申し込みブラックは、短期間に複数の会社に申し込んだ履歴が信用情報機関に登録され、審査に通過しにくくなる状態を指します。
申し込みブラックが原因で審査に落ちた方の中には「申し込みブラックになった際の対処法が知りたい」このように考えている方も多いでしょう。
そこでこの記事では、申し込みブラックの概要や申し込みブラックを避ける方法、申し込みブラックになった場合の対処法などをまとめました。
すでに申し込みブラックになった方や、申し込みブラックを避けたい方は、本記事を参考にお金を工面してみてください。
【借入方法別】サービス比較表
大手消費者金融 | 中小消費者金融 | 銀行カードローン | |
---|---|---|---|
特徴 | Web完結で手軽に借り入れ バレにくいサービスが豊富 | 大手よりも審査が柔軟 無利息期間ありのサービスも | 大手よりもお得な金利 総量規制の対象外 |
おすすめの方 | 初めて借り入れをする方 | 審査通過が不安な方 | 安心の金利で借り入れしたい方 |
おすすめ サービス | \30日間の無利息期間あり/公式サイト | \全国展開で安心/ 公式サイト | \安心の金利/ 公式サイト |
\スピード融資に対応/ 公式サイト | \無利息期間が長い/ 公式サイト | \少額からの返済OK/ 公式サイト | |
\Tポイントが貯まる/ 公式サイト | \複数の他社借り入れOK/ 公式サイト | \金利優遇あり/ 公式サイト |
- 中小消費者金融は大手に落ちた方が主な対象…
- 銀行カードローンは審査の通過が難しい場合あり…
まずは大手消費者金融への申し込みを検討しよう!
申し込みブラックとは?
申し込みブラックとは、短期間に複数の会社に申し込んだ履歴が信用情報機関に登録されることを指します。
申し込みブラックになると各種審査に通りにくくなるため、申し込むタイミングを慎重に考える必要があります。
履歴が残る期間は最長半年
申し込みブラックの履歴が残る期間は最長半年です。他の金融事故の中には、5〜10年ほど履歴が残るものもありますが、申し込むブラックの場合は期間が短めに設定されています。
申し込みブラックの履歴は、CICやJICC、全国銀行個人信用情報センターに登録されており、個人でも確認可能です。
厳密には、全国銀行個人信用情報センターに履歴として1年間残りますが、会員への情報提供は6か月を超えない期間に設定されています。
信用情報機関で共有
申し込みブラックの履歴は、信用情報機関で共有されます。
カードローンや各種ローンなどの申し込みの審査の際に、申し込みブラックの履歴を確認されるため、ブラックになると各審査に通りにくくなります。
審査にスムーズに通過したい方は、申し込みブラックを避けて申し込みましょう。ただし、何社以内であれば申し込みブラックにならないという基準は設けられていません。
ブラックを避けたい方は、1社の審査が完全に終了したあと、期間を空けてから次の審査に申し込むようにしましょう。
社内ブラックとは?申し込みブラックとの違い
社内ブラックと申し込みブラックにはどのような違いがあるのかを解説します。
社内ブラックとの違い
社内ブラックとは、申し込んだ会社内でブラック扱いされる状態を指します。社内ブラックは他社と内容が共有されないため、他社に申し込めば審査に通過できる可能性が高いです。
たとえば、A社の社内ブラックになってもB社に情報が共有されず、B社の審査に悪影響が出ることはありません。
反対に、申し込みブラックは申し込んだ会社以外でも共有されるデータであり、すべての会社の審査でマイナスに働くと把握しておきましょう。
金融ブラックとの違い
金融ブラックとは、返済の長期延滞や債務整理などを実行した際に、事故情報として信用情報機関に記録される状態を指しています。
金融ブラックになると、原則クレジットカードやカードローンなどの審査に通過できなくなるため、できるだけ避ける必要があります。
申し込みブラックは最長でも半年ほど履歴が残る程度ですが、金融ブラックの場合は5〜10年ほど履歴が残り、人によっては不便に感じるでしょう。
金融ブラックになるほどお金を借りるのは避け、計画的に返済するようにしてください。
申し込みブラックが審査に通らない理由
申し込みブラックがカードローンやクレジットカードの審査に通らない原因は、次のとおりです。
- 多重債務や貸し倒れのリスク
- 不正利用や犯罪行為の懸念
カードローンやクレジットカードの審査に通る確率を上げたい、または審査になかなか通らなくて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
多重債務・貸し倒れのリスク
申し込みブラックの方は、多重債務や貸し倒れのリスクを懸念されるため審査に通らなくなります。
短期間に多くの会社に申し込む方は、お金に困っている多重債務者であり、返済能力が低いと判断されます。
貸金業社は貸し倒れを最も避けたいと考えているため、返済能力が低い方を審査で落とすのは当然です。
また、複数の会社に申し込んでいる方は、他社に断られた可能性が高いとも推測されます。他社に断られた方は信用が低く返済能力もないと判断され、審査に通過できません。
審査に通過したい方は、申し込みブラックにならないような方法で審査に申し込みましょう。
不正利用・犯罪行為の懸念
申し込みブラックになると、不正利用や犯罪行為を懸念される可能性が高く、審査に通過できません。
たとえば、複数のカードローン会社に同時に申し込み、債務整理の前に多くのお金を借りようと考える方もいます。
債務整理の実行後はカードローンやクレジットカードの審査に通過できなくなるため、借りられなくなる前に借りてしまおうと考える方も多いです。
会社側は不正利用や犯罪行為の可能性がある方にお金を貸すと貸し倒れになる可能性が高く、積極的に貸したいと考える会社はありません。
不正利用や犯罪行為をするつもりがなくても、申し込みブラックになると疑念を持たれて審査に通過できなくなると把握しておいてください。
申し込みブラックを避けるための対策
申し込みブラックを避けるための対策は、次のとおりです。
- 半年間は新規申し込みしない
- 同時申し込みを控える
- 家計を見直す
一つずつ解説します。
半年間は新規申し込みしない
カードローンに一度申し込んだら、半年間は新規申し込みを避けてください。
半年以上期間を空けたら申し込みブラックにならないとは断言できませんが、一般的には半年間あけていれば申し込みブラックになる可能性は低いとされています。
どうしてもすぐにお金を準備する必要がある方にとっては、長い期間のように感じますが、できるだけ期間を空けて申し込まないとブラックになり後悔する可能性が高いです。
1社申し込んで審査に落ちても、半年間は期間を空けて申し込み、ブラックの状態にならないようにしてください。
同時申し込みを控える
短期間の同時申し込みも控える必要があります。申し込みブラックは仮審査の段階でも申し込み件数に含まれる可能性があるため、同時に複数社に申し込むとすぐに申し込みブラックになります。
同時に申し込むのではなく1社ずつ申し込み、審査を受ける必要があると把握しておきましょう。
家計を見直す
根本的な解決策として、家計を見直すのもおすすめです。お金が必要な方の中には、貸金業者にお金を借りてなんとかしようと考える方も多いです。
しかし、お金を借りても根本的な解決にはならないため、家計を見直して支出を抑え、貯金できるような環境を整える必要があります。
まずはどれほどの収入があるのかを把握して、収入の中でやりくりするように心がけてみてください。
申し込みブラックの確認方法
申し込みブラックを確認する際は、信用情報機関に情報開示請求をする必要があります。
個人信用情報の確認
個人の信用情報を確認する際は、次のいずれかの信用情報機関に情報開示請求をしましょう。
信用情報機関名 | 主に加盟している会社 |
---|---|
JICC | 貸金業者 |
CIC | クレジット会社 |
全国銀行個人信用情報センター | 銀行 |
情報開示請求は、インターネットや郵送、窓口からの申し込みなどに対応しています。
信用情報機関によっては対応していない方法もあるため、公式サイトで確認しつつ請求してみてください。
審査に落ちた理由は確認できない
申し込みの審査に落ちた場合、原因を確認する方法はありません。カードローン会社やクレジットカード会社は、審査内容を公開しておらず、機密情報となります。
審査に落ちた原因が流出すると対策したうえで申し込む方が出てくるため、問い合わせても確認できません。
しかし、信用情報開示請求を実行すれば、大まかな原因を推測できます。審査に通過したい方は、情報開示請求の結果を考慮した対策をおこない再度申し込みましょう。
申し込みブラックになった場合の対処法
申し込みブラックになった場合の対処法は、次の5つです。
- 履歴が消えるまで待つ
- クレジットカードでキャッシング
- 低めの限度額を希望する
- 債務整理を検討する
- 中小消費者金融を利用
順番に解説します。
履歴が消えるまで待つ
申し込みブラックになったら、履歴が消えるまで待つ必要があります。申し込みブラックは、短期間に複数の会社に申し込んだ履歴が信用情報機関に登録される状態を指しており、時間が経てば履歴が消えて元通りになります。
一般的には半年以上経過すれば履歴が元通りになるといわれていますが、あくまでも目安と捉えてください。
申し込みブラックになった方は、最低でも半年以上は履歴が消えるまで待ち、再度申し込みましょう。
クレジットカードでキャッシング
クレジットカードを所有している方は、クレジットカードでキャッシングすると現金を借りられます。
すでに所有しているクレジットカードであれば、審査なしでキャッシングできるため、申し込みブラックの状態の方でもスムーズにお金を借りられます。
これからクレジットカードに申し込む場合は、申し込みブラックが原因でクレカ発行の審査に落ちる可能性が高くおすすめできません。手持ちのクレカでキャッシングできるのかを確認してみてください。
低めの限度額を希望する
低めの限度額を希望して申し込むと、審査に通過できる可能性があります。審査基準は会社によって異なるため、申し込みブラックが原因と考えている方の中には、他の原因で審査に落ちた方が含まれている可能性もあります。
原因がほかにあると推測できる方や申し込みブラックなのかわからない方は、低めの限度額で申し込みましょう。
限度額を低めに設定すると、求められる返済能力が低くなり、返済能力の低さが原因で審査に落ちた方も審査に通過できる可能性があります。
しかし、申し込みブラックが原因で審査に落ちていた場合は、履歴が元に戻る期間が延長されるリスクがあります。
何が原因で審査に落ちたのかがわからない場合は、一度信用情報機関に情報開示請求をおこなって確認するのもおすすめです。
債務整理を検討する
新たな借入で現在の借金を返済しようと考えている方は、債務整理を検討するのも一つの方法です。債務整理を実行すれば、現在の借金の大幅な減額や全額免除を受けられます。
しかし、債務整理を実行すると長期間新規の借入ができなくなったり、財産を差し押さえられたりするリスクがあるため、安易な選択は避ける必要があります。
慎重に検討して、自身に最適な方法が債務整理だと感じた方は、弁護士や司法書士などの専門家に相談してみましょう。
自身に最適な借金の整理の方法がわからない方は、法律事務所の無料相談を活用してみてください。
中小消費者金融を利用
中小消費者金融であれば、審査に通過できる可能性があります。貸金業者の種類は、主に大手消費者金融と中小消費者金融の二つに分かれます。
中小消費者金融は大手の審査に落ちた方をターゲットに運営している業者です。
そのため、大手消費者金融の審査に落ちた方でも、中小消費者金融であれば融資を受けられる場合もあります。
しかし「審査なし」「ブラックでも借りられる」などの謳い文句で利用者を集めている業者は闇金の可能性が高いため、利用しないでください。
法外な金利が設定されており、高額な利息を求められる可能性が高いです。
結果的に返済不可能になり、債務整理に追い込まれる方も多いため、闇金や怪しい業者は避けて借入先を検討しましょう。
申し込みブラック解消後におすすめのカードローン3選
【目的別】大手カードローン会社比較表
大手会社 | 注目ポイント | 融資時間 | 審査時間 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
プロミス | 最短3分※2の スピード融資 簡単診断する | 最短3分※2 | 最短3分※2 | 詳細を見る |
SMBCモビット | が運営 独自の審査が 期待できる 簡単診断する | クレカ会社最短60分※3 | 10秒簡易審査 | 詳細を見る |
アコム | 新規貸付率が 39.4〜44.7%と 他社より高め※4 簡単診断する | 最短20分※1 | 最短30分 | 詳細を見る |
アイフル | 独立した業者 他社より柔軟な審査が期待できる 簡単診断する | 銀行傘下でない最短18分※1 | 最短18分※1 | 詳細を見る |
申し込みブラック解消後におすすめのカードローンを3社紹介します。自身に最適な特徴を持つカードローンを選んでみてください。
プロミス
プロミスは、最短3分の融資に対応している(※1)大手消費者金融です。金利は4.5%~17.8%に設定されており、限度額は500万円です。
上限金利17.8%は大手消費者金融の中では低めの数値であり、今すぐにお金を工面して支払いに充てたい方も安心して利用できるでしょう。
はじめての方は最大30日間の無利息期間も利用できるため、無利息期間がない他社よりもお得に借りられます。
また、カードローンを利用する際、在籍確認によって勤め先に利用が知られないのかと不安に思う方も多いですが、プロミスは原則勤め先への在籍確認を実施していません。
書類での在籍確認が可能なため、誰にも知られずに借りたい方にもおすすめです。
- 他社より早く融資を受けたい!
- 金利を少しでも抑えたい!
\98.0%の申込者が電話連絡なし!※/
※2023年8月1日~31日の調査期間、WEBもしくは無人店舗で申込み後、契約した方が調査対象
アコム
- 新規貸付率が他社より高め※4
- 2ステップで申込み可能
- 借り入れまでスマホ1つでOK
最短20分で融資可能 | 24時間申込 | Web完結 | 郵送物なし | ※1 | 電話なし
カードレス※1 | 無利息期間 | 保証人不要 | ※2 | 学生OK独自基準審査 |
金利 | 年3.0~18.0% |
無利息期間 | 最大30日間 |
融資時間 | 最短20分※3 |
※4.2023年10月~2024年2月の新規貸付率は39.4〜44.7%
アコムは、大手の安心感のもと融資を受けたい方におすすめできます。金利は3.0%~18.0%に設定されており、限度額は800万円です。
大手消費者金融の中でも高額な限度額が設定されているため、できるだけ大きな金額を借りたい方も安心です。
無利息期間も設けられており、はじめての方は最大30日間無利息で借りられます。融資までの時間は最短20分であり、スマートフォンですべての手続きが完結する点も大きな特徴です。
希望すればカードも郵送されないため、家族に利用が知られる可能性も非常に低いです。
手続きが面倒な方や郵送物なしで契約したい方などは、アコムを利用してみてください。
- 審査通過率が高いカードローンへ申し込みたい!
- 借入できるかすぐに知りたい!
\新規貸付率が39.4〜44.7%と他社より高め!※/
※2023年10月~2024年2月のデータ
アイフル
アイフルは、オリコン顧客満足度ランキングで「はじめてのカードローン満足度No.1」を記録した消費者金融であり、多くの利用者に高く評価されています。
これまでカードローンを利用した経験がない方も、安心して利用できる貸金業者です。
金利は3.0%~18.0%に設定されており、上限額は800万円(※1)です。
※1:ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。
最短18分での融資に対応しており、24時間365日振込可能なため、お金が必要なときにスムーズに借りられます。
コンビニエンスストアでカードレスで借りられる点も高く評価されています。土日や深夜も365日借りられる点から、非常に便利です。
また、はじめての方は最大30日間の無利息期間も利用できます。利用者の満足度が高いカードローン会社を探している方は、アイフルを選びましょう。
- 電話連絡なしで契約したい!
- 即日でお金を借りたい!
\最短18分のスピード借入/
申し込みブラックに関する気になる疑問
ここでは、申し込みブラックに関する気になる疑問に回答します。
申し込み履歴の登録や削除されるタイミングは?
申し込み履歴の登録や削除のタイミングは公開されていないため、厳密なタイミングは断言できません。
しかし、一般的には仮審査に申し込んだ時点で登録され、半年間は履歴が残るといわれています。登録や削除のタイミングはあくまでも目安と捉えておきましょう。
何件から申し込みブラックになる?
何件から申し込みブラックになるのかは、審査内容が公開されていないため、断言できません。
しかし、同時に3件以上申し込むと申し込みブラックの状態になる可能性が高いといわれています。多くても2件に抑えるとよいでしょう。
住宅ローンやマイカーローンの審査に影響する?
申し込みブラックは、住宅ローンやマイカーローンの審査にも影響が出ます。住宅ローンやマイカーローンも借主の返済能力を判断するために、信用情報を確認します。
信用情報に申し込みブラックの履歴が記載されている場合は、返済能力が低いと判断され、審査に悪影響が及ぶ可能性は高いです。
将来住宅ローンやマイカーローンを利用する可能性がある方は、申し込みブラックによって悪影響を与えないように注意してください。
申し込みブラックでも融資を受けられる?
申し込みブラックでも融資を受けられる可能性はあります。中小消費者金融であれば、大手の審査に落ちても審査に通過できる可能性があります。
しかし、確実に審査に通過できるとは限らないと把握しておきましょう。
まとめ
申し込みブラックは、短期間に複数の会社に申し込んだ履歴が信用情報機関に登録されている状態であり、審査に悪影響が出ます。
申し込みブラックにならないためには、半年以内の新規申し込みを避けたり、同時申し込みを控えたりする必要があります。
また、根本的な解決策の実行も必要です。家計を見直し、収入の範囲内に支出を抑えれば貯金も貯まるため、借金する必要もなくなります。
お金に困っている方は、緊急の対策として申し込みブラックにならないようにお金を借りつつ、収入と支出のバランスを調整してみてください。
※2024年2月時点の情報です。
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