借金の返済が難しくなり、債務整理を検討している方は多いのではないでしょうか。
しかし、いざ債務整理を実行しようと考えても「そもそも債務整理の種類や特徴がわからない」「債務整理について相談できる窓口はどこなのか」などの疑問を抱く方もいるでしょう。
債務整理について相談したい場合には、法テラスがおすすめです。
無料で法律相談を受け付けているだけでなく、弁護士、司法書士事務所への相談費用の立て替えも実施しています。
この記事では、債務整理の基本情報や8つの相談窓口、おすすめの弁護士、司法書士事務所などについてまとめました。
債務整理の相談窓口を把握し、悩みを打ち明けたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
弁護士事務所・司法書士事務所
ベリーベスト法律事務所 | なみき法務事務所 | はたの法務事務所 | ひばり法律事務所 | サンク総合法律事務所 | 東京ロータス法律事務所 | アース法律事務所 | |
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おすすめ ポイント | 何度でも相談無料 10年以上の豊富な実績 24時間365日相談受付 | LINEで気軽に相談 10年以上の実績 良心的な費用設定 | 全国出張費用が無料 司法書士歴27年 過払い報酬が安い | 女性専用の相談窓口 何度でも相談無料 秘密厳守だから安心 | 初期費用が完全無料 365日24時間受付 分割払いOK | 受任実績が豊富 休日も相談受付 何度でも相談無料 | 元裁判官がサポート Web相談は常時受付 借金問題は相談無料 |
相談料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
任意整理 | 1社22,000円〜 | 1社22,000円〜 | 1社22,000円〜 | 1社22,000円〜 | 1社55,000円〜 | 1社22,000円〜 | 1社22,000円〜 |
減額報酬 | 返還額の11% | 返還額の11% | 返還額の11% | 返還額の11% | 返還額の22% | 返還額の11% | 返還額の11% |
個人再生 | 495,000円〜 | 385,000円〜 | 385,000円〜 | 330,000円〜 | 要相談 | 330,000円〜 | 住宅なしの場合 330,000円〜※1 |
自己破産 | 385,000円〜 | 330,000円〜 | 330,000円〜 | 220,000円〜 | 要相談 | 220,000円〜 | 330,000円〜 |
過払い報酬 | 返還額の22%〜27.5% | 返還額の14%〜22% | 返還額の14%〜22% | 返還額の22%〜27.5% | 返還額の22%〜27.5% | 返還額の22%〜27.5% | |
対応地域 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
債務整理とは?
まずは、債務整理の基本情報を解説します。
債務整理には3つの種類があり、どの手続きを実行するのかによって費用が大きく異なるため、事前に確認しておきましょう。
債務整理の種類
債務整理には、次の3つの種類があり、それぞれ内容が異なります。
任意整理 | 将来の利息をカット |
個人再生 | 借金の元本を大幅に減額 |
自己破産 | 借金の支払い義務を免除 |
任意整理は、将来の利息をカットして、完済を目指す手続きです。
個人再生は、借金の元本を5分の1ほどに大幅減額し、完済を目指します。
利息ではなく元本を減額できるため、任意整理よりも借金の負担を軽減可能です。
債務整理の中で、最も効力が大きいのは自己破産です。借金の支払い義務自体を免除できます。
多額の借金を抱えている方にとっては魅力的な手続きですが、財産を差し押さえられるデメリットもあるため、おこなう債務整理の種類は慎重に決める必要があるでしょう。
債務整理にかかる費用
債務整理にかかる必要は、次のとおり種類によって大きく異なります。
任意整理 | 5万〜10万円程度 |
個人再生 | 30万〜80万円程度 |
自己破産 | 30万〜100万円程度 |
上記の金額は、裁判所と弁護士や司法書士に支払う費用の合計です。任意整理が最も安く、5〜10万円ほどが目安です。
自己破産が最も高くなる可能性があり、内容によっては100万円ほど必要な場合もあります。
債務整理・借金問題を無料相談できる8つの窓口
債務整理や借金問題を無料相談できる窓口は、次の8つです。
- 法テラス
- 日本弁護士連合会
- 日本司法書士連合会
- 日本クレジットカウンセリング協会
- 日本貸金業協会
- 全国銀行協会
- 国民生活センター
- 自治体の法律相談
一つずつ特徴を解説します。
法テラス
法テラスとは、国が提供している無料で法律相談ができる機関です。
直接的に借金問題を解決する場所ではなく、あくまでも次のようなサポートにとどまります。
- 法律知識の提供
- 弁護士、司法書士事務所の情報提供
- 相談費用の立て替え
たとえば、借金問題を抱える方が法テラスに相談すると、おすすめの弁護士、司法書士事務所の情報が提供されます。
また、事務所への相談費用がない方に向けて、費用の立て替えも実施中です。
そのため、借金問題を抱えているものの、どの事務所に相談するべきなのかわからない方や、事務所に相談するお金がない方などにおすすめできます。
日本弁護士連合会
日本弁護士連合会は、トラブルを解決するために、次のようなサービスを提供している団体です。
- 全国約300か所で法律相談を実施
- 弁護士費用の紹介
- 弁護士費用の立て替え
日本弁護士連合会は、全国約300か所で法律相談を実施しています。
5,500円前後の費用で、約30分の法律相談が可能です。
有名な弁護士事務所に相談を依頼すると、さらに高額な費用がかかるため、相談費用を抑えたい方におすすめできます。
トラブルを抱えている方は、インターネット上から法律相談の予約をしてみてください。
日本司法書士連合会
日本司法書士連合会は、司法書士にさまざまなトラブルについて相談できる窓口を設けている団体です。
借金問題のほか、次のようなトラブルの相談も受け付けています。
- 日常トラブル
- 労働トラブル
- 相続
- 会社
- 裁判
借金を含め、相談したいことが複数ある方におすすめです。
司法書士の相談窓口である司法書士総合相談センターは、全国約150か所に設置されているため、気になる方はお近くの窓口に足を運んでみましょう。
日本クレジットカウンセリング協会
日本クレジットカウンセリング協会は、借金が積み重なり、困っている方に向けて、カウンセリングをおこなっている団体です。
解決方法の相談やアドバイスだけでなく、任意整理の改善まで無料で提供しています。
また、電話相談やカウンセリングに費用はかからず、弁護士やアドバイザーが対応します。
さらに、日本クレジットカウンセリング協会の相談室は、全国に21か所あります。
東京のみでなく、新潟や福島、広島などの地方にも設置されているため、足を運びやすいでしょう。
まずは無料で利用できる電話相談で、自身の借金問題を相談してみてください。
日本貸金業協会
日本貸金業協会とは、貸金業に関する相談や問い合わせを受け付けている団体です。
Webや電話で、専門の相談員が対応する窓口に相談できます。費用をかけずに相談したい方におすすめです。
また、債務整理後の生活再建を支援するカウンセリングも受け付けており、借金の原因である根本の問題を解決するきっかけになります。
たとえば、ギャンブル依存症や浪費によって借金が膨れ上がった方には、ギャンブルのやめ方やお金の利用方法などのアドバイスを実施中です。
借金や債務整理の相談だけでなく、借金の根本の問題を解決したい方は、日本貸金業協会に相談しましょう。
全国銀行協会
全国銀行協会は、銀行の健全な発展を目指し、経済の成長に貢献する目的で設立された団体です。
全国銀行協会では、住宅ローンやカードローンの返済に悩んだ場合に相談できる、無料のカウンセリングサービスを提供しています。
東京の全国銀行協会相談室と、大阪の大阪銀行協会銀行とりひき相談所で相談を受け付けているため、近くの地域にお住まいの方は、足を運びましょう。
利用者が希望する場合は、銀行の窓口や法テラスなどの機関の紹介も受けられます。
相談に対応する方は、消費生活コンサルタントやファイナンシャルプランナーなどの資格を有する方です。
知識がある方に相談したい方は、全国銀行協会のカウンセリングサービスを活用してみてください。
国民生活センター
国民生活センターは、商品やサービスの苦情、生活関連の相談について対応する機関です。
消費生活においてのトラブルや疑問などを受け付けている消費者ホットラインは、年末年始を除いて毎日利用できます。
法テラスや日本弁護士連合会などの相談窓口が受け付けていない場合も、消費者ホットラインであれば相談可能です。
直接的に借金問題を解決できる窓口ではありませんが、最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口が紹介されます。
自身の借金問題を解決する一歩としての利用がおすすめです。
自治体の法律相談
自治体が提供している法律相談も利用可能です。
弁護士が無料で対応するため、安心感があります。
しかし自治体が提供している法律相談は、対象の地域にお住まいでないと利用できません。
また、タイミングによっては、予約が殺到しており、すぐに相談できない可能性があります。
自治体の法律相談が受けられる条件を確認したうえで、時間に余裕がある方のみ利用してみてください。
債務整理を弁護士・司法書士事務所に相談するメリット
債務整理を弁護士、司法書士事務所に相談するメリットは、次のとおりです。
- 最善の解決法を提案してもらえる
- 複雑な手続きを代行してもらえる
- 督促や取り立てを止めてもらえる
順番に解説します。
最善の解決法を提案してもらえる
債務整理を弁護士、司法書士事務所に相談すると、最善の解決法が提案されます。
自身でも債務整理は実行できますが、法律の知識がない一般人が最適な債務整理を判断するのは難しいです。
自身の財産や借金額などのさまざまな項目を考慮し、判断する必要があります。
最悪の場合、自身にとってメリットが小さい債務整理を選択しても、損失を被る可能性があるかもしれません。
自身にとって最適な債務整理を利用して、借金問題を解決したい方は、弁護士、司法書士事務所に相談してみてください。
複雑な手続きを代行してもらえる
債務整理を弁護士、司法書士事務所に相談すると、複雑な手続きを代行してもらえます。
理論上、債務整理は自身でも実行できますが、複雑な書類の作成や債権者との交渉などの手間がかかります。
債務整理の知識がない方が自身で実行する場合、調べつつ手続きを進める必要があり、時間がかかるため、おすすめはできません。
また、法律の知識がない方が自身で債務整理を実行すると、不利な和解内容を受け入れ、損失を被る可能性も考えられます。
時間や手間を短縮し、手続きをプロに任せたい方は、弁護士、司法書士事務所に相談しましょう。
しかし、司法書士は弁護士よりも可能な業務の範囲が狭く、裁判官との面接や免責審尋への出席を代理できません。
できるだけ手間を省きたい方は、弁護士が所属している事務所に依頼しましょう。
督促や取り立てを止めてもらえる
債務整理を弁護士、司法書士事務所に相談すると、催促や取り立てを止められます。
弁護士や司法書士が債務整理の手続きをはじめる際、債権者に対して受任通知を送付します。
受任通知には、債権者の催促や取り立てを止める効力があるため、精神的な負担を軽減したい方におすすめです。
なかには、債権者からの支払い催促の手紙や電話が負担になり、追い詰められている方もいるでしょう。
自身で催促や取り立てを止める手続きをおこなう場合、非常に手間がかかるため、精神的な負担をすぐに軽減したい方は、弁護士、司法書士事務所を利用してみてください。
債務整理を弁護士・司法書士事務所に相談するデメリット
債務整理を弁護士、司法書士事務所に相談する際は、メリット以外に次のようなデメリットもあります。
- 信用情報に傷がつく
- 連帯保証人に請求がいく場合がある
順番に解説するため、ぜひ参考にしてください。
信用情報に傷がつく
債務整理を弁護士、司法書士事務所に相談して実行すると、信用情報に傷がつきます。
信用情報に傷がつくと、次のようなデメリットがあります。
- クレジットカードの新規発行ができない
- ローンが組めない
- キャッシングができない
また、これまで利用していたクレジットカードは利用停止になり、非常に不便な生活を強いられます。
債務整理の実行を考えている方は、信用情報に傷がつき、不都合が生じると把握したうえで検討しましょう。
連帯保証人に請求がいく場合がある
債務整理を弁護士、司法書士事務所に依頼し、保証人がついている債務を整理すると、連帯保証人に請求がいきます。
連帯保証人が設定された債務を整理する予定の方は、連帯保証人への迷惑を考慮したうえで、実行するのかを慎重に検討する必要があります。
しかし、債務整理によっては、整理する債務を自身で選択できる場合もあるため、迷惑をかけたくない方は、連帯保証人がついていない債務のみを整理してください。
債務整理を相談する弁護士・司法書士事務所を選ぶポイント
債務整理を相談する弁護士、司法書士事務所を選ぶ際のポイントは、次の3つです。
- 債務整理の実績が豊富か
- 必要な費用について明確な説明があるか
- 気軽に相談しやすい雰囲気か
一つずつ解説します。
債務整理の実績が豊富か
債務整理を相談する弁護士、司法書士事務所を選ぶ際は、債務整理の実績が豊富な事務所を選びましょう。
実績がある事務所の方が、在籍している弁護士や司法書士の知識が豊富で、自身に最適な解決策の提示を受けられる可能性が高いです。
実績を確認する際は、弁護士、司法書士事務所の公式サイトを確認しましょう。
債務整理に関する相談件数や成功事例などを掲載している事務所は、弁護士や司法書士の質が高いと推測できます。
必要な費用について明確な説明があるか
債務整理を相談する弁護士、司法書士事務所を選ぶ際は、必要な費用を明確に提示している事務所を選びましょう。
債務整理を依頼する場合、着手金や報酬金、手数料などの、ざまざまな項目で費用が発生します。
なかには、費用を明確に提示せず、請求時に不明瞭な金額を上乗せする悪徳な事務所もあります。
余計な費用を支払わないためにも、公式サイトで必要な費用をすべて記載している事務所を選んでみてください。
公式サイトでの確認だけでは不安な方は、相談する際に明確な費用について確認しましょう。
気軽に相談しやすい雰囲気か
債務整理を相談する弁護士、司法書士事務所を選ぶ際は、相談しやすい雰囲気の事務所がおすすめです。
ただでさえ、弁護士、司法書士事務所と聞くと怖いイメージを持つ方が多いため、相談しにくい雰囲気の事務所を選ぶと、満足いく相談ができない場合があります。
弁護士、司法書士事務所によっては、無料相談を受け付けている場合が多く、手軽に事務所の雰囲気を確かめられます。
複数の事務所の無料相談を利用し、自身が最も相談しやすい雰囲気の事務所を選びましょう。
また、女性専用の窓口を提供している事務所もあるため、相談しにくい女性の方は、女性専用窓口の有無も確認してみてください。
債務整理の相談におすすめの弁護士・司法書士事務所5選
ここでは、債務整理の相談におすすめの弁護士、司法書士事務所を紹介します。
内容を確認し、自身に最適なサービスを提供している事務所を選びましょう。
はたの法務事務所
対応エリア | 全国 |
相談料金 | 無料 |
任意整理 | ■着手金 無料 ■基本報酬 1社22,000円〜 ■減額報酬 11%相当 |
個人再生 | 385,000円〜 |
自己破産 | 330,000円〜 |
- 全国出張費用が無料
- 司法書士歴27年の信頼実績
- 過払い報酬が業界最安値クラス
はたの法務事務所は、司法書士歴27年の実績と、相談実績が20万件以上ある法務事務所です。
多くの方が債務整理の相談をしており、実績豊富なため、安心して依頼できるのではないでしょうか。
さらに、着手金や相談料は無料です。全国の出張費もかからないことから、費用を抑えて依頼できます。
電話相談は無料、平日は8:30〜21:30まで受け付けており、仕事がある方も相談しやすいです。
また、Webからの無料相談も24時間受け付けています。電話する時間が確保できない方は、Webから相談してみてください。
東京ロータス法律事務所
対応エリア | 全国 |
相談料金 | 無料 |
任意整理 | ■着手金 1社22,000円〜 ■基本報酬 1社22,000円〜 ■減額報酬 11%相当 |
個人再生 | 330,000円〜 |
自己破産 | 220,000円〜 |
- 受任実績が7,000件以上と豊富
- 土日祝日も電話・メール相談可能
- 何度でも相談費用が無料
東京ロータス法律事務所は、東京に事務所を構えている法律事務所です。
弁護士が対応するため、司法書士にはできない、裁判官との面接や免責審尋への出席も可能です。
できるだけ手間をかけずに、弁護士に債務整理の手続きを代理して欲しい方は、東京ロータス法律事務所を選びましょう。
また、債務整理や借金に関するトラブルなどを多く対応してきた事務所のため、実績や知識が豊富です。
借金問題の解決はもちろん、精神的な負担の軽減も考え、充実したサポートを提供しています。
初回の相談費用は無料のため、費用が不安な方は無料相談だけでも利用してみてください。
ひばり法律事務所
対応エリア | 全国 |
相談料金 | 無料 |
任意整理 | ■着手金 1社22,000円〜 ■基本報酬 1社22,000円〜 ■減額報酬 11%相当 |
個人再生 | 330,000円〜 |
自己破産 | 220,000円〜 |
- 女性専用の相談窓口あり
- 何度でも相談料が無料
- 秘密厳守の相談だから安心
ひばり法律事務所は、債務整理に特化している法律事務所です。
幅広い業務を取り扱っている事務所も魅力的ですが、債務整理に特化している方が、豊富な経験から自身に最適な解決策が提示される可能性があります。
債務整理に特化しているものの、離婚や相続などの相談も受け付けていることから、借金問題に付随するトラブルや悩みがある方も安心です。
在籍しているのは全員弁護士のため、司法書士への依頼が不安に感じる方にもおすすめできます。
また、相談料は無料で、依頼するまで費用は発生しません。
過払い金に関しては、着手金や報酬金が無料のため、費用を抑えて依頼できます。
弁護士法人・響
弁護士法人・響は、東京や福岡、大阪など、支店をいくつも構えている弁護士法人です。
どの支店もアクセスしやすい立地のため、通いやすさ重視の方も満足できるでしょう。
また、今回紹介する弁護士、司法書士事務所の中で、最も在籍している弁護士の数が多いです。
公式サイトに記載されている人数のみで43名在籍しており、自身に最適な弁護士を見つけられる可能性が高いです。
事務所の中には、弁護士が数名のみ所属しており、選択肢が少なく不便に感じる場合もあります。
自身が納得できる弁護士に相談したい方は、弁護士法人・響を選んでみてください。
アヴァンス法務事務所
アヴァンス法務事務所は、借金返済や過払い金に関する相談を無料で受け付けている法務事務所です。
債務整理に特化していることから、豊富な経験と知識で最適な解決策が提示されるでしょう。
また、公式サイトに費用の詳細が提示されており、料金体系がわかりやすく、安心して依頼できます。
任意整理の着手金は1万1,000円(税込)からと低く設定されているため、費用を抑えた依頼が可能です。
まずは無料で相談し、雰囲気などを確認してみましょう。
債務整理の手続きの流れ
債務整理の手続きの流れは、種類によって異なります。
任意整理と個人再生、自己破産の流れに分けて解説するため、実行を検討している方は確認しましょう。
任意整理の流れ
任意整理の流れは、次のとおりです。
- 弁護士、司法書士事務所に相談
- 受任通知を送付
- 借金残高を計算
- 過払い金請求
- 和解交渉
- 借金の返済
任意整理は、将来の利息をカットし、完済を目指す手続きです。
そのため、受任通知を送付したあとに、借金残高を計算して過払い金請求を実行します。
自身でも手続きは可能ですが、手間と時間がかかることから、弁護士や司法書士に依頼する方が多いです。
個人再生の流れ
個人再生の流れは、次のとおりです。
- 弁護士、司法書士事務所に相談
- 受任通知を送付
- 取引履歴開示請求を実施
- 借金残高を計算
- 過払い金請求
- 財産や収入の調査
- 裁判所に個人再生の申し立て
- 個人再生委員の選任
- 返済のテスト
- 個人再生の手続き開始の決定
- 債権認否一覧表を提出
- 財産の報告書を提出
- 再生計画案を作成
- 再生計画案の認可
個人再生は、債務整理の中でも手順が多いです。
多くの書類を作成し、提出する必要があるため、手間をかけたくない方は弁護士や司法書士に依頼しましょう。
自己破産の流れ
自己破産には、同時廃止事件や管財事件、少額管財事件の3つの種類があり、手順が異なります。
今回は、同時廃止事件の手続き方法について、確認しましょう。
- 弁護士、司法書士事務所に相談
- 書類を作成
- 自己破産を申し立てる
- 自己破産手続き開始の決定
- 同時廃止の決定
- 免責の許可
まずは、弁護士、司法書士事務所に相談し、裁判所に書類を提出して手続きをはじめます。
借金額や財産などのさまざまな項目を考慮し、最終的に自己破産が認められるため、自己破産できるかどうかケースによって異なります。
まとめ
今回は、債務整理の基本情報や相談窓口、事務所に相談するメリット、デメリットなどについて解説しました。
最もおすすめの債務整理の相談窓口は、無料で法律相談ができる法テラスです。
法律の知識や弁護士、司法書士事務所の情報を提供しているため、まずは法テラスに相談してみましょう。
しかし、あくまでも相談窓口はサポートであり、債務整理を実行する場合は弁護士、司法書士事務所に依頼する必要があります。
記事内で紹介した事務所は、どれも実績があり信頼できるため、費用や事務所の場所などを参考に、自身に最適なものを選んでみてください。