おまとめローンは、いくつかのローンの借り入れを一つにまとめる方法です。いくつもの消費者金融や銀行から少額の借り入れをしている方は、おまとめローンで一本化すれば金利が下がり、経済的な負担も軽減できるでしょう。
近年ではさまざまな種類のローンがあり、複数社から借り入れをしていて返済管理ができないと悩む方は多いです。借り入れが多く、おまとめローンで600万円の高額借り入れをしたいと考える方もいるのではないでしょうか。
おまとめローンで600万の借り入れをすることは可能か

おまとめローンの利用を検討しているものの、600万円の高額借り入れができるのか不安を覚える方もいるでしょう。まずは、おまとめローンで借り入れできる金額や、審査について紹介します。
総量規制の対象外だから年収に関わらず高額借入が可能
総量規制は、貸金業法で決められた規則を指します。借り主が高額の借り入れをして返済困難な状態にならないよう、「年収の3分の1を超えた貸し付けはできない」と制限されています。
高額な借り入れによる経済的な困窮を防ぐための規則ですが、年収の3分の1を超えるお金を借りたいケースもあります。600万円の借り入れをしたい場合は、利用条件を満たしたうえで総量規制対象外のローンを探すことが大切です。
総量規制はクレジットカード会社、消費者金融、事業者金融などの業者から借り入れをした場合に適用されます。さらに、おまとめローンといった「顧客に一方的に有利な借り換え」であれば適用されることも特徴です。
また、銀行系カードローンはそもそも総量規制適用外であり、法律で貸し付け額が制限されているわけではありません。つまり、消費者金融系・銀行系カードローンともに、おまとめローンは上限なく借り入れ可能です。
融資額が大きくなるほど審査は厳しくなる
おまとめローンだけでなく、基本的に借り入れ時の審査は厳しいものです。とくに、おまとめローンを利用する方は複数社から借り入れをしているため、審査がより厳しくなります。
また、融資額が600万円のように大きくなると、慎重に審査が行われます。融資金額が大きく、借り入れ件数や各社からの借り入れ金額も大きいと、金融機関が貸し倒れする危険性が高いためです。貸し倒れのリスクを回避するためには返済能力が求められ、審査が厳しくなります。
複数社から借り入れをしていない方が利用するカードローンと比較すると、審査は厳しくなるのは当然ともいえるでしょう。
おまとめローンで600万の借り入れを成功させる7つのポイント

おまとめローンはいくつかの借り入れをまとめるため、高額になりやすいです。そのため、簡単に融資してもらえるわけではありません。
おまとめローンで600万円の借り入れ審査では、収入や職業、個人信用情報が重視されます。ここでは、おまとめローンで高額借り入れを成功させるポイントを紹介します。
安定した収入を得ている
おまとめローンで600万円の借り入れを成功させるためには、勤続年数が長く収入が安定していることがポイントです。おまとめローンをはじめとした借り入れ時の審査では、勤続年数が長ければ安定した収入を得ていると判断される傾向があります。
たとえば、年収200万円で高所得とはいえない方でも、毎月一定の金額の収入を得ている方は借り入れを成功させられる可能性が高い位です。一方、年収1,000万円であっても、毎月の収入が不安定な方は借り入れできないことがあります。
信用度の高い職業に就いている
おまとめローンで600万円の借り入れを成功させるためには、公務員や地位が高い医師や弁護士のほか、有名企業の正社員など信用度が高い職業に就いていることも重要です。
公務員は収入や昇進のタイミングを把握しやすく、国が雇い主のため倒産して無職になることはありません。多くの方が名前を知っている有名企業に勤めていれば、収入が安定していると捉えられ、信用度も高くなるでしょう。
一方、パートやアルバイト、派遣社員、フリーター、個人事業主や自営業者は不安定な職業であり、おまとめローンの審査を通りにくいといえます。
さらに、歩合制の営業職や離職率が高い職業もおまとめローンの審査に不利です。経営者や自営業者で、ある程度会社が稼いでいる場合も、おまとめローンの審査を通らないことがあるため注意しましょう。
短期での離職を繰り返さない
おまとめローンで600万円の借り入れを成功させるためには、勤続年数と雇用形態も大切です。
短期間で離職を繰り返していると、収入が不安定だと判断され、審査を通過できない可能性が高いです。長い期間、同じ職業で働いていると、安定した収入があり返済能力もあると判断されるでしょう。
勤続年数が3年以上になると離職率が下がるといわれているため、3年以上同じ会社で働いていると審査に有利です。
しかし、短期間で離職を繰り返していても、収入が上がっていれば審査に有利になる可能性があります。
信用情報をブラックにしない
おまとめローンで600万円の借り入れをしたい方は、すでに複数社から借り入れをしている状態です。長期間返済を続けていると、返済が遅れるといったトラブルが起こることもあるでしょう。個人信用情報機関に記録が残らない、短期間の延滞は審査に大きく影響はありません。
しかし、審査に不利なケースもあります。たとえば、A社とB社を利用しており、A社のおまとめローンを利用したい場合、A社で何回も短期間の延滞をしていると審査に不利です。
個人信用情報機関に延滞の記録があれば、おまとめローンは利用できず、一括返済を請求されることもあります。
個人信用情報機関に不利な記録が残っているかどうか不安な場合は、情報開示請求をしましょう。クレジットカードを所有している方は、インターネットですぐに確認できます。
1社に絞って申し込む
おまとめローンで600万円の借り入れを成功させるためには、複数社のおまとめローンへ同時に申し込みをしないことが大切です。
各社に申告しなかったとしても、複数社のおまとめローンに申し込みをした場合、個人信用情報機関に記録されるためすぐに判明します。複数社のおまとめローンに同時に申し込みをすると、「すぐに借り入れをしなければならないほど急いでいる状態だ」と判断されるため、審査を通過できず借り入れできない可能性があります。
基本的に、ローンは複数社から借り入れをしていると審査に不利です。ただし、おまとめローンはそもそも複数社から借り入れをしており、一本化したい方が利用するものです。
そのため、借り入れがあること自体は問題ありません。審査を通過できるか不安な方も、1社ずつ回答を待ちましょう。
申し込み時に正しい申告をする
おまとめローンで600万円以上の借り入れに成功するには、申し込みの際に、しっかりと正しい情報を申告するようにしましょう。
- 借り入れ額を偽ってしまった
- 年収を多めに見積もって申告した
例えば上記のような虚偽申告は、おまとめローンの申し込みの際には意外と少なくありません。審査に通りやすくしたい心理から、現在の借り入れ額や年収、勤務先などの情報を偽ってしまう方は多いのです。
借り入れ額や借り入れ件数は、審査の際に個人信用情報機関の情報をチェックすればすぐにわかります。また、年収や勤務先に関する情報も、各ローン会社は入念に確認作業をするため、嘘をつけばさまざまな方面から嘘だとばれてしまう可能性が高いです。
虚偽の情報で申し込めば、「訳ありの人かもしれない」と判断されて審査には落ちてしまいます。おまとめローンで600万円以上の借り入れに成功するには、正しい情報を入力して申し込むようにしましょう。
必要書類は即対応する
おまとめローンで600万円以上の借り入れに成功するには、申し込み手続きをスムーズに済ませることも大事です。手間取ったりレスポンスが遅かったりすると、それだけで審査に落ちる要因になる場合があります。
おまとめローンの審査では、主に次のような書類が必要になります。
- 本人確認書類
- 収入証明書
- 現在の借り入れに関する書類
このなかでも、特に収入証明書や借り入れに関する書類には注意が必要です。収入証明書は、源泉徴収票などを提出するため、手元にない場合は事前に手配しておきましょう。
現在の借り入れに関する書類は、利用残高がわかる明細書や契約書の写しなどが該当します。指定書類はローン会社によって異なるため、詳細は申し込み時によく確認するようにしましょう。
おまとめローンで審査に通らず失敗するケース・条件
続いて、おまとめローンで審査に通らずに失敗するケースについて整理していきましょう。おまとめローンは、現在複数の借り入れがある方を対象としたローンですが、残念ながら誰でも審査に通るものではありません。
主に次のようなケース・条件に該当する方は、審査には通りにくいといえます。
- 年収が低いため融資後の返済能力がない
- 雇用形態に問題がある
- 信用情報に問題・ブラックリストに記載されている
返済能力や現在登録されている信用情報は、審査で重要なポイントになります。それぞれのケースについて詳細をチェックしていきましょう。
年収が低いため融資後の返済能力がない
おまとめローンを契約する際には、十分な返済能力があること、つまりは安定した収入があることが前提条件となります。したがって年収が低い方は、融資後の返済能力に期待ができないと判断されやすく、審査には落ちやすいため注意が必要です。
おまとめローンに総量規制は関係ありませんが、審査に通りやすい年収を考えるなら、総量規制は良い目安になります。総量規制はそもそも個人が借りすぎないよう、借り入れを規制するために施行されたルールです。
「年収の3分の1まで」という数字は、生活に最低限支障をきたすことなく返済できる額の目安になります。
そのため、600万円以上のおまとめローン契約に成功するには、年収は1,800万円以上あることが望ましいと考えられるでしょう。これはあくまで目安のため、1,800万円以上の年収でなければ、600万円以上のおまとめローン契約には成功できないと決まっているわけではありません。
しかしいずれにしても、ローン会社が「問題なく返済していける年収」と判断できなければ、審査に通らないのは確かでしょう。
雇用形態に問題がある
おまとめローンの契約に成功できないケース・条件の一つには、雇用形態に問題があることも挙げられます。
収入の安定性を考える際には、やはり雇用形態は、正規雇用のほうが有利になりやすいのは確かです。正社員や公務員の方は有利になりやすく、契約社員や派遣社員、アルバイトなどの方は、若干不利になり得ます。
また、個人事業主・自営業者・フリーランスの方も、残念ながらローンの審査では不利になりやすいため注意しましょう。ある程度年収が高かったとしても、一般的な会社員と比べると、安定性は低いととらえられがちだからです。
信用情報に問題・ブラックリストに記載されている
いわゆるブラックリストの方も、残念ながらおまとめローンの審査には通りません。
ブラックリストとは、信用情報機関に事故情報が登録されていることを指します。事故情報とは、主に次のようなものが挙げられます。
- ローン・クレジットカードの長期的な滞納
- 何らかの規約違反による強制解約
- 代位弁済
- 債務整理
代位弁済とは、保証会社などが滞納になったローン・クレジットカードの利用額を立て替えて払うことです。債務整理は、債権者と交渉することで、借り入れ額を一部カットしたり全額免除をしたりする手続きのことを指します。
このような事故情報が信用情報機関に登録されていると、その人はブラックリストとみなされ、おまとめローンを含む金融商品の審査にはほぼ100%通らなくなります。事故情報は、抹消されるまでに5年~10年かかるため、少なくとも抹消されるまでは審査では非常に不利になるといえます。
おまとめローンの特徴

おまとめローンは、返済日を月に1回にできることや、金利を下げられる可能性があることが特徴です。おまとめローンの特徴について、それぞれ簡単に紹介します。
複数社からの借り入れを月1回にまとめて返済できる
複数社から借り入れをしていても、おまとめローンを利用すれば返済は月に1回になり、返済管理をしやすいです。返済方法も返済日をまとめられるため、返済を忘れたり、どのくらい返済したのかわからなくなったりもないでしょう。
さらに、おまとめローンで月に1度の返済によって、精神的なストレスも軽減できます。
金利を下げることが可能
おまとめローンを利用すると、金利を下げられる可能性があります。金利を下げることで利息も減らせるため、大きなメリットになるでしょう。
ただし、金利は自身の要望が通るわけではなく、審査で決定します。審査結果によっては、想定よりも金利を下げられなかったり、現状と変わらなかったりするケースもあるため、どの程度金利を下げられるのかシミュレーションをすることも大切です。
おまとめローンの注意点

おまとめローンは、返済をまとめられるためお金の管理をしやすくなることがメリットです。しかし、追加借り入れできないこと、利息が増える可能性があることなどの注意点もあります。
そこで、おまとめローンを利用する前に知っておきたい注意点・デメリットを紹介します。
追加の借り入れができない
おまとめローンは、追加で借り入れができません。複数社から借り入れがある方が、返済の負担を軽減するためのものであり、追加の借り入れができないことが一般的です。
おまとめローンの注意点ではありますが、借りすぎてしまう方にとっては追加で借り入れできないことがメリットにもなるでしょう。
返済期間を長くすると利息が増えてしまう
おまとめローンでも、返済期間が長くなれば利息は増えます。ローンは、利用した分だけ利息を支払わなければならず、返済期間を長く設定すると金利は下がらず利息が増えます。
返済の負担を軽減しながら返済額を検討すること、シミュレーションをすることで、利息が増えないようにしましょう。
審査が厳しい
おまとめローンはすでに複数社から借り入れをしている方が利用するため、審査が厳しいことが特徴です。厳しい審査を通過するためには、返済能力をアピールする必要があります。
融資をしてもよい相手か、融資をしても必ず返済できるかどうかを審査されます。厳しい審査のなかで重要なポイントは、勤務先や年齢、家族構成といった属性です。
ほかにも、勤続年数や雇用形態もポイントになるでしょう。個人信用情報に金融事故の情報があると、審査を通過できない可能性が高いです。
ローン返済を3か月以上延滞していたり、債務整理をおこなったりした場合は注意が必要です。
高額借入にはおまとめローン専用商品がおすすめ!
複数社から借り入れをしており、600万円のような高額なローンをまとめたいときには、おまとめローン専用商品がおすすめです。
おまとめローン専用商品は、銀行からの借り入れ、消費者金融の借り入れ、クレジットカードのリボ払いやショッピング利用もまとめられます。さまざまな種類の借り入れも、一つにまとめられることが魅力です。
600万円借りられるおすすめのおまとめローン7選

おまとめローンにはいくつかの種類がありますが、どこに申し込みをするか迷っている方も多いでしょう。
そこで、600万円の高額借り入れが可能なおすすめのおまとめローンを紹介します。最短での融資までの時間、金利、借り入れ限度額、返済期間・回数を比較してみてください。
アイフル「おまとめMAX」
アイフルの「おまとめMAX」は、これまでにアイフルを利用したことがある方のみ利用できます。おまとめローンは消費者金融系カードローン、銀行系カードローン、クレジットカードのショッピング、リボ払いなどの借り入れをまとめられます。
また、おまとめローンを利用する前よりも金利が上がることはありません。そのため、金利を下げたい方に最適でしょう。借り入れ限度額は800万円までであり、600万円の高額借り入れを希望する方にも最適です。
アイフルのおまとめMAXは、満20歳~69歳以下の方で、安定した収入や返済能力があれば申し込みできます。銀行のおまとめローンの場合は、正社員や契約社員、派遣社員といった給与所得がある方が対象で、年収も指定があり、自営業者は申し込めないことが多いです。
銀行のおまとめローンと比較すると、アイフルのおまとめMAXは申し込み対象者の幅が広く、銀行のおまとめローンに申し込みできない方におすすめです。
なお、アイフルを利用したことがない方は「かりかえMAX」と呼ばれるおまとめローンを利用する必要があります。
東京スター銀行「おまとめローン」
最短での融資までの時間 | 3週間 |
金利(実質年率) | 9.80%、12.50%、14.60% |
借り入れ限度額 | 1,000万円 |
返済期間・回数 | 最長10年・毎月10日 |
公式サイトのURL | https://www.tokyostarbank.co.jp/omatome/about_ltg08.html |
東京スター銀行のおまとめローンは、満20歳以上65歳以内で、年収200万円以上、正社員の方が申し込み可能です。
貸金業者からの借り入れのほか、クレジットカードのショッピングやリボ払い、銀行系カードローンなどもまとめられるため、さまざまな種類の借り入れをしている方におすすめです。金利は3段階に分かれており、審査をおこなったうえで決定します。
東京スター銀行のおまとめローンは、来店不要、保証人も不要で、インターネットからすぐに申し込み可能です。
申し込みだけではなく、明細の確認、繰り上げ返済もインターネット上でおこなえるため、時間も場所も問わず各種手続きができます。仕事が忙しく、手続きに時間を取れない方に最適です。また、手続きしやすいと、返済もスムーズにおこなえるでしょう。
借り入れ限度額は1,000万円までのため、600万円の高額借り入れをしたい方はチェックしたいおまとめローンです。
イオン銀行「フリーローン」
最短での融資までの時間 | 1~3週間 |
金利(実質年率) | 3.80~13.50% |
借り入れ限度額 | 700万円 |
返済期間・回数 | 1~8年・毎月27日 |
公式サイトのURL | https://www.aeonbank.co.jp/loan/ |
イオン銀行はおまとめローンという名称のサービスはないものの、「フリーローン・イオンアシストプラン」で返済をまとめられます。イオン銀行のフリーローンは、オンラインで問い合わせや相談が可能です。オンライン窓口は土日も対応しているため、平日は仕事で時間が取れない方でも相談しやすいでしょう。
イオン銀行のおまとめローンへの申し込みはインターネットから可能で、契約は郵送でおこないます。10万円からまとめられるため、少額の借り入れをまとめたい方におすすめです。
ただし、イオン銀行のフリーローンは、前の年の年収が200万円以下の方は申し込みできません。そのため、前年度の年収が200万円以下の場合は、イオン銀行のカードローンもしくは、ほかの金融機関のおまとめローンを利用しましょう。
また、イオン銀行のフリーローンは、融資までに時間がかかります。イオン銀行の口座を持っている方であれば1~2週間ですが、口座を持っていない場合は2~3週間です。
すぐにおまとめローンを利用したい方には不向きでしょう。即日借り入れを希望する方は、消費者金融のおまとめローンを利用するのがおすすめです。
みずほ銀行「カードローン」
最短での融資までの時間 | 1週間程度 |
金利(実質年率) | 2.0~14.0% |
借り入れ限度額 | 800万円 |
返済期間・回数 | 最長7年・毎月10日 |
公式サイトのURL | https://www.mizuhobank.co.jp/retail/products/loan/card/index.html |
みずほ銀行も、おまとめローンという名称ではありませんが、返済をまとめられる「カードローン」があります。みずほ銀行のカードローンは、24時間申し込みできてインターネット上で完結します。さらに、ATM手数料も無料で、金利は最高14.0%と低いことも魅力です。
また、借り入れ限度額は最大800万円のため、600万円の借り入れを希望する方に適しているでしょう。
みずほ銀行のカードローンは、普通預金のキャッシュカードもしくはローン専用カードのいずれかを選べます。普通預金のキャッシュカードも利用できるため、日頃からみずほ銀行を利用している方は手間がかからないことがメリットです。
また、カードローンはATMのほか、みずほダイレクトから借り入れも可能です。カードローンの返済は、ATM返済、自動引き落とし、みずほダイレクトの3種類があるため、自身が利用しやすい方法を選びましょう。
auじぶん銀行カードローン
項目 | 詳細 |
---|---|
利用限度額 | 800万円 |
金利 | 借り換えコース:年0.98%~年12.5% |
返済方式 | 残高スライドリボルビング方式 |
返済期間 | 利用残高による |
返済回数 | 利用残高による |
対象者 | ・満20歳以上70歳未満の安定した収入のある方 ・アコム株式会社の保証を受けられる方 |
連帯保証人 | 原則として不要 |
必要な収入証明書 | ・源泉徴収票 ・給与明細書 ・確定申告書 ・地方税決定通知書 ・地方自治体が発行する所得証明書 いずれか1点 |
auじぶん銀行カードローンは、通常の借り入れだけでなく借り換え(おまとめ)も受け付けている人気のカードローンです。au限定割というau IDを持っている方が対象の割引が適用されるため、au IDがあれば金利は通常よりも低くなるのが特徴です。
Web完結で手続きができるため、手軽に申し込めるのがうれしいポイントです。銀行カードローンで、さらにはネット銀行のサービスになるため、低金利で利用しやすくなっています。
横浜銀行カードローン
項目 | 詳細 |
---|---|
利用限度額 | 1,000万円 |
金利 | 年1.5%~年14.6% |
返済方式 | 残高スライドリボルビング方式 |
返済期間 | 1年ごとに契約を自動更新 |
返済回数 | 1年ごとに契約を自動更新 |
対象者 | ・20歳~69歳の安定した収入のある方 ・神奈川県・東京都・群馬県前橋市・群馬県高崎市・群馬県桐生市のいずれかの地域に居住、もしくは職場がある方 ・SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる方 |
連帯保証人 | 原則として不要 |
必要な収入証明書 | ・源泉徴収票 ・給与明細書 ・確定申告書 ・住民税決定通知書 いずれか1点 |
横浜銀行カードローンは、最大1,000万円まで借り入れができるおすすめのカードローンです。借り換えやおまとめも可能となっており、さまざまな用途で申し込みができるのが特徴です。
返済は近くのコンビニや駅ATMで、いつでも手数料無料でできます。おまとめローンで一本化すれば、毎月の返済は非常にしやすくなるでしょう。ただし、利用対象者は神奈川県・東京都・群馬県の一部の地域に住んでいる方に限定されているため、申し込みの際には注意が必要です。
三井住友銀行カードローン
項目 | 詳細 |
---|---|
利用限度額 | 800万円 |
金利 | 年1.5%~14.5% |
返済方式 | 残高スライド元利定額 |
返済期間 | 1年ごとに契約を自動更新 |
返済回数 | 1年ごとに契約を自動更新 |
対象者 | ・20歳~69歳の安定した収入のある方 ・SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる方 |
連帯保証人 | 原則として不要 |
必要な収入証明書 | ・源泉徴収票 ・給与明細書 ・確定申告書 |
三井住友銀行カードローンは、最大800万円まで借り入れができる銀行カードローンです。メガバンクが提供するカードローンのため、安心して申し込めるのが利点といえます。
返済日は5日・15日・25日・末日の4つの中から選べるようになっており、自身の都合に合わせて返済していけるのがメリットです。三井住友銀行の口座不要で、さらには来店することなく気軽に申し込めるのもうれしいポイントです。
おまとめローンに関するよくある質問

ローンには種類があり、どのような違いがあるのか疑問を抱く方も多いです。また、おまとめローンを申し込むにあたって確認しておきたいポイントもあります。
そこで、おまとめローンに関するよくある質問を紹介します。申し込む前に確認して、スムーズに手続きをおこないましょう。
消費者金融と銀行のおまとめローンはどう違う?
消費者金融は、おまとめ専用ローンを多数取り扱っており、返済専用になっていることが特徴です。消費者金融のおまとめローンは追加借入できませんが、返済専用のため着実に残高を減らせます。消費者金融のおまとめローンは金利が高く限度額が低いですが、申し込み対象者の幅が広く、審査が柔軟なことがメリットです。
一方、銀行のおまとめローンは金利が低く、借り入れ限度額が高いことが特徴です。ただし、一般的なフリーローンやカードローン同様に、厳しい審査がおこなわれます。
消費者金融 | 銀行 | |
---|---|---|
金利 | 銀行より高い | 金利2%台のおまとめローンもあり |
審査 | スピーディーで柔軟 | 慎重におこなわれ時間がかかる |
借り入れ限度額 | 約800万円まで | 1,000万円も可能 |
審査基準を満たせるのであれば、銀行のおまとめローンを利用したほうがメリットは大きいでしょう。まずは銀行のおまとめローンに申し込みをして、審査を通過できなかったら消費者金融のおまとめローンに申し込みをするといった方法がおすすめです。

借り換えローンとの違いは?
借り換えは、現在返済中のローン会社ではなく、別のローン会社に変更する方法です。たとえば、新規申し込みをするA社から借り入れをして、現在の借り入れをしているB社へ全額返済します。以降は、A社から借り入れをします。
一方おまとめローンは、複数社での借り入れをすべて新しいローン会社からの借り入れで返済します。
つまり、借り換えは別の会社に切り替えること、おまとめローンは複数社の借り入れを1つにまとめるという違いがあります。
何社までまとめられる?
金融機関によって審査基準が異なるため、何社までまとめられるのかもにも違いがあります。また、借り入れ状況によっても、何社までまとめられるかが異なるでしょう。
たとえば、2社から借り入れをしていて審査に落ちたり、4社から借り入れをしていても審査を通過できたりします。
目安は3社までといわれているため、4社以上から借り入れをしている方は注意しましょう。
周りにバレずに借り入れ可能?
おまとめローンの利用は、在籍確認でバレることがあります。周囲にバレないためには、在籍確認の時間指定をする、電話以外で勤務先や年収を証明するために書類を提出する、在籍確認を行わないインターネット申し込みをするなどがおすすめです。
まずは、申し込みの際に周囲にバレないようにしたい旨と、在籍確認の方法について相談しましょう。

審査落ちした場合再申し込みはできる?
おまとめローンで600万円の借り入れを申し込んで審査落ちした場合、再申し込みは可能です。ただし、再申し込みをする際には、半年以上の期間をあけましょう。
半年を待たずに同じおまとめローンに申し込みをしても、審査を通過できません。半年間は、個人信用情報機関に申し込み履歴が残ります。審査落ちの記録が削除されなければ、再申し込みをしても審査を通過できません。

まとめ

消費者金融系カードローンのなかには、金利が高く設定されているケースがあり、複数社から借り入れをすると金利により返済ができない状態になる方もいます。
おまとめローンは、複数社から借り入れをしており、返済に負担を抱えている方におすすめです。返済期間や金利などをしっかりと確認し、自身に適したおまとめローンに申し込みをする必要があります。
おまとめローンの審査は厳しいですが、複数社に同時に申し込むと審査に通過できない可能性が高いです。おまとめローンで600万円の借り入れを成功させるためのポイントや注意点を参考にして、申し込みを検討しましょう。
※本記事の情報は2022年10月時点のものです。 ※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。 ※本記事で紹介しているサービス・商品に関するお問い合わせは、サービス・商品元に直接お問い合わせください。