クレジットカードを申し込みするには、クレジットカード会社による審査が必ずあります。審査は、個人の支払い能力などの信用を判断するために重要な過程であるため、審査がないクレジットカードはありません。
クレジットカード会社やカードの種類によっても審査の基準は異なります。そのため、クレジットカードの審査に不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、クレジットカードを発行する際に必要な審査や審査基準、審査に通過するポイントについて解説していきます。クレジットカードの審査に不安がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめクレジットカード比較表
クレジットカード | 年会費 | ポイント還元率 | 還元率UP | キャンペーン |
---|---|---|---|---|
JCBカードW | 永年無料 詳しく見る | 1.00%~10.50% ※3 | 【最大21倍】 Amazon セブンイレブン | 最大13,000円 キャッシュバック※4 詳細を見る |
楽天カード | 永年無料 詳しく見る | 1.0%〜3.0% | 【最大17倍】 楽天市場 楽天トラベル | 最大5,000円相当 プレゼント 詳細を見る |
ライフカード | 永年無料 詳しく見る | 0.5% | 【最大25倍】 楽天市場 るるぶトラベル | 最大10,000円 キャッシュバック 詳細を見る |
PayPayカード | 実質無料 ※学生無料 詳しく見る | 1.0~5.0% | 【最大5%】 Yahoo!ショッピング ※5のつく日は+4% | 特典 PayPayステップ ポイント還元率 0.5%アップ 詳細を見る |
セゾンdigital | 永年無料 詳しく見る | 0.30%~3.3% | 【最大8%OFF】 tabiデスク | 最大6,000円相当 プレゼント 詳細を見る |
※本ページはプロモーションが含まれています
クレジットカードを発行する際に行われる審査とは?
クレジットカードを発行するには、カード会社による審査を必ず行います。しかし、具体的になぜ審査をする必要があるのか知らない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、クレジットカードの審査について解説していきます。
審査のないクレジットカードは無い
クレジットカードを申し込みするにあたって、審査をしないクレジットカードはありません。クレジットカードのクレジットは信用を意味しているとおり、個人の信用でお金を立て替えてくれる仕組みです。
そのため、どのクレジット会社でも、審査は必ずおこなったうえで、申し込み者が契約をしても問題ないかどうか判断をします。
クレジットカードに審査が必要な理由
クレジットカードは、個人の信用を担保に後払いをするシステムのことをさします。
クレジットカード契約者が、店舗でクレジットカードを利用した代金を、カード会社が建て替えをするような形で店舗に支払われます。
商品以外にもサービスの代金を立て替えて支払うケースもあります。後日、決まった支払期日にクレジットカード利用分を契約者は支払う流れが通常です。
そのため、カード会社と店舗側、利用者が互いに信用して約束を守ることを前提としています。
もしも審査をせずにクレジットカードを申し込めた場合、支払い能力を上回るようなクレジットカードの内容で契約をすると、利用者が返済できなくなるリスクがあります。
実際に、クレジットカードを使いすぎて支払いができなくなり、多重債務に陥るケースも少なくはありません。
そのため、割賦販売法ではクレジットカード発行時には審査を義務付けています。クレジットカードの審査は、利用者が安全にクレジットカードを利用するためにも必要だからです。
クレジットカード会社の審査基準
クレジットカード会社によって、審査で重視するところは異なります。そのため、どの要素を重視するかによって、審査が通りにくい・通りやすいケースにばらつきが生じます。
クレジット会社の審査基準は次のとおりです。
- スコアリング
- 本人に関する信用情報
- 本人に関する属性情報
詳しく解説していきます。
スコアリング
スコアリングとは、クレジットカードを申し込みした者の情報に点数をつけることをさします。
スコアが一定以上あれば審査を通過でき、クレジットカードが発行されます。ただし、スコアの算出方法はクレジットカード会社によって異なります。
「A社では審査が落ちたが、B社では審査が通った」など、クレジットカード会社によってばらつきが出てくるところが特徴です。
審査では、年収・勤務先・雇用形態・勤務先の勤続年数・居住形態・居住年数・家族構成など、さまざまな要素をもとに加点方式でスコアが算出されます。
このように、スコアリングは、審査が通るかどうかを大きく左右します。
審査基準は会社によって異なるため、正確な数値は出せませんがインターネットでスコアリングをシミュレーションできるサイトもあります。
気になる方は、1度シミュレーションして参考にしてみるとよいでしょう。
本人に関する信用情報
クレジット会社のもう1つの審査基準として、申し込み者に関する信用情報を確認する方法があります。個人の信用情報を照会して過去の滞納歴を調べます。
クレジットヒストリーとも呼ばれており、過去の信用情報を見たときに申し込み者を信用できるかどうかを審査します。
照会した信用情報をもとに、本人に合った与信枠が決まってクレジットカードが発行されます。
個人信用情報は、つぎのとおり、指定の信用情報機関の情報を照会して審査をします。
- CIC(株式会社シー・アイ・シー)
- JICC(株式会社日本信用情報機構)
- 全国銀行個人信用センター
信用情報機関には、過去にクレジットカードを発行していたら、契約の種類や契約年月・契約額・支払回数などが確認できます。また、過去に利用した日や利用目的、月々の支払い・残高・延滞の有無など、細かいところまで照会されます。
他社の借り入れ状況や、過去に支払いが滞っていないかどうかを確認したうえで、クレジットカードを発行するかどうかを決めます。
自分の信用情報は個人で確認可能
自身の信用情報は、金融機関のみではなく個人でも確認できます。指定信用情報機関に自身の信用情報の開示をおこなうと確認ができます。ただし、信用情報を開示するには手数料がかかるため注意しましょう。
今までに延滞していないかどうか不安な方は信用情報の開示をしてもよいでしょう。
本人に関する属性情報
本人に関する属性情報も、審査をするうえで必要な情報です。属性情報とは、申し込み者の職業や勤務先・年収などがあります。
クレジットカードを利用するにあたって、支払い能力があるかどうかを判断するために必要な要素です。
属性情報は、申し込み者を客観的に判断する手がかりとして利用されています。コンピューターやシステムで自動判断ができないところを、カード会社の審査部の担当などによって確認がされています。
クレジットカードの審査難易度について
各クレジットカード会社によって、審査難易度はばらつきがあり、同じクレジットカード会社でも、カードの種類によって審査が厳しくなるケースもあります。
ここでは、クレジットカードの審査難易度について解説していきます。
カードの種類や発行会社により審査の差が出る
クレジットカードは、カードの種類や発行会社によって審査の難易度に差があります。カードのランクにおいても、審査の難易度は異なります。
カードのランクは、一般・ゴールド・プラチナ・ブラックの4つのランクにわかれています。一般からブラックにむかうにつれて審査難易度が高くなり、ランクが高い分サービスや特典が充実している仕組みです。
ただし、学生向けや主婦向けに発行されているクレジットカードは、高いランクのクレジットカードよりも、審査の難易度は下がります。
クレジットカードの審査基準はカード会社は公表していません。審査にかかる期間や結果についても、クレジットカード会社によって異なります。
即日発行可能なカードも審査難易度は通常発行と変わらない
すぐにクレジットカードを利用したいときに、即日発行可能なカードは便利です。すぐに発行されるため、審査も通りやすいのではないかと思われがちですが、審査難易度は通常のクレジットカードとは変わりません。
審査に通りやすいクレジットカードに申し込みしたい場合は、一般向けや学生向けのランクが低いクレジットカードは、審査もそれほど厳しくなく比較的多くの方が保有しやすいクレジットカードです。
クレジットカードを申し込む際に必要な書類
自身にあっているクレジットカードを見つけたら、申し込みをします。申し込みには、郵送・店頭・Webなど、いくつか方法があります。
なかでも、Webから申し込みをする方法が簡単でおすすめです。
クレジットカードを申し込むときには、次のとおり必要な書類を提出する必要があります。
- 顔写真付きの本人確認書類
- 支払い銀行口座の通帳やキャッシュカード
- 現時点での収入を証明する書類
申し込みをするまえに、準備をしておけばスムーズに手続きまで進めます。
顔写真付きの本人確認書類
クレジットカードの申し込みには本人確認書類が必須です。氏名や住所が記載されていて、更に顔写真付きの本人確認書類を提出するように案内されます。
運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどを準備しておきましょう。Webや郵送でのやり取りの場合は、両面コピーが必要なケースもあるため、申し込みページなどに記載されている内容を確認しましょう。
支払銀行口座の通帳やキャッシュカード
クレジットカードを利用した料金を支払うときには、銀行口座から引き落とすための通帳やキャッシュカードが必要です。
銀行の通帳やキャッシュカードは、名義がわかるものを準備してください。また、場合によっては、銀行印が必要になるため準備しておくとよいでしょう。
現時点での収入を証明する書類
クレジットカード会社の申し込み条件によっては、現時点での収入を証明する書類の提出が必要な場合があります。源泉徴収票や給与明細書、納税証明書、確定申告書類などを用意しておきましょう。
収入証明が必要になる場合は、クレジットカードでキャッシング枠の利用を申し込んでいたり、キャッシング枠や利用枠の金額を高く設定して申し込んでいたりすると、収入証明が必要とされるケースが多いです。
クレジットカード審査が否決した際に考えられる主な原因
クレジットカードの審査が通らなかった場合、クレジット会社側からは審査が落ちた理由は教えてもらえません。
クレジットカードの審査は、必ず通るとは限りませんが、とくに延滞もないのに審査が落ちてしまったら、なにが原因か気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、クレジットカードの審査が否決した際に考えられる主な原因3つを解説していきます。
審査書類に虚偽の内容が見つかった
審査書類に虚偽の内容が見つかってしまうと、審査は通らない可能性が高いです。審査書類に嘘をついてしまうと、信用ができないと判断されて審査が落ちるのは当然です。
また、うっかり入力事項をミスしてしまった場合も、審査に影響があります。
収入など個人の状況に自信がなくて嘘の情報を伝えると、かえって嘘がばれてクレジットカードが作りにくくなる可能性が高いです。
よくある誤りとしては、入力内容と本人確認書類に書かれた住所や氏名の相違です。引っ越しをしたばかりは間違えやすいので、本人確認書類を提出する際は、必ず確認しましょう。
また、短期間にいくつものクレジットカードを申し込みしている場合は、個人信用情報期間に申し込みの記録が残るため、履歴が消えるのを待ってから再度申し込みをしましょう。
信用情報がカード基準に達していないと判断された
クレジットカードの審査基準に個人の信用情報が達していないと判断された場合も、審査は通らなくなります。
仕事が不安定な職業や収入など、属性に原因があると判断されやすく審査も通りにくくなります。
支払可能見込額を越えるカードの発行は、法律で禁止されているため、収入に見合っていない利用枠やキャッシング枠で申し込みをしている場合も、当然ながら審査は落ちる可能性があります。
他社からの借り入れがある
信用情報機関を照会した際に、他社からの借り入れがある状態だと、審査は通りにくい傾向にあります。
他社からの借り入れがあるうえで、過去にクレジットカードやローンの支払いを遅延した経験がある、または支払いが停滞している場合は、新しいクレジットカード会社に通らなくなる可能性が高いです。
また、信用情報機関に延滞していたり、キャッシングでの借り入れをしていたりなどの記録が残っていると不利になります。
クレジットカードを申し込む場合は、他社の返済を終わらせてからクレジットカードに申し込むなど、審査に通りやすくなるように工夫する必要があります。
クレジットカードの審査に通過するポイント
クレジットカードの審査基準はクレジットカード会社によって異なります。それでは、クレジットカードの審査に通過するためにはどうしたらいいのか、気になる方も多いでしょう。
クレジットカードの審査に通過しやすくなるためにできる工夫は2つあります。クレジットカードの審査に通過するポイントは次のとおりです。
- キャッシング枠は0円で申請する
- 短期間で複数枚の申し込みをしない
詳しく解説していきます。
キャッシング枠は0円で申請する
クレジットカードの審査に通過するためには、キャッシング枠は0円で申請するようにしましょう。
クレジットカードのキャッシングは、貸金業法を規制を受けるため返済能力について厳しい調査が行われます。また、年収の三分の一以上は借りられないルールが貸金業法にあります。
そのため、収入がない専業主婦や無職の方はキャッシング枠は持てません。コンスタントに収入がある場合は、キャッシング枠を持つことはできます。
既に他社で借り入れがある場合に、新規でキャッシング枠をつけてしまうと、総量規制に該当する場合があります。そのため、審査に通りやすくするには、キャッシング枠は0円で申請するようにしてください。
短期間で複数枚の申込みをしない
クレジットカードの審査に通りやすくする方法として、短期間で複数枚のクレジットカードに申し込まないことも大切です。
クレジットカードに申し込んだ情報は、信用情報機関の記録に一定期間残ります。そのため、審査に落ちてすぐに新しいクレジットカードに申し込みをしても、通らない可能性が高くなってしまいます。
審査が落ちた記録を確認されると、申し込み者が他のカード会社の審査に落ちた原因があると判断されてしまい、審査の難易度もあがってしまいます。
そのため、クレジットカードを申し込む際は、短期間で数社のクレジットカードに申し込むことはしないでください。審査が落ちてしまった場合は、最低でも半年間はあけてから新たに申し込みをしましょう。
まとめ
今回は、クレジットカードに必要な審査や審査基準、審査を通過しやすくなるポイントについて解説しました。
クレジットカードは、個人の信用を担保に商品やサービスの料金をカード会社が立て替えているため、審査はとても重要になります。
自身の信用情報に滞納歴があるかどうか分からない方は、自身で開示するのも1つの方法です。
万が一、現在も他社の借り入れがあり、滞納や支払いが停滞している場合は、先に返済を終わらせてから、新しいクレジットカード会社に申し込みをする方法が適切です。
また、審査を通りやすくするには、キャッシング枠を0円で申請する、短期間で複数枚のクレジットカードの申し込みをしない工夫もしましょう。
本記事の審査基準や審査に落ちる原因を参考にして、自身にあったクレジットカードに申し込みをしてください。
※本記事の情報は2022年11月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
※本記事で紹介しているサービス・商品に関するお問い合わせは、サービス・商品元に直接お問い合わせください。