車の購入時にローンを検討している方は多いでしょう。車の料金は年々上がっており、現金での一括購入が難しい現状、利息を払ってでもローンを組まなければならないのは仕方のないことかもしれません。
そこでおすすめなのは、金融機関が提供するマイカーローンです。一般的なディーラーローンより金利が低く、車の購入資金以外にも車検や修理費用など、さまざまな目的で利用できる点がメリットです。
今回はマイカーローンのおすすめ商品を18種紹介します。また、審査の流れや審査に落ちた時の対処方法など、マイカーローンについて網羅的に解説しているので、最後まで読めば自身にぴったりの商品が見つかります。ぜひ参考にしてみてください。
マイカーローン(自動車ローン)とは

本章ではマイカーローンの仕組みや特徴を、現状の返済期間や金利の相場、メリットとデメリットに分けてそれぞれ解説します。
章の最後ではディーラーローンと異なる点についても触れています。ぜひご一読ください。
マイカーローンの仕組み
マイカーローンの仕組みと特徴は次のとおりです。
- 利用目的は自動車資金に限定
- 融資が受けられるのは購入に必要な金額まで
- 審査は見積書を参考におこなう
- 審査結果は最短で即日にわかる場合も
ユーザーは金融機関から借りたお金をディーラーに支払って車を手に入れます。借りたお金は金利を乗せて金融機関に分割返済していきます。
返済期間は3~10年が平均的
気になる返済期間ですが、金融機関によって差はあるものの、平均では3~10年と言われています。ディーラーローンの場合は最長でも6~8年の場合が多いため、マイカーローンは2~4年返済期間を長く設定することが可能です。
返済期間を長くすることで月々の支払い額は減らせますが、支払利息は増えてしまいますし、短ければ利息は少なくなるものの月々の返済額は多くなります。
ローン返済期間 | 月々の返済額 | 支払利息 |
---|---|---|
短い | 多くなる | 少なくなる |
長い | 少なくなる | 多くなる |
金利相場
マイカーのみではなく、あらゆるローンを組むうえでもっとも重要な要素が金利です。言うまでもなく、金利は低ければ低いほど支払いは楽になります。
支払総額を減らして、できるだけお得にローンを組むためには金利相場を知ることが重要です。マイカーローンの金利相場は1~3%で、中にはいわゆるゼロ金利、すなわち1%を切るものもあります。
一方、ディーラーローンの金利相場は3~6%が多く、車種により金利差もさまざまです。中古車ローンの場合であれば8%を超えるケースも見られます。
マイカーローンは、住宅ローンの併用や環境配慮車の購入など、条件を満たせば金利の優遇が受けられることも少なくありません。車種や新車か中古車かの違いによる金利差もないため、支払総額の面ではディーラーローンより優れていると言えます。
マイカーローンのメリット
マイカーローンのメリットは次のとおりです。
- 車の購入以外に、車検や修理の費用、ドライブレコーダーやカーナビなどの車載用品の購入、バイクや船舶の購入など幅広い利用が可能
- 連帯保証人は基本的に不要
- 車の所有者は自身
車の代金以外にも、自動車に関係するさまざまな商品、サービスが対象となります。
自動車に限定したローンを組みたい方は、マイカーローンを検討してみましょう。
マイカーローンのデメリット
よいことづくめのように思えるマイカーローンですが、次のとおりデメリットもあります。
- 審査に通らなければ融資が受けられない、または希望した融資額が減らされる
- 申し込みから融資実行まで時間がかかる
- 低金利でも利息の支払いは避けられない
予算に余裕があれば、現金一括払いがもっともコストパフォーマンスのよい購入手段と言えます。しかし、一般的に車は家の次に料金が高い商品です。
多くの場合はローンでの購入となるでしょう。ローンを利用するなら、金利が低いものを選ぶことが、お得に買い物をする最適解です。
ディーラーローンと異なる点

カーディーラーまたは単にディーラーと呼ばれる車の販売店は、それぞれ独自の金融機関を用意しています。
これがディーラーローンであり、商談の際にローン購入の意思を示せば、販売店はディーラーローンを薦めてくることが大半です。
実は車販売ビジネスの収益は、ディーラーローンで得られる金利が大きな割合を占めています。そのため、現金一括購入よりもディーラーローンを利用して購入することを販売店は望んでいます。
ではユーザーにとってディーラーローンにメリットはあるのでしょうか。デメリットとあわせて、マイカーローンと異なる点を見てみましょう。
ローンの種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
マイカーローン | ・金利がディーラーローンより低い ・車の所有者は自身 | ・ 審査や条件が厳しい ・融資実行まで時間がかかる |
ディーラーローン | ・審査が通りやすい ・融資実行までがスピーディ | ・ 金利がマイカーローンより高い ・ ローン完済まで車の所有者はディーラーもしくはローン会社 |
ディーラーにとって車は売り物なので早く売りたい、可能ならばディーラーローンを利用して買ってほしいのですから、借りやすさのハードルは当然低くなります。
しかしながらデメリットを考えた場合、ユーザーにとってディーラーローンは不利な面が多いと言えます。中でも、金利の高さは大きなデメリットになる恐れがあります。
ユーザーの立場で考えるならば、現金一括払い以外ではマイカーローンの利用がもっともおすすめの購入方法と言えるでしょう。
マイカーローンの金利は2種類
マイカーローンで選べる金利の種類は次の2つです。
- 固定金利
- 変動金利
ローンを組んだことがない方にとっては、やや聞きなれない言葉ではないでしょうか。ひとつずつ解説します。
固定金利
固定金利は、ローンの返済期間中、契約時の金利が固定されます。すなわちローン完済するまで金利が変わらない返済方法です。
固定金利を採用する期間が選べるタイプと、全期間固定されるタイプの2種類があり、マイカーローンの場合は全期間固定タイプが主流です。
変動金利
変動金利は、市場の動向に応じて金利が変わる返済方式です。年または半年に一度、金利の見直しがおこなわれます。
超低金利政策が長らく続いている現代日本では、住宅ローンを含めて変動金利が人気です。
固定金利と変動金利の違いを表で見てみましょう。
金利の種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
固定金利 | ・市場動向に左右されず金利が一定 ・返済プランが立てやすい | ・ 変動金利より高金利 ・超低金利が続けば変動金利より支払総額は多くなる |
変動金利 | ・ 固定金利より低金利 ・ ローン完済まで金利が固定金利より上がらなければお得に購入できる | ・市場の動向次第で金利が上がるリスクがある |
返済プランを綿密に立てたい方は固定金利、現在よりも金利の上昇を期待する方は変動金利がおすすめです。

マイカーローンの選び方

さまざまな金融機関が提供しているマイカーローンの中から、自身に適した商品を探すことは非常に面倒で難しい作業です。
ここではマイカーローンの選び方を、比較ポイントを挙げながら解説します。
地域
マイカーローンを提供する金融機関は、都市銀行や地方銀行、信用金庫などさまざまです。自身が住んでいる、または勤めている地域によって利用できるかどうか定められているケースも多々あります。
申し込む際には利用可能な地域を確認してみてください。
金利と適用金利
マイカーローンの公式サイトで表記されている金利、すなわち表示金利と、実際に融資を受けた際に適用される金利は異なる場合が珍しくありません。
金利は利用者の属性や信用情報など、さまざまな要素で変動するからです。
最終的な判断は実際に適用される金利、すなわち適用金利の通知を受けてからでも遅くはありません。表示金利はあくまで目安と考えましょう。
申し込み可能な年齢
マイカーローンには、年齢によって申し込みが可能かどうか条件が定められています。
借入時の年齢、完済時の年齢など、商品概要または説明書に目を通して確認することをおすすめします。
自営業やフリーランスでも申し込み可能か
自営業やフリーランスは収入が不安定と見なされるため、一般的には会社員や公務員などの給与所得者よりもローンが組みにくいのは事実です。
しかし、必ず審査が通らないわけではありません。対応についての詳細は、マイカーローンの利用条件を確認してみてください。
ローンに含まれない諸費用
ローンに含まれない諸費用とは、保証料や各種の手数料のことです。諸費用の有無や金額は金融機関によって異なります。
商品説明書を読み込み、ローン以外の諸費用について確認しておきましょう。
引き落とし口座の指定
金融機関が手がけるマイカーローンは、その金融機関の口座を持っていることが必要条件である場合が大半です。
当該口座を自身が持っているか、持っていないなら新規に開設する用意はあるか、事前にチェックすることをおすすめします。
窓口への来店の有無
金融機関によっては、契約完了するために店舗まで赴く必要があります。窓口まで行く時間がない方は、Web上で手続きが完結するマイカーローンがおすすめです。
審査スピード
審査決定までのスピードは金融機関によって異なります。仮審査の場合、最短即日で結果が通知されるマイカーローンもあります。
急ぎの場合は審査にかかる日数もチェックしておきましょう。
保証料の取り扱い方法
マイカーローンの多くは、ローンを借りるために必要な諸費用として保証料を設定しています。
商品によっては、保証料込み、保証料別の2種類があるため注意が必要です。ローン以外の出費を抑えたい方は、契約前に必ず保証料の有無を確認することをおすすめします。
団体信用生命保険の有無
団体信用生命保険、いわゆる団信は、ローン返済者に返済不可能な理由が発生した場合にローン残債の支払いが保険料で賄われる保険商品です。
団信の加入は多くの場合、任意ですが、加入すると保険料分が金利に上乗せされる点には注意しましょう。
他社のローンと併用を検討
本審査はともかく、仮審査であれば複数のマイカーローンに申し込むことは問題ありません。
審査に落ちた時のリスクヘッジとして、他社のローンをあわせて検討する余地はあると言えます。
おすすめのマイカーローン18選

ここからは、おすすめのマイカーローンを紹介します。それぞれの商品を見比べて、自分に合ったローンを見つけてください。
りそな銀行マイカーローン
商品名 | りそなマイカーローン |
---|---|
金利のタイプ | 変動金利 |
借入金利(実質年率) | 1.900、2.800、4.475% (EV・FCV購入の場合は1.600、2.500、4.175%) |
借入金額 | 最大1,200万円 |
審査時間(最短) | 翌営業日 |
融資までの最短時間 | ― |
保証料・手数料 | 保証料不要、手数料無料 |
りそな銀行マイカーローンは、三菱UFJ、三井住友、みずほと並ぶ四大メガバンクの一角、りそな銀行が提供するカーローンです。金利は1.900、2.800、4.475の3種類が審査によって決定されます。
※EV・FCV購入の場合はさらに▲0.3%の金利優遇があります
りそな銀行で住宅ローンを利用している方は、審査にかかわらず最安の1.900%の金利が適用される優遇措置を受けられる点がメリットです。
※審査が可決された場合に限ります
買う車が決まる前でも申し込みが可能で、事務手数料と繰上げ返済手数料および保証料はすべて無料または不要と、気軽に借りられるカーローンと言えるでしょう。

ジャパンダ・ネットマイカーローン
商品名 | ジャパンダ・ネットマイカーローン |
---|---|
金利のタイプ | 固定金利 |
借入金利(実質年率) | 1.90~3.95% エコカー割:1.40~3.45% |
借入金額 | 20万円~1,000万円(1万円単位) |
審査時間(最短) | 即日 |
借入期間 | 6か月~10年(6か月単位) |
保証料・手数料 | ― |
損保ジャパンが提供するカーローンです。大手保険会社の安心感と金利の低さが魅力です。
申し込みから借り入れまでWebで完結するため来店不要となっています。また、口座を新たに開設する必要もなく気軽に申し込むことが可能です。
金利は固定金利を採用し、通常ローンに加えて電気自動車やハイブリット車の購入時にはエコカー割引が適用されます。融資金額は最大1,000万円で、大半の車の購入費が賄えます。審査結果は最短で申し込み当日に回答が得られるのもメリットです。
三菱UFJ銀行ネットDEマイカーローン
商品名 | マイカーローン(自動車ローン) |
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金利のタイプ | 変動金利 |
借入金利(実質年率) | 1.50~2.45% 据置タイプ:3.975% |
借入金額 | 最大1,000万円以内 |
審査時間(最短) | 即日 |
融資までの最短時間 | 9日 |
保証料・手数料 | 保証料不要・繰上返済手数料無料(インターネットで手続きした場合) |
日本有数のメガバンクが手がけるマイカーローンです。
変動金利で年利1.50~2.45%と低いうえ、同行の住宅ローンを利用中の場合はさらに年間0.2%の割引が適用されます。
同行の口座を持っている方で、住宅ローンも組んでいる方にはおすすめの商品です。ローンのタイプは、3年間は現金据え置きで利息の身の支払いとなる据置タイプと、金利が据え置きタイプより低い通常タイプの2種類があります。
当面の返済額を抑えたい方は据置プラン、支払い総額を抑えたい方は通常タイプがおすすめです。
すでに同行の口座を持っている方およびWebで申し込みした方は来店不要ですが、口座開設前に申し込んだ場合は来店が必要になる点には注意しましょう。
なお事前にアプリで口座開設すると最短で当日に申し込めるメリットがあります。
住信SBIネット銀行自動車ローン
商品名 | 自動車ローン |
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金利のタイプ | 変動金利(毎月見直し) |
借入金利(実質年率) | 1.775~3.975% |
借入金額 | 10~1,000万円 |
審査時間(最短) | 数時間 |
融資までの時間 | 通常2週間程度 |
保証料・手数料 | 繰上返済手数料は何回でも無料 |
いわゆるネット銀行が提供するカーローンの魅力は、人件費や店舗維持費などのコストがかからないぶんを金利に活かせることです。
住信SBIネット銀行の金利は1.775%からと、他の銀行系カーローンの一般的な最安金利1.90%を下回っています。わずか0コンマ数%の差ですが、金利の世界では支払期間が長くなるほど小さな金利差でも影響は大きくなります。
借入可能期間は最長10年です。長期で少しずつ返済を検討している方は、わずかでも金利の低いカーローンを選ぶようにしましょう。
三井住友銀行マイカーローン
商品名 | マイカーローン |
---|---|
金利のタイプ | 変動金利 |
借入金利(実質年率) | 4.475% 住宅ローン併用で1.5%割引 |
借入金額 | 10~300万円(1万円きざみ) |
審査時間(最短) | ― |
融資までの時間 | 1年以上10年以内(1か月きざみ) |
保証料・手数料 | 繰上返済(一部および全額)税込5,500円 |
メガバンクである三井住友銀行のカーローンには3つの特徴があります。まず借り入れできる金額は10~300万円までです。最大融資金額が1,000万円のローンが珍しくない中、少し低めに設定されています。
次に金利は変動型で年4.475%と、銀行系カーローンとしてはやや高い印象です。3つ目の特徴は、住宅ローンとセットで利用すると1.5%の金利の優遇が受けられることです。
申し込み条件は具体的に細かく設定されているので、確認してみてください。
メガバンクの安心感と、優遇金利が魅力に感じる方は検討してみてもよいでしょう。なお申し込み条件は具体的かつ細かく設定されているため、事前にチェックすることをおすすめします。
みずほ銀行多目的ローン
商品名 | みずほ銀行多目的ローン |
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金利のタイプ | 変動金利、固定金利 |
借入金利(実質年率) | 変動金利:5.875% 固定金利:6.850% |
借入金額 | 10万円以上300万円以内(1万円単位) |
審査時間(最短) | ― |
融資までの時間 | ― |
保証料・手数料 | 諸費用は別途負担、保証料は不要 |
三井住友銀行と同じく、メガバンクが手がけるカーローンの特徴は、車の購入のほか暮らしに関わるさまざまな目的に利用できることです。
免許の取得、インテリア購入、結婚や旅行の費用などが無担保で融資を受けられます。変動金利と固定金利から選べます。借入期間は最長7年で、借入金額は最大300万円です。
なお、みずほ銀行で現在または過去に、証書貸付ローンの利用がある方は年0.1%の金利引き下げが適用されます。
多目的なローンをお探しの方は一考の価値ありです。
イオンアシストプラン
商品名 | イオンアシストプラン |
---|---|
金利のタイプ | 固定金利 |
借入金利(実質年率) | 3.8~8.8% フリーローンの場合:最大13.5% |
借入金額 | 10~700万円 |
審査時間(最短) | ― |
借入期間 | 1年以上8年以内(1年単位) |
保証料・手数料 | 事務手数料:契約1件につき税込2,750円 |
全国のイオンに店舗を構えつつ、ネット銀行としても使いやすいイオン銀行はカーローンも提供しています。
特徴は大きく4つで、申し込みから融資まで来店不要なこと、車に関わる費用なら何にでも利用できること、インターネット経由で一部または全額の繰上返済が可能なこと、そして担保および保証人が不要なことです。
固定金利を採用し、利率は審査結果により決定します。イオン系列の店舗に赴くことが多い方は検討の余地があるカーローンです。
カーローンの審査結果が期待できるものでなかった場合でも、融資使途を自由に選べるフリーローンとして再度審査が受けられます。ただし金利が高くなる恐れがあることには注意が必要です。
楽天銀行スーパーローン
楽天経済圏の中核を担う、楽天銀行が提供するカーローンは、資金用途が自由なフリーローンです。
カーローンとして利用しても便利な点が特徴で、車を買ったときの契約書や見積書などの面倒な書類は一切不要、簡単に手間をかけず申し込むことが可能です。
人件費や店舗管理費などのコストが少ない、ネット銀行だからこそ実現できる低金利に加え、最大800万円と融資枠にもゆとりがあります。
入会でもれなく1,000ポイント進呈されるため、楽天経済圏にいる方は検討してみましょう。

横浜銀行マイカーローン
商品名 | 横浜銀行マイカーローン |
---|---|
金利のタイプ | 変動金利 |
借入金利(実質年率) | 0.9~2.4% |
借入金額 | 10万円以上1,000万円以内 |
審査時間(最短) | 即日 |
融資までの最短時間 | ― |
保証料・手数料 | 取扱手数料:3,300円 一部繰上返済手数料:5,500円 全額繰上返済手数料:11,000円 条件変更手数料:5,500円 印紙代、振込手数料 |
地方銀行が提供するカーローンです。日本最大級のローン比較サイトでは、総合評価で1位を獲得しており人気ぶりがうかがえます。魅力は金利の低さで、最低0.9%からと、いわゆるゼロ金利を実現しています。
申し込みから借入まで来店不要、ネットで完結する点もメリットです。仮審査結果は最短で申し込み当日と非常にスピーディーなうえ、横浜銀行の口座を持っていなくても申し込めます。
最大のデメリットは、利用条件が住所によって限定される事です。条件を満たす、神奈川県および東京都全域、群馬県の一部地域にお住いの方にはおすすめのコスパに優れたカーローンです。

ちばぎんマイカーローン
商品名 | ちばぎんマイカーローン |
---|---|
金利のタイプ | 変動金利 |
借入金利(実質年率) | 0.85~2.75% |
借入金額 | 10万円以上1,000万円以内 |
審査時間(最短) | 即日 |
貸出期間 | 6か月以上10年以内(6か月単位) |
保証料・手数料 | 保証料不要、繰上返済手数料は別途要 |
千葉県を中心とした限定エリア在住の方が利用できるカーローンです。本支店(実店舗)とインターネット支店どちらでも利用が可能で、千葉県以外の対象都県は、東京都、茨城県、埼玉県、神奈川県となります。
インターネットで申し込んだ場合は来店不要で手続きが完了するほか、最寄りの店舗で窓口での相談も可能です。
特筆するべきは金利の低さです。ハイブリッドや電気自動車などの環境配慮車購入の場合は年利0.85%と、いわゆるゼロ金利を実現しています。
借入金額は1,000万円以内ですが、上位ローンとして用意されている、マイカーローンプレミアムなら最大3,000万円まで借り入れ可能です。
利用可能エリア在住で、1,000万円以上のプレミアムカーを購入したい方におすすめです。
関西みらいマイカーローン
商品名 | 関西みらいマイカーローン |
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金利のタイプ | 変動金利、固定金利 |
借入金利(実質年率) | 変動金利:1.90~3.80% 固定金利:返済期間5年以内は2.95~4.05% 5年以上は3.10~4.20% |
借入金額 | 50~1,200万円 |
審査時間(最短) | ― |
貸出期間 | 新車購入の場合:6か月以上10年以内(6か月単位) 中古車購入など、新車購入以外の場合:6か月以上8年以内(6か月単位) |
保証料・手数料 | 保証料不要 |
大阪府に本支店を置く、関西みらい銀行が提供するカーローンは、関西以外の方でも利用が可能です。Web申し込み&Web契約で来店することなく契約が完了します。変動と固定の2種類から金利が選べる点が特徴です。
保証料不要で事務手数料と繰上返済手数料は無料、借入金額は最大1,200万円、最長10年まで利用できます。
専用アプリで借入額と残高の確認のほか、自動車税の支払いが可能な点も魅力のカーローンです。なお2023年4月1日~2023年9月30日までに申し込みした方限定で金利が優遇されるキャンペーンを実施中です。
車の購入を検討中の方は、キャンペーン期間中での申し込みをおすすめします。
常陽マイカーローンJOYO車
商品名 | 常陽マイカーローンJOYO車 |
---|---|
金利のタイプ | 変動金利 |
借入金利(実質年率) | Web契約:0.95~2.35% 店頭契約:4.975% |
借入金額 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) |
審査時間(最短) | 当日 |
返済期間 | 6か月以上、10年以内(6か月単位) |
保証料・手数料 | 店頭で申し込みの場合、取扱手数料5,500円が必要 繰上返済料無料、保証料不要 |
茨城、千葉両県全域のほか指定の関東~東北エリア在住の方が利用できるカーローンです。茨城県内のカーローンではシェアNo.1を誇ります。
インターネットからの申し込みは来店不要です。ディーラーローン、信販ローンの併用ができる点もメリットです。
Web契約は取扱い手数料は無料ですが、店頭で契約した場合は5,500円の支払いが発生することには注意しましょう。
京銀マイカーローン
商品名 | 京銀マイカーローン |
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金利のタイプ | 変動金利、固定金利 |
借入金利(実質年率) | 変動金利:2.075~2.675% 固定金利:3年以内2.750% 3年超5年以内2.850% 5年超10年以内3.000% |
借入金額 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) |
審査時間(最短) | 3営業日 |
借入期間 | 6か月以上10年以内(6か月単位) |
保証料・手数料 | 事務取扱手数料無料 |
利用目的にかかわらず、新車と中古車どちらも同じ金利が適用される点が特徴のカーローンです。
金利は変動と固定の2種類から選べ、100万円以上の借入で最下限金利2.075%(変動金利の場合)が適用されます。インターネット申し込みの場合は来店不要です。
なお、指定エリア在住の方以外は京都銀行の普通口座を解説していない場合、インターネットでの申し込みができない点には注意が必要です。
群馬銀行マイカーローン
商品名 | 群馬銀行マイカーローン |
---|---|
金利のタイプ | 変動金利 |
借入金利(実質年率) | 1.8~3.3% |
借入金額 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) |
審査時間(最短) | 当日 |
借入期間 | 6か月以上10年以内(6か月単位) |
保証料・手数料 | 保証料不要 繰上返済手数料は条件により5,500円別途要 |
Web契約での最下限金利は1.8%と、低金利で利用可能なカーローンです。群馬銀行の口座を持っていない方でも申し込みできます。
希望借入金額の融資が不可の場合でも、減額することで借りられる柔軟な審査体制が魅力です。
インターネットでの申し込みの場合は来店不要で、審査結果は最短当日と手軽かつ迅速な融資が期待できるカーローンです。
福岡銀行ニューオートローンDX
商品名 | ニューオートローンDX |
---|---|
金利のタイプ | 変動金利 |
借入金利(実質年率) | Webでの申し込み:2.7% Web以外(郵送・店頭など)での申し込み:2.8% 上記以外:3.3% |
借入金額 | 10万円以上1,500万円以下(1万円単位) |
審査時間(最短) | 5日程度 |
借入期間 | 6か月以上10年以内(6か月単位) |
保証料・手数料 | インターネットバンキング以外:繰上返済手数料5,500円 |
福岡銀行が提供するカーローンの特徴は大きく2つあります。
1つ目は土日も営業しているため休日の相談や電話予約が可能な点、2つ目は新車、中古車が保証料込みかつ同一金利で利用できる点です。
ディーラーローンや他の金融機関のカーローンでは、金利が低くても保証料を別途支払わなければならないケースも少なくありません。
福岡銀行のニューオートローンDXなら、保証料不要のうえ、インターネットバンキングからの繰上返済手数料も無料です。
また、Web申し込みなら最安金利2.7%が適用されます。インターネット環境を持っている方は、ぜひWeb経由での各種手続きをおすすめします。
ミライロード
商品名 | マイカーローン(愛称:ミライロード) |
---|---|
金利のタイプ | 変動金利 |
借入金利(実質年率) | 1.975~3.975% キャンペーン期間中は1.475~3.975% |
借入金額 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) |
審査時間(最短) | ― |
借入期間 | 6か月以上10年以内(1か月単位) |
保証料・手数料 | 返済中の返済条件変更手数料5,500円 |
岐阜県に本店を置く十六銀行が手がけるカーローンです。Web申し込みの場合は来店不要で、諸条件を満たせば、店頭表示金利から最大1.0%の割引が受けられる点がメリットです。
割引後の最低金利は1.975%ですが、2023年5月現在、さらに金利が0.5%優遇されるキャンペーンを実施しています。キャンペーン名は、じゅうろくSDGsマイカーローン~ともに未来へ~で、期間は2023年9月29日までです。
期間限定の最低金利1.475%の適用を希望している方は、早期の申し込みをおすすめします。
朝日マイカーローン
商品名 | 朝日マイカーローン |
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金利のタイプ | 変動金利 |
借入金利(実質年率) | 1.7~2.9% |
借入金額 | 1万円以上1,000万円以内 Web申し込みは30万円~1,000万円 |
審査時間(最短) | ― |
借入期間 | 3か月以上10年以内 |
保証料・手数料 | 保証料、手数料共に不要 |
東京都に本店を構える、朝日信用金庫が提供するカーローンです。同金庫の口座を持っている方は、Web申し込みで来店することなく契約が完了します。
Web完結型の金利は1.7~2.7%で、店頭で申し込んだ場合の金利は2.9%です。同信金でカーローンを検討中の方は、ぜひWeb申し込みでお得に利用してみてください。
京葉銀行マイカーローン
商品名 | マイカーローン |
---|---|
金利のタイプ | 変動金利 |
借入金利(実質年率) | Web申し込み:1.7~3.3% 通常金利:2.85~3.85% |
借入金額 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) |
審査時間(最短) | ― |
融資までの最短時間 | 1週間 |
保証料・手数料 | 全額繰上返済は手数料無料 一部繰上返済は3,300~5,500円 |
千葉県に本店を持つ京葉銀行が手がけるカーローンです。車のほかオートバイ、レジャーボートや水上バイクなどの船艇にも利用できます。
Webから申し込めば来店不要で契約でき、最短1週間で融資を受けることが可能です。Web申し込みは金利も優遇されるので、同行でカーローンを利用するならぜひWebからの手続きをおすすめします。
Web完結または郵送での契約以外は、京葉銀行の営業区域に在住、または勤務している方のみ利用できる点には注意が必要です。
マイカーローンに申し込む方法

Web上でマイカーローンを申し込む際の流れを解説します。
1:Webから仮申し込み
マイカーローンの公式サイトにアクセスし、仮審査の申し込みをおこないます。現在はパソコンとスマートフォン、どちらからでも対応可能な金融機関が大半です。自身が使いやすい端末を選びましょう。
仮とはいえ、この時点で手続きに必要な書類を用意しておくとその後の流れもスムーズです。必要とされる書類は次のとおりです。
- 本人確認書類:運転免許証や保険証、マイナカード
- 年収が証明できる書類:源泉徴収票や確定申告書など
- 資金の用途が確認できる書類:見積書や注文書
2:仮審査
本審査の前におこなわれ、事前審査とも呼ばれます。審査結果は最短で当日に通知されます。
3:本申し込み
仮審査に通過後、いよいよ本審査を申し込みます。いわばここからが本番と言えるでしょう。
4:本審査
本審査では、これまでのローンの返済状況や勤務先の所属確認など、安心してお金を貸せる人物なのかどうか厳しくチェックします。
審査結果は本申し込みから約1週間で届き、通過した場合は融資可能額や適用金利が通知されます。
5:契約手続き
本審査通過後、本当に融資を受けたい意思を伝えれば契約完了です。完了後はキャンセルができなくなります。
キャンセルしたい場合は必ず契約前に申し出ましょう。
6:借入開始
自身の口座に借り入れた金額が振り込まれます。
マイカーローンの審査で重視されるポイント

マイカーローンの審査で査定に影響を与える重要ポイントを解説します。いずれかに不備があった場合は、審査に落ちる可能性が高まると言えるでしょう。
信用情報機関の記録に金融事故情報がない
信用情報機関は、融資を受ける人が過去に何らかの金融事故、すなわち自己破産や任意整理などをおこなっていないか記録している組織です。
金融事故の有無は融資決定に大きな影響を及ぼします。
返済能力がある
一般的に返済能力は、毎月給与が確実に支給される会社員や公務員が高く、自営業や個人事業主、いわゆるフリーランスは収入が保証されていないため低いと見なされる傾向があるといわれています。
審査の通りやすさという面では、会社員と公務員などの給与所得者は有利です。
他社のローンの返済状況
希望するマイカーローン以外に、住宅ローンや消費者金融でお金を借りていると審査に影響がある場合があります。
在籍確認が取れる
金融機関によっては在籍確認を実施します。在籍確認とは、申し込み時に提出した勤務先に、本当に勤務しているのかどうか調べることです。
虚偽の記載をしても在籍確認により発覚します。審査に通りたいがために、事実と異なる内容を捏造することは止めましょう。
マイカーローンの審査落ちしたときの対処法

審査に落ちたとしても諦めてはいけません。審査に落ちた時の対処法を紹介します。
他社のローンに申し込み
車の購入資金の融資先は、マイカーローンのみに限りません。
マイカーローン以外の融資方法は次のとおりです。
- 銀行カードローン
- 消費者金融
- 住宅ローンとまとめられる、おまとめローン
いずれの方法も利息は発生します。現実的に返済可能かどうか、慎重に検討を重ねることが大切です。
カーリースや残価設定ローンに申し込み
カーリースは車を購入せず、リース会社の所有車を借りる、すなわちリースするサービスです。支払うのは、月々のリース料金とガソリン代、保険料のみでリーズナブルに車を使用できる点がメリットです。
カーリースする際にも審査はあるものの、通りやすさはマイカーローンの比ではありません。
残価設定ローンは、近年増加の一途をたどるカーローンのかたちです。まず車購入の際に、車両料金の一部を下取り料金としてあらかじめ設定します。次に下取り料金を除いた車両料金のみでローンを組み、返済していく仕組みです。
メリットは月々のローン返済額を抑えられること、デメリットにはローン完済時に車を返却、もしくは残額を支払って買取らなくてはならないことなどが挙げられます。
返却も買取もしない場合は、他の車に乗り換えるという選択肢も用意されています。
一括で購入
予算に余裕があるなら、利息を支払う必要のない現金で一括購入することがもっともお得な購入方法です。
とはいえ余裕がない方は無理して一括購入するのは賢明ではないでしょう。購入する車の予算を下げる、または資金が貯まるまで購入を延期するなどの方法が望ましいと言えます。
マイカーローンについてよくある質問

マイカーローンへの代表的な疑問をQ&A形式で紹介します。
マイカーローンは収入の何割まで借りられる?
何割までと明文化されているわけではありませんが、審査結果や返済可能性を考慮すると、収入の3~4割が目安と言えるでしょう。
金利の支払いを抑えたいばかりに過剰な割合で返済額を設定するのはおすすめしません。ローンの利用は冷静かつ計画的におこなうことが大切です。
申し込む銀行の口座がなくてもマイカーローンは利用できる?
申し込む銀行が提供するマイカーローンの返済に、他の銀行の口座を指定することはできません。そのため新たにローン返済用の口座を開設する必要があります。
来店しなくてもWebで口座が開設できる銀行も増えているので、店舗に行く時間がない方はチェックしてみてください。
審査後に購入する車種は変更できる?
審査は購入する車の見積もり金額をもとにおこなわれます。車種を変更したい場合は、まずその旨を融資してもらう金融機関に連絡しましょう。
一般的には、融資金額が増える場合は審査のやり直しが必要となります。やり直しにかかる手間や時間をかけないためにも、車種は1つに絞ることをおすすめします。
仮審査を通過すると本審査は確実に通過できる?
仮審査通過後に本審査で落ちる可能性はゼロではありません。
仮審査だからと言って、正確ではない情報を提出しないよう、本審査と同様の心がまえで臨むようにしましょう。
新車と中古車で審査に差が出る?
審査基準に新車と中古車の違いによる観点はありません。
重要なのは金額です。中古車でも高額であれば審査は厳しくなることが予想されます。
まとめ
今回はマイカーローンについて解説しました。マイカーローンはディーラーローンより金利が低く、車の購入資金以外にさまざまな用途で利用できるなど、ユーザーに利点が多い商品です。
さらにローン完済を待たなくても、車の所有者を自身にできるのも見逃せないメリットと言えるでしょう。デメリットは審査がやや厳しい点と、融資実行までに時間を要する点です。
しかし本記事で解説した対処方法を知ることで、デメリットへの不安も解消することでしょう。ぜひ参考にして、自身にぴったりのマイカーローンを見つけてみてください。
※本記事の情報は2023年5月時点のものです。
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