといえるでしょう。

相場の動きを上手に読める方にとって、変動幅の大きい通貨は、短期で利益をだしやすい通貨です。

個人の力量次第ですが、短期で利益を出せる点で、トルコリラは魅力ある通貨といえるでしょう。

ただし、変動幅が大きいと、予想を外した際のリスクも大きくなります。

初心者にとって、トルコリラは、ハイリスク・ハイリターンの通貨に位置づけされるのではないでしょうか。

トルコリラを取引するデメリット

トルコリラを取引するデメリットは、次のとおりです。

  • 少しの為替変動で多額の損失をする
  • マイナスのスワップポイントの負荷が大きい

少しの為替変動で多額の損失をする

トルコリラは、少しの為替変動でも、多額の損失を被る可能性があります

トルコリラは、値動きが激しい通貨だからです。

激しい値動き幅を活かし、短期で大きな利益を狙える点は、トルコリラのメリットです。

反面、予想が外れた場合は、ダメージも大きくなります。

短期間で、多額の損失を被ってしまう可能性もあるでしょう。

トルコリラ取引をするうえで、為替変動の読み間違いは、致命傷になりえます。

マイナスのスワップポイントの負荷が大きい

マイナスのスワップポイントの負担が大きい点も、トルコリラのデメリットです

トルコリラ/円は、金利差が大きいため、円を買い、トルコリラを売る場合は、スワップポイントによる利益が期待できます。

しかし、逆のパターンでは、スワップポイントの支払いが生じます。

トルコリラを売って、円を買う場合は、スワップポイントを支払う必要があります。

金利差が大きいと、支払うスワップポイントも多額になるため、注意が必要です。

トルコリラを取引するFX会社選択時のポイント

トルコリラを取引する際の、FX会社の選び方を解説します。

FX会社を選ぶときは、次の条件が揃っているか、確認しましょう

  • スワップポイントが高い
  • トルコリラの情報が豊富
  • スプレッドが狭い

スワップポイントが高い

トルコリラで取引する際は、スワップポイントの高いFX会社を選びましょう

トルコリラ/円のメリットは、金利差を活かしたスワップポイントが狙える点です。

同じ通貨ペアでも、FX会社によって、得られるスワップポイントに違いがあります。

スワップポイントの低いFX会社を選んでしまうと、トルコリラ/円のメリットが半減します。

トルコリラ取引を希望する方は、スワップポイントを獲得しやすいFXがおすすめです。

トルコリラの情報が豊富

トルコリラの情報を、豊富に提供するFX会社を選びましょう。

トルコリラは、大統領の発言や周辺国の治安によって、大きく値が動きます。

相場変動の要因になりえる情報の取得は必須です。

相場変動の予測が正確であれば、短期間でまとまった利益を狙える点がトルコリラのメリットです

ただし、相場変動の予測には、情報の収集が不可欠といえます。

トルコリラ取引において、情報を提供が豊富なFX会社の存在は、とくに重要といえるでしょう。

スプレッドが狭い

スプレッドが狭いFX会社を選びましょう。

スプレッドが狭いほど、FXのコストを安くおさえられるからです。

トルコリラは、ほかの通貨とくらべて、スプレッドが広くなりがちです。

取引回数が重なるほど、多くの手数料を失います

スプレッドの狭さは、トルコリラ取引において重要です。

トルコリラの取引におすすめのFX会社

トルコリラ取引に、おすすめのFX会社を6つ紹介します

  •  松井証券
  • みんなのFX
  • LIGHT FX
  • GMOクリック証券
  • 外貨 ex by GMO
  • ヒロセ通商

松井証券

松井証券のFXは、松井証券株式会社が運営するサービスです。

松井証券のFXの特徴は、次のとおりです。

  • 大手証券会社のサービスで安心
  • 少額資金でFX可能
  • 使いやすいアプリ

松井証券のFXで注目すべきは、少額資金でFXがはじめられる点です。

最低取引単価は1通貨単位となっており、100円でも取引できます

初心者だけれども、トルコリラで取引したい方に、おすすめです。

トルコリラ取引は、ハイリスクの側面があるため、少額資金でFXに参加できることは、ありがたいです。

また、松井証券のアプリは、操作性にも定評があります。

アプリが使いやすい点でも、初心者にはよりいっそう、松井証券の利用価値がありそうです。

みんなのFX

みんなのFXは、トレンダーズ証券会社が運営するサービスです。

みんなのFXの特徴は、次のとおりです。

  • みんかぶFXランキングの総合部門で1位
  • 高水準のスワップポイント
  • 狭いスプレッド
  • 自動売買可能

みんなのFXは、スプレッドの狭さが魅力です

トルコリラは、スプレッドが広いため、コストが重くなりがちです。

トルコリラ取引の弱点である、コスト高をおさえるためには、スプレッドの狭いFX会社を選ぶ必要があります。

みんなのFXはスプレッドが狭く、トルコリラを扱ううえで、利用価値の高いFX口座といえるでしょう。

また、みんなのFXは、スワップポイントの水準も高いです。

金利差を活かしたインカムゲインを目指す方にも、みんなのFXはおすすめです。

みんなのFXは、支持者も多く、みんかぶFXランキングの総合部門で、1位に選ばれています。

LIGHT FX

LIGHT FXは、2018年に開始したFX取引サービスです。

LIGHT FXは、みんなのFXと同様、トレイダーズ証券によって運営されています。

LIGHT FXが提供するサービスの特徴は、次のとおりです。

  • Lineで経済指標を通知
  • 狭いスプレッド

LIGHT FXの強みは、経済指標をLineで通知する点です

トルコリラ取引は、相場の変動が激しいため、こまめな情報収集が求められます。

経済指標をLineで知らせてくれるシステムは、トルコリラ取引の特徴に合致しているといえるでしょう。

スプレッドも狭いため、取引コストをおさえられます。

GMOクリック証券

GMOクリック証券は、インターネット回線でおなじみの、GMOグループに属するFX会社です。

GMOクリック証券が提供するサービスの特徴は、次のとおりです。

  • バランス重視
  • FX取引高で世界第1位を獲得

GMOクリック証券は、バランスの取れたサービス内容が魅力です

スワップポイントの水準、スプレッドの狭さ、扱う商品の種類、ツールの豊富さなど、すべての項目で、及第点を満たしています。

初心者からプロまで、どのレベルの層にも人気があり、FX取引高で世界第1位に輝いています。

外貨 ex by GMO

外貨ex by GMO株式会社は、GMOグループに属する、FX会社です。

外貨ex by GMOが提供するサービスの特徴は、次のとおりです。

  • 少額資金でFX可能
  • 狭いスプレッド
  • 高水準のスワップポイント
  • 充実のキャンペーン

外貨ex by GMOのFX口座は、少額資金で投資ができ、初心者に人気です

スプレッドが狭く、スワップポイントの水準も高いため、コストをおさえつつ、インカムゲインも狙えます。

外貨ex by GMOは、トルコリラ取引で必要になる条件を、一通り満たしているといえるでしょう。

なお、外貨ex by GMOは、キャンペーンが充実しています。

取引量に応じて、キャッシュバック受取可能なキャンペーンもあります。

大量取引する方にとっては、お得なシステムです。

ヒロセ通商

ヒロセ通商は、大阪を本拠地とするFX会社で、東証JASDAQ市場に上場しています。

ヒロセ通商の特徴は、次のとおりです。

  • 通貨ペアが豊富
  • 高い約定力
  • 充実のキャンペーン

ヒロセ通商の魅力は、通貨ペアの豊富さです

ヒロセ通商が扱う通貨ペアは、51種類あり、マイナー通貨でも取引可能です。

ほかのFX会社では取引できない通貨でも、ヒロセ通商なら取引できる可能性があります。

また、ヒロセ通商のFXは、約定力の高さに定評があります。

約定スピードは最速0.001秒で、世界最速水準です。

なお、約定力は、注文価格で取引を成立させる力を意味します。

弱い約定力は、スリッページ(注文価格とのズレ)をまねきます。

トルコリラのように、相場変動が大きい通貨を扱う場合、約定力はより重要になるでしょう。

トルコリラに関するよくある質問

トルコリラに関して、よくある質問に回答します

  • 現在のトルコの経済状況を教えてください。
  • トルコリラを取引する際の注意点は?
  • FX初心者でもトルコリラ取引はおすすめ?

現在のトルコの経済状況を教えてください。

トルコの景気そのものは拡大傾向にあります。

コロナ禍の停滞をのぞけば、実質GDPも右肩上がりです。

国内の生産量や消費量も、継続した増加をみせています。

しかし、インフレ率の高さは懸念材料です。

インフレの高さは慢性的で、通貨安が続いています。

若干、インフレ率は減少傾向にありますが、いまだ油断できない状況です。

景気は拡大しているものの、高インフレが解消されたとは言いきれず、楽観できないのがトルコ経済といえます

トルコリラを取引する際の注意点は?

トルコリラ取引で注意すべきは、値動きの激しさです

通貨の値動き幅が大きいため、相場変動に対して、いかに敏感になれるかが大切です。

トルコリラで取引する場合、相場を頻繁にチェックしましょう。

相場のチェックを怠ると、短期間でも、多額の損失を被る可能性があります。

大統領の発言や周辺国の治安など、相場に影響する要素を、こまめに調べないといけません。

FX初心者でもトルコリラ取引はおすすめ?

トルコリラ取引は、初心者にとって、ハードルが高いかもしれません。

通貨の値動きが激しく、ハイリスク・ハイリターンだからです。

ただし、トルコリラは、ほかの通貨とくらべて安いです。

トルコリラであれば、少ないコストで、FX取引に参加できます。

少ない資金でFX取引に挑戦したい初心者にとって、トルコリラはおすすめといえます

また、初心者であっても、短期で利益を狙いたい場合は、トルコリラ取引を選択肢に含めてよいでしょう。

ただし、大規模な資金の投入はおすすめしません。

慣れないうちは、高倍率のレバレッジも控えたほうが無難です。

まとめ

トルコリラ取引には、次のメリットがあります。

  • インカムゲインの獲得
  • 短期間での利益獲得

トルコリラは、円と金利差があるため、スワップポイントによるインカムゲインが狙えます

また、相場の変動が大きく、短期間で結果を出せる可能性がある点も、強みでしょう。

しかし、予測を外した場合の損失が大きいというデメリットもあります。

相場変動につながる情報の取得は、頻繁におこないましょう。

トルコリラの動きを見通すには、経済指標のみならず、大統領の発言や、周辺国の情勢にも気を配る必要があります。

<参考>
松井証券
みんなのFX
LIGHT FX

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