PayPay経済圏と楽天経済圏はどっちがお得?クレカやスマホ決済を徹底比較!

PayPay経済圏と楽天経済圏はどっちがお得?クレカやスマホ決済を徹底比較!
記事のまとめ

PayPay経済圏と楽天経済圏のどちらがお得かは人によって異なる

PayPay経済圏が向いている方
  • すでにPayPayを利用している方
  • Yahoo!ショッピングで買い物をする方
  • Softbank、Y!mobileユーザーの方
楽天経済圏が向いている方
  • すでに楽天サービスを利用している方
  • 楽天市場で多くの買い物をしたい方
  • 楽天モバイルユーザーの方

経済圏はサービスを比較してお得な方を選ぼう!

現在、国内ではPayPay(ペイペイ)経済圏と楽天経済圏が人気です。

お得にポイントを貯めたい方のなかには「PayPay経済圏と楽天経済圏どっちの方がお得なのか」と考える方もいるでしょう。

結論、PayPayやYahoo!ショッピングを利用している方はPayPay経済圏、楽天のサービスを利用する機会が多い方は楽天経済圏がおすすめです。

本記事ではPayPay経済圏と楽天経済圏のどちらがお得なのか徹底比較しつつ、それぞれの経済圏のメリットやデメリットをまとめています。

自身に向いている経済圏を知り、ぜひお得に活用してみてください。

この記事でわかること

PayPay経済圏でのおすすめはコレ!

PayPayカード
出典:PayPayカード
※本ページはプロモーションが含まれています
こんな方におすすめ!
  • PayPay払いをよく利用する
  • Yahoo!ショッピングをよく利用する
  • クレジットカードがすぐに使いたい
年会費無料
国際ブランドJCB
Mastercard
VISA
ポイント還元率1.0%〜5.0%
申し込み対象18歳〜
メリット
PayPay残高チャージに唯一対応
最大5%のポイント還元
申し込み&審査で最短5分で使える
デメリット
楽天・Amazonの還元率が低い
ヤフーカード会員は特典対象外

旅行やショッピング保険が付帯しない
目次

そもそも経済圏とは

まずは、経済圏についての基本的な情報を知っておきましょう。

日常生活で使用するサービスを特定の企業でまとめること

経済圏は、日常生活で利用するサービスを特定の企業のサービスにまとめることです。

経済圏と呼ばれる言葉は近年、お金やサービスに関する情報を発信しているテレビやYouTubeの影響で広く知られるようになりました。

主な人気の経済圏

主な人気の経済圏を5つ、次の表にまとめています。経済圏ごとに取扱のあるポイントの種類や代表的なサービスが異なります。

利用しているサービスがとくに多い経済圏を選ぶと、お得に生活できるでしょう。

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名称ポイントの種類特徴代表的なサービス
楽天経済圏楽天ポイント楽天サービスで
ポイント獲得量大幅アップ
・楽天市場
・楽天カード
・楽天モバイル
・楽天銀行
・楽天証券
PayPay経済圏PayPayポイントSoftBankサービスで
ポイント獲得量大幅アップ
・Yahoo!ショッピング
・PayPayカード
・SoftBank
・Y!mobile
・SoftBank光
・PayPay銀行
・PayPay証券
au経済圏Pontaポイントauサービスで
ポイント獲得量大幅アップ
・au
・povo
・UQモバイル
・au PAY カード
auカブコム証券
・auじぶん銀行
docomo経済圏dポイントdocomoサービスで
ポイント獲得量大幅アップ
・dカード
・docomo
・ドコモ光
・ドコモでんき
・dカード特約店
・dカードポイントモール
イオン経済圏WAONポイントイオングループのサービスで
ポイント獲得量大幅アップ
・イオン
・ウエルシア
・イオンモバイル
・イオン銀行
・イオンカード
・WAON

【比較】楽天経済圏とPayPay経済圏のサービス一覧

楽天経済圏とPayPay(ペイペイ)経済圏をサービスごとに比較します。

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サービスカテゴリ楽天経済圏のサービス名PayPay経済圏のサービス名
ポイント楽天ポイントPayPayポイント
キャッシュレス決済楽天ペイPayPay
クレジットカード楽天カードPayPayカード
ECサイト楽天市場Yahoo!ショッピング
LOHACO
モバイルキャリア楽天モバイルSoftBank
Y!mobile
LINEMO
銀行楽天銀行PayPay銀行
投資楽天証券PayPay証券
保険楽天生命
楽天損保
PayPayほけん
インターネット楽天ひかりSoftBank 光
SoftBank Air
電気楽天でんきSoftBank でんき
旅行、レジャー楽天トラベルYahoo!トラベル
ふるさと納税楽天ふるさと納税さとふる
ふるなび
ふるさとチョイス
フリマアプリラクマヤフオク
PayPayフリマ

主要なサービスを詳しく比較するため、自身にあうサービスや経済圏を選ぶ参考にしてください。

比較1:キャッシュレス決済

楽天ペイとPayPayのどっちがお得なのかを比べてみましょう。

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楽天ペイPayPay
ポイント還元率1.0~1.5%0.5~1.5%
加盟店数500万店舗以上※1410万店舗以上※2
※1:2020年時点(楽天ポイント、楽天Edy加盟店を含む)※2:2023年3月時点

キャッシュレス決済は、楽天ペイのほうがお得にポイントを獲得できます。

楽天ペイは楽天カードと連携するのみで還元率が1.5%になる一方、PayPayは還元率アップの達成条件が難しいためです。

ただし、PayPayはキャンペーンが充実しており、小規模な店舗でも幅広く利用できるというメリットがあります。

キャッシュレス決済は、自身が利用する店舗や還元率、キャンペーンなどを考慮して選びましょう。

比較2:クレジットカード

楽天カードとPayPayカードをそれぞれ比較した表は、次のとおりです。

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楽天カードPayPayカード
カードデザイン楽天
ポイント還元率通常:1.0%
楽天市場:3.0%
公共料金:0.2~1.0%
通常:1.0%
Yahoo!ショッピング:5.0%
公共料金:1.0%
年会費無料無料
国際ブランドVisa
Mastercard
JCB
American Express
Visa
Mastercard
JCB
追加カード家族カード:無料
ETCカード:年会費550円
(会員ランクにより無料)
家族カード:無料
ETCカード:年会費550円
旅行傷害保険海外:最高2,000万円
公式サイト詳細を見る詳細を見る
※料金はすべて税込表示です。

楽天カードは月の利用料に対してポイントが付与されますが、PayPayカードは決済ごとにポイントが貯まります。

決済ごとのポイント付与だと100円未満は切り捨てられるため、月の利用料金が同じでも貯められるポイントは楽天カードのほうが多くなります。

ただし、PayPayカードは公共料金の支払いも還元率が1.0%で固定のため、公共料金をクレジットカードで支払うのであればPayPayカードのほうがお得です。

公共料金の還元率や追加カードなども考慮して、お得になる方を選びましょう。

比較3:インターネットショッピング

楽天経済圏には楽天市場、PayPay経済圏はYahoo!ショッピングがあります。

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楽天市場Yahoo!ショッピング
ポイント還元率通常:3倍(楽天カード決済)
最大:17倍
通常:5.0%(PayPayカード決済)
LYPプレミアム会員:+2.0%
定期キャンペーン5と0のつく日:+1倍
ワンダブルデー:最大3倍
ご愛顧感謝デー:最大3倍
5のつく日:+4.0%
ゾロ目の日:開催時による
肉の日:+4.0~5.0%
不定期キャンペーンお買い物マラソン:最大11倍
勝ったら倍:最大2倍
楽天イーグルス感謝祭:最大4倍
超PayPay祭:開催時による
買いだおれ:最大10.0%
買う!買う!サタデー:4.0%

どちらのインターネットショッピングも還元率が上がるキャンペーンが充実しており、お得に買い物ができます。

Yahoo!ショッピングはPayPayカードの利用で簡単に5.0%の還元率になるため、買い回りが面倒な方に向いています。

一方、楽天市場はキャンペーンの還元率が高く、計画的に買い物をできる方であればお得です。

簡単に還元率を上げたい方はYahoo!ショッピング、買い回りでお得に買い物をしたい方は楽天市場がよいでしょう。

比較4:モバイルキャリア

楽天経済圏とPayPay経済圏のモバイルキャリアを比較してみましょう。

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楽天モバイルY!mobaile
月額料金3GBまで:968円
3GB超20GBまで:2,068円
20GB超:3,168円
4GB:2,365円
20GB:4,015円
30GB:5,115円
通話料金無料(Rakuten Linkアプリ)
30秒:22円
15分(標準)通話かけ放題:月1,100円
30秒:22円
1回10分以内の通話無料:月880円
国内通話かけ放題:月1,980円
特典楽天SPU+4倍家族割引サービス:毎月1,100円割引
※料金はすべて税込表示です。

モバイルキャリアは、楽天モバイルのほうが料金が安く設定されており、ポイント還元の特典もあります。

楽天モバイルはデータ利用容量に応じて料金が決まるため、あまりデータを利用しなければ安い料金で利用できます。

ただし、楽天モバイルはインターネットのつながりが悪いケースもあるため、注意が必要です。

インターネットのつながりを重視する方は、Y!mobaileを選びましょう。

比較5:銀行

楽天経済圏とPayPay経済圏の銀行は、次の表を参考にしてみてください。

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楽天銀行PayPay銀行
普通預金金利0.02~0.1%0.001%
ATM入出金手数料3万円以上:無料
3万円未満:220~275円
最大月7回無料
3万円以上:無料
3万円未満:165~330円
月1回無料
振込手数料同行:無料
他行:145円
最大月3回無料
同行:無料
他行:145円
三井住友銀行無料
利用可能ATMセブン銀行
ローソン銀行
イーネット(ファミリーマート)
イオン銀行
ゆうちょ銀行
三菱UFJ銀行など
セブン銀行
ローソン銀行
イーネット(ファミリーマート)
イオン銀行
ゆうちょ銀行
三井住友銀行など
※料金はすべて税込表示です。

楽天銀行のほうが普通預金金利が高いため、金利を重視する方には楽天銀行がおすすめです。

楽天証券と連携すれば普通預金金利は0.1%になり、PayPay銀行の100倍も異なります。

また楽天銀行は、会員ステージに応じてATM手数料や振込手数料が無料になるため、節約になります。

PayPay銀行は、スマートフォンアプリで入出金できるためキャッシュカードを持ち歩かなくて済む点がメリットです。

コスト面では楽天銀行、機能面ではPayPay銀行が優れています。

比較6:証券

楽天経済圏とPayPay経済圏の証券口座を比較した表は、次のとおりです。

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楽天証券PayPay証券
口座開設数1,000万口座(2023/12)100万口座(2024/2)
取扱銘柄数
(投資信託)
2,261本(2024/3)400本程度(2024/2)
新NISA
クレカ積立
クレカ積立ポイント還元0.5%(楽天カード利用時)
※代行手数料0.4%未満の銘柄
0.7%

証券口座は取扱銘柄が多い、楽天証券のほうが優れています。

口座開設数も楽天証券のほうがPayPay証券より10倍も多く、さまざまな方に利用されているため安心できます

PayPay証券も口座開設数や取扱銘柄数が増えており、クレカ積立のポイント還元率が高い点がメリットです。

これから証券口座を開設する方は、さまざまな方に利用されている楽天証券がおすすめです。

比較7:インターネット回線

最後に楽天経済圏とPayPay経済圏のインターネット回線を比較してみましょう。

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楽天ひかりSoftbank光
月額費用戸建:5,280円
マンション:4,180円
戸建:5,720円
マンション:4,180円
回線速度最大1Gbps最大1Gbps
工事費~22,000円~31,680円
契約年数2年、3年2年、5年
特典楽天モバイルとのセット利用で
半年間無料+還元率アップ
他社からの乗り換えで
6か月目まで毎月980円
※料金はすべて税込表示です。

楽天ひかりは初期費用として大きい工事費が抑えられるうえに、戸建てであれば月額費用がSoftbank光よりも安く済みます。

Softbank光はSoftbankやY!mobileの料金が毎月割引になる「おうち割」があり、通信費がお得になります。

インターネット回線は、契約特典やスマートフォンの利用とセットで比較して選びましょう。

PayPay経済圏のメリット4選

次に、PayPay経済圏のメリットについて解説します。

メリット1:PayPayを利用できる店舗が多い

PayPay経済圏最大のメリットは、PayPayを利用できる店舗が多い点です。国内におけるキャッシュレス決済はPayPayの利用が主流です。

大型店舗から小規模店舗までPayPayの支払いに対応しているため、PayPayを利用しながら効率的にポイントを貯められます。

PayPayを利用できる店舗の一例は、次のとおりです。

  • セブン-イレブンやファミリーマートなどのコンビニ
  • イトーヨーカドーや西友などのスーパー
  • マクドナルドやすき家などの飲食店
  • マツモトキヨシやウェルシアなどのドラッグストア

ほかにもPayPayはさまざまな店舗で利用でき、ポイントを貯められます。

メリット2:PayPayポイントは有効期限がない

PayPay経済圏のメリットは、PayPayポイントに有効期限が設けられていないことです。

PayPayを利用したショッピングやサービスはPayPayポイントが還元されます。

PayPayポイントは各種サービスの支払いに利用可能です。有効期限が設けられていないため、期限を気にして余計な買い物をする必要がありません。

PayPayポイントを効率的に貯めたい場合は、PayPayカードを発行しましょう。PayPayとの組み合わせで最大1.5%のポイント還元が受けられます。

PayPayとの併用で最大1.5%の高還元!

メリット3:Yahoo!ショッピングの買い回りが不要

Yahoo!ショッピングの買い回りが不要な点もPayPay経済圏のメリットです。

Yahoo!ショッピングでは、毎日誰にでもPayPayポイントが5%付与される還元サービスがあります。

また、還元率の高いボーナスストアや還元率の高い日をうまく利用すればPayPayポイントの付与率をさらに高められます。

楽天市場ではポイント還元率を高めるために、キャンペーン期間中の買い回りが必要になるため、手間に感じる方もいるでしょう。

PayPayポイントの付与には買いまわりが不要なので、ポイントを獲得するために無駄な買い物をする必要がありません。

メリット4:PayPayで税金や公共料金の支払いが可能

PayPay経済圏のメリットは、PayPayで税金や公共料金の支払いが可能であることです。

PayPayアプリには「PayPay請求書払い」と呼ばれるサービスが付帯されています。

PayPay請求書払いを利用すると、自動車税や国保料、水道料金などをその場でPayPayにより支払えます。

納付書のバーコードをアプリで読み込むのみでよいため、支払いのために銀行やコンビニへ足を運ぶ必要がありません。

また、自動車税や固定資産税などの税金以外の内容はPayPayポイントやPayPayマネーライトによる支払いが可能である点も魅力です。

PayPay請求書払いによるPayPayポイントの還元はないものの、PayPayステップのカウント対象であるため、翌月の付与率を高められます。

PayPay経済圏のデメリット3選

次に、PayPay経済圏のデメリットについて解説します。

デメリット1:PayPay払いの種類が複雑でややこしい

PayPay経済圏のデメリットは、PayPay払いの種類が複雑でややこしさを感じることです。

PayPay払いには、PayPayマネー、PayPayマネーライト、PayPayポイントの3種類があります。

支払いの種類ごとにアプリへのチャージ方法や利用可能店舗が異なるため、複雑でややこしく感じる方もいるでしょう。

たとえばAmazonでの買い物にはPayPayマネーとPayPayポイントが利用できますが、PayPayマネーライトは利用できません。

PayPay経済圏を利用する場合には、PayPay払いの種類ごとにアプリのチャージ方法や利用店舗などを把握しておく必要があります。

デメリット2:PayPay関連の変更点が多い

PayPay関連の変更点が多いことも、PayPay経済圏のデメリットといえるでしょう。

2022年から2023年にかけてPayPay関連の変更点は多数ありました。

PayPay関連のサービス内容には日々変更が加えられているため、お得な情報を見逃さないためにもこまめなチェックが必要です。

デメリット3:PayPayステップの達成条件が厳しい

PayPay経済圏のデメリットは、PayPayステップの達成条件が厳しいことです。

PayPayステップはPayPayアプリやPayPayカードの利用状況に応じて、ショッピングの際にもらえるポイントの付与率を上げられるプログラムです。

PayPayステップの達成条件は2つあり、合計30回かつ200円以上の決済回数と合計10万円以上の決済金額をクリアしなければなりません。

決済回数をクリアできたとしても、毎月10万円以上の支払いは非常に困難です。

そのため、PayPayカードゴールドの利用などを駆使しながらプログラムをお得に利用しましょう。

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楽天経済圏のメリット4選

次に、楽天経済圏のメリットについて解説します。

メリット1:楽天ポイントが貯まる

楽天経済圏における最大のメリットは、楽天ポイントが貯まることです。

楽天ポイントは楽天市場をはじめとする楽天の各種サービスや、楽天ポイント加盟店の利用でお得に貯められます。

また、楽天市場では楽天SPU(スーパーポイントアップキャンペーン)が実施されています。

楽天SPUは楽天グループのサービス利用状況に応じて、楽天市場で買い物をした際のポイント還元率を上げられるプログラムです。

たとえば、楽天カードを発行して楽天市場の支払いに利用するだけで、ポイントが+2倍になります。

楽天グループサービスを利用すればするほど楽天市場でのポイント還元率がUPするため、ぜひ活用してみてください。

楽天市場でポイントが2倍以上貯まる!

メリット2:ポイントの使い道が幅広い

ポイントの使い道が幅広いことも、楽天経済圏のメリットといえるでしょう。

楽天ポイントは楽天市場をはじめとした楽天グループのサービスのみならず、提携店舗での利用が可能です。

楽天ポイントが利用できる店舗の一例は、次のとおりです。

  • ファミリーマート
  • ケンタッキーフライドチキン
  • 西友
  • くすりの福太郎
  • スポーツデポ

飲食チェーンやコンビニをはじめ、ファッションやスポーツまでさまざまな店舗でお得に利用できます。

メリット3:固定費を抑えられる

固定費を抑えられる点も楽天経済圏のメリットです。

楽天が提供している楽天モバイル、楽天エナジーなどのサービスを利用すれば、固定費の節約になるうえにポイントも貯められます。

また、貯めた楽天ポイントを各種サービスの支払いに充てられるため、さらに固定費を抑えられます。

楽天はさまざまなサービスを提供しており、固定費を削減できる点が楽天経済圏の魅力です。

メリット4:管理がしやすい

楽天経済圏は、さまざまなサービス利用が管理しやすい点もメリットです。

楽天グループのサービス利用状況は楽天アカウントに統一され購入履歴や貯めたポイントなどをすぐに確認できます

また、楽天のサービスは「楽天」とついているものが多く、一目でわかりやすいのも特徴です。

PayPay経済圏のサービスは、Yahoo!ショッピングやLOHACO、Softbankなど、PayPayとつかない名称も多いため、慣れていない間は複雑に感じます。

楽天経済圏はPayPay経済圏と比べてサービスがわかりやすく、管理がしやすいと感じる方も多いでしょう。

楽天経済圏のデメリット3選

次に、楽天経済圏のデメリットについて解説します。

デメリット1:つい無駄な買い物をしてしまう

楽天経済圏のデメリットは、つい無駄な買い物につながることです。

楽天市場ではお買い物マラソンと呼ばれる、買い回りによるポイントアップキャンペーンが実施されています。

利用したショップ数に応じてポイントの還元率が変動するため、買えば買うほどお得になります。

そのため、ポイント還元率をアップさせたい気持ちから不要な買い物につながるケースがあります。

デメリット2:定期的に改悪がある

定期的なポイント改悪が見られる点も、楽天経済圏のデメリットといえるでしょう。

楽天では2020年頃から楽天ポイントに関する改悪が続いています。

最近では5と0のつく日に楽天市場を利用した場合のポイント還元率が5.0%から4.0%へ引き下げられました。

楽天ではさまざまなサービスがお得に利用できるため、各種サービスでのイベントやキャンペーンの皺寄せがきているとも考えられています。

改悪が緩和される可能性はもちろんあるため、今後の動向にも注目しましょう。

デメリット3:キャンペーンの参加にエントリーが必要

楽天経済圏のデメリットは、キャンペーンの参加にエントリーが必要であることです。

楽天市場や楽天ポイントでは、定期的にお得なポイントアップキャンペーンが実施されています。

ただし、基本的にエントリーが必要なため注意が必要です。エントリーは買い物や支払いの前に実施しておかなければならないキャンペーンもあります。

エントリーをおこなわずに買い物をした場合、ポイントアップの恩恵が受けられません。

そのため、キャンペーンへのエントリーを都度実施しなければならない点を面倒に感じるケースがあります。

PayPay経済圏が向いている方の特徴4選

ここでは、PayPay経済圏が向いている方の特徴を紹介します。

①すでにPayPayを利用している方

PayPay経済圏は、すでにPayPayを利用している方におすすめです。

PayPayポイントが貯められるサービスは多数あるほか、PayPayを利用できる店舗も幅広くあります。

大型店舗から小規模店舗まで対応しているため、PayPayを利用しながら効率的なポイント獲得が可能です。

アプリをダウンロードすればはじめられるため、まだ利用していない方でもすぐにPayPay経済圏にシフトできます。

②Yahoo!ショッピングで買い物をする方

Yahoo!ショッピングで買い物をする方もPayPay経済圏がおすすめです。

Yahoo!ショッピングを利用するとお得にPayPayポイントを貯められます。

数あるネットショッピングの中でもとくにYahoo!ショッピングの利用割合が高い方は、ぜひPayPay経済圏を利用してみてください。

③ZOZOでよく買い物をする方

PayPay経済圏は、ZOZOでよく買い物をする方にもおすすめです。

今やキャッシュレス決済の主流であるPayPayでは、2023年10月からPayPayアプリ経由でZOZOの利用を可能にしています。

ZOZOの買い物にPayPay残高が利用できるほか、PayPay決済額の0.5%がポイントとして還元されます。

Yahoo! JAPANのID連携ですぐに利用できるため、ZOZOでよく買い物をする方はPayPay経済圏の利用をぜひ検討してみてください。

④SoftbankやY!mobileユーザーの方

すでにSoftbankやY!mobileを利用している方は、PayPay経済圏が向いています。

SoftbankやY!mobileユーザーはPayPayポイントが貯まりやすく、普段の買い物や固定費がお得になるためです。

Softbankにはポイント還元率が上がるプランがあり、Y!mobileにはYahoo!ショッピングでポイントが貯まりやすいなどのメリットがあります。

現在SoftbankやY!mobileユーザーの方は、PayPay経済圏を活用すれば家計の節約が可能です。

楽天経済圏が向いている方の特徴4選

次に、楽天経済圏が向いている方の特徴を紹介します。

①すでに楽天サービスを利用している方

楽天経済圏は、すでに楽天サービスを利用している方におすすめです。

楽天ではショッピングからビジネス利用まで、さまざまなカテゴリに対応したサービスを多数展開しています。

楽天サービスのカテゴリと種類を次の表にまとめています。すでに利用しているサービスがある方は、楽天経済圏へのシフトを検討してみてください。

カテゴリ楽天サービスの種類
ショッピング・楽天市場
・楽天ブックス
・楽天マンガ など
旅アウトドア・楽天トラベル
・楽天GORA
・楽天オート
・楽天チケット
マネーサービス・楽天カード
・楽天銀行
・楽天証券 など
エンタメサービス・楽天TV
・楽天占い
・楽天ペイ など
ライフサービス・楽天ビューティ
・楽天ブロードバンド
・楽天車検
ビジネス利用・楽天トラベル
・楽天GORA
・楽天早トク給与
その他・楽天Web検索
・楽天スーパーポイントギャラリー
・楽天リサーチ など

②楽天市場で多くの買い物をしたい方

楽天経済圏は、楽天市場で多くの買い物をしたい方におすすめです。

楽天市場では0と5のつく日やお買い物マラソンなど、ポイント還元率がアップするお得なキャンペーンが日々おこなわれています。

そのため、楽天市場の利用頻度が高く、楽天市場で多くの買い物をしたい方はぜひ楽天経済圏を利用しましょう。

楽天経済圏を活用すれば多くのポイントを貯められて、買い物や食事などがお得になります。

③楽天モバイルを利用している方

楽天モバイルを利用している方も、楽天経済圏の利用がおすすめです。

楽天モバイルユーザーは楽天市場における還元率も高くなるため、楽天サービスをお得に利用できます。

楽天モバイルのみ利用している方は、ぜひ楽天経済圏に関連するサービスもチェックしてみてください。

楽天経済圏の移行で楽天ポイントを上手に貯められれば、スマートフォンの通信量をポイントで支払うことも可能です。

④NISAやiDeCoの積み立てをしたい方

今後NISAやiDeCoの積み立てをしたい方は、楽天経済圏が向いています。

楽天証券は取扱銘柄数が多いうえに、クレカ積立で最大1.0%のポイント還元があるため、お得に資産運用ができます。

また、楽天証券はキャンペーンやセミナー、コラムなどが充実しており投資初心者でもはじめやすい証券口座です。

資産運用に興味がある方は、楽天証券でNISAやiDeCoで積み立てをはじめましょう。

楽天経済圏やPayPay経済圏に関するよくある質問

楽天経済圏やPayPay経済圏に関するよくある質問について項目ごとに解説します。

自身にあう経済圏を利用するために、各経済圏に関する疑問点を一つでも解消しておきましょう。

楽天経済圏とPayPay経済圏を併用して利用しても大丈夫ですか?

楽天経済圏とPayPay経済圏を併用して利用しても問題ありません。むしろ、二つの経済圏を併用したほうがお得にポイントを貯められます。

購入する店舗や買い物のタイミングにより還元率も異なるため、どちらがよりお得になるのかを検討しながら、うまく活用するとよいでしょう。

また、楽天ポイントとPayPayポイントでは対応店舗も異なるため、二つのポイントを併用すればより多くのサービスに対応できます。

楽天経済圏とPayPay経済圏でお得なイベントはありますか?

楽天経済圏とPayPay経済圏ではさまざまなイベントやキャンペーンが実施されています。

それぞれのイベント内容を次の表にまとめているため、ぜひお得に利用してみてください。

スクロールできます
経済圏イベント名イベント内容ポイント還元率
楽天経済圏毎月0と5の付く日
ポイント4倍
毎月0と5の付く日に楽天カードを利用して楽天市場で買い物をすると
還元ポイントが通常の4倍になるポイントアップキャンペーン
最大4倍
お買い物マラソン買い物をしたショップ数に応じてポイントがアップするキャンペーン最大11倍
PayPay経済圏超PayPay祭全国の加盟店やオンラインショップなどで
通常時よりもPayPayポイントが多く付与されるキャンペーン
最大5%
(上限あり)
PayPayジャンボ対象店舗でPayPay支払いをおこない抽選に当選すると
決済金額の一部や全額がキャッシュバックされるキャンペーン
最大全額分の
ポイント還元
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楽天経済圏やPayPay経済圏はどっちがお得にポイ活できますか?

楽天経済圏とPayPay経済圏のどっちがお得にポイ活できるかは、利用するサービスにより異なります。

楽天経済圏は初心者でもはじめやすく、さまざまなサービスでポイントを貯められる点が特徴です。

一方、PayPay経済圏はSoftbankやY!mobileユーザーであれば、ポイントが貯まりやすい傾向があります。

ポイ活初心者であれば楽天経済圏、SoftbankやY!mobileユーザーであればPayPay経済圏を活用するとよいでしょう。

まとめ

PayPay経済圏は、PayPayを利用できる店舗が多く、Yahoo!ショッピングの買い回りが不要な点などがメリットです。

一方、楽天経済圏はポイントの使い道が幅広い点や、固定費を抑えられるなどの魅力があります。

PayPay経済圏はPayPayやYahoo!ショッピングを利用している方、楽天経済圏は楽天のサービスを利用する機会が多い方に向いてます

PayPay経済圏はPayPayカード、楽天経済圏は楽天カードを発行すれば、より多くのポイントを貯められてお得です。

それぞれの経済圏を活用する方は、クレジットカードを発行して買い物や食事で効率よくポイントを貯めましょう。

PayPayとの併用で最大1.5%の高還元!

楽天市場でポイントが2倍以上貯まる!

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※2024年4月時点の情報です。
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<参考>
楽天
PayPay

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