dカードゴールドは、付帯サービスや保険が充実している上にポイントが貯まりやすいクレジットカードです。
ただし、docomoユーザーでないと得られるメリットが少ないため、評判を参考によく検討する必要があります。本記事では、メリットやデメリット、dカードとの違いも解説するため、ぜひ参考にしてください。
おすすめクレジットカード比較表
クレジットカード | 年会費 | ポイント還元率 | 還元率UP | キャンペーン |
---|---|---|---|---|
JCBカードW | 永年無料 詳しく見る | 1.00%~10.50% ※3 | 【最大21倍】 Amazon セブンイレブン | 最大13,000円 キャッシュバック※4 詳細を見る |
楽天カード | 永年無料 詳しく見る | 1.0%〜3.0% | 【最大17倍】 楽天市場 楽天トラベル | 最大5,000円相当 プレゼント 詳細を見る |
ライフカード | 永年無料 詳しく見る | 0.5% | 【最大25倍】 楽天市場 るるぶトラベル | 最大10,000円 キャッシュバック 詳細を見る |
PayPayカード | 実質無料 ※学生無料 詳しく見る | 1.0~5.0% | 【最大5%】 Yahoo!ショッピング ※5のつく日は+4% | 特典 PayPayステップ ポイント還元率 0.5%アップ 詳細を見る |
セゾンdigital | 永年無料 詳しく見る | 0.30%~3.3% | 【最大8%OFF】 tabiデスク | 最大6,000円相当 プレゼント 詳細を見る |
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dカードゴールドとは
まずは、dカードゴールドの概要を解説します。年会費やポイントの還元率、入会条件などを把握していない方は、はじめに確認しましょう。
dカードゴールドの概要
年会費 | 1万1,000円 |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 初年度無料 |
国際ブランド | ・VISA ・Mastercard |
付帯保険 | ・国内旅行傷害保険 ・海外旅行保険 |
電子マネー | iD |
ポイント還元率 | 1.0% |
入会条件 | ・満20歳以上 ・安定した継続収入がある ・個人名義・本人名義の口座を支払い口座に設定 ・dカードが定める条件を満たす |
dカードゴールドは、年会費1万1,000円(税込)で発行できるクレジットカードです。
もちろん、ETCカードや家族カードも発行できます。旅行保険は、国内、海外旅行傷害保険が付いているため、安心して旅行を楽しめます。
入会条件の年齢は、満20歳以上に設定されている点に注意しましょう。他のクレジットカードの中には、満18歳以上で発行できるものも多いですが、ゴールドカードであるdカードゴールドは高めに設定されています。
また、年会費無料のクレジットカードと比較すると年会費が高いため、付帯サービスや保険の内容と比較して、納得できる場合に申し込んでみてください。
dカードゴールドとdカードの違い
dカードは、通常のものとdカードゴールドを提供しています。比較して違いを解説すると、次のとおりです。
dカードゴールド | dカード | |
---|---|---|
年会費 | 1万1,000円 | 無料 |
ケータイ補償 | 最大10万円 | 最大1万円 |
海外旅行傷害保険 | 最大1億円 | 最大2,000万円 |
国内旅行傷害保険 | 最大5,000万円 | 最大1,000万円 |
利用限度額 | 300万円 | 100万円 |
dカードゴールドは1万1,000円(税込)の年会費が発生しますが、dカードは無料で発行できます。
しかし、年会費が高額な分、dカードゴールドは付帯保険サービスが充実しているため、人によっては発行するメリットが大きいでしょう。
たとえば、dカードゴールドは、携帯電話の補償であるケータイ補償が最大10万円(税込)まで受けられます。dカードは最大でも1万円(税込)のため、買い換えるとなると補償のみでは足りないでしょう。
また、旅行保険の内容も大きく異なります。dカードゴールドは最大1億円(税込)ですが、dカードは最大でも2,000万円(税込)までの補償です。
年会費や付帯サービス、保健などのさまざまな項目で比較し、自身に最適な方を申し込みましょう。
dカードゴールドを利用するメリット
dカードゴールドを利用するメリットは、次の5つです。
一つずつ解説します。
docomoユーザーはポイントが貯めやすい
dカードゴールドは、docomoユーザーがポイントを貯めやすいクレジットカードです。ドコモケータイの利用料金を支払う際、dカードゴールド会員の方は利用料金の10%がポイントとして還元されます。
通常のdカードの会員は、携帯料金の支払いにdカードを設定しても、ポイント付与の対象外のため、dカードゴールド限定のメリットといえます。
さらに、携帯電話のdocomo回線のみでなく、ドコモ光も10%のポイント付与の対象です。docomoが提供しているサービスを多く契約している方は、効率的にポイントを貯められるでしょう。
docomoユーザーやドコモ光、ドコモでんきなどのサービスを利用している方は、ぜひ申し込んでみてください。
特約店での利用でポイント還元がアップ
dカードの特約店で買い物をすると、100円(税込)で1ポイント還元される決済ポイントに上乗せする形で、さらにポイントが付与される仕組みです。
そのため、普段から利用している店が特約店の場合、効率的にポイントを貯められます。dカードの特約店の一例を紹介すると、次のとおりです。
ノジマ | 100円ごとに1%+3%割引 |
ENEOS | 200円ごとに1.5% |
オリックスレンタカー | 100円ごとに4% |
JAL | 100円ごとに2% |
高島屋 | 200円ごとに1.5% |
特約店によって、どの程度のポイントが上乗せされるのかは大きく異なります。また、ポイントの上乗せのみでなく、料金から割引を受けられるお店もあるため、非常にお得です。
dカードの公式サイトで特約店の一覧を確認し、頻繁に利用する店が対象の場合は、dカードゴールドの申し込みを検討してみてください。
海外旅行保険やサポートが豊富
dカードゴールドは、海外旅行傷害保険やサポートが充実しています。そのため、海外旅行に行く機会が多い方にとっては、大きなメリットです。
海外旅行傷害保険の内容をまとめて紹介します。
傷害死亡 | 1億円 |
障害後障がい | 400万円〜1億円 |
傷害、疾病治療費用 | 300万円 |
賠償責任 | 5,000万円 |
携行品損害 | 最高50万円 |
救援者費用 | 500万円 |
海外航空便遅延費用特約 | ・宿泊施設の客室料:3万円 ・交通費、旅行サービス取消料:1万円 ・食事代:5,000円 ・手荷物遅延:3万円 上記いずれかの高い金額を補償 |
dカードゴールドの海外旅行傷害保険は、最高1億円(税込)に設定されています。治療費でも300万円(税込)まで補償されるため、安心して海外旅行を楽しめるでしょう。
また、海外旅行傷害保険のみでなく、dカード トラベルデスクも利用できます。dカード トラベルデスクとは、世界各地で日本語によるサポートが受けられるサービスです。
便利で安心な旅行を楽しみたい方は、旅行中の保証が充実したdカードゴールドに申し込みましょう。
年間100万円以上の利用で特典有り
dカードゴールドは、年間100万円(税込)以上利用すると特典が付与されます。クレジットカードの中には、いくら利用しても特典が付与されなかったり、付与されても充実した内容ではなかったりする場合もあります。
しかし、dカードゴールドの利用額特典は、非常にお得な内容です。特典の内容は、年間利用金額によって次のように異なります。
100万円以上の利用 | 1万1,000円相当のクーポン |
200万円以上の利用 | 2万2,000円相当のクーポン |
年間利用額に応じて、最大2万2,000円相当のクーポンが付与され、次のような商品と交換できます。
・dファッション内の商品
・dブック内の商品
・dショッピング内の商品
自身の好みにあわせてクーポンを利用できるため、使い道に困る心配はありません。年間の利用額が高額な方は、dカードゴールドの特典の利用を検討してみてください。
家族分のETCカードも無料で作れる
dカードゴールドは、家族分のETCカードを無料で発行できます。
他のクレジットカードでは、ETCカードを発行すると手数料や年会費が発生する場合も多いため、その分のコストを抑えられます。たとえば、楽天カードでETCカードを発行する場合、年会費として550円(税込)必要です。
家族分のETCカードの発行を検討している方は、dカードゴールドを発行してみてください。
dカードゴールドを利用するデメリット
dカードゴールドを利用するデメリットは、次のとおりです。
順番に解説します。
年会費が高め
dカードゴールドは、年会費が高めのクレジットカードです。
年会費無料で発行できるクレジットカードは多くあるため、dカードゴールドの付帯サービスや保険の内容に満足できない方は、高いと感じるでしょう。
また、他社のゴールドカードと年会費を比較しても、5,000円台で発行できるものも多いため、ゴールドカードの申し込みを検討している方は注意が必要です。
カード名 | 年会費 |
---|---|
Oliveフレキシブルペイ ゴールド | 5,500円 |
三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円 |
三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド | 5,500円 |
所有コストを重視している方は、年会費無料で発行できる通常のdカードも検討しましょう。
10%還元はdocomoユーザーのみ
先ほど、dカードゴールドで携帯料金を支払うと、利用料金の10%がポイントで還元されるとお伝えしました。
しかし、10%の還元を受けられるのはdocomoユーザーのみです。auやSoftBankなどの携帯電話を利用している方が、dカードゴールドで携帯料金を支払っても10%の還元は受けられないため、注意してください。
dカードゴールド実際の利用者の口コミ・評判
dカードゴールドの申し込みを検討している方は、実際に利用している方の口コミや評判を参考にしましょう。実際に利用している方の評判、口コミを、良い内容と悪い内容に分けて紹介します。
dカードゴールド実際の利用者のよい口コミ
dカードゴールドの良い内容の口コミは、次のとおりです。
dカードゴールドの特典で食品を購入できた、ahamoで5GBが付与された、などの内容が見られました。dカードゴールドは、年間の利用額に応じて、最大2万2,000円相当のクーポンを付与する特典を提供しています。
100万円(税込)以上の場合は1万1,000円、200万円(税込)以上の場合は2万2,000円相当が付与され、食品やソニー製品、服などの商品と交換できます。
また、ahamo利用者がdカードゴールドを利用料金の支払いに設定すると、毎月5GB付与される点も高く評価されています。通常、ahamoで1GBチャージすると550円(税込)発生するため、実質2,750円(税込)お得です。
年間の利用額が100万円(税込)を超える方や、ahamoを利用している方は、お得な特典が適用されるdカードゴールドがおすすめです。
dカードゴールド実際の利用者の悪い口コミ
dカードゴールドの悪い内容の口コミは、次のとおりです。
irumoはdカードゴールドの10%還元の対象外、電話が繋がらない、などの内容が見られました。
2023年7月1日から受付開始のドコモの新ブランドであるirumoは、dカードゴールドの10%還元の対象外です。irumoの契約を検討している方や、ポイント還元率を重視している方などにとっては、大きなデメリットです。
また、サポートの電話につながりにくいと評価している方も多くいます。通常のdカードとは別に、dカードゴールド専用の問い合わせ先が設置されているものの、つながりにくいため、サポートの手厚さを重視する方は注意しましょう。
しかし、時間帯や時期によっては繋がりやすい場合もあるため、すべての場合で繋がらないわけではありません。
dカードゴールドの申し込み方法
dカードゴールドの申し込み手順は、次のとおりです。
- Webから入会申し込み
- 受付メールを受信
- 入会審査
- カードが届く
手順に沿って申し込んでみてください。
1:Webから入会申し込み
まずは、Webから入会申し込みをしましょう。申し込む際に必要な情報は、次のとおりです。
本人確認書類として利用できる書類の一例は、次のとおりです。
・運転免許証
・パスポート
・写真付きの住民基本台帳
事前に準備して、スムーズに申し込めるようにしましょう。
2:受付メールを受信
申し込みが完了すると、受付メールが届きます。内容を確認しましょう。
3:入会審査
申し込みが完了すると、入会審査がおこなわれます。審査内容は公表されていませんが、次のような内容が審査されていると推測できます。
・年収
・勤続年数
・申し込み履歴
審査に落ちた場合は、原因を考え、改善してから再度申し込んでみてください。
4:カードが届く
審査に通過すると、dカードが届きます。最短でも5日かかるため、クレジットカードが必要な日にちが決まっている方は、早めに申し込みましょう。
dカードゴールドはこんな方におすすめ
dカードゴールドは、次のような方におすすめです。
・docomoユーザーの方
・頻繁に旅行に行く方
・年間100万円(税込)以上利用する予定のある方
自身に当てはまる部分があるのかを確認しましょう。
docomoユーザーの方
dカードゴールドは、docomoユーザーの方におすすめです。
dカードゴールド会員がdocomoの携帯料金を支払うと、利用料金の10%がポイントとして還元されます。たとえば、月に8,000円(税込)支払っている場合は、毎月800ポイント還元される計算です。
年間で考えると多くのポイントが還元されるため、docomoユーザーでポイントを効率的に貯めたい方は、dカードゴールドに向いています。
また、「5Gギガホ」「5Gギガライト」などのdocomo対象プランの利用料金をdカードゴールドで支払うと、毎月割引が受けられるサービスも提供しています。
対象プランに加入していると毎月187円(税込)の割引が受けられるため、docomoユーザーの方はdカードゴールドの申し込みを検討してみてください。
よく旅行に行く方
dカードゴールドは、頻繁に旅行する方におすすめです。充実した旅行関連の付帯サービスを提供しているため、安心で便利な旅行が楽しめます。
国内旅行傷害保険 | 最大5,000万円 |
海外旅行傷害保険 | 最大1億円 |
トラベルデスク | 予約や紛失、盗難などのサポート |
空港ラウンジ特典 | 国内外の空港ラウンジの無料利用 |
とくに、海外旅行傷害保険は非常に充実しており、最高1億円(税込)が補償されます。また、海外の現地情報の取得やツアー、レストランの予約、紛失時のサポートなどを受けられるトラベルデスクも非常に便利です。
空港ラウンジが無料になる特典も付帯しているため、頻繁に旅行に行く方はdカードゴールドを発行しましょう。
年間100万円以上利用する予定のある方
dカードゴールドは、年間100万円(税込)以上利用する方におすすめです。年間の利用額に応じて、クーポンを発行しています。
100万円以上の利用 | 1万1,000円相当のクーポン |
200万円以上の利用 | 2万2,000円相当のクーポン |
上記のとおり、100万円(税込)以上の利用で1万1,000円相当のクーポン、200万円(税込)以上の利用で2万2,000円相当のクーポンが付与されます。
付与されたクーポンは、ソニー製品や食品、服などに利用でき、使い道も豊富です。年会費分もお得になるため、年間100万円(税込)以上利用する予定のある方は、dカードゴールドを検討しましょう。
dカードゴールドに関するよくある質問
ここでは、dカードゴールドに関するよくある質問に回答します。
ahamoでも10%還元の対象になる?
ahamoの利用料金をdカードゴールドで支払っても、10%のポイントは還元されません。以前は還元されていましたが、2022年12月31日に特典適用が終了しています。
10%の還元を受けたい方は、docomoの対象プランを契約しましょう。
公共料金の支払いに利用できる?
dカードゴールドは、公共料金の支払いに利用できます。電気やガスをdカードゴールドで支払うと、1.0%の還元率でポイントも貯まるため、非常にお得です。
・電話料金
・インターネット料金
・新聞購読料金
・保険料
公共料金には、上記の料金も含まれているため、ポイントを効率的に貯められる方も多いのではないでしょうか。
dカードゴールドの上手な使い方は?
dカードゴールドは、次のような利用方法がおすすめです。
・特約店での利用
・docomo携帯料金の節約に利用
・d払いとの併用
・100万円(税込)以上の利用
とくに、docomoの利用料金を節約したい方におすすめです。利用料金の10%が還元され、通常の買い物よりもポイントが貯まりやすいため、docomoユーザーの方はdカードゴールドを申し込みましょう。
また、100万円(税込)以上利用すると1万1,000円相当のクーポンが発行され、年会費分を補填できます。dカードゴールドを利用する際は、上記のような使い方を参考にしてみてください。
まとめ
今回は、dカードゴールドの基本情報から口コミや評判、メリット、デメリットなどについて解説しました。dカードゴールドは、年会費1万1,000円(税込)で発行できるクレジットカードです。
付帯サービスや保険、特典などが充実しているため、使い方によってはお得に利用できます。なかでもdカードゴールド会員になると、docomoケータイの利用料金の10%がポイント還元されるサービスが魅力的です。
一方、年会費が1万1,000円(税込)かかる点はデメリットです。また、auやSoftBankユーザーは、10%のポイント還元を受けられません。
まとめると、dカードゴールドはdocomoユーザーの方を中心におすすめできるクレジットカードです。docomoユーザーの方は、dカードゴールドに申し込んでお得にポイントを貯めましょう。
<参考サイト>
・dカード GOLDの公式サイト
・楽天カードの公式サイト
・Oliveフレキシブルペイ ゴールドの公式サイト