FXのスキャルピングは、短期間に何度も取引をおこない、小さな利益を積み上げていく手法です。
なかには「スキャルピングとツールを活用して利益を出したい」「初心者でも利益を出すコツが知りたい」このように考えている方も多いのではないでしょうか。
これまでおこなってこなかった手法でトレードする場合、本当に利益が出るのか不安になるかもしれません。
しかし、事前に準備すれば勝率は高められます。
この記事では、FXのスキャルピング手法の基本情報や必要なツール、利益を出すコツなどをまとめました。
スキャルピングに挑戦し、利益を出したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
FXのスキャルピング手法とは?
まずは、FXのスキャルピング手法について解説します。
1回あたりの取引が短いトレード手法
スキャルピングは、数秒や数分の短時間で、小さな価格変動を利用して取引をおこない、利益を積み上げるFXのトレード手法です。
市場の小さな価格変動を利用して利益を得るスキャルピングは、長期的なトレンドやニュースに影響されにくいとされています。
数日かけて取引するのではなく、1日に何度も取引を繰り返し、小さい利益を積み重ねたい方は、スキャルピングを利用してみてください。
スキャルピングと他のトレード方法の違い
スキャルピングは短期間の取引が特徴のため、一般的なFXトレードと比較して、リスクやリターンが大きく異なります。
スキャルピングは数秒から数分と短期間の取引が中心であり、1日かけて取引するデイトレードや数日かけて取引するスイングトレードよりも、取引期間が非常に短いです。
取引期間が短いことから、デイトレードやスイングトレードよりも、1回の取引あたりの損失とリターンは小さいです。
しかし、スキャルピングでも損失は出るため、負けを積み重ねると大きな損失になる場合もあります。
スキャルピングと他のトレード方法は、リスクやリターンの内容が異なると理解しておきましょう。
FXスキャルピング手法の4つのメリット
FXのスキャルピング手法のメリットは、次の4つです。
- 為替変動のリスクが小さい
- 短期間で稼ぎやすい
- その日のうちに取引を終了できる
- トレード経験が増える
一つずつ解説します。
為替変動のリスクが小さい
スキャルピングは、取引が数秒から数分で完結するため、為替変動による損失のリスクが小さいです。
FX取引における最大のリスクは、為替変動による損失です。
為替相場が予期せぬ方向に動くと損失につながりますが、短期間の取引であるスキャルピングでは、為替変動の影響が少なく、リスクを最小限に抑えられます。
たとえば、重要な経済指標の発表前後や政権交代など、為替相場が急変動しやすいタイミングを避けて取引すれば、他の手法よりもリスクを抑えた取引が可能です。
為替変動による損失が不安な方は、スキャルピングを試してみてください。
短期間で稼ぎやすい
スキャルピングは短期間での取引が特徴であり、稼ぎやすいとされています。
たとえば、数日間かけて取引するスイングトレードと比較すると、スキャルピングは1日で数十回取引し、利益を積み上げられることから、稼げる機会は多いです。
もちろん、スキャルピングでも損失は出るため、積み重なると大きな損失につながります。
安全に稼げるわけではないと理解したうえで、稼げるチャンスを増やしたい方はスキャルピングを試してみましょう。
その日のうちに取引を終了できる
スキャルピングは数秒から数分ほどで取引が完了するトレードスタイルのため、その日のうちに取引を終了できます。
その日のうちに取引を終了すると、マイナススワップの損失が発生しません。
一方、数日間かけて取引する手法の場合は、ポジションを次の日にも持ち越すため、マイナススワップによる損失が発生する可能性があります。
長期売買の手法で取引しており、安心して寝られないような方は、スキャルピングを検討してみてください。
トレード経験が増える
スキャルピングは一日に数回から数十回取引するため、トレードの経験値が貯まりやすいです。
デイトレードでも経験値は貯まりますが、一日1回の取引であり、経験値の貯まり方は遅くなります。
FXに限りませんが、チャレンジして問題点を洗い出し、再度チャレンジする回数が多いほど上達します。
FX取引のスキルをアップさせたい方は、スキャルピングを利用しましょう。
FXスキャルピング手法の3つのデメリット
FXスキャルピング手法には、メリット以外に次のようなデメリットもあります。
- スプレッドの影響を大きく受ける
- 体力的、精神的に疲弊する
- 取引が通信環境に影響される場合がある
順番に解説します。
スプレッドの影響を大きく受ける
スキャルピング取引では、スプレッドの影響を大きく受けます。
スプレッドとは、買値と売値の差額のことです。
この差額は実質的な手数料となるため、FX取引において無視できない要素です。
スキャルピングは短時間で多くの取引を実行する手法であり、1回の取引ごとにスプレッドが発生する関係でコストが大きくなります。
多くの取引で利益を積み上げられる点はメリットですが、スプレッドによって利益を圧迫する可能性がある点に注意しましょう。
ただし、スプレッドが狭いFX会社を選ぶとスキャルピングの取引コストを最小限に抑えられます。
反対に、スプレッドが広いFX会社を利用すると、利益が手数料によって圧迫されるため、おすすめできません。
スキャルピングをおこなう際は、FX会社を慎重に選びましょう。
体力的・精神的に疲弊する
スキャルピングは体力的、精神的に疲れやすい取引方法です。
短時間で何度も取引する必要があるため、細かい相場の動きを把握する必要があります。
長時間目を離さずに高い集中力を維持する必要があり、体力的に疲弊する方が多いです。
スキャルピングで取引する方は、体力や精神が疲弊する可能性があると把握しておきましょう。
取引が通信環境に影響される場合がある
スキャルピングの取引は、通信環境に影響される場合があります。
スキャルピングは瞬時の判断と迅速な取引が必要なため、通信の遅延や途切れが発生すると、取引のチャンスを逃す可能性が高いです。
たとえば、市場が活発に動くタイミングで通信が途切れた場合、通信できない間の価格変動に対応できず、損失を被る場合があります。
これからスキャルピングをおこなう方は、自宅のインターネット環境を整えておきましょう。
FXスキャルピング手法に必要なインジケーター・ツール
FXスキャルピング手法に必要なインジケーター・ツールは、次のとおりです。
- 移動平均線
- トレンドライン
- ボリンジャーバンド
- MACD
- RSI
- 一目均衡表
それぞれどのようなツールなのかを解説します。
移動平均線
移動平均線は、FXスキャルピング手法において、価格のトレンドを判断するためのインジケーターとして非常に有効です。
移動平均線とは、過去の一定期間の平均値を線で結び、チャートにあらわしたインジゲーターです。
短期と中期、長期の3本線からなり、位置によって売るのか買うのかを判断できます。
短期の移動平均線と長期の移動平均線が交差するゴールデンクロスやデッドクロスは、多くのトレーダーが注目するポイントです。
あくまでも目安ではありますが、ゴールデンクロスは買い、デッドクロスは売りのタイミングとして参考にすると、利益を積み上げられる可能性があります。
トレンドライン
トレンドラインは、価格チャート上の高値や安値を直線で結ぶことであらわされ、市場の上昇トレンドや下降トレンドを視覚的に確認できます。
線が右肩上がりになっている場合は上昇トレンド、線が右肩下がりの場合は下降トレンドです。
一般的には、上昇トレンドで買い、下降トレンドは売りでエントリーすると、利益を狙える可能性が高いとされています。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、移動平均線の上と下に3本ずつラインが引かれています。
外側から±3σ、±2σ、±1σと名前が決まっており、±3σに近いほどトレンドが強い証拠です。
反対に、±1σに近い場合はトレンドが終了し、次のトレンドが起こる可能性が高いと予測できます。
MACD
MACDは、移動平均線とシグナル線の位置からトレンドを判断するインジケーターです。
先ほど紹介した移動平均線と同様に、ゴールデンクロスやデッドクロスゴールデンクロスやデッドクロスによって、売買のタイミングを検討できます。
移動平均線と比較して、利用しやすい方を採用してみてください。
RSI
RSIは、相場において買われすぎ、売られすぎを判断するためのインジケーターです。
あくまでも目安ではありますが、70%以上は買われすぎ、30%以下は売られすぎと考えられています。
買われすぎの場合は売りエントリー、売られすぎの場合は買いエントリーをすると利益を狙いやすいです。
一目均衡表
一目均衡表は、ローソク足や転換線、基準線、先行スパン×2本、遅行スパンの線であらわされます。
基準線が上に向いている場合は上昇トレンド、下を向いている場合は下降トレンドです。
ほかにも、先行スパン1が上にある場合は上昇トレンド、先行スパン2が上にある場合は下降トレンドになるという分析も可能です。
深く掘り下げるとさらに細かい分析方法がありますが、完全に使いこなせる利用者は少ないため、最初は主な分析方法のみ確認しておきましょう。
慣れてきたら、さらに細かい分析に利用してみてください。
初心者向けのFXスキャルピング手法
初心者の方は、次のようなFXスキャルピング手法を利用してみてください。
- 移動平均線とトレンドラインを組み合わせる
- チャートパターンとブレイクアウトを活用する
順番に解説します。
移動平均線とトレンドラインを組み合わせる
移動平均線とトレンドラインを組み合わせることで、市場のトレンドを捉え、利益を狙う取引の判断ができます。
まず、移動平均線が順番に並び、上昇トレンドになっていることを確認します。
そこにトレンドラインと水平線二本を引き、反発している部分はレートが上昇すると予想できるため、買いのポイントです。
2つの要素を組みあわせて、理論立てて取引してみてください。
チャートパターンとブレイクアウトを活用する
チャートパターンとブレイクアウトの活用でも、市場の方向性を予想し、利益を狙えます。
チャートパターンとは、フォーメーション分析とも呼ばれ、トレンドの動きを判断する分析方法です。
一方、ブレイクアウトとは、チャートの高値や安値を突き抜けることを指しています。
上記の2つを組みあわせて分析すると、利益につながる取引ができます。
たとえば、レクタングルが生じた場合、上値抵抗線をブレイクアウトしたポイントがエントリーのタイミングです。
スキャルピングで取引する際は、チャートパターンとブレイクアウトを活用してみてください。
FXスキャルピング手法の勝率をあげる方法
FXスキャルピング手法の勝率をあげる方法は、次の3つです。
- スプレッドが狭い会社を選択する
- 値動きが活発な時間に取引する
- ロスカットラインを決めて守る
一つずつ解説します。
スプレッドが狭い会社を選択する
スプレッドが狭いFX会社を利用すると、スキャルピング取引のコストを削減し、利益を最大化できます。
スプレッドとは、買値と売値の差であり、取引の際にトレーダーが支払うコストの一部です。
スキャルピングは、短期間に何度も取引を繰り返す手法であり、スプレッドが大きく影響します。
たとえばスプレッドが1.0pipsのFX会社と、0.5pipsのFX会社があった場合、1取引あたり0.5pipsの差が生じます。
1日に10回取引をおこなうと仮定すると、差は5pipsです。
長期的に取引を繰り返すほど、差が大きくなるため、スキャルピングで利益を最大化させたい場合は、スプレッドが狭い会社を選択する必要があります。
値動きが活発な時間に取引する
値動きが活発な時間帯に取引をおこなうと、スキャルピングの成功率向上を見込めます。
スキャルピングは、数十秒から数分間の値動きで利益を狙う取引のため、値動きが活発な時間帯に取引を繰り返すと、利益を積み上げられる可能性が高いです。
反対に、予想とは逆の動きを見せた場合、損失が積み重なる場合もあることから、利益が見込める分、同程度の損失が発生する可能性もあると理解しておきましょう。
ロスカットラインを決めて守る
スキャルピングで利益を得たい場合は、ロスカットラインを決めて取引しましょう。
ロスカットラインを明確に設定し、厳守して取引すれば、利益を守りながらスキャルピング取引ができます。
たとえば、突然の価格変動が発生した場合、大きな損失を被る前にロスカットをおこない、自動的に取引を終了し、損失を回避してみてください。
多くの方が利益を積み重ねようと考え、損失の回避を検討しない傾向にありますが、損失を抑えて利益を守る考えを持っておくのは重要です。
スキャルピング手法に適した人気FX会社7選
ここでは、スキャルピング手法に適した人気のFX会社を7社紹介します。
特徴を比較し、自身にあったFX会社を選んでみてください。
SBI FXトレード
SBI FXトレードは、最大25倍のレバレッジで取引できます。
レバレッジとは、手持ちの資金以上にお金を動かせる取引方法のことです。
1通貨から1,000万通貨まで取引でき、初心者から経験者まで幅広く対応している点も特徴です。
また、業界最狭水準のスプレッドや業界トップクラスの通貨ペア数も強みです。
公式サイトには、通貨ペアごとにスプレッドの実績値が記録されています。実績が気になる方は一度確認してみましょう。
通貨ペア数は、合計34通貨ペアあり、業界トップクラスの豊富さです。
主流な通貨ペアはもちろん、ノルウェークローネ/円やロシアルーブル/円なども追加されています。
さらに、取引手数料やロスカット手数料、出金手数料などの各種手数料が無料のため、初心者の方も安心して取引を開始できます。
初心者から経験者まで、幅広い方が満足できるようなFX会社を利用したい方は、SBI FXトレードに申し込みましょう。
松井証券のFX
松井証券のFXは、100円(税込)から取引をはじめられるため、初心者の方も利用しやすいFX会社です。
他社の中には、最低注文数量を1,000通貨からに設定している場合も多く、1通貨から取引できる松井証券はリスクを抑えて取引したい初心者におすすめできます。
また、取り扱っている20通貨ペアの取引手数料がかかりません。
口座開設手数料や口座維持手数料、ロスカット手数料なども設定されていないため、安心して取引できます。
レバレッジを選べる点も特徴で、1倍、5倍、10倍、25倍の4種類のコースから選択可能です。
自身の許容できるリスクに応じて、レバレッジ倍率を選んでみてください。
さらに、電話やチャットで高品質なサポートを受けられ、安心して取引を進められます。
公式サイトで、投資情報やテクニックの解説動画も提供しており、投資家のスキルアップもサポートしています。
初心者はもちろん、スキルアップしつつ利益を積み上げたい経験者にも対応したFX会社です。
LION FX
LION FXは、2016年3月18日に上場しているヒロセ通商株式会社が運営しているFX会社です。
聞き馴染みのない会社名で不安に思う方も多いですが、上場企業と聞くと、安心して利用できるでしょう。
LION FXは通貨ペア数が他社よりも多く、全54種類あります。
メジャーな通貨ペアはもちろん、マイナーな通貨ペアまで取り扱っているため、幅広い通貨ペアで取引したい方におすすめです。
また、毎月さまざまなキャンペーンを実施している点も特徴です。
たとえば、キャッシュバックキャンペーンや豪華賞品のプレゼントキャンペーンなど、時期によって大きく異なります。
他社の中にも、キャンペーンを実施している会社はありますが、LION FXの方がお得な場合が多いため、キャンペーン重視の方におすすめです。
電話やメールで24時間サポートに対応していることから、わからないことをすぐに解決したい方も、利用を検討してみてください。
ThinkMarkets
ThinkMarketsは、業界の中でも珍しいサブスクプランを提供しているFX会社です。
サブスクプランは、最大77種類の通貨ペアで銀行間レートを取得し、レベル別にパッケージ化されています。
USD/JPYやEUR/USDはすべてのコースで取引可能ですが、コースが上がるにつれて、取引できる通貨ペアの数が増えます。
また、USD/JPYとEUR/USDは原則スプレッドゼロで提供しているため、取引にかかるコストを他社よりも削減できる可能性が高いです。
さらに、顧客の資産は信託保全されており、万が一破綻した場合でも、資産を守る仕組みが整っています。
初心者、中級者、上級者のレベル別にトレーニングコンテンツも提供していることから、サブスクプランを利用したい方のみでなく、勉強しつつ利益を狙いたい方にもおすすめです。
GMOクリック証券
GMOクリック証券は、多くの投資家から支持されているFX会社です。
実績としては、国内の店頭CFD取引高第一位(※)を獲得しています。
※日本証券業協会及び日本商品先物取引協会の統計情報(2014年1月~2022年12月)
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スワップポイントは金利差調整分を指しており、高金利通貨を保有するのみで受け取れるため、毎日利益を積み重ねられます。
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さらに、みんなのFXで口座開設すると、FXのみでなくシステムトレードやバイナリーオプションも利用でき、多彩な取引を楽しめます。
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まとめ
今回は、FXのスキャルピング手法の基本情報や必要なインジケーター・ツール、初心者が利益を出すコツなどを解説しました。
FXのスキャルピングは、短期間に何度も取引を繰り返し、小さな利益を積み上げる手法です。
スキャルピング手法の勝率をあげるためには、主にスプレッドが狭い会社を選択する必要があります。
また、取引を繰り返して自分なりのルールを設定し、冷静な判断で売買を繰り返す判断力も重要です。
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