- d払いはクレジットカードでチャージできない
- ただし、クレジットカードを登録してd払いを利用することは可能
- dポイントをお得に貯めたい方は、ポイントを3重取りできる方法も要チェック
d払いを利用している方は、チャージをクレジットカードでできるかどうか気になる方もいるかもしれません。
d払い残高をクレジットカードでチャージできれば、便利だと考える方もいるでしょう。
しかし、結論、d払いはクレジットカードでチャージできません。
ただ、クレジットカードを登録してのd払い利用はできます。
また、d払いを利用する際は、d払いのチャージ方法やチャージする際の注意点などについて知っておくとよいでしょう。
d払いはクレジットカードでチャージできない理由、そしてチャージ方法や注意点について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
- d払いはクレカでチャージできるか
- d払いのチャージ方法
- d払いチャージの注意点
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d払いはクレジットカードでチャージできない!
クレジットカードでd払い残高へのチャージはできません。
d払いの支払い方法には、電話料金との合算やクレジットカード払い、チャージがあります。
チャージとはd払い残高にお金をチャージしてショッピング代金などを支払う仕組みですが、クレジットカードからd払い残高のチャージはできません。
チャージには、次の方法のみ認められています。
- セブン銀行ATMからのチャージ
- 銀行口座からのチャージ
d払い残高にチャージして支払いたい方は、セブン銀行のATMや銀行口座からチャージしましょう。
クレジットカードを登録してd払いを利用することも可能
どうしてもクレジットカード決済でd払いを利用したい方は、クレジットカードを支払い方法に設定して支払う必要があります。
d払いの支払い方法に設定できるクレジットカードの国際ブランドや、おすすめのクレジットカードを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
d払いで利用できるクレジットカードの国際ブランドは4種類
d払いで利用できるクレジットカードの国際ブランドは、次の4種類です。
- VISA
- Mastercard
- AmericanExpress
- JCB
上記以外の国際ブランドのクレジットカードを利用している方は、新たに発行する必要があります。
しかし、dカード以外のクレジットカードをd払いの支払い方法に設定しても、dポイントが還元されない点に注意が必要です。
ポイントの還元を受けつつお得に買い物したい方は、dカードがおすすめです。
d払いにはdカードがおすすめ!
d払いの支払い方法をクレジットカードにする場合は、dカードがおすすめです。
以前まではdカード以外のクレジットカードで支払いをおこなう場合も、0.5%のポイント還元を受けられました。
しかし、現在はポイントが還元されなくなったため、他社のクレジットカードはおすすめできません。
一方、d払いの支払いにdカードを設定すると、次のとおりポイントの3重取りが可能です。
- d払いでのポイント還元:0.5%
- dポイントカード提示でのポイント還元:0.5〜1%
- d払いの支払いにdカードを設定:0.5%
ポイントを3重取りすると、最大で2%のポイント還元が受けられるため、dカード以外のクレジットカードを支払い方法にするよりも、非常にお得です。
さらに、現在dカードを新規発行すると、最大2,000ポイントが付与されるキャンペーンも実施しています。
キャンペーンの内容は、急に変更になったり終了したりする可能性もあるため、お得に発行したい方は、できるだけ早く申し込みましょう。
d払いアプリでのクレジットカードの登録方法
d払いアプリでクレジットカードを登録する手順は、上記のとおりです。
順番に解説します。
1:「dアカウント」サイトでIDとパスワードを発行
dアカウントのサイトでIDとパスワードを発行します。
2:スマホに「d払いアプリ」を入れる
スマートフォンにd払いアプリをダウンロードします。
3:d払いアプリを開く
ダウンロードが完了したら、d払いアプリを開きます。
4:パスワードとセキュリティコードでログイン
パスワードとセキュリティコードを入力し、ログインします。
5:利用設定とカード情報の入力
利用設定とカード情報を入力し、d払いにクレジットカードを設定します。
6:本人確認の認証で登録完了
クレジットカードの本人確認の認証を完了させると、設定は終了です。
d払いのチャージ方法
d払い残高にチャージする方法は、上記の2つです。
以前はコンビニエンスストアの店頭でもチャージできていましたが、現在はサービスを終了しています。
また、上記2つの方法でチャージする場合は現金のみでの対応です。
一つずつチャージ方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
セブン銀行のATMの場合
セブン銀行のATMからチャージする手順は、次のとおりです。
- アプリの「チャージ」をタップ
- 「セブン銀行から」をタップ
- 「QRコードを読み取る」をタップ
- セブン銀行ATMの「スマートフォンでの取引」をタップ
- 企業番号をセブン銀行ATMに入力する
- 金額を入力してチャージ完了
最低1,000円(税込)からチャージ可能で、1回の上限は10万円(税込)です。
銀行口座の場合
銀行口座からチャージする手順は、次のとおりです。
- アプリの「チャージ」をタップ
- 「銀行口座から」をタップ
- 注意事項を確認し「同意して進む」をタップ
- 銀行を選択する
- 「チャージする」をタップ
- 金額を入力してチャージ完了
銀行口座の場合も、最低1,000円(税込)からチャージ可能で、1回の上限は10万円(税込)です。
また、銀行口座を登録すると、オートチャージの設定が可能です。
オートチャージとは、設定した金額よりも残高が低くなったら自動でチャージされる機能です。
- 「チャージ」をタップ
- 登録した銀行のオートチャージをオン
- オートチャージする金額を設定
上記の手順で簡単にオートチャージの設定ができるため、チャージが面倒な方は検討しましょう。
d払いのチャージ・決済時に関する注意点
d払い残高にチャージする際は、いくつか注意点があります。
把握していないとチャージができない場合もあるため、事前に確認しましょう。
利用可能時間に注意する
d払い残高にチャージする場合は、利用可能時間に注意しましょう。
原則、d払い残高へのチャージは即時反映されます。
しかし、自身が利用している金融機関やセブン銀行ATMによっては、メンテナンスや利用時間が決まっており、チャージできない時間帯があります。
銀行やセブンイレブンの公式サイトで利用可能時間を事前に確認し、チャージできるタイミングで利用しましょう。
クレジットカードの有効期限
d払いにクレジットカードを設定して決済する場合は、クレジットカードの有効期限に注意しましょう。
クレジットカードの有効期限が切れていると、d払いの支払いに設定できません。
万が一クレジットカードの有効期限が切れている場合は、新たなクレジットカードを登録するか、更新してから設定しましょう。
プリペイドバリューは銀行口座からのチャージ不可
プリペイドバリューは銀行口座からのチャージができません。
d払い残高には、次の2つの種類があります。
特徴 | |
---|---|
プリペイドバリュー | d払い加盟店での支払いやお金の受け取りが可能 |
現金バリュー | プリペイドバリューの機能に加えて送金や払い出しなどが可能 |
プリペイドバリューは現金バリューよりも機能が制限されており、次の機能が利用できません。
- 送金
- 払い出し
- 出金
- 銀行口座からのチャージ
- オートチャージ
ドコモユーザーで本人確認すると、現金バリューが利用可能です。
プリペイドバリューの方は、銀行口座からのチャージができないと把握しておきましょう。
d払いのチャージができない原因
d払いのチャージができない場合の主な原因は、上記のとおりです。
一つずつ解説するので、d払い残高にチャージできない方は確認しましょう。
本人確認が完了していない
d払い残高にチャージできない場合は、本人確認が完了していない可能性があります。
d払い残高の種類は、次の2つです。
- プリペイドバリュー
- 現金バリュー
プリペイドバリューは銀行口座からのチャージやオートチャージが利用できないですが、現金バリューはすべてのチャージ方法が利用できます。
プリペイドバリューから現金バリューに移行するためには、本人確認が必要です。
dカード残高に銀行口座からチャージしたい方は、現金バリューを利用するために、本人確認の手続きを実行しましょう。
本人確認する際は、d払いアプリから手軽に申請できます。
d払いアプリをアップデートする必要がある
d払いのチャージができない場合は、d払いアプリをアップデートしましょう。
古いバージョンのままチャージすると、正常に機能しない可能性があります。
アップデートでは、機能の向上のみでなく軽微なバグの修正も実施されるため、常に最新の状態にしておきましょう。
利用限度額を超えている
d払いの利用限度額を超えている場合は、d払いにチャージできません。
チャージ金額の上限は、次のとおりです。
1回 | 10万円 |
1日 | 10万円 |
1か月 | 30万円 |
銀行口座やセブン銀行ATMにかかわらず、どちらも上記の上限が設定されています。
d払いにチャージできない場合は、利用上限額を超えていないかを確認してみてください。
d払いチャージのクレジットカードに関するよくある質問
d払いチャージのクレジットカードに関するよくある質問は上記のとおりです。
それぞれの質問にわかりやすく回答しているので、ぜひ参考にしてみてください。
銀行口座からのチャージでエラーが出る原因は?
銀行口座からd払い残高へのチャージ時にエラーが発生する主な理由は次のとおりです。
- 利用可能時間外に手続きしている
- チャージ上限額を超過している
- チャージ停止中の銀行口座を設定している
銀行口座からのチャージは特定の時間帯、とくに午後11時45分から午前0時15分までの間は、システムメンテナンスで利用できないため注意しましょう。
臨時のシステムメンテナンスがおこなわれる場合もあるため、チャージの際は時間帯を確認することが大切です。
また、d払いは1回、および1か月あたりのチャージ上限額が設定されているため、現在のチャージ額が上限額を超えていないかも確認しましょう。
チャージ停止中の銀行口座を利用してもエラーが発生するため、あらかじめチャージする銀行口座が利用できるかを確認しておきましょう。
残高チャージ以外のd払い方法は?
d払いは残高チャージ以外にも「電話料金合算払い」と「クレジットカードからの支払い」の2つの方法があります。
電話料金合算払いはドコモ回線を契約し、spモードまたはiモードのいずれかを利用している方が対象です。
d払いでの購入代金やサービス利用代金が、毎月の携帯電話の利用代金に合算されます。
クレジットカードからの支払いでは、dカードまたはほかの主要なクレジットカードをd払いに設定可能です。
VISA、Mastercard、American Express、JCBなどが使用可能で、d払いでの購入代金やサービス利用代金は、毎月の携帯電話の利用代金に合算されて請求されます。
ニーズに合わせて支払い方法を選択すれば、d払いをより活用できるでしょう。
d払いユーザー同士の送金方法は?
d払いユーザー同士で送金する方法は「QRコード」「受け取り用リンク」「宛先指定」の3つがあります。
QRコードを利用した送金は、送金する側がd払いアプリの「送金」から「QRコードを読み取る」を選び、受け取る側は「受け取る」を選んでQRコードを表示します。
送る側はQRコードを読み取ることで送金が可能で、飲み会やランチの支払いをまとめて行った際に素早く送金する際に便利でしょう。
受け取り用リンクを使った送金は、送る側がd払いアプリで「送金受け取り用リンクを作成」を選び、送金先の名前と金額を入力してリンクを生成します。
リンクはメールやSNSで共有でき、受け取る側はリンクにアクセスしてお金を受け取れるため、離れた場所にいる相手にも送金可能です。
宛先指定を利用した送金方法は、送金する側がd払いアプリで「電話番号を指定」または「d払い口座番号を指定」を選び、送金先の情報と金額を入力します。
ドコモ契約の携帯電話番号のみ利用可能で、番号を知っている場合には迅速に送金可能です。
dポイントをd払い残高にチャージできる?
dポイントをd払い残高に直接チャージすることはできません。
しかし、d払いの支払いの際には、dポイントを1ポイント=1円として利用できます。
dポイントを利用して日常の買い物をおこなうことで、節約した金額分をd払い残高にチャージできるでしょう。
d払いで一番お得な支払い方法はある?
d払いで一番お得な支払い方法は、特定のコンビニでポイントを3重取りできる組み合わせを活用することです。
dカードをd払いの支払い方法に設定することで、次の3つのポイントを同時に獲得できます。
- dカード利用分のdポイント
- d払い利用分のdポイント
- 利用コンビニが対応しているポイント
dカードを支払い方法に設定している場合は、200円(税込)につき1ポイントが進呈されます。
また、d払いを利用することでもdポイントが還元されるでしょう。
また、 一部のコンビニではdポイントカードに対応しており、提示することでdポイントを追加で獲得できます。
dカードをd払いの支払い方法に設定し、対応するコンビニで購入することで、より効率的にdポイントを貯められるでしょう。
まとめ
今回は、d払いのチャージの方法や手順、チャージする際の注意点などについて解説してきました。
d払い残高にクレジットカードでチャージはできず、次の方法を利用する必要があります。
- セブン銀行ATM
- 銀行口座
d払いでクレジットカードを利用する際は、dカードの設定がおすすめです。
以前までは、dカード以外のクレジットカードで支払いをおこなう場合も、0.5%のポイント還元を受けられましたが、現在は対象外になりました。
一方、d払いの支払いにdカードを設定すると、ポイントの3重取りが可能です。
最大で2%のポイント還元が受けられ、さらにdカードを新規発行すると、最大2,000ポイントが付与されるキャンペーンも実施しています。
d払いの支払いにクレジットカードを設定したい方は、dカードを発行してポイントをお得に貯めましょう。
<参考>
dカード