新しいクレジットカードを作成したいものの「イオンSuicaカードはお得なのか」「イオンSuicaカードを実際に利用している方の口コミが知りたい」と、イオンSuicaカードについての情報を求めている方も多いでしょう。
クレジットカードはそれぞれ特徴が異なるため、自身の生活スタイルに沿ったクレジットカードを選択する必要があります。
今回の記事では、イオンSuicaカードの口コミ、評判を紹介します。実際に利用している方のよい口コミ、悪い口コミをまとめました。
また、イオンSuicaカードのメリット、デメリットも解説するのでクレジットカードを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
イオンSuicaカードとは?
まず、イオンSuicaカードとはそもそもどのようなカードなのか知らない方に向けて簡単に解説します。
イオンSuicaカードとは、イオンフィナンシャルサービス株式会社が発行しているクレジットカードの一種です。
イオンカードは他にもありますが、イオンSuicaカードの最大の特徴は、JR東日本のICカード「Suica」の機能が付帯している点です。
基本的なポイント還元率は0.5%で、貯めたWAON POINTはSuicaにチャージできます。
そのため、普段から交通機関を利用する方やイオン系列で買い物を頻繁にする方にとってお得に利用できるクレジットカードです。
イオンSuicaカードの特徴
次に、イオンSuicaカードの特徴について3つ解説します。他のクレジットカードと異なる点や差別化となる点について紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
交通系ICカード「Suica」の機能が付帯したクレジットカード
イオンSuicaカードは、交通系ICカードSuicaの機能が付帯したクレジットカードです。
普段から公共交通機関を利用している方で、かつイオン系列で買い物をする方はイオンSuicaカード1枚で完結するため非常に便利なクレジットカードといえます。
Suicaのオートチャージ機能で便利
Suicaへチャージする場合は基本的に券売機にておこなう必要がありますが、時間帯によっては大勢の方が並んでいて時間を要する場合も多いです。
しかし、イオンSuicaカードの場合は、一定のチャージ額を下回ったタイミングでオートチャージされる機能が付帯されています。
そのため、チャージするたびに券売機に並ぶ必要がなくSuicaの残高を心配する必要なく改札を通過可能な点が魅力的です。
オートチャージの設定は駅に併設されているATM「VIEW ALTTE」にておこなえます。
クレジットカード申し込みの際にオートチャージ設定を希望した方の場合は、1,000円以下になると3,000円がチャージされる設定になっているため、変更がしたい方は「VIEW ALTTE」にて設定変更が可能です。
年会費無料でデポジット(500円)も不要
通常Suicaを新規発行する際はデポジットとして500円がかかりますが、イオンSuicaカードの場合はデポジット無料にてSuicaが利用できる特徴があります。
イオンSuicaカードは年会費無料のため、日常生活で公共交通機関を利用される方にはお得といえるでしょう。
イオンSuicaカードのメリット
ここまで、イオンSuicaカードの簡単な解説と特徴について紹介しました。次に、イオンSuicaカードを利用するメリットについて5点紹介します。
付帯の保険機能が充実
イオンSuicaカードは付帯の保険機能が非常に充実しています。
【イオンSuicaカード付帯保険一覧】
- 海外旅行傷害保険(利用付帯):最高500万円
- 国内旅行所外保険(利用付帯):最高1,000万円、入院:3,000円/日、通院:2,000円/日
- ショッピング保険:年間最高50万円までの補償
- カード盗難保障
海外旅行や国内旅行に行く予定がある方は、イオンSuicaカードを1枚所持しておくと万が一の場合にも安心して保険を利用できます。
ショッピング保険は不正利用で身に覚えのない支払い額を請求された場合にも年間50万円までは保障されるため、金銭的被害の予防も可能です。
貯まったポイントはSuicaに交換可能
イオンSuicaカードを利用して貯まったポイントは、Suicaへのチャージが可能です。
1,000ポイントで1,000円分のSuicaへのチャージまたはWAON POINTに交換可能となります。
また、Suicaポイント100ポイントをWAON POINT90ポイントに交換も可能です。
相互で利用できる点が特徴です。交通機関を頻繁に利用する方の場合は、とくにお得かつ利便性が高く魅力的なクレジットカードといえます。
イオンカードの特典がすべて利用可能
イオンSuicaカードは、イオンカードの特典がすべて利用可能な点がメリットです。
イオンマークが記載されているクレジットカードはすべて特典が利用できるため、お得に買い物を楽しめます。
【イオンカードの特典】
- WAONポイントがいつでも基本の2倍付与
- 毎月20、30日のお客さま感謝デーは買い物代金が5%オフ
- 毎月15日G.G.感謝デーは5%オフ(55際以上の会員限定)
- 毎月10日AEON CARD Wポイントデーはイオンカードの支払いでWAONポイントが基本の2倍付与
- イオンシネマで映画鑑賞割引
- 優待加盟店の利用でポイント付与 など
WAON POINTをSuicaにチャージ可能
イオンSuicaカードの利用に応じて貯まったWAON POINTをSuicaにチャージも可能です。
公共交通機関を利用する頻度が高い方はWAON POINTをSuicaにチャージ、普段のお買い物を頻繁におこなう方の場合はSuicaポイントをWAON POINTに交換するとよりお得に利用可能となります。
イオンでの買い物で割引の特典が豊富
毎月20日と30日のお客様感謝デーでは、イオンやイオンスーパーセンター、マックスバリューなど全国のイオングループの店舗でイオンSuicaカードを利用した場合に5%割引でお買い物が可能です。
さらに、イオンやイオンモール、マックスバリュ、ダイエーなどの全国のイオングループの対象店舗でお買い物をした場合は、イオンマークのカード払いの利用で200円(税込)ごとに2倍の2ポイントが付与されます。
また、毎月10日はAEONCARD Wポイントデーが開催されているため、2倍のポイントを貯められます。
ポイントがお得に貯まるため、実質買い物を安く済ませられる点がメリットです。
イオンSuicaカードのデメリット
次に、イオンSuicaカードのデメリットについて5点紹介します。
電子マネーWAONカードと一体化ができない
イオンカードにはWAON一体型のクレジットカードも多数用意されていますが、イオンSuicaカードの場合はWAONがあらかじめ付帯されていないクレジットカードのため、電子マネーWAONの利用は不可です。
しかし、発行手数料を300円(税込)支払うと追加カードとしてWAONカードプラスを発行できるため、WAONの利用が可能となります。WAONポイントも貯めたい方は、ぜひWAONカードプラスの検討をしてみてください。
ゴールドカードがない
イオンSuicaカードにはゴールドカードが用意されていないため、ゴールドカードを作りたい方にとってデメリットとなります。
仮にゴールドカードを前提にクレジットカードを作成したい方の場合は、イオンカードではさまざまなデザインのイオンゴールドカードが用意されているため、ぜひ次のリンクより検討してみてください。
年会費無料はそのままですが、従来のイオンカード特典にさらなる手厚いサービスがプラスされているためおすすめです。
家族カードが作れない
イオンSuicaカードは家族カードの発行が不可です。
しかし、イオンSuicaカードは年会費無料のため、家族カードを作りたい方は単純に新規申し込みをおこなっても会員費を心配する必要がありません。
家族カードはあくまで年会費が有料の場合にお得になる制度のため、イオンSuicaカードの場合はとくに必要がないサービスです。
ポイント還元率が悪い
通常のイオンカードの利用は200円につき1ポイントのため還元率は0.5%になります。
イオンSuicaカードでお買い物をした場合やSuicaのオートチャージがおこなわれた場合に、400円につき1ポイントのWAON POINTが貯まるため還元率は0.25%です。
しかし、Suica付帯のクレジットカードであるビューカードはSuicaへオートチャージで1,000円ごとに15ポイント付与されるため、還元率1.5%にてJREポイントが貯まります。
そのため、他のクレジットカードと比較するとイオンSuicaカードはポイント還元率が低い点がデメリットです。
解約時にカードの返却が必要
イオンSuicaカードは解約時にカードの返却が必要となるため、手間がかかります。
他のクレジットカードの場合は解約後に自身で処分をおこなえば問題ありませんが、イオンSuicaカードの場合は少々面倒な点があります。
イオンSuicaカードの口コミ・評判
イオンSuicaカードのメリットとデメリットについて解説したところで、次はイオンSuicaカードを実際に利用している方の口コミや評判について紹介します。
イオンSuicaカードのよい評判も悪い評判も両方を紹介しているため、イオンSuicaカードへの申し込みを検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
イオンSuicaカードのよい口コミ・評判
まず、イオンSuicaカードのよい口コミ、評判について紹介します。
モバイルSuicaのオートチャージに登録。
なんと言っても年会費無料がいいです。
同僚が以外とこのカードの組み合わせを知らないので教えています。(一部省略)
引用元:価格.com – イオンSuicaカード レビュー評価・評判
無料なのでサブカードとして使用してます
通勤は車なのでガソリンカードをメインに使ってます
休日に都内に電車に行くときや、車でイオンデートするときなどに便利です
クレジットカードの年間使用額が50万もないので
ポイント還元が高いカードより、感謝デイなどの5%オフのほうが直に値引きされるので嬉しいです(一部省略)
引用元:価格.com – イオンSuicaカード レビュー評価・評判
年会費無料&Suica機能付きは、かなりのメリット。
モバイルSuicaにしたので、直接使う機会は減りましたが
割ちけが使えない時期の東海道新幹線のチケット購入時には
量させていただきました。
引用元:価格.com – イオンSuicaカード レビュー評価・評判
イオンSuicaカードのよい口コミ、評判まとめとして、全体的に年会費無料の点とSuica機能が付帯されている点を高く評価している声が多く挙がりました。
また、年間利用額が大して多くない方にとって、ポイント還元が大きいクレジットカードよりもお客さま感謝デーによる割引が比較的満足度が高い印象でした。
イオンカードとSuicaカードの組み合わせに対して相性がよいと感じている方もいます。
イオンSuicaカードの悪い口コミ・評判
次に、イオンSuicaカードの悪い口コミ、評判について紹介します。
イオンでの利用に関しては、他のイオンカードと変わらないのですが、Suicaチャージの時やJR東日本で切符を購入するときに、ポイントが400円で1ポイントになってしまうのがとても残念です。
また、ビューカードと利用明細に出てしまうと同じく400円で1ポイントになってしまいますので注意が必要です。(一部省略)
引用元:価格.com – イオンSuicaカード レビュー評価・評判
Suica 機能だけに限っていうと、年に数回しか使用しない人向けです。カード自体年会費無料、モバイルSuicaも(当面)無料になります。しかし、ポイントが0.25%しかつかない。週一程度使うのであればビックSuica、毎日使うのであればVIEWカードにすべきです。(一部省略)
引用元:価格.com – イオンSuicaカード レビュー評価・評判
社会人デビューした時に初めて作ったカードです。当時はオートチャージ出きるし年会費無料という点で作りましたが、今や解約しようかと思っているところ。
理由は
1 スイカチャージのポイント還元率の低さ2 イオン、提携店舗以外の還元率が低い
大きな理由は1です。チャージ時のポイントが通常のビューカードやビックカメラスイカと比べると6分の1という低さ。しかもときめきポイントです。これだけでイオンスイカを使う意味が無いと言い切れます。(一部省略)
引用元:価格.com – イオンSuicaカード レビュー評価・評判
イオンSuicaカードの悪い口コミ、評判まとめとして、全体的にSuicaのポイント還元率が低い点が非常に目立ちました。
公共交通機関を頻繁に利用する方にとってはVIEWカードがおすすめと書いている口コミが大半です。
また、イオンやイオングループ以外の買い物も頻繁にされる方の場合は、イオン以外の還元率を指摘している方もいたため、あくまでイオングループの買い物がメインかつ公共交通機関は月に数回しか利用しない方にとっておすすめのクレジットカードといえます。
イオンSuicaカードの申請方法
イオンSuicaカードの口コミについて紹介したところで、次はイオンSuicaカードの申請方法について紹介します。
イオンSuicaカードをすでに利用したいと考えている方は、次の手順に沿って申請手続きを進めてみてください。
1:申し込みフォームの入力
まずイオンSuicaカードの公式サイトにアクセスして、イオンSuicaカードの申し込みフォームを入力しましょう。
お名前、性別、生年月日、お支払い口座の設定などを入力すると次のページへ進みます。
次のページでは、勤め先情報を入力する欄があるため、自身の勤め先情報を誤りがないよう入力しましょう。
店頭申し込みも可能ですが、オンライン申し込みの場合は書類を郵送する手間が省けて審査がより早く進むためおすすめです。
申し込みフォーム:オンラインお申込み ご本人さまについて|イオンフィナンシャルサービス/暮らしのマネーサイト
2:入会審査
申し込みフォームに必要情報を入力し終えたら、入会審査があります。
イオンSuicaカードは審査に通った場合は基本的に申し込み後2週間程度でクレジットカードが送られてきます。
イオンカードの中にはオンライン即時発行可能なクレジットカードもありますが、イオンSuicaカードは即時発行には対応していないため注意が必要です。
3:本人確認
クレジットカードを受け取る際に本人確認がおこなわれるため、顔写真付き本人確認書類のアップロードが必要となります。
スムーズにクレジットカード受け取り手続きを済ませるためにも、あらかじめ本人確認書類を事前に準備しておきましょう。
4:発行・発送
入会審査に通り本人確認が済んだ場合は、無事にレジットカード発行となります。
カードが無事に届き次第、裏面にサインをして早速当日からお買い物や交通機関をお得に利用しましょう。
イオンSuicaカードに関するよくある質問
最後に、イオンSuicaカードに関するよくある質問について回答します。
申し込み前に確認するとトラブルの発生を防げるため、チェックしておきましょう。
イオンカードからの切り替えは可能ですか?
イオンカードからイオンSuicaカードへの切り替えは可能です。
すでにイオンカードをお持ちの方でSuica機能が付帯されたカードに変更したい方も問題なく切り替えできます。
しかし、国際ブランドの変更は不可です。そのため、イオンカードをVISAで登録した場合は、イオンSuicaカードもVISAとなります。
イオンSuicaカードに定期券は付けられますか?
イオンSuicaカードはSuica定期券として利用不可です。定期券をお持ちの方は、定期券とは別にイオンSuicaカードを持つ必要があります。
イオンSuicaカードを再発行した場合Suica機能は利用できますか?
イオンSuicaカードを再発行した場合は、元々Suicaにチャージしていた残高は引き継ぎされません。
古いカードの有効期限が切れる前に買い物や公共交通機関を利用して使い切ってしまいましょう。
ただし、クレジットカードを紛失して利用停止した状態で新たにカードが届いた場合は、すでに古いカードが利用停止のためチャージ残高は利用不可となります。
モバイルSuicaと併用はできますか?
イオンSuicaカードはモバイルSuicaと併用可能です。たとえばモバイルSuicaでは定期券を登録してイオンSuicaカードでは定期券外にて利用する方法があります。
本人名義ではないSuicaを登録した場合は利用停止となる場合もあるため、必ず申し込む際は自身の名義で登録されたSuicaなのかを確認してから手続きを進めましょう。
まとめ
今回は、イオンSuicaカードの口コミ、評判について紹介しました。
イオンSuicaカードはイオン系列での買い物のみならず、Suica機能も付いているため公共交通機関もお得に利用可能なクレジットカードです。
また、それぞれの貯まったポイントを相互で利用可能なため、自身が頻繁に利用するポイントに変換して最大限支払いを安くできます。
現在すでにイオンカードを持っている方もイオンSuicaカードへの切り替えは可能なため、ぜひイオンSuicaカードを利用したいと感じた方は公式サイトより申し込み手続きをおこなってみてください。
※本記事の情報は2023年1月時点のものです。
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<参考>
イオンSuicaカード