JCBカードWのメリット・デメリットを徹底解説！おすすめの方や申し込み方法も紹介

JCBカードWは、日本発祥のブランドであるJCBが提供するクレジットカードです。

年会費が永年無料で、最短5分でカード発行が可能なだけでなくポイント還元率が高いため人気のカードです。

ポイント還元率のみでなく提携店舗や交換先も豊富で、付帯保険も充実しています。

メリットが豊富なJCBカードWですが、発行できる年齢制限やデメリットがないか不安になる方もいるでしょう。

この記事では、JCBカードWのメリットやデメリットを徹底解説しています。

また、JCBカードWがおすすめの方や申し込み方法などもあわせて紹介していくため、ぜひ参考にしてみてください。

JCBカードWとは

JCBが提供するクレジットカードの一種で、18歳から39歳までの方限定でしか発行できません。

価格.comのポイント高還元率カード部門で2期連続で1位を獲得している人気のクレジットカードです。

人気の高さから累計100万枚以上のカード発行を誇ります。

また、ポイント還元率の高さが特徴で、他のJCBカードと比較してもはじめてのクレジットカードとして発行する際に人気です。

JCBカードWの基本情報

JCBカードの基本情報は次のとおりです。

• 年会費：永年無料
• 還元率：0.2％（1,000円利用で2ポイント獲得） 
• ポイント交換先により実質1％の還元率で利用可能
• 付帯保険：海外旅行傷害保険とショッピングガード保険
• 申し込み資格：18歳以上かつ39歳以下で安定収入がある方
• 家族カードの有無：家族カード有り

JCBカードWの特徴は、入会費と年会費が永年無料で利用でき、家族カードやETCカードも無料で作成できる点です。

基本のポイント還元率は0.2％と低い点はデメリットといえるでしょう。

しかし、カード利用で貯まるOki Dokiポイントが便利でポイント還元率アップや豊富な交換先が用意されています。

そのため、ポイント還元率が1%以上の高還元率となる場合が多く、ポイントを多く貯められます。

また、年会費無料の一般カードながら他の一般カードよりも付帯保険が充実しているのもメリットです。

他の一般カードでは国内旅行傷害保険が付いてくる場合が多いですが、JCBカードWは海外旅行傷害保険が付いてきます。

海外旅行傷害保険の金額も最大2,000万円までと年会費無料カードとは思えないほど充実しています。

JCBは唯一日本発祥のブランドで安心安全

JCBは、1961年に設立された株式会社日本クレジットビューロー発祥のクレジットカードです。

1981には、日本で初めて海外へ企業展開しており、業界初のポイントサービスを提供しました。

現在では、世界4,300万店舗以上で利用できる国際ブランドに成長しています。

JCBは、日本の文化や習慣に合わせたサービスを提供しており、日本人が安心安全に利用できるカードです。

たとえば、JCBは日本初の国際ブランドのため、日本国内の加盟店数が豊富です。

他には、Apple Payに対応している点やチケットをお得に購入できるチケットJCBなどが挙げられます。

女性向けのJCBカードW plus Lも

JCBカードWには、女性向けのJCBカードW plus Lがあり、JCBカードWと同じく、年会費が永年無料です。

また、JCBカードWよりもポイント還元率が高く2倍の2%です。

JCBカードW plus Lは、女性に嬉しい特典が数多くあり、たとえば次のような特典があります。

• LINDAの日：毎月10日と30日にルーレットを回せて、当たりが出ると2,000円分のJCBギフトカードを手に入れられます。
• 毎月の優待やプレゼント企画：JCBトラベルで利用できる旅行代金やペア映画鑑賞券などが手に入れられます。
• LINDAリーグ：@cosmeやプリンスホテルなど協賛企業が優待や割引特典などを利用可能です。
• 女性のための保険サポート：女性特有の乳がんや子宮がんなどの入院費や手術費を手厚くサポートしています。

JCBカードWのメリット・特徴

JCBカードWには、他のクレジットカードや通常のJCBカードよりもお得に利用できる点があります。

JCBカードWの主なメリットや特徴は次の5つです。

年会費が永年無料

JCBカードWの最大のメリットは、年会費が永年無料である点です。

他のクレジットカードでは、年会費が数千円から数万円かかる場合もありますが、JCBカードWは無料で利用できます。

JCBカードWは、18歳から39歳までに入会することで40歳以降も無料で利用可能です。

また、家族カードやETCカードなども年会費無料で利用できる点もメリットといえるでしょう。

最短5分でカード発行が可能

JCBカードWでは通常のカード発行かモバ即のどちらかを選択でき、最短5分でカード発行が可能です。

通常のカード発行では、他のクレジットカード同様に手元に届くまで最低1週間かかります。

しかし、モバ即を利用すれば最短5分で審査完了後にカード番号が発行されます。

その後カード番号や有効期限、セキュリティコードが発行され、すぐに利用可能です。

ネットショッピングのみでなくApple PayやGoogle Payに登録すれば、実店舗でもすぐにクレジットカードを利用できるのが特徴です。

ポイント還元率が高く交換先も多い

ポイント還元率が高く交換先も多い点もメリットの一つです。

JCB ORIGINAL SERIESの提携店舗またはOki Dokiランドを経由する場合にポイント還元率が上がります。

主な提携店舗は次の通りで、飲食店からコンビニに加えて電力会社など幅広く提携しています。

• くら寿司
• コメダ珈琲
• セブンイレブン
• 関西電力

2024年3月15日まではJCBポイントアップ祭りにより、通常よりも多くポイントが還元されます。

たとえば、くら寿司では最大11倍、コメダ珈琲では最大8倍のポイントが獲得可能です。

JCBポイントアップ祭りが終了してもJCB ORIGINAL SERIESの提携店舗では多くのポイントが還元されます。

たとえば、くら寿司ではポイント還元率が5倍で、コメダ珈琲では2倍です。

また、JCB会員のみが利用できるOki Dokiランドでも多くのポイントが獲得可能です。

Oki Dokiランドを経由するのみで最大20倍のポイントが貯まります。

主なOki Dokiランド対象ショップは次のショップです。

• Amazon：ポイント倍率2倍から9倍
• Microsoft Store：ポイント倍率8倍
• Shop Japan：ポイント倍率15倍

ポイントの交換先が豊富な点もメリットといえます。

そのほかの使い方としては次の通りです。

• JCBプレモカードにチャージ
• 他社ポイントやマイルに交換
• Amazonの支払いで利用可能

付帯保険が充実

JCBカードWは年会費無料ながら付帯保険が充実している点もメリットの一つです。

JCBカードWには、海外旅行傷害保険とショッピングガード保険が付帯しています。

海外旅行傷害保険は、利用付帯の点には注意が必要ですが、最高2,000万円まで補償されます。

利用付帯とは、カードを所有するのみで補償が受けられる自動付帯と異なり、特定の条件を満たしたときに受けられる補償です。

利用付帯の条件を満たすためには、ホテル代金や交通費などの旅行代金をカード払いしたときに適用されます。

JCBカードWで海外旅行の交通費や宿泊費を支払わないと保険適用外となるため注意しましょう。

また、ショッピングガード保険も海外旅行傷害保険同様に利用付帯ですが、最大100万円まで補償されます。

国内旅行よりも海外旅行によく行く方には、JCBカードWの付帯保険は魅力といえるでしょう。

タッチ決済やナンバーレスに対応

タッチ決済やナンバーレスに対応しているため便利に利用できるのもメリットの一つです。

タッチ決済は、レジでの支払い時にお店の端末にカードをかざすのみで支払いができる機能です。

クレジットカード支払いと異なり、暗証番号の入力が不要なため、簡単でスピーディーに支払いができます。

タッチ決済することで、通常よりもポイント還元率が高い場合や利用代金のキャッシュバックなどさまざまな特典があります。

さらに、JCBカードWは、ナンバーレスに対応している点も特徴の一つです。

ナンバーレスは、カードの表面にカード番号や有効期限などの情報が記載されていないカードを指します。

カード番号が表に表示されていないため、カードの情報が盗み見られたり、不正利用されたりするリスクを減らせます。

ナンバーレスは、カード情報が第三者に漏えいするリスクが低い点がメリットです。

JCBカードWのデメリット・注意点

JCBカードWは、年会費永年無料や付帯保険の充実などさまざまなメリットがあります。

しかし、デメリットもあるので、JCBカードWのデメリットや注意点を4つ紹介します。

デメリットや注意点を確認した上で、カードを発行するかどうか検討しましょう。

カード発行に年齢制限がある

JCBカードWの最大のデメリットは、カード発行に年齢制限がある点です。

JCBカードWは、18歳から39歳までの方しか申し込むことができません。

JCBカードWは、初めてクレジットカードを所有する若い世代に向けたカードであることをアピールする狙いがあるためです。

40歳を過ぎても、カードを発行していれば、JCBカードWは利用できます。

しかし、カード発行に年齢制限がある点はデメリットといえます。

Webでしか入会できない

Webでしか入会できない点もデメリットです。

他のクレジットカードと異なり、JCBカードWは、Webでの入会が必須なため、郵送や電話での入会ができません。

しかし、Webでの入会には次の注意点があります。

JCBのサーバーに保存されますが、漏洩や改ざんなどの万が一のリスクがないとはいえません。

そのため、セキュリティやプライバシーに関する注意も必要です。

海外では加盟店舗が少ない

海外では加盟店舗が少ない点もデメリットの一つです。

日本ではJCBが利用できる加盟店は多いですが、海外では使えないお店やサービスも多くあります。

海外では、VisaやMastercardなどの他のブランドの方が加盟店の数や知名度が高いです。

そのため、国際ブランドのVisaやMastercardと比較しても海外での加盟店舗数が少ない点には注意しましょう。

JCBスターメンバーズは対象外

一定額年間の利用がある方向けのJCBスターメンバーズは対象外な点はデメリットといえます。

JCBスターメンバーズは、JCBをお得に利用できるメンバーシップサービスです。

JCBスターメンバーズになると次の特典が受けられます。

• Oki Dokiボーナスアップ
• キャンペーンチャンスアップ

特典内容は、所有しているカードの種類と利用金額により異なりますが、よりお得に利用できる特典です。

しかし、JCBカードWはすでにJCBの一般カードの2倍のポイント還元率があるため、JCBスターメンバーズの対象外となります。

JCBカードWの申し込み方法

JCBカードWの申し込み方法は次の4ステップです。

申し込みの際に必要なものを事前に用意しておくと、スムーズに申し込みができます。

申し込みの際に必要なもの

• 金融機関のスマートフォンアプリやキャッシュカードなど口座情報がわかるもの
• 本人確認書類（運転免許証またはマイナンバーカード）
• 源泉徴収票または確定申告書（キャッシング希望の場合）

1：webサイトから申し込みへ進む

JCBカードWのWebサイトへアクセスして、JCBカードWを申し込むを選択します。

券面にクレジットカード番号が表示されないナンバーレスまたは番号ありのどちらかを選択可能です。

家族カードやETCカードを同時に申し込む場合は、番号ありで申し込む方が楽なためおすすめです。

2：規約に同意し本人情報を入力

同意する必要がある利用規約や重要事項などが表示されるため、読んだ上で規約に同意します。

規約に同意後に名前や生年月日、職業などの本人情報を入力します。

3：金融機関サイトでの口座設定

JCBカードWの利用時に請求をおこなう引き落とし口座情報を設定しましょう。

口座設定に必要な情報は次の3つです。

• 金融機関名
• 支店と出張所名
• 口座番号

4：入会審査・カード発行

申し込みが完了すると入会メッセージボックスから申し込み情報の確認や入会審査の確認が可能です。

入会メッセージボックスとメールに入会審査の結果が送られてきます。

審査に問題なければカードが発行されます。

ナンバーレスの場合は、最短で5分でカード番号が発行されますが、カードの到着までには数か月かかる場合があります。

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JCBカードWをおすすめできる方

JCBカードWのメリットとデメリットをいくつか紹介しました。

JCBカードWをおすすめできる方は、次の3つに当てはまる方です。

JCBカードWの利用がおすすめかどうか気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

提携店舗をよく利用する方 

Amazonやスターバックスなどの提携店舗をよく利用する方には還元率が高い点はメリットといえるでしょう。

通常の還元率1％のみでなく、180以上の提携店舗（JCB ORIGINAL SERIESパートナー）では、還元率がアップします。

JCBカードWを提携店舗で利用すると通常の2倍以上のポイント還元を受けられます。

提携連保をよく利用する方には、基本還元率以上にお得に利用が可能です。

付帯保険が充実したカードを探している方

JCBカードWは、年会費永年無料ながら付帯保険が充実している点も特徴です。

付帯保険は、最高2,000万円の海外旅行傷害保険と最高100万円のショッピングガード保険の二つが付帯しています。

どちらも自動付帯でないためカードの利用が前提の付帯ですが、付帯保険が充実しているカードを探している方におすすめです。

国内利用がメインの方

JCBカードWのデメリットや注意点で紹介しましたが、JCBWは海外では加盟店が少なく利用できない所が多くあります。

海外旅行傷害保険と異なり、国内旅行傷害保険は付いていません。

しかし、JCBブランドは日本発祥なため、日本国内では利用できる場所が多くあります。

海外旅行や海外での利用にはあまり向いていませんが、国内利用がメインの方にはおすすめです。

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JCBカードWに関するよくある質問

JCBカードWに関するよくある質問に回答します。

JCBカードWの発行を検討している方は、内容を確認してみてください。

ポイントに有効期限はある？

貯まったポイントの有効期限は2年間です。

1ポイントから利用可能なため、期限切れにならないようにポイントを有効活用しましょう。

また、ポイント管理にMyJCBアプリと呼ばれる専用アプリを利用すると、ポイントの所有数や交換手続きが簡単です。

JCBカードWとJCBカードW plus Lの異なる点は？

JCBカードWとJCBカードW plus Lは、クレジットカードの基本情報や機能は同じです。

しかし、JCBカードW plus Lはオプションで女性疾病保険や女性向けの特典がある点が異なります。

JCB CARD W plus Lの限定特典は次の特典です。

• 女性疾病保険
• LINDAリーグ
• 毎月の優待とプレゼント企画
• LINDAの日

JCBカードWの年会費が永年無料や充実の付帯保険に加えて、JCBカードW plus Lでは女性向けの特典が受け取れます。

また、カードデザインもJCB CARD W plus Lでは白やピンクを基調とした可愛らしいデザインを選択できます。

40歳を過ぎるとカードは利用できなくなる？

申し込み年齢は39歳までですが、すでに発行済みの場合は40歳を過ぎても継続して利用可能です。

そのため、40歳を過ぎても安心してお得にカードを利用できます。

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まとめ

JCBカードWは、年会費が永年無料で、最短5分でカード発行が可能なクレジットカードです。

ポイント還元率が高く、交換先も豊富なことに加えて、付帯保険が充実している点も魅力でしょう。

しかし、カード発行には39歳以下という年齢制限があり、Webでしか入会できない点が大きなデメリットです。

JCBカードWは、提携店舗をよく利用する方や、付帯保険が充実したカードを探している方にはおすすめのカードです。

自身のライフスタイルやクレジットカード利用状況にあわせて、JCBカードWの発行を検討してみてください。

<参考>
JCBカードW