借入先が多くて管理が大変だと悩んでいる方におすすめなのはおまとめローンです。複数の借り入れを一つにまとめられるため、返済の管理がとても楽になります。
しかし、おまとめローンは数多くあり、どのおまとめローンを選べばいいかわからない方も多いでしょう。
そこで本記事は、プロミスのおまとめローンに絞って詳しく解説します。本記事を読めばプロミスのおまとめローンについてより深く理解できるでしょう。
プロミスのおまとめローンが自身に向いているかどうか気になる方は、ぜひ参考にしてください。
プロミスおまとめローンとは?
プロミスのおまとめローンは、複数のキャッシングやカードローンからの借り入れを一本化できるサービスです。
サービス内容の詳細を確認しましょう。
利用条件
プロミスおまとめローンに申し込めるのは年齢20歳以上65歳以下で、本人に安定した収入のある方です。19歳以下の方や66歳以上の方は申し込みできません。
正社員であるかは申し込みに関係なく、主婦や学生の方でも安定した収入があれば申し込めます。
また、おまとめローンで借りたお金は自由に利用できるわけではなく、ほかの貸金業者からの借入金返済に限られています。
限度額
プロミスおまとめローンの限度額の上限は、300万円です。たとえば、他社からの借入総額が300万円を超える場合はおまとめローンを利用できません。
また、他社からの借入総額が300万円あるからといって、実際に限度額上限まで借りられるかどうかはわかりません。
借入金額は借入希望額を伝えたあと、プロミス側の審査で決まります。
金利
プロミスおまとめローンの借入利率は、実質年率6.3%から17.8%です。金利適用方式は単一金利となっており、元本に対してのみ利息がつきます。
また、返済が1日でも遅れると、実質年率20.0%の遅延利息が発生するため、返済期日を守りましょう。
返済期間
プロミスおまとめローンの返済期間は最終借入後から最長10年となっており、返済回数は120回が最大です。返済回数は、プロミスと相談のうえ設定されます。
返済方式は元利定額返済方式で、元金と利息の合計額が一定になるように計算されます。そのため、毎月の返済金額は一定です。
返済期日はATMであれば、5日、15日、25日、末日のいずれかの日にちから選択可能で、自身の都合に合わせて選べます。
自動引き落としであれば、原則毎月5日が返済日です。
ただし、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、PayPay銀行であれば、口座振替の返済日を5日、15日、25日、末日のいずれかの日にちから選択できます。
プロミスおまとめローンのメリット

プロミスのおまとめローンを利用するメリットは、次のとおりです。
- 返済日を1回にまとめることが可能
- 担保や保証人が不要
- 現在の借入先はプロミスが返済
- 銀行のおまとめローンより審査が早い
- 金利が低くなる
- ATMから返済可能
どのようなメリットがあるか把握して、賢く利用しましょう。
返済日を1回にまとめられる
返済日が複数あると、管理に手間がかかります。
たとえば、A社は15日に2万円、B社は20日に1万円、C社は25日に3万円と月に3回も返済日があると混乱するかもしれません。
プロミスのおまとめローンを利用すれば、複数の返済日を管理しなければならない状況から抜け出せます。
返済日を1回にまとめられることで管理が楽になるため、返済を忘れることもなくなるでしょう。
担保・保証人が不要
プロミスのおまとめローンを利用する際、担保や保証人は必要ありません。そのため、親や友人など周囲の方にわからないように借り入れられます。
ただし、Webからの申し込みはできません。
自動契約機での契約は人の目があるため、完全に誰にもわからないように借り入れするためには注意が必要です。
現在の借入先はプロミスが返済
複数のカードローンの手続きをすべて自身のみでおこなうのは、非常に手間がかかります。
プロミスのおまとめローンは、現在の借入先に対してプロミスが契約者の名前で直接振り込みをおこないます。振り込み手数料などは必要ありません。
自身で返済手続きをおこなう必要がなく、気軽に乗り換えられるのはとても魅力的です。
銀行のおまとめローンより審査が早い
銀行のおまとめローンよりも審査が早いこともメリットの一つです。銀行が提供しているおまとめローンは、審査に数週間から1か月程度かかります。
一方、プロミスおまとめローンは審査完了まで最短20分です。申し込みの混雑具合や審査内容で多少時間がかかる場合もありますが、銀行と比べると非常にスピーディーです。
審査が早いため即日融資を受けられるケースもあり、借り入れを急いでいる方には魅力的でしょう。
金利が低くなる
一般的に借入額が多くなるほど金利は下がる傾向があるため、一つに借り入れをまとめることで金利を下げられる可能性があります。
また、利息制限法では表のように借入金額で上限利率が決まります。
利息制限法は、お金の貸し借りにおいて上限金利を15%から20%に定めることで、お金を借りる方を高金利から保護するための法律です。
10万円未満 | 上限年20% |
10万円から100万円未満 | 上限年18% |
100万円以上 | 上限年15% |
借入金額を一つにまとめたうえで、借入金額が多くなるほど上限利率が低くなることが特徴です。
たとえば、A社、B社、C社から40万円ずつ金利18%で借り入れていると仮定すると、利息はそれぞれ7万2千円です。
合計で21万6千円の利息がかかります。
1社にまとめて120万円を金利15%で借り入れると利息は18万円となり、3社から借り入れているときよりも3万6千円も利息が安くなります。
利息制限法からみても、借入はまとめた方が得であることがわかります。
ATMから返済可能
プロミスのおまとめローンは、ATMから返済可能です。
自動契約機に併設のプロミスATMと三井住友銀行ATMから手数料無料で返済できます。プロミスATMは土日祝日も利用できるため、自身の都合に合わせられるのも魅力です。
また、提携のATMからの返済もできます。
たとえば、セブン銀行やローソン銀行などコンビニのATM、三菱UFJ銀行や東京スター銀行など金融機関のATMが利用できます。
提携ATMから返済する場合は1万円以下は110円(税込)、1万円を超える返済は220円(税込)の利用手数料がかかるため、確認しておきましょう。
プロミスおまとめローンのデメリット

プロミスのおまとめローンのデメリットは、次のとおりです。
- 限度額が低い
- Webからの契約ができない
- 対応していない消費者金融がある
- 借り入れが多いと審査に落ちる可能性がある
メリットは豊富にありますが、デメリットもあります。それぞれ詳細を確認しましょう。
限度額が低い
プロミスおまとめローンは、ほかの消費者金融や銀行カードローンと比較して限度額が低いです。
たとえば、アイフルのおまとめローンは借入限度額が800万円ですが、プロミスのおまとめローンは300万円です。
しかし、まとめたい借金の総額が300万円以下ならとくに問題はないでしょう。
Webからの契約ができない
プロミスのおまとめローンは延滞歴や債務整理をしたかなど調べることが数多くあるため、Webからの契約ができません。
そのため、利用する場合は自動契約機で申し込む必要があります。
対応していない消費者金融がある
プロミスのおまとめローンは、他社からの借入をすべて乗り換えられるわけではありません。対応していない消費者金融もあるため注意が必要です。
消費者金融あるいはクレジットカードのキャッシングローンには対応していますが、銀行カードローンやクレジットカードのショッピング枠には対応していません。
借り入れが多いと審査に落ちる可能性がある
おまとめローンは総量規制の対象外であるため、年収の3分の1以上でも借入可能です。
しかし、収入に対して借入総額があまりにも多すぎる場合、返済不可能とみなされて審査に落ちる可能性があります。
借入総額が多い方は借入残高の少ないものから優先的に返済し、借入件数や借入総額を減らしておくとよいでしょう。
プロミスおまとめローン申し込みに必要な書類

プロミスおまとめローンの申し込みに必要な書類は、大きく2つです。
- 本人確認書類
- 収入証明書
スムーズに手続きを進めるために、あらかじめ用意しましょう。
本人確認書類
本人確認書類として認められるのは、運転免許証やパスポートなどです。
運転免許証とパスポートがない場合は、健康保険証と住民票の両方を用意すれば本人確認書類として認められます。
収入証明書
収入証明書類として認められるのは、次のとおりです。
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 所得証明書
- 税額通知書
それぞれ最新のものを用意しましょう。
上記の書類がない場合、直近2か月分の給与証明書と直近1年分の賞与明細書の両方を用意すれば収入証明書として認められます。
【重要】プロミスおまとめローンの審査基準

プロミスおまとめローンの主な審査基準は、次の4つです。
- 20歳以上65歳以下の安定収入がある方
- 収入状況
- 過去の債務状況
- 他社借り入れ状況
審査基準は多くの方が気になるでしょう。それぞれ詳しく解説します。
20歳以上65歳以下の安定収入がある方
プロミスのおまとめローンを利用できるのは、20歳以上65歳以下の安定した収入がある方です。年齢が対象外の方は、安定した収入がある場合でも利用できません。
また、一般的に安定した収入があると言われるのは正社員ですが、パートやアルバイトで働いている方も定期的に決まった収入を得ていれば、安定した収入があると判断される場合があります。
定期的に決まった収入があれば審査に通る可能性があるため、自身の感覚で判断しないように注意しておきましょう。
収入状況
収入状況は、毎月きちんと返済できる能力があるのかをみています。
収入状況として、年収のほか勤務先や勤続年数、雇用形態などさまざまな項目で総合的に判断します。
また、年収が高いか低いかにかかわらず、継続的に収入があるのかも重要になります。
過去の債務状況
過去の債務状況も重要な審査基準の一つです。
おまとめローン審査時に、信用情報をもとに過去の債務状況が確認されます。信用情報は、ローンやクレジットカードの契約などの情報です。
一般的に、個人の信用情報機関に記録されない程度の短期の延滞であれば審査には影響しません。
しかし、長期間延滞したり、短期の延滞を何度も繰り返したりすると信用情報に傷がつき、審査が通りにくくなる可能性があるため注意しておきましょう。
他社借り入れ状況
他社からの借入件数や借入金額も審査され、他社からの借入件数や借入金額が多いと審査に通りにくくなります。
プロミスのおまとめローンを利用する際は複数の借入があることが前提ですが、借入件数や借入金額を少しでも減らした方が審査に通過しやすいです。
プロミスおまとめローン申し込みの手順

プロミスおまとめローンの申し込みは、大きく3つのステップにわかれています。
- 申し込み
- 審査
- 来店での契約
申し込みの手順をあらかじめ把握しておけば、申し込みから契約までスムーズに進められるでしょう。
1:申し込み
プロミスおまとめローンはWeb申し込みに対応しておらず、次の2つから選択可能です。
- 自動契約機
- 電話
自動契約機と電話は9:00〜21:00まで対応しており、土日祝日も申し込めます。
ただし、電話申し込みは申し込みに必要な書類が郵送されてくるため時間がかかります。
※契約機により営業時間が異なります。
2:審査
審査は、提出された本人確認書類と収入証明書をもとにおこなわれます。本人確認書類と収入証明書がないと審査できないため、事前に用意しましょう。
また、自動契約機であればその場で申し込みに必要書類が用意されるため、審査もすぐにおこなわれます。
3:来店での契約
審査が完了したら必要書類を受け取り、契約完了です。自動契約機であればその場で審査結果が伝えられ、必要書類が発行されます。
プロミスおまとめローンでの借入に向いている方

プロミスおまとめローンでの借入に向いている方は、次のとおりです。
- いますぐお金が欲しい方
- 時間がなく急いでる方
- 借入額が100万円ほどの方
自身が向いているのか確認しましょう。
いますぐお金が欲しい方
プロミスのおまとめローンは審査が早いため、自動契約機で申し込んだ場合は最短でその日のうちに融資を受けられます。
銀行のおまとめローンは、審査期間が数週間から1か月以上にも及ぶため、いますぐにお金が欲しい方はプロミスおまとめローンが向いています。
時間がなく急いでる方
銀行のおまとめローンは土日祝日に審査を進めているところが少ないですが、プロミスのおまとめローンは平日に限らず土日祝日も審査しています。
時間がなく急いでいる方には、プロミスのおまとめローンの方が向いています。
平日は仕事で忙しく、土日祝日のまとまった時間で申し込みをしたい方も安心です。
借入額が100万円ほどの方
プロミスのおまとめローンの上限金利は17.8%ですが、利息制限法により借入額が100万円以上の場合は金利が最大でも15%まで引き下げられます。
しかし、プロミスおまとめローンは限度額の上限が300万円に設定されているため、借入額が300万円を超える方は利用できません。
そのため、借入額が100万円ほどの方におすすめです。
プロミスおまとめローンでの借入に向かない方

プロミスおまとめローンでの借入に向かない方は、次のとおりです。
- 銀行のカードローンを利用している方
- 借入額が300万円を超える方
- 在籍確認を希望しない方
プロミスおまとめローンは、全員に向いているわけではありません。それぞれみていきましょう。
銀行のカードローンを利用している方
プロミスのおまとめローンは、消費者金融あるいはクレジットカードのキャッシングローンには対応しています。
しかし、銀行カードローンやクレジットカードのショッピング枠には対応していません。
そのため、銀行のカードローンを利用している方には向いていません。
他社からの借入をすべて乗り換えられるわけではないため、事前に対応しているのか確認しましょう。
借入額が300万円を超える方
プロミスおまとめローンの限度額の上限は、他社と比べてやや低めの300️万円に設定されています。
他社の借入限度額は、次の表のとおりです。
プロミス | アイフル | SMBCモビット | 中央リテール | |
---|---|---|---|---|
限度額 | 300万円 | 800万円 | 500万円 | 500万円 |
借入額が300万円を超える方は、プロミスのおまとめローンをそもそも利用できません。
借入額が300万円を超える方は他社のおまとめローンを検討する必要があります。
在籍確認を希望しない方
プロミスおまとめローンを利用する際、プロミス側から勤務先に在籍確認がおこなわれます。
在籍確認はプロミスの社名を出すことなく個人名で電話がかかってくるため、基本的には職場にプロミスの利用が発覚する可能性は低いです。
しかし、プロミスに限らず借り入れの際に在籍確認がおこなわれることを知っている方も一定数存在します。
たとえば、電話はだれだったのかと質問された場合にうまく回答できなければ、借り入れしているのではないかと疑われる可能性もあります。
そのため、借り入れを疑われたくない方や在籍確認を絶対にされたくない方には向いていません。
ただし、在籍確認はプロミス側と調整できます。
たとえば、自身しかいない時間帯があるならばその時間に電話してもらうなどの対策も可能でしょう。
どうしてもプロミスのおまとめローンを利用したい方は、プロミスに一度相談してみてください。
プロミスおまとめローンに関するよくある質問

プロミスおまとめローンに関するよくある質問は、次の5つです。
- おまとめローンの審査時間は?
- おまとめローンと借り換えは何が異なるの?
- 利息の計算方法は?
- どこで返済できる?
- 自宅や勤務先に書類は送られますか?
よくある質問にあらかじめ目を通せば、プロミスおまとめローンへの理解がより深まります。
利用を検討している方は、疑問を解消しましょう。
おまとめローンの審査時間は?
プロミスおまとめローンの審査時間は、最短20分です。銀行のおまとめローンよりもスピーディーなことが魅力です。
自動契約機であれば即日融資も可能なため、急いでいる方に向いています。
ただし、電話での契約は申し込みに必要な書類が郵送されます。郵送には時間がかかるため、急いでいる方は注意しておきましょう。
おまとめローンと借り換えは何が異なるの?
おまとめローンと借り換えは、複数の借入を一つにまとめるかどうかの点で異なります。おまとめローンは、複数の会社から借入していたものを一つにまとめる商品です。
一方、借り換えは借入先を別のローン会社に変えることを指しており、複数の借入を一つにまとめることを指しているわけではありません。
利息の計算方法は?
利息は、借入額×貸付利率(年率)÷365日×借入日数で計算できます。利用日の当日中に返済した場合は、利息は一切かかりません。
借りたお金を分割で返済するときは、返済するたびに借入額が減り、借入額が変わるため計算が複雑になります。
プロミスの公式サイトでは返済シミュレーションが公開されているため、利息を簡単に計算したい方はうまく活用しましょう。
どこで返済できる?
プロミスおまとめローンの毎月の返済方法は、次の2つから選択できます。
- ATMからの入金
- 自動引き落とし
自動契約機に併設のプロミスATMや提携のATMから返済可能です。コンビニATMであれば、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATMです。
提携の金融機関のATMも利用可能で、三井住友銀行や三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行などがあります。
また、ATMから返済する場合は、5日、15日、25日、末日の中から自身に都合のよい返済日を選べるため便利です。
自宅や勤務先に書類は送られますか?
電話で申し込みをおこなった場合は、自宅や勤務先に書類が届く可能性があります。
電話での契約は、必要書類が後日郵送されてきます。書類が郵送されることに抵抗がある方は、自動契約機で契約しましょう。
自動契約機であればその場で必要書類やローンカードを受け取れるため、後日書類が送られてくることはありません。
まとめ
プロミスのおまとめローンについて、詳しく解説しました。プロミスのおまとめローンは、複数のキャッシングやカードローンからの借り入れを一本化できるサービスです。
返済日を1回にまとめられたり、担保や保証人が必要なかったりとメリットが豊富です。プロミスおまとめローンが向かない方もいるため、本記事を参考に自身に向いているのか確認してみてください。
プロミスのおまとめローンは審査時間が早く、土日祝日でも契約できます。いますぐお金がほしい方や急いでいる方は、うまく活用しましょう。
※本記事の情報は2023年1月時点のものです。
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<参考>
プロミスおまとめローン