家族カードの利用を検討している方の中には「家族カードのメリットとデメリットが知りたい」「おすすめのクレジットカードは?」と疑問を抱える方も多いでしょう。
現在まで家族カードの利用経験がない方にとって、家族カードがどのようなカードなのか分からないケースもあります。
また家族カードを発行できるクレジットカードは多数あるため、どれを発行すればよいのか判断するのは難しいでしょう。
家族カードにはデメリットもありますが、メリットも多いため家庭の事情にあわせた選択が必要です。
本記事では家族カードの詳しいメリットやデメリット、おすすめのクレジットカードを紹介していくので、家族カードの発行を検討している方は参考にしてみてください。
おすすめクレジットカード比較表
クレジットカード | 年会費 | ポイント還元率 | 還元率UP | キャンペーン |
---|---|---|---|---|
JCBカードW | 永年無料 詳しく見る | 1.00%~10.50% ※3 | 【最大21倍】 Amazon セブンイレブン | 最大13,000円 キャッシュバック※4 詳細を見る |
三菱UFJカード VIASOカード | 永年無料 詳しく見る | 0.5%-12.5% | 【最大24倍】 楽天市場 じゃらん | 最大10,000円 キャッシュバック 詳細を見る |
ライフカード | 永年無料 詳しく見る | 0.5% | 【最大25倍】 楽天市場 るるぶトラベル | 最大10,000円 キャッシュバック 詳細を見る |
PayPayカード | 実質無料 ※学生無料 詳しく見る | 1.0~5.0% | 【最大5%】 Yahoo!ショッピング ※5のつく日は+4% | 特典 PayPayステップ ポイント還元率 0.5%アップ 詳細を見る |
セゾンdigital | 永年無料 詳しく見る | 0.30%~3.3% | 【最大8%OFF】 tabiデスク | 最大6,000円相当 プレゼント 詳細を見る |
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家族カードとは
ここからは次のとおり家族カードの基本情報や対象者について解説します。
- クレジットカード契約者の家族に対して発行できるクレジットカード
- 家族カード発行の対象者
家族カードがどのようなカードなのか、チェックしてみましょう。
クレジットカード契約者の家族に対して発行できるクレジットカード
家族カードとは、クレジットカード契約者の家族に対して発行できるカードです。本会員本人ではなく、その家族に追加で発行されるカードとなります。
契約者にクレジットカードが発行されていれば、基本的には審査なしで発行可能です。
収入が少なく審査になかなか通過できない場合、家族カードの発行を検討しましょう。
家族カード発行の対象者
家族カード発行の対象者は、次の方の中のうち、クレジットカードを発行した本人と同一生計の方です。
- 配偶者
- 18歳以上の子ども
- 親
同居の必要はないため、離れて暮らしている18歳以上の子どもや親なども対象です。
しかし上記に当てはまる場合でも、同一生計ではない場合は対象にならない点に注意しましょう。また18歳以下の子どもや内縁関係の方への発行はできません。
家族カードのデメリット
家族カードの発行には、次のデメリットがあります。
- 利用限度額は本会員と共通
- 家族カードの名義人のクレジットヒストリーとは無関係
- 利用状況を本会員の人と共有
- 本会員のカードが利用停止されると家族カードも利用不可
- 本会員が解約すると家族カードも解約
1つずつ解説するので、家族カード発行のまえにチェックしてみてください。
利用限度額は本会員と共通
家族カードの利用限度額は本会員と共通です。
たとえば本会員の利用限度額が100万円で家族カードを1枚発行した場合、本会員のカードと家族カードの2枚で100万円までしか利用できません。
家族カードで50万円利用したとすると、本会員が利用できる枠は50万円までです。
本会員の方が毎月利用限度額まで利用している場合は注意しましょう。
家族カードの名義人のクレジットヒストリーにはならない
家族カードは、家族カードの名義人のクレジットヒストリーにはなりません。クレジットヒストリーとは、クレジットカードやカードローンの利用履歴を指します。
クレジットヒストリーはクレジットカードを新規発行する際、過去に支払いの遅延がないかカード会社がチェックする重要な情報です。
毎月問題なく利用を継続できれば、クレジットヒストリーに実績が積み上がります。
カードの発行やローンを組む際などに有利になるため、クレジットヒストリーを意識して買い物をする方は少なくありません。
しかし家族カードを利用しても、家族のクレジットヒストリーにはなりません。実績を作りたい方は、自身の名義でのクレカを発行しましょう。
利用状況が本会員の人に分かってしまう
家族カードを利用すると、何にクレジットカードを使用したのか本会員の方に知られてしまいます。
通常のクレジットカードであれば本人宛に明細が届くため、他人に明細が知られることはありません。
しかし家族カードの利用状況の明細は本会員に届くため、何を購入したのかなどがすべてわかります。
家族カードで購入したものを家族に知られたくない場合、現金での購入も検討しましょう。
本会員のカードが利用停止されると家族カードも使えなくなる
家族カードは、本会員の信用情報で発行されるカードです。そのため本会員の信用情報に傷がつき利用停止になると、家族カードも使用できなくなります。
家族カードはあくまでも本会員が発行するクレジットカードの付帯サービスの1つと理解しておきましょう。
本会員が解約すると家族カードも解約される
本会員が解約すると、付帯サービスである家族カードも利用できなくなります。
家族カードを利用したい場合は、本会員が会員であり続ける必要があると理解しておきましょう。
家族カードのメリット
家族カードを利用する際は、デメリットのみならずメリットもあります。
- 本会員と同じサービスを受けられる
- 年会費を抑えて発行できる
- ポイントが合算されるため早く貯まる
- 引き落とし口座は本会員と同じ口座
上記のメリットがデメリットよりも魅力に感じた方は、家族サービスの発行を検討しましょう。
カード付帯の保険や特典が本会員と同じサービスを受けることができる
家族カードを発行すれば、本会員のクレジットカードに付帯している保険や特典などを利用できます。
収入がない専業主婦や学生などは自身のクレジットカードを発行しにくいため、カードの保険や特典を利用できる機会があまり存在しません。
しかし家族カードであれば本会員の信用情報で発行できるため、安定した収入がない方でも本会員と同じサービスを受けられます。
クレジットカード所有で受けられる特典やサービスの例は、次のとおりです。
- 海外旅行保険の付帯
- ポイント還元率アップ
- 空港ラウンジの無料利用
- 手荷物無料宅配
- 対象の施設での買い物代金の割引
家族カードを発行する際は、付帯サービスを比較した上で選びましょう。
同じサービスを無料もしくは年会費を抑えて発行できる
家族カードは年会費が安いもしくは無料であるため、本会員と別にクレジットカードを発行するより安く付帯サービスを利用できます。
年会費のかかるクレジットカードを利用したい場合は、家族カードで年会費を節約してみてください。
ポイントが合算されるため早く貯まる
家族カードを利用すると、通常のクレジットカードのように決められた割合でポイントが加算されます。
ポイントは本会員のポイントと合算されるため、本人のみで貯めるよりポイントが早く貯まります。
引き落とし口座は本会員と同じため家計の管理がしやすい
家族カードで利用した分の料金は本会員と同じ引き落とし口座から支払われるため、家計が管理しやすくなります。
通常、複数枚のクレジットカードを利用していると、引き落とし額を自身で合計する必要があるため手間がかかります。
クレジットカードの利用金額を一括で管理したい方は、家族カードを積極的に利用してみてください。
家族カードを作るのがおすすめな方
次の項目に当てはまる方は、家族カードの発行を検討してみましょう。
- 家計管理をしっかりしたい方
- ポイントをお得に貯めたい方
- 家族が留学に行く方
- 子どもが進学で一人暮らしを始める方
自身に当てはまる点があるか、チェックしてみてください。
家計管理をしっかりしたい方
家族カードの利用金額は本会員の利用金額と合算して引き落とされるため、支払い金額を簡単に把握できます。
家計を一括で管理したい場合は、家族カードで利用金額をまとめましょう。
ポイントをお得に貯めたい方
家族カードは、ポイントをお得に貯めたい方におすすめです。
家族カードで獲得したポイントは、本会員の獲得分と合算されます。そのため別々にクレジットカードを発行してポイントを獲得するより、簡単に貯まりやすくなります。
現在別々のクレジットカードを利用している方は、家族カードでポイントをお得に貯めましょう。
家族が留学に行く方
家族カードは本会員の家族であっても、原則として18歳以上の方しか発行できません。ただし留学先で利用する場合に限り、18歳未満でも発行できるケースがあります。
留学に行く子どもに家族カードを発行するメリットは、次のとおりです。
- 大金を持ち歩く必要がない
- 何にカードを利用したのか把握できる
- 世界中で利用できる
- 付帯サービスである海外旅行保険が利用できる
海外で現金を持ち歩くのは危険な場合も多いため、家族カードで支払いを完了できるのは大きなメリットです。
また家族カードの付帯サービスである海外旅行保険を留学時に利用できる点も、大きな魅力です。
家族が留学に行く場合、家族カードの発行を検討してみてください。
子供が進学で一人暮らしを始める方
家族カードは、子どもが一人暮らしを始める方にもおすすめです。子どもに毎月仕送りを送っても、何に使われているのか把握できず不安な方は多いでしょう。
しかし家族カードであればどこで何を購入したのか把握できます。仕送りを無駄遣いして欲しくない方は、一人暮らしを始める子どもに家族カードを発行するとよいでしょう。
【人気】家族カードが作れるおすすめのクレジットカードランキング5選
家族カードは、すべてのクレジットカードで発行できるわけではありません。
ここでは、家族カードが発行できるおすすめのクレジットカードを5つ紹介します。
- dカード GOLD
- 楽天プレミアムカード
- セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
- 三井住友VISAプラチナカード
- JCBゴールド
それぞれの特徴を解説するので、自身に最適なクレジットカードを選んでみてください。
1位:dカード GOLD
基本情報 | 詳細 |
---|---|
申し込み条件 | ・満20歳以上(学生は除く)で安定した継続収入がある ・個人名義での申し込み ・本人名義の口座を支払い口座として設定する |
ポイント還元率 | 1.0%〜 |
審査時間 | 2週間程度 |
年会費 | 11,000円 |
公式サイト | https://dcard.docomo.ne.jp/st/dcard_gold/index.html |
※料金はすべて税込表示です。
dカード GOLDはdocomoの通信料金やdocomo光の月額費用を支払う場合、ポイントの還元率が10%になるクレジットカードです。
家族カードは全部で3枚まで発行可能で、1枚目は年会費無料で発行です。
2枚目からは1,100円(税込)の年会費がかかるものの本会員の10分の1の料金で発行できるため、docomoユーザーの方は検討してみてください。
2位:楽天プレミアムカード
基本情報 | 詳細 |
---|---|
申し込み条件 | ・満20歳以上(学生は除く)で安定収入がある方 ・日本に住んでいる方 |
ポイント還元率 | 1.0%〜 |
審査時間 | 通常1週間 |
年会費 | 11,000円 |
公式サイト | https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-premium-card/ |
※料金はすべて税込表示です。
楽天プレミアムカードは楽天が発行しているクレジットカードで、本会員の年会費が11,000円(税込)です。
一方、家族カードは年会費550円(税込)で発行できるため、楽天を家族でよりお得に利用したい方は検討してみましょう。
楽天プレミアムカードでは、付帯サービスも豊富です。
世界1,300か所の空港ラウンジが無料で利用できるサービスや旅行傷害保険などが提供されているため、頻繁に旅行へ行く方も検討してみましょう。
3位:セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
基本情報 | 詳細 |
---|---|
申し込み条件 | 安定した収入があり社会的信用を有する連絡可能な方(学生・未成年を除く) |
ポイント還元率 | 0.75〜1.0% |
審査時間 | 最短3営業日 |
年会費 | 初年度無料(2年目以降11,000円) |
公式サイト | https://www.saisoncard.co.jp/amex/gold/ |
※料金はすべて税込表示です。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは、初年度の年会費が無料のクレジットカードです。
2年目以降は11,000円(税込)かかりますが初年度も豊富な付帯サービスを利用できるため、初年度から年会費が発生する他社よりもお得に利用できます。
家族カードは、年会費1,100円(税込)で発行可能です。最短3営業日で発行できるため、お急ぎの方も安心して申し込みできます。
4位:三井住友VISAプラチナカード
基本情報 | 詳細 |
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申し込み条件 | 満30歳以上で本人に安定継続収入のある方 |
ポイント還元率 | 0.5%〜 |
審査時間 | 最短3営業日 |
年会費 | 55,000円 |
公式サイト | https://www.smbc-card.com/nyukai/platinum/proper/index.jsp |
※料金はすべて税込表示です。
三井住友VISAプラチナカードは、三井住友銀行が発行する年会費55,000円(税込)のクレジットカードです。
本会員の年会費は今回紹介するクレジットカードの中でも高額なものの、家族カードは無料で発行できます。
付帯サービスなども本会員と同じように利用できるため、豊富な優待を受けたい方におすすめです。
5位:JCBカードゴールド
- 社会的信用度を高めたい
- 週末を贅沢に過ごしたい
- 旅行中のトラブルが心配
年会費 | 11,000円(税込) |
国際ブランド | JCB |
ポイント還元率 | 0.50%~10.00% ※1 |
申し込み対象 | 20歳〜 |
※1 最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
メリット |
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JCBカードの最上位が目指せる 優待施設は7万以上 5つの保険サービスが付帯 |
デメリット |
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年会費が高額 基本還元率が低め 海外利用が制限されやすい |
JCBゴールドは、日本のブランドであるJCBが発行しているクレジットカードです。
本会員の場合、2年目以降は11,000円(税込)の年会費が発生しますが、初年度は無料で発行できます。
家族カードは、1枚目であれば無料で発行可能です。2枚目以降は1,100円(税込)かかりますが、本会員の10分の1の料金で発行できるため、年会費を大幅に節約できます。
付帯サービスとして旅行保険や航空系の保険、空港ラウンジ無料などのサービスが豊富にあるため、旅行が好みな方におすすめです。
家族カードに関するよくある質問
ここでは、家族カードに関するよくある質問に回答します。
ETCカードの発行や審査時間などについて回答していくため、気になる方は目を通してみてください。
家族カード名義のETCカードは発行できる?
家族カード名義でもETCカードは発行できます。家族名義でETCカード発行ができるクレジットカード会社の例は、次のとおりです。
- 三井住友カード
- 楽天カード
- セゾンカード
- dカード
- MUFGカード
お得にETCカードを発行したい方は、家族カードに申し込んでみてください。
家族カードの審査時間は?
家族カードの審査時間は、一般的に数日〜2週間ほどです。即日発行に対応している家族カードはほぼ存在しません。
利用したい日程が決まっている場合は、早めの申し込みがおすすめです。
引き落とし口座を分けることは可能?
クレジットカードによっては、家族カードの引き落とし口座をわけることが可能です。
一例として、家族カードの引き落とし口座を指定できるクレジットカードをいくつか紹介します。
- 三井住友カード ゴールド
- 三井住友カード プラチナ
- JCBゴールド
引き落とし口座を分けたい場合、上記のクレジットカードを検討してみてください。
家族カードの審査は厳しい?
家族カードの審査はあまり厳しくないとされています。
家族カードは本会員の付帯サービスの一種です。本会員の支払い能力が認められているため、家族カードも審査に通りやすいといえます。
まとめ
今回は、家族カードのメリットやデメリット、家族カードを発行可能なおすすめクレジットカードを紹介しました。
家族カードなら、家族が自身でカードを発行しなくても本会員と同じ付帯サービスを受けられます。
また家族カードの年会費は無料または非常に安いため、年会費の節約にもつながるでしょう。
ただし家族カードでは、本会員と利用限度額を共有します。うっかり利用しすぎてしまわないよう、家族、本会員ともに意識する必要があるでしょう。
本記事を読んで家族カードにメリットを感じた方は家族カードの発行方法や優待の内容をチェックし、気になるものに申し込んでみてください。
※本記事の情報は2022年10月時点のものです。
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