クレジットカードで現金を引き出し可能なキャッシングとは?利用方法から注意点まで徹底解説

クレジットカードの現金引き出しは、急な出費や海外旅行の際に便利なサービスです。

クレジットカードを利用した現金引き出しはキャッシングと呼ばれており、クレジットカードをコンビニエンスストアのATMに挿入するのみで現金を引き出せます。

なかには、利用したいものの「クレジットカードで現金を引き出す手順は」「クレジットカードで現金を引き出す際の注意点は」このような疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、クレジットカードで現金を引き出す手順やメリット、デメリット、注意点などについてまとめました。

クレジットカードの現金引き出しが自身に最適なサービスなのか知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

【借入方法別】サービス比較表

スクロールできます
キャッシング枠スマホローンあと払いアプリ
特徴クレカの審査に通ればOK
ATMから簡単借り入れ
少額から借り入れ可能
提携サービスで優遇
審査なしのサービスあり
ポイントが貯まる場合も
おすすめの方クレカで借り入れをしたい方カードレスで借り入れしたい方学生や手持ち資金がない方
おすすめ
サービス

対象店でポイント最大21倍
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ファミマアプリで完結
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全国で幅広く活用OK
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Webから借り入れ可能
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ドコモ利用で金利優遇
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売上金を買い物に活用
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最短5分で発行
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auPAYユーザーは優遇あり
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優待クーポンあり
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クレカで借入したい方は
クレカのキャッシング枠
少額をサクッと借りたい方は
スマホローン
審査なしで手軽に借入したい方は
あと払いアプリがおすすめ!

目次

クレジットカードの現金引き出しとは?

クレジットカードは、決済で利用する以外に、現金を引き出せるサービスも利用できます。

サービス内容や利用方法を解説するので、クレジットカードで現金を引き出したい方は確認してみましょう。

キャッシング枠を利用してATMから現金を引き出すこと

クレジットカードの現金引き出しとは、キャッシング枠を利用してATMから現金を引き出すことです。

クレジットカードには、ショッピング枠とキャッシング枠の2つが設定されています。

ショッピング枠は、通常の買い物時に利用する枠で、キャッシング枠は現金を引き出すキャッシングの際に利用するものです。

クレジットカードは、決済時にのみ利用できるカードと認識している方も多いですが、キャッシングを利用すると現金を引き出す機能もあります。

しかし、クレジットカードのキャッシングを利用して現金を引き出すと、金利がかかるため、利息を支払わなければなりません。

クレジットカード会社によって、設定されている金利は異なりますが、利息制限法によって上限が決められているため、確認してみましょう。

  • 借入額が10万円(税込)未満:上限20%
  • 借入額が10万〜100万円(税込)未満:上限18%
  • 借入額が100万円(税込)以上:上限15%

※参照元:クレジットカードのキャッシングの金利について解説|クレジットカードの三井住友VISAカード

上記のとおり、金利は最大でも20%です。

クレジットカードの現金引き出しは、キャッシング枠を利用して現金を引き出すことであり、利用すると金利がかかるサービスであると把握しておきましょう。

利用には事前の申し込みが必要

クレジットカードのキャッシング枠を利用すれば、ATMから現金を引き出せるとお伝えしました。

しかし、クレジットカードによっては、事前に申し込まないとキャッシング枠を利用できない場合もあるため、利用する際は注意しておきましょう。

申請方法はクレジットカードによって異なりますが、次の方法が一般的です。

  • Web上(会員サイト)
  • 会員専用のアプリ
  • 電話
  • 郵送

Web上から申し込む方法が外出する必要もなく、時間もかからない最も手軽な手段となります。

自身が所有しているクレジットカードの申請方法を確認してみてください。

また、新規でクレジットカードを発行する際は、申し込み時にキャッシング枠を申請できます。

発行後の申請も可能ですが、発行と同時に申請する方がスムーズにキャッシングを利用できるためおすすめです。

キャッシングとカードローンの異なる点

キャッシングと似ているサービスに、カードローンがあります。カードローンも現金を引き出せるサービスのため、一見するとキャッシングと同じと考える方も多いでしょう。

しかし、比較するとさまざまな点が異なります。

スクロールできます
キャッシングカードローン
金利一般的に15~18%一桁の場合あり
※会社により異なる
借入限度額数十万円~100万円
数百万円
年会費発生する可能性あり
※カードの種類による
なし
融資時間即日融資が可能即日融資が可能

あくまで目安ではありますが、最も大きく異なる点は借入限度額です。キャッシングの場合は、数十万円から高くても100万円(税込)に設定されている場合が多いでしょう。

しかし、カードローンの場合は、500万円(税込)や800万円(税込)に設定しているカードローン会社もあるため、キャッシングよりも多くの現金を借りられます。

また、金利も大きく異なり、キャッシングは15〜18%に設定されている場合が多いですが、カードローン会社の中には一桁に設定している会社も多くあるでしょう。

さらに、場合によっては融資までの時間も異なります。

キャッシングもカードローンも最短即日の融資は可能ですが、クレジットカードにキャッシング枠を設定していない場合は、融資まで1週間程度かかる場合がある点に注意しましょう。

2つのサービスの異なる点を理解し、自身に最適な方法を選択してみてください。

キャッシングのメリット・デメリット

キャッシングには、メリットとデメリットがあります。両方紹介するため、利用するべきサービスなのか確認してみましょう。

キャッシングのメリット

キャッシングのメリットは、次の2つです。

  • 急な出費の際に便利
  • 海外旅行の際に現金を持ち歩く必要がない

一つずつ解説します。

急な出費の際に便利

キャッシングは、急な出費の際に便利なサービスです。クレジットカードにキャッシング枠が設定されている場合は、審査を受けずにATMから現金を引き出せます。

一方、カードローン会社を利用する場合は、申し込みを完了させて審査に通らないと現金を借りられないため、キャッシングよりも時間がかかるでしょう。

即日の融資に対応しているカードローン会社もありますが、すでにキャッシング枠を設定している場合と比較すると、融資までの時間が長いです。

できるだけ早く現金を引き出したい方や、急な出費に対応したい方などは、キャッシングを利用しましょう。

海外旅行の際に現金を持ち歩く必要がない

キャッシングは、海外旅行の際に現金を持ち歩く必要がありません。

そのため頻繁に海外旅行を楽しむ方にとっては、大きなメリットです。キャッシングは、日本国内のみならず海外のATMでも利用でき、現地通貨を引き出せます。

国にもよりますが、キャッシングが利用できるATMを多く設置している場合もあり、こまめに引き出せるため、一度に大金を引き出す必要がありません。

海外は、日本よりも治安が悪い場合が多く、スリや盗難の被害に遭う可能性も高いでしょう。

海外旅行で大金を持ち歩きたくない方は、キャッシングでこまめに引き出してみてください。

キャッシングのデメリット

キャッシングのデメリットは、次の2つです。

  • 利息を支払う必要がある
  • カードのショッピング利用可能額に影響がある

順番に解説します。

利息を支払う必要がある

キャッシングを利用すると、利息を支払う必要があります。

利息とは、借りたお金を返済する際に上乗せする金銭のことです。無料で現金を引き出せるサービスではないため、注意しておきましょう。

また、設定されている金利が高い点もデメリットです。

あくまで目安ではありますが、多くのクレジットカード会社は、キャッシングの金利を15〜18%ほどに設定しています。

しかし、カードローンの場合は、一桁に設定している会社もありキャッシングよりも利息の負担を軽くできます。

キャッシングを利用する際は、金利を確認してどれほどの利息が発生するのかを計算してから利用してみてください。

カードのショッピング利用可能額に影響がある

キャッシングを利用すると、カードのショッピング利用可能額に影響がでます。

クレジットカードには、ショッピング枠とキャッシング枠の2つが設定されていますが、限度額を共有しているため、どちらかを利用するともう一方に影響が出る仕組みです。

たとえば、限度額100万円(税込)のクレジットカードを例に挙げると、キャッシングで20万円(税込)利用するとショッピング枠は80万円(税込)までの利用に制限されます。

限度額が100万円(税込)に設定されているクレジットカードは、キャッシング枠で100万円(税込)、ショッピング枠で100万円(税込)利用できると勘違いしている方も多い傾向です。

とくに、クレジットカードの限度額近くまでショッピング枠を利用する方は影響を受けやすいため、注意しましょう。

クレジットカードから現金を引き出す方法

クレジットカードから現金を引き出す方法や手順は、次のとおりです。

  1. 事前にキャッシング枠を申請
  2. コンビニATMでお引き出しを選択
  3. クレジットカードを挿入し暗証番号を入力
  4. 借り入れを選択
  5. 返済方法を選択
  6. 借り入れ金額を入力
  7. 現金を受け取る

難しい手順はないため、すぐに現金が必要な方は参考にしてみてください。

1:事前にキャッシング枠を申請

クレジットカードにキャッシング枠が設定されていない場合は、事前にキャッシング枠を申請しましょう。

申請方法は所有しているクレジットカードによって異なりますが、Web上や会員専用アプリ、電話などの方法が一般的です。

すでに設定している可能性がある場合は、会員サイトや会員専用アプリから状況を確認してみてください。

2:コンビニATMでお引き出しを選択

キャッシング枠が設定できたら、コンビニエンスストアのATMに足を運び、引き出しを選択しましょう。

コンビニエンスストアによって画面の表示内容が異なる場合もあるため、画面の指示に従って進めてみてください。

3:クレジットカードを挿入し暗証番号を入力

手持ちのクレジットカードを挿入し、暗証番号を入力します。

4:借り入れを選択

いくつかボタンが表示されるため、借り入れを選択してみてください。

5:返済方法を選択

返済方法がいくつか表示されるため、好みの方法を選択しましょう。

6:借り入れ金額を入力

希望の借入金額を入力しましょう。

7:現金を受け取る

最後に現金を受け取り、取引終了です。

クレジットカードのキャッシングを利用する際の注意点

クレジットカードのキャッシングを利用する際は、次の注意点に気を付けましょう。

  • 大きな金額が必要な場合はカードローンを検討
  • お金の管理が苦手な方は注意して利用
  • 返済期間が長くなる場合は利息が大きくなる

知らずに利用すると、余計なお金を支払うことになるため、キャッシングを利用する前に必ず確認してみてください。

大きな金額が必要な場合はカードローンを検討

クレジットカードのキャッシングで大きな金額を引き出そうとしている方は、カードローンの利用を検討しましょう。

キャッシングで大きな金額を引き出すよりも、カードローンで引き出した方が低い金利を適用でき、支払う利息が少なくなる可能性があります。

たとえば、金利18%のクレジットカードのキャッシングで100万円(税込)を引き出すよりも、金利15%のカードローンから100万円(税込)を借りる方が、支払う利息が少なくなります。

また、カードローンは、借入金額が大きくなるほど低い金利が適用できるため、キャッシングよりも低い金利を適用できる可能性が高いでしょう。

大きな金額が必要な方は、金利が低いカードローンを検討してみてください。

お金の管理が苦手な方は注意して利用

クレジットカードのキャッシングを利用する際、お金の管理が苦手な方は返済できる金額のみ引き出すようにしましょう。

クレジットカードのキャッシングは、手軽に現金を引き出せるサービスですが、利息が発生するため利息を支払う必要があります。

お金の管理ができず返済が長期に渡ると、高額な利息を支払う必要があるでしょう。金銭管理が苦手な方は、返済できる金額のみを引き出すようにしてみてください。

返済が長期化して延滞を繰り返すようになると、クレジットカードを強制的に解約されたり、ブラックリストに載ったりする可能性があります。

ブラックリストに載ると、新たな借入ができなくなったり、ローンの審査に通らなくなったりするため、返済計画はしっかり立てましょう。

返済期間が長くなる場合は利息が大きくなる

クレジットカードのキャッシング利用で返済期間が長くなる場合は、支払う利息が大きくなります。

金利は、完済するまで元本にかかり続けるため、返済が長期化するほど支払う金額が大きくなると理解しておきましょう。

一例として、金利18%で50万円(税込)を6か月かけて返済する場合と、2年かけて返済する場合の利息を比較してみます。

  • 6か月で返済する場合:2万6,578円(税込)
  • 2年かけて返済する場合:9万9,088円(税込)

※参照元:ご返済シミュレーション

上記のとおり、2年かけて返済する場合の利息は、6か月かけて返済する場合の3倍以上になるとわかります。

クレジットカードのキャッシングを利用する場合は、利息の影響を考えて、できるだけ早めに返済するようにしましょう。

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クレジットカードのキャッシングに関するよくある質問

ここでは、クレジットカードのキャッシングに関するよくある質問に回答します。

キャッシングの融資までの時間や返済方法について回答しているため、気になる方は確認してみてください。

キャッシングは即日利用できる?

キャッシングは、即日利用できる場合と利用できない場合があります。

大手消費者金融系カードローンは、即日融資に対応している場合が多いです。

一方、銀行系カードローンは即日融資に対応していないため、すぐに現金を借りたい方にはおすすめできません。

一例として、即日融資できる大手消費者金融系カードローンを紹介すると、次のとおりです。

  • アイフル
  • プロミス
  • アコム
  • レイク
  • SMBCモビット

上記の大手消費者金融系カードローンであれば、即日融資に対応しています。

反対に、楽天銀行スーパーローンやみずほ銀行カードローン、イオン銀行などの銀行系カードローンは最短でも申し込みから1日はかかるため、注意しましょう。

一括とリボ払いの返済方法の異なる点は?

一括返済の場合は一回で全額を返済し、リボ払いは分割して返済します。

また、リボ払いは一定の金額を返済するため、毎月の返済の負担を軽減できるメリットがあると理解しておきましょう。

しかし、手数料がかかり元本がなかなか減らなくなる可能性もあるため、利用する際はシミュレーションをおこなったうえで慎重に検討する必要があります。

まとめ

今回は、クレジットカードで現金を引き出す方法やメリット、デメリット、注意点などについて解説しました。

クレジットカードの現金引き出しとは、キャッシングのことです。

キャッシングを利用するためには、クレジットカードでキャッシング枠を設定する必要があります。

クレジットカードの中には、すでにキャッシング枠が設定されている場合もあるため、会員サイトや会員専用アプリから状況を確認しましょう。

キャッシング枠が設定されていない場合は、Web上や会員専用アプリ、電話などで申請する必要があります。

引き出す金額によっては、カードローンを利用した方がお得になる場合もあるでしょう。

金額や金利、返済期間から利息を計算し、お得に利用できる方法を選択してみてください。

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※本記事の情報は2023年4月時点のものです。
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