年会費無料のクレジットカードを発行したいものの、クレジットカードの種類が多くどうすればよいか困る方もいる方もいるでしょう。
今回紹介するエポスカードは、年会費永年無料で利用可能です。
エポスカードには、海外旅行傷害保険や優待店割引などさまざまなメリットがあります。
しかし、メリットのみでなく基本還元率が低かったり国内傷害保険が付帯しなかったりとデメリットもあります。
この記事では、エポスカードの特徴や種類に加えて申し込み方法などについて徹底的に解説します。
エポスカードがどんなカードか気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 資産形成に興味がある
- 現金支払いが面倒
- 家計簿をつけている
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | VISA |
| ポイント還元率 | 0.5% |
| 申し込み対象 | 18歳〜 |
| メリット |
|---|
| ポイント投資・カード積み立て対応 8種類のキャッシュレスが設定可能 アプリでカード明細がすぐわかる |
| デメリット |
|---|
| 還元率が低い ポイントは2年間の有効期限つき 家族カードは作成できない |
エポスカードの基本情報
エポスカードの基本情報について紹介します。
エポスカードの発行や利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
エポスカードとは
マルイグループが発行する年会費無料のクレジットカードです。
エポスカードは、国際ブランドとしてVisaを採用しており、国内外のVisa加盟店で利用できます。
丸井グループでの割引に加えて、海外旅行傷害保険や全国10,000店舗以上での優待特典などが充実しています。
また、エポスカードは、エポスポイントという独自のポイント制度があり、カード利用額に応じてポイントが貯まるのも特徴です。
エポスカードのポイント還元
エポスカードの基本ポイント還元率は0.5%で、200円のカード利用で1ポイントが貯まります。
エポスカードのポイント還元率は、他の一般カードと比較しても低いです。
しかし、加盟店舗での利用やエポスカードの種類により、ポイント還元率が2倍や3倍となりお得に利用できます。
ポイントアップサイト（たまるマーケット）を活用すれば、ネットショッピング時にはポイントが2～30倍と高還元率です。
また、ゴールドやプラチナカード会員の場合は対象ショップの中からショップ登録するのみで利用時にポイントが最大3倍貯まります。
他には、ゴールドやプラチナカード限定で年間のカード利用金額に応じてポイントの還元が受けられるのが特徴です。
エポスカードのメリット
エポスカードのメリットを6つ紹介します。
他のクレジットカードと異なり一般カードでも有料クレジットカード並の特典があります。
エポスカードのメリットを有効活用するためにも、ぜひ参考にしてみてください。
入会費や年会費が永年無料
エポスカードは、入会費や年会費が永年無料で利用できお得にクレジットカードを利用できます。
エポスカードは、お得な優待割引や海外旅行保険など他の有料クレジットカード並の特典が付与される点がメリットです。
しかし、入会費や年会費が永年無料なのは一般カードのみとなります。
ゴールドカードの場合は、年間のカード利用額が50万円以上で翌年以降の5,000円の年会費が無料です。
また、プラチナカードは、年間のカード利用額が100万円以上で翌年以降の3万円の年会費が2万円となります。
最短で即日発行ができる
エポスカードは、Webで申し込むと最短で即日発行ができるのもメリットです。
申し込み後、早ければ数分で審査状況または審査結果がメールで通知されます。
審査に通れば、カードの受け取り方法を郵送か店頭受け取りのどちらかで選択します。
郵送の場合は、申し込みから約1週間でカードが届きます。
店頭受け取りの場合は、お近くのエポスカードセンターで最短即日受け取り可能です。
しかし、エポスカードセンターの営業時間内に申し込みと審査が完了する必要がある点のみは注意が必要です。
10,000店舗ある優待店で割引が受けられる
エポスカードは、10,000店舗ある加盟店の利用で割引またはポイント還元が受けられます。
加盟店には、飲食店やカラオケのみでなく美容院などのさまざまなジャンルの店舗が含まれます。
- 割引率やポイント還元率は、店舗により異なりますが、例を挙げると次の店舗です。
- アパホテル金沢駅前店：対象レストランでポイント3倍
- カラオケ館：ルーム料金30%オフ
- 対象店舗のノジマ：エポスポイント5倍
全国に対象店舗があるため、近くの店舗で割引もしくはポイント還元を手軽に獲得可能です。
カードのデザインが選べる
豊富なカードのデザインから好きなデザインを選べるのも魅力の一つです。
デザインは、スタンダードやアニメやゲーム、商業施設または企業コラボなどのカテゴリーに分かれています。
アニメやゲームのカテゴリーは、人気のキャラクターやコラボレーションもあり人気があります。
エポスカードには、クレジットカード以外にも約70種類のプリペイドカードのデザインが用意されています。
気に入ったデザインがあればクレジットカード以外にもプリペイドカードを発行して、複数枚所有できる点はメリットです。
クレジットカードの発行は、一人一枚なため気に入ったデザインが複数ある場合はプリペイドカードを発行しましょう。
海外旅行傷害保険内容が手厚い
エポスカードは、海外旅行傷害保険が利用付帯で利用可能です。
海外旅行傷害保険は、エポスカードで海外旅行の航空券や宿泊費などを支払うと、自動的に適用されます。
海外旅行傷害保険の内容は、カードの種類により異なります。
しかし、基本カードでも最高で3,000万円の補償が受けられ保証が充実しています。
さらに、ゴールドカードやプラチナカードでは、最高で5,000万円の補償が受けられる点が特徴の一つです。
海外旅行傷害保険は、死亡や後遺障害のみでなく、病気や怪我の治療費や救援費用などもカバーしています。
海外では国民保険も適用されないため、治療費が高額になる傾向にあります。
エポスカードが1枚あれば海外でも安心して過ごせるでしょう。
ETCカードが無料で付帯
エポスカードは、ETCカードが無料で付帯しています。
ETCカードは、高速道路の料金所で非接触で支払いができるカードで、現金支払いをする必要がなくなり便利です。
年会費永年無料でエポスカードの申し込み時に同時に申し込むことができます。
エポスカード利用と同様にETCカードの利用でもエポスポイントが貯まるのが特徴です。
ゴールドカードまたはプラチナカードを利用の場合は、条件を満たすことでポイント3倍還元も可能でお得です。
エポスカードのデメリット
エポスカードは、10,000を超える店舗で優待を受けられたり、永年無料無料で利用できたりとメリットが多くあります。
しかし、エポスカードにはデメリットもあるため、デメリットを理解した上で、クレジットカードの発行及び利用をしましょう。
基本の還元率が低い
エポスカードのデメリットとして基本の還元率が低い点が挙げられます。
他の一般的なクレジットカードと比較しても低い水準です。
同じく永年無料で作成可能な楽天カードやP-oneカードなどは基本の還元率が1%です。
同じ金額分クレジットカードを利用してもポイント還元に差が出てしまいます。
また、エポスカードは、ポイント還元率が2倍や3倍になる場合がありますが、それも限定的な条件にしか適用されません。
そのため、エポスカードはポイントを貯める目的で使うには基本の還元率が低い点には注意しましょう。
国内旅行傷害保険が付帯していない
エポスカードのメリットでは、海外旅行傷害保険が付帯していることを紹介しました。
しかし、国内旅行傷害保険が付帯していないため、デメリットに感じる方もいるかもしれません。
国内旅行傷害保険は、国内での旅行中に起こる事故や怪我などに対する補償を提供する保険です。
海外旅行と比較しても国内旅行は、保険が適用されるため高額な医療費を請求される可能性は低いです。
国内旅行がメインの方には、国内旅行傷害保険が付帯していないのは心配でしょう。
国内旅行傷害保険を付帯したい場合は、エポスカードで国内旅行の航空券や宿泊費などを支払うと、有料で付帯が可能です。
そのため、エポスカードをメインカードに利用されている方が国内旅行をする際には注意が必要です。
エポスポイントについて
エポスポイントは、カードの利用金額に応じて付与されるポイントです。
利用金額200円につき1ポイントを貯めることができ、プラチナやゴールドカードではより多くのポイントを貯めることができます。
ポイントの貯め方は簡単で、Visaが利用できる店舗や支払いなどにカードを利用することでポイントを貯められます。
貯まったポイントは、マルイでのショッピング割引や他社ポイントに移行や商品券などに交換可能です。
ポイントの利用方法はさまざまで、自身の都合にあわせてポイントを利用できる点が特徴です。
エポスポイントの貯め方
エポスポイントの貯め方は次の通りです。
- エポスカードでの支払い：エポスカードでの利用金額に応じて、0.5%のポイントが還元されます。
しかし、加盟店舗での利用や、エポスカードの種類により、ポイント還元率が2倍や3倍になる場合もあります。
- エポスカードのWeb新規入会キャンペーン：エポスカードのWeb新規入会キャンペーンで2,000ポイントをプレゼント中です。
- エポスカードのポイントアップサイトを利用：ネットショッピング利用時にエポス会員限定サイトを経由すると、2倍から30倍のポイントが還元されます。
- いつものショップ登録：よく利用する3つのショップを登録しておくと、ポイントが最大3倍貯まるためお得です。
- 年間の利用金額でポイント付与：年間の利用金額に応じてポイントを貰えます。
ゴールドカードとプラチナカードの特典です。
- アプリ内のゲームで勝つ：エポスアプリでは毎日挑戦可能なハイ＆ローゲームをプレイ可能で、最大一日で3ポイント獲得できます。
- つみたて投資：年間の積立投資額と利用年数に応じてポイントが付与されるため、お得につみたて投資が可能です。
- スマートフォン決済または電子決済：通常のカード利用同様にエポスカードを登録することでポイントが貰えます。
- エポスカードの友達紹介：エポスカードを友達に紹介して、友達がエポスカードを発行すると紹介者は1,000ポイントが貰えます。
最大4人まで紹介ポイントを貰えるため、最大4,000ポイント貰えるチャンスがあります。
エポスポイントの貯め方は、さまざまな方法がありカード利用以外にもポイントを貯める方法があります。
エポスカードは、ポイントの還元率自体は高くありませんが、ポイントの貯め方の方法は豊富です。
エポスポイントの使い方
エポスポイントの主な使い方は次の通りです。
- マルイでのショッピング割引：エポスポイントは、1ポイントを1円としてマルイの店舗または通販での支払いに利用可能です。
- 商品券やギフトカードと交換：手数料無料で交換可能で、全国で利用できる商品券やAmazonギフト券など豊富なラインナップです。
- 他社ポイントへ交換：エポスポイントを他のポイントやマイルに交換ができます。
マイルのみ2ポイントで1ポイントと半分になりますが、他は1ポイントで交換され、手数料無料です。
- ポイント値引き：公共料金の支払いやネット通販などでの支払い時にポイントで値引きができ、最低1ポイントから利用可能です。
- ポイントで年会費を支払う：プラチナカードのみポイントで年会費の支払いができます。
貯めたポイントで年会費を支払うことができるため、よりお得に利用できるでしょう。
エポスポイントは貯め方のみでなく使い方も種類が豊富で、自身の都合にあわせて利用方法を選択できる点はメリットです。
エポスカードの種類
エポスカードは、一般カードのみでなくさまざまなカードも用意されています。
エポスカードの一般カードからプラチナカードまで幅広く紹介します。
自身に合うクレジットカードを選ぶ際には、ぜひ参考にしてみてください。
エポスカードVisa
- 資産形成に興味がある
- 現金支払いが面倒
- 家計簿をつけている
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | VISA |
| ポイント還元率 | 0.5% |
| 申し込み対象 | 18歳〜 |
| メリット |
|---|
| ポイント投資・カード積み立て対応 8種類のキャッシュレスが設定可能 アプリでカード明細がすぐわかる |
| デメリット |
|---|
| 還元率が低い ポイントは2年間の有効期限つき 家族カードは作成できない |
エポスカードVisaは、エポスカードの一般カードで年会費永年無料です。
ナンバーレスカードのため、カード番号やセキュリティ番号などが周りにバレる心配なく利用できます。
また、カード利用ごとに通知が来るため、万が一の不正利用の時も早期発見が可能です。
タッチ決済対応やアプリで利用状況の管理も可能で、安心して利用できる一枚です。
エポスTOGETHERカード
エポスTOGETHERカードは、カード利用額の0.1%が国連UNHCRに寄付されるという特徴を持つカードです。
自動的に国連UNHCRへ寄付されるため、面倒な手続きの必要もなく支援活動をおこなえます。
国連UNHCRとは、70年以上にわたり世界の難民支援や保護をしてきた国連の機関です。
また、エポスTOGETHERカードの素材に廃棄プラスチック素材を採用しているのも特徴です。
難民への寄付活動のみでなく、環境にも配慮したクレジットカードを持ちたい方におすすめです。
エポスカードゴールド
エポスカードゴールドは、エポスカードVisaと比較してさまざまな特典が付与されているクレジットカードです。
エポスカードVisaよりもお得な特典は次のとおりです。
年会費無料のエポスカードVisaと異なり、エポスカードゴールドは、年会費5,000円がかかります。
しかし、年間利用額が50万円以上の場合は翌年以降永年無料で利用可能なため、エポスカードVisaよりもお得に利用できます。
エポスカードよりもお得な特典を利用したい方や年間50万円以上利用する予定がある方におすすめなカードです。
エポスカードプラチナ
エポスカードプラチナは、エポスカードゴールドの特典はそのままで、よりお得に利用できるクレジットカードです。
エポスカードプラチナの特徴は次のとおりです。
エポスプラチナの年会費は、クレジットカード会社から招待があった際は20,000円でそれ以外は30,000円です。
年間利用金額が100万円以上の場合は、翌年以降の年会費が20,000円となります。
年会費以上に加盟店で利用する方やプラチナ限定特典を利用したい方におすすめのクレジットカードです。
エポスカードの申し込みから受け取りの流れ
エポスカードの申し込みから受け取りまでの一連の流れを紹介します。
事前に確認しておけば、エポスカードの申し込み時や受け取り時に迷わずに対応できるでしょう。
1：Webで申し込み
エポスカードの申し込みは、Webまたはマルイの店舗のどちらかで申し込みできます。
Webで申し込みする場合は、エポスカードの公式サイトから、必要事項を入力したり、カードの種類を選んだりします。
申し込み時には、本人確認書類が必要です。本人確認書類は、運転免許証やパスポートなどが利用できるため、事前に用意しておくとスムーズです。
申し込みが完了すると、メールで申し込み番号が発行されます。
2：入会審査
申し込み完了後に入会審査がおこなわれ、入会審査は、申し込みから約30分で終わります。
審査結果はメールで通知されます。審査に通れば、カードの受け取り方法を郵送か店頭受け取りを選択可能です。
3：カード受け取り
カードの受け取り方法により、カードの受け取りまでの時間が異なるため、カードの利用を検討している方は注意しましょう。
郵送の場合は、申し込みから1週間ほどでカードが届きます。
店頭受け取りの場合は、申し込みから約30分後にカードが発行され、マルイ店舗で受け取り可能です。
エポスカードのキャンペーン
エポスカードでは他のクレジットカード同様に新規入会キャンペーンを開催しています。
お得にエポスカードを利用できるチャンスですので、エポスカードの入会を検討してみてもよいでしょう。
Web新規入会で2,000ポイントプレゼント
エポスカードのWeb新規入会で2,000ポイントがプレゼントされます。
また、Web以外の郵送やマルイ店舗で申し込みすると2,000円分のクーポンが貰えます。
新規入会のみで2,000円相当のポイントが貰えるため、お得にクレジットカードを発行できます。
エポスカードに関するよくある質問
エポスカードに関するよくある質問に回答します。
支払日やポイントの有効期限など事前に確認しておきたいことをまとめています。
エポスカードを利用する上で確認しておきたいことがある方は、ぜひ参考にしてみてください。
エポスカードの締め日・支払日はいつ？
エポスカードでは支払日により締め日が異なります。
支払日は4日または27日のどちらかをカード作成時に選びますが、後から変更も可能です。
支払日が4日の場合は、前月の5日から当月の4日までの利用分を支払います。
また、支払日が27日の場合は、前月の28日から当月の27日までの利用分を支払います。
Visa以外の国際ブランドの選択はできる？
エポスカードの国際ブランドは、VisaのみでJCBやMasterCardなどは選択できません。
しかし、Visaは国内のみでなく海外にも加盟店舗数が多く海外でも安心して決済に利用できます。
Visaを利用する上でのデメリットはとくにないため、国際ブランドにこだわりがない方は、気にする必要はありません。
学生や専業主婦でもカード利用できる？
エポスカードの申し込み条件は、国内在住の18歳以上のみと他のクレジットカードよりも条件が緩いです。
学生や専業主婦でも18歳以上の条件を満たせば、クレジットカード発行が可能なため、学生や専業主婦でも利用可能です。
他のクレジットカードよりも審査項目が少ないため、収入が少ないまたは収入がない専業主婦の方でも安心できるでしょう。
エポスポイントの有効期限はいつ？
エポスポイントの有効期限はカードの種類により異なります。
一般カードのエポスカードは2年間ですが、エポスプラチナとエポスゴールドカードは無期限です。
また、エポスカードでも3か月以内に期限切れとなるポイントがある場合は有効期限を延長できます。
有効期限を延長するとすべてのポイントの有効期限が申し込みから2年間延長されます。
まとめ
この記事では、エポスカードのポイント還元率やエポスカードのメリットとデメリットを解説しました。
エポスカードは、永年無料で利用可能なクレジットカードでさまざまなメリットがあります。
たとえば、10,000店舗以上で優待を受けられたり、ETCカードが無料で発行できたりなどが挙げられます。
しかし、基本の還元率が低い点や、国内旅行傷害保険が付帯していない点はデメリットです。
また、エポスカードは永年無料で利用できるクレジットカードですが、カードの種類により年会費がかかる場合があります。
エポスカードを発行する際には、自身にメリットがあるかどうかを検討してからにしましょう。
〈参考〉
エポスカード 公式サイト
