ガソリンカードはカード会社とガソリンスタンドの会社が提携し、発行しているケースが多く、店舗での利用で割引やキャッシュバックが受けられます。
ガソリンカードを検討している方のなかには「おすすめが知りたい」「ガソリンカードのメリットや選び方が知りたい」と考えている方は多いでしょう。
ガソリンカードは自身がよく利用するガソリンスタンドや、特典や割引があるかなどを基準に選ぶと毎月のガソリン代がお得になります。
本記事ではおすすめのガソリンカードを紹介し、ガソリンカードのメリットとデメリット、選び方を解説します。
プライベートや仕事で、よくガソリンを給油する方やガソリン代をお得にしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
【目的別】おすすめのガソリンカード16選
ガソリンカードは、よく利用するガソリンスタンドの種類で選ぶと、値引きやキャッシュバックがありお得です。
ここでは、複数のガソリンスタンドを利用する方向けにもおすすめのカードを紹介します。
ぜひ参考にして、ガソリンカードを選んでください。
出光の利用者向けのガソリンカード2選
出光のガソリンスタンドをよく利用する方向けのガソリンカードを2枚紹介します。
自身に合うガソリンカードを選び、毎月のガソリン代を節約しましょう。
apollostation card
apollostation cardは、出光のガソリンスタンドで利用すると、いつもでもガソリンが2円/L引きになるガソリンカードです。
Web明細を利用すると、毎年4月11日~5月10日のガソリン代が100Lまで3円/L引きになり、さらにお得です。
年会費は無料で、国際ブランドは次の4つから選べます。
- Mastercard
- Visa
- JCB
- American Express
年会費550円(税込)の「ねびきプラスサービス」のオプションに加入すれば、最大で10円/L引きになります。
出光のほかにも、apollostationやシェルSSが対象のガソリンスタンドです。
毎月の利用額に応じて、ガソリン代の値引き額が決まるため、ガソリンカードを頻繁に利用する方に向いています。
出光のガソリンスタンドをよく利用する方は、apollostation cardを活用して、ガソリン代をお得にしましょう。
au PAY カード
au PAY カードは、auのスマートフォンを利用中の方に向いているガソリンカードです。
出光はポイントアップ店の対象で、200円(税込)の利用で3ポイントが付与されるため、効率よくPontaポイントを貯められます。
貯まったポイントをauのスマートフォン代の支払いにあてれば、通信費の節約になります。
1年間カードの利用がない場合は、年会費が1,375円(税込)かかりますが、利用していれば年会費は無料です。
apollostationやシェルSSのガソリンスタンドも対象で、国際ブランドはMastercardかVisaから選べます。
auユーザ以外でも発行は可能で、出光のほかにも飲食店やスーパーなどのポイントアップ店にて、お得にポイントが貯められます。
au PAYカード は、出光のガソリンスタンドをよく利用し、Pontaポイントを効率よく貯めたい方に向いています。
コスモ石油の利用者向けのガソリンカード2選
コスモ石油の利用者向けに、おすすめなガソリンカードを2枚紹介します。
コスモ石油を普段からよく利用する方は、参考にしてください。
イオンカードセレクト
イオンカードセレクトは、コスモ石油とイオン系列の店舗をよく利用する方におすすめなカードです。
貯めたポイントをWAONポイントに交換して、コスモ石油での支払いに利用できます。
ポイント還元率は通常で0.5%ですが、イオン系列の対象店舗ではポイントが2倍、毎月20日と30日のお客さま感謝デーには5%の割引があります。
年会費は無料で、国際ブランドは次の3つから選べるため、好みのブランドを選びましょう。
- Mastercard
- Visa
- JCB
普段の買い物をイオン系列の店舗で利用し、コスモ石油で給油をする機会が多い方に向いています。
コスモ石油のなかには一部、WAONでの支払いに対応していない店舗もあるため、利用するコスモ石油の店舗で確認しましょう。
コスモ・ザ・カード・オーパス
コスモ・ザ・カード・オーパスは年会費無料で、コスモ石油での給油がお得になるガソリンカードです。
入会特典として、コスモ石油のガソリン代が50L割引され、最大で500円のキャッシュバックがもらえます。
また、コスモ石油での給油が会員価格でお得になる特典があります。
店舗により割引額が異なり確認が必要な点と、一部店舗では会員価格にならない点に注意しましょう。
ガソリンスタンド以外では、イオン系列の店舗でポイントが2倍、20日と30日のお客さま感謝デーで5%オフの特典があります。
通常のポイント還元率は0.5%で、国際ブランドは次の3つから選べます。
- Mastercard
- Visa
- JCB
イオン系列の店舗とコスモ石油を頻繁に利用する方は、 コスモ・ザ・カード・オーパスを活用しましょう。
ENEOSの利用者向けのガソリンカード3選
ガソリンスタンドのなかで、ENEOSをよく利用する方は多いでしょう。
ENEOSの利用者向けにおすすめのガソリンカードを3枚紹介します。
dカード
dカードはENEOSでの支払いに利用すると、最大で1.5%のポイントが還元されるお得なクレジットカードです。
通常の還元率は1%ですが、ENEOSは特約店ボーナスとして200円(税込)につき1ポイントが追加されます。
貯まったポイントはさまざまな店舗や、ENEOSでも1ポイント1円として利用できてお得です。
年会費は永年無料で、国際ブランドはMastercardかVisaの2種類から選べます。
dカードはコスモ石油にも対応しており、ENEOSとあわせて利用する方に向いている1枚です。
ENEOSとコスモ石油のガソリンカードとしてポイントを貯めたい方は、 dカードを活用しましょう。
ENEOSカードS
ENEOSカードSは、ENEOSでのガソリン代が常に2円/L引きになる、お得なガソリンカードです。
年会費は2年目から1,375円(税込)かかりますが、1年間に1度でも利用すれば無料になるため、継続的に利用する方におすすめです。
通常のポイント還元率は0.6%で、ENEOSのガソリンスタンド以外での買い物でも、最大で2%の還元があります。
貯めたポイントは、1,000ポイント単位でキャッシュバックやポイント交換ができます。
選べる国際ブランドはVisaかJCBの2種類です。
また、特典として30分以内の作業なら無料のロードサービスが付いてくるため、トラブルの際にも安心です。
よくENEOSのガソリンスタンドを利用する方は、ENEOSカードSを活用してガソリン代を節約しましょう。
JALカード
JALカードはENEOSでの給油で、マイルを貯められる点が特徴のクレジットカードです。
通常の還元率は0.5%ですが、ENEOSは特約店として2倍のマイルが付与され、効率よくマイルを貯められます。
JALの利用や普段の買い物でマイルが貯まり、国内外の旅行保険も自動付帯しているため、旅行好きの方におすすめな1枚です。
年会費は初年度無料で2年目からは2,200円(税込)がかかり、選べる国際ブランドは次の4種類です。
- Mastercard
- Visa
- JCB
- American Express
国際ブランドでAmerican Expressを選んだ方は、1年目から6,600円(税込)の年会費がかかるため、注意しましょう。
ENEOSをよく利用し、JALの飛行機で旅行に行く機会が多い方に JALカードは向いています。
シェルSSの利用者向けのガソリンカード4選
シェルSSの利用者向けにおすすめのガソリンカードを4枚紹介します。
ぜひ参考にして、自身にお得なカードを選んでください
ローソンPontaプラス
- ローソンの利用頻度が高い
- Pontaポイントをお得に使いたい
- 旅行資金を貯めたい
年会費 | 無料 |
国際ブランド | Mastercard |
ポイント還元率 | 1.0%〜6.0% |
申し込み対象 | 18歳〜 |
メリット |
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ローソンで最大6%還元 Loppi経由でポイント高還元 JALマイルの交換レートが高い |
デメリット |
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電子マネーチャージは還元対象外 ETCカード発行が有料 旅行保険が付帯しない |
ローソンPontaプラスは、シェルSSでの給油でPontaポイントが貯まるカードです。
ガソリンカードとしてもポイントが貯まりますが、ローソンをよく利用する方は、還元率が高くPontaポイントを貯められます。
ローソンで貯まるPontaポイントの主な特徴は、次のとおりです。
- 通常は1%還元
- 16時~23時59分まで4%還元
- 毎月10日、20日は6%還元
年会費は無料で、国際ブランドはMastercardです。
シェルSSのほかにも、出光やのapollostationのガソリンスタンドも対象なため、Pontaポイントが貯まります。
ローソンPontaプラスは、シェルSSのガソリンスタンドとローソンをよく利用する方におすすめな1枚です。
JCB カード W plus L
- 還元率にこだわりたい
- コスメやジュエリーを集めている
- 光熱水費をお得に支払いたい
年会費 | 無料 |
国際ブランド | JCB |
ポイント還元率 | 1.00%~10.50%※ |
申し込み対象 | 18歳〜39歳 |
メリット |
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基本還元率がJCBカードの2倍 女性向け優待・割引特典が充実 少額支払いもポイント還元対象 |
デメリット |
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40歳以上は発行不可 JCBランク制度の対象外 国際ブランドが選べない |
JCB カード W plus Lは、シェルSSで通常還元1%の2倍ポイントが貯まるため、ガソリンカードとしておすすめです。
ほかにも出光やapollostationのガソリンスタンドでも、同じ還元率でポイントが貯まります。
貯められるポイントは、Oki DokiポイントでAmazonでの買い物やキャッシュバック、ほかのポイントに交換して利用できます。
19歳~39歳限定で申し込みでき、1度発行したカードは40歳以降も利用可能です。
年会費は無料で、国際ブランドはJCBしか選べません。
パートナー店舗で利用すると還元率が上がるため、さまざまな店舗でお得に利用できるカードです。
シェルSSの給油や、Amazonやスターバックスなどのパートナー店舗でOki Dokiポイントを貯めたい方は、JCB カード W plus Lを活用しましょう。
シェル スターレックス カード
シェル スターレックス カードは、毎年3月と9月の時点での請求代金に応じて還元ランクが分けられ、値引き額が決まります。
一番うえの「5 Starランク」でレギュラー8円/L引き、ハイオクは13円/L引きになるお得なガソリンカードです。
シェルSS以外に出光やapollostationでも利用でき、国際ブランドはMastercardかVisaから選べます。
年会費は初年度無料、2年目からは1,375円(税込)が発生しますが、年間24万円以上の利用で翌年度の年会費が無料になります。
ポイントの還元はありませんが、利用するほどガソリン代の値引きがお得で、よく運転をする方に向いています。
とくにハイオクの値引き額が大きいため、ハイオクを給油する機会が多い方は、有効的に活用したい1枚です。
シェル-Pontaクレジットカード
シェル-Pontaクレジットカードは、シェルSSの利用でPontaポイントが貯まりやすいカードです。
同じように出光やapollostationのガソリンスタンドでも、ポイントが貯まります。
シェルSSでは2Lにつき1ポイント貯まりますが、シェル-Pontaクレジットカードであれば月に150Lまで、2Lにつき4ポイント貯まるためお得です。
通常の還元率は1%で、Ponta提携店舗の代金をカードで支払うと、クレジットポイントが上乗せされます。
年会費は初年度無料で2年目以降は、Ponta加盟のシェルSS、出光やapollostationを年に1回利用すれば無料です。
国際ブランドは、MastercardかVisaから選べます。
Pontaポイントが効率よく貯まるため、シェルSSやPonta加盟店をよく利用する方におすすめなカードです。
迷ったら!還元率が高く複数のガソリンスタンドに対応しているカード5選
ガソリンはよく給油するけど、特定のガスリンスタンドがない方も多いでしょう。
複数のガソリンスタンドを利用する方向けに、還元率が高いカードを5枚紹介します。
apopllostation THE GOLD
apollostation THE GOLDは、出光やapollostation、シェルSSでいつでも2円/L引きになるお得なカードです。
さらに入会1か月間は、5円/L引きになるお得な特典もあります。
また1,000円(税込)利用するともらえるポイントが通常5ポイントから2倍の10ポイントになり、ポイントが貯まりやすい点がメリットです。
年会費550円(税込)の「ねびきプラスサービス」は自動付帯されているため、利用額に応じてガソリン代が最大10円/L引きになります。
国際ブランドは次の4つから選べます。
- Mastercard
- Visa
- JCB
- American Express
年会費は、11,000円(税込)で、年間200万円以上の利用で次年度の年会費が無料になるため、多く利用する方は年会費が2年目以降かかりません。
充実のロードサービスがついており、トラブルが起きた際でも安心できます。
よく出光系列のガソリンスタンドを利用する方は、apollostation THE GOLDで充実した特典を活用しましょう。
JCBカードW
- メインカードがほしい
- Amazonでよく買い物する
- カードを紛失したことがある
年会費 | 無料 |
国際ブランド | JCB |
ポイント還元率 | 1.00%~10.50%※ |
申し込み対象 | 18歳〜39歳 |
メリット |
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年会費は永年無料 最大21倍の高還元率 安心のナンバーレス |
デメリット |
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クレカ積立に非対応 ブランドがJCBのみ 40歳以上は申込み不可 |
JCBカードWは年会費無料で、出光やapollostation、シェルSSの利用すると、ポイントが2倍になるカードです。
通常の還元率が1%と高いうえに、2倍のOki Dokiポイントが付与されるため、効率よくポイントが貯まります。
貯めたOki Dokiポイントはカードの支払いや商品との交換など、さまざまな活用方法があり、便利に利用できます。
国際ブランドはJCBで、19歳~39歳限定で申し込めますが、発行後に40歳を過ぎても継続的に利用可能です。
JCBカードWは、出光系列のガソリンスタンドの利用や、普段の買い物でも多くポイントを貯めたい方に向いています。
楽天カード
- 楽天市場でお得に買い物したい
- メインカードを発行したい
- 仕事用のクレジットが欲しい
年会費 | 無料 |
国際ブランド | JCB Mastercard VISA AMERICAN EXPRESS |
ポイント還元率 | 1.0% |
申し込み対象 | 高校生を除く18歳以上 |
メリット |
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楽天市場でポイント最大17倍(※) 永年無料の年会費 2枚目カード発行もOK |
デメリット |
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ポイント有効期限あり ETCカードが有料 公共料金は0.2%還元 |
楽天カードは、複数のガソリンスタンドでお得にポイントが貯まるカードで、年会費は無料です。
通常の還元率1%に加えて、ENEOSやコスモ石油では、200円(税込)ごとに1ポイントもらえます。
また、出光やapollostation、シェルSSでの利用では2Lごとに1ポイント付与され、ポイントの貯まりやすさが特徴です。
国際ブランドは、次の4つから選べます。
- Mastercard
- Visa
- JCB
- American Express
楽天のサービスを利用すると、ポイントがさらに貯まりやすく、普段の買い物から利用しやすいカードです。
複数のガソリンスタンドや、楽天のサービスをよく利用する方は、楽天カードでポイントを貯めてお得に活用しましょう。
リクルートカード
- 高還元率のメインカードが欲しい
- お得に旅行を楽しみたい
- ポイント利用で悩みがち
年会費 | 無料 |
国際ブランド | JCB Mastercard VISA |
ポイント還元率 | 1.2%〜4.2% |
申し込み対象 | 18歳〜 |
メリット |
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いつでも1.2%の高還元率 じゃらんnetで還元率UP Ponta、dポイントと互換性あり |
デメリット |
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ポイント期限が短め 保険が自動付帯しない ポイントアップ対象が少ない |
リクルートカードは還元率が1.2%と高く、ポイントの貯まりやすさが魅力のカードです。
ガソリンスタンドでの特典はないですが、高還元率なため、給油から普段の買い物までポイントを貯められます。
貯めたリクルートポイントは、Pontaポイントへ交換して出光系列のガソリンスタンドや、dポイントへ交換してコスモ石油で利用できます。
ポイントの交換レートは1リクルートポイントで、1Pontaポイント、1dポイントです。
国際ブランドは、次の3つから選べます。
- Mastercard
- Visa
- JCB
リクルート系列のサービスで利用すると、最大4.2%のポイント還元率になり、ポイントがさらに貯まりやすくなります。
リクルートカードは普段のガソリン代や買い物、リクルート系のサービスでポイントを貯め、活用したい方におすすめです。
TカードPrime
TカードPrimeは通常の還元率が1.0%、毎週日曜日の利用で還元率が1.5%になるお得なカードです。
ガソリンスタンド独自のポイント特典はないですが、日曜日に給油すればお得にポイントを貯められます。
貯めたポイントの利用先は豊富で、ENEOSでも利用できるため、ガソリン代を節約できます。
年会費は初年度無料で、2年目以降は前年度に1度でも利用していれば、年会費1.375円(税込)はかかりません。
国際ブランドはMastercardのみで、世界中の加盟店で利用できます。
食事や映画、レジャーなどに優待サービスがある「J’sコンサル」があり、ドライブでのお出かけに活用できます。
TカードPrimeを利用して、日曜日にガソリンスタンドや買い物でポイントを貯めましょう。
ガソリンカードを利用するメリット
ガソリンカードを利用すると得られるメリットがあります。
メリットを最大限活かして、お得にガソリンカードを利用しましょう。
給油時にガソリン代を低価格で利用できる
ガソリンカードで支払いをすると、ガソリン代を低価格で利用できます。
ガソリンカードのなかには、1Lあたり数円値引きされるカードがあり、利用するほどお得になります。
利用額に応じて10円/L引きのガソリンカードもあり、よくガソリンスタンドを利用する方の経済的なメリットは大きいでしょう。
ガソリン代を低価格で利用したい方は、値引きがあるガソリンカードがおすすめです。
ガソリン代の支払いや管理が簡単
ガソリンカードは、ガソリン代の支払いや管理が簡単になる点もメリットの1つです。
クレジットカードは現金を持ち歩く必要がなく、月に1回の引き落としなため、手間がかかりません。
また、利用明細をスマートフォンやパソコンなどで確認でき、利用額の把握や管理などが簡単になります。
自身以外の家族や仕事関係の方にガソリンカードを持たせたい際は、管理が簡単で便利です。
ガソリン代の支払いに手間をかけたくない方や、簡単に管理したい方は、ガソリンカードを活用しましょう。
クレジットカードのポイントがお得に貯まる
クレジットカードを利用すると、ポイントがお得に貯まる点もメリットです。
ポイント還元率が上がるガソリンスタンドで給油をすれば、より多くのポイントを貯められます。
また、普段の買い物でもポイントが貯まり、貯めたポイントをガソリン代に利用できるのもよい点です。
ガソリンカードでポイントを貯めたい方は、ポイント還元率のよいカードを選べば、効率的にポイントが貯められてお得にガソリン代や買い物などに利用できます。
ロードサービスが付帯している場合がある
ガソリンカードのなかには、ロードサービスが付帯している場合があります。
カードの特典としてロードサービスが付帯していれば、故障や事故などのトラブル時に利用できて安心です。
ロードサービスの内容は、発行するカードにより異なるため、利用を希望する方はトラブルが起こる前に確認しましょう。
故障や事故が不安な方は、ロードサービスが付帯しているガソリンカードが向いています。
ガソリンカードを利用するデメリット
ガソリンカードはメリットがある一方で、デメリットもあります。
デメリットを知り、ガソリンカードを利用するかを検討しましょう。
現金払いの方がお得になる場合がある
ガソリンスタンドで支払う際、ガソリンカードを利用するより、現金での支払いのほうがお得になる場合があります。
店舗独自の現金会員価格や値引きなどがおこなわれている場合は、ガソリンカードで支払うと割高になります。
ただしガソリンスタンドの店舗により、ガソリンカードで支払うほうがお得なケースもあるため、利用する前に確認しましょう。
よく利用するガソリンスタンドが現金払いのほうがお得であれば、ガソリンカードが必要ないケースも考えられます。
一律値引きの場合は還元率が変動する
ガソリン1Lあたりを一律で値引く場合は、還元率が変動する点も注意が必要です。
ガソリンの値引きはお得な特典ですが、ガソリン価格が大きく変わる場合は、ポイント還元のほうがよいときもあります。
たとえば次のような場合が、還元率が変動する一例です。
1円値引き | 1%還元還 | |
---|---|---|
1L:90円 | 約1.1% | 1.0% |
1L:130円 | 約0.77% | 1.0% |
一律値引きかポイント還元かは、よく検討して決めるようにしましょう。
ガソリンカードの失敗しない選び方
ガソリンカードの失敗しない選び方には、気を付けるポイントがあります。
紹介する項目を確認し、自身に合うガソリンカードを選びましょう。
普段利用するガソリンスタンドでの利用がお得であるか
ガソリンカードは、普段利用するガソリンスタンドでの利用が、お得であるかをよく確認する必要があります。
対象店舗の特典があれば、利用するほどお得になり、ガソリンカードのメリットを大きく活かせます。
普段利用するガソリンスタンドや、家のまわりにあるガソリンスタンドを確認しておきましょう。
利用するガソリンスタンドが複数ある場合は、なるべくお得になるガソリンカードを比較しながら、選ぶ方法ががおすすめです。
割引率やポイント還元率は高いか
ガソリンカードを選ぶ際は、割引率やポイント還元率の高さを確認しましょう。
値引きや特典の多いガソリンカードを選べれば、ガソリン代や普段の買い物でもポイントが貯まったり、節約ができたりして便利です。
月々のガソリン利用予定量がわかる場合は、値引きとポイント還元でお得になるほうを選べます。
各種カードの割引率やポイント還元率を比較し、お得になるガソリンカードを選びましょう。
ETCカードの発行が可能であるか
ETCカードの発行が可能かどうかは、ガソリンカードを選ぶ基準の1つです。
多くのガソリンカードはETCカードを発行でき、ガソリン代や高速代など、交通系の支払いがまとめられます。
また、高速道路の利用でポイントが貯まり、さらにお得になるのもメリットです。
カード会社により、ETCカードの発行に手数料や年会費がかかるケースもあるため、発行する前に確認しましょう。
年会費は無料であるか
ガソリンカードを発行する際は、年会費が無料かをチェックしましょう。
年会費が有料な場合、値引きやポイント還元率が高いなどの特典があるにもかかわらず、お得にならないケースも考えられます。
一方、年会費がかかるガソリンカードでも活用したい特典やサービスがあれば、利用する価値があるカードもあります。
ガソリンカードの利用で、次年度の年会費が無料になるカードもあるため、発行する前に年会費をよく確認してから申し込みましょう。
ガソリンカードに関するよくある質問
ガソリンカードに関して、よくある質問をまとめました。
疑問を抱く点や気になる点があれば、ガソリンカードを発行する際の参考にしてください。
法人向けのガソリンカードはありますか?
法人向けのガソリンカードはあります。
法人向けのガソリンカードは、経費精算の手間が省け、管理がしやすくなるなどのメリットがあります。
運送業や社用車が多い会社は法人のガソリンカードがあれば、従業員がガソリン代を立て替える必要がないため、便利でしょう。
法人でよくガソリンを給油する車両がある場合は、法人のガソリンカードの発行がおすすめです。
セルフ式のガソリンスタンドでクレジットカードを利用する方法は?
セルフ式のガソリンスタンドでは、会計方法を選ぶ際に「クレジットカード」を選択すれば、利用できます。
値引きや還元率アップなどの特典は、自動的に反映されるため、通常の利用方法で問題ありません。
セルフ式のガソリンスタンドでも、ガソリンカードを活用してお得に給油をしましょう。
審査なしで作れるガソリンカードはありますか?
プリペイドカードや現金専用のカードであれば、審査なしで作れます。
事前にチャージした金額から支払うため、審査が不要なうえにクレジットカードと同じ値引きや特典を受けられる場合もあります。
クレジットカードの機能が付いたガソリンカードは、すべて審査が必要です。
審査を通過するか不安な方は、プリペイドカードや現金専用カードを検討しましょう。
なかには直営店とフランチャイズ店舗で、カードの対応が異なるケースもあるため、利用するガソリンスタンドで確認する必要があります。
まとめ
おすすめのガソリンカードを紹介し、ガソリンカードを利用するメリットやデメリット、カードの選び方を解説しました。
ガソリンカードは、給油時に値引きがあったりポイントが付与されたり、お得なうえに支払いや管理が簡単になるなどのメリットがあります。
一方、現金払いのほうがお得になるケースや、一律値引きの場合は還元率が変動する点に注意しましょう。
ガソリンカードは普段利用するガソリンカードが対象か、割引率やポイント還元率の高さ、年会費の有無などをよく確認して選ぶと失敗しません。
今回紹介したおすすめのガソリンカードを参考に、ぜひ自身に合うお得な1枚を選んでください。
<参考>
ローソンPontaプラス
JCBカードW
楽天カード